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更新日付:2012年1月11日 三内丸山遺跡センター
連載企画『縄文遊々学』
第52回 JOMONグルメコンテスト開かれる
昨年、12月23日(金)に「JOMONグルメコンテスト」の本審査が三内丸山遺跡縄文時遊館で行われました。この「JOMONグルメコンテスト」は三内丸山遺跡から出土している多くの動物や魚の骨、植物の種子など食材に関する資料を参考に、当時を感じさせつつ現代の私達も満足する料理を創作するものです。募集にあたって、出土した食材または青森県産品食材を1種類以上使用し、調理方法は縄文時代の調理方法を参考に今回は「煮る」と「蒸す」のみとしました。経費は1食あたり 500円以内で、応募資格は今年度は中・高校生および料理を学ぶ大学・専門学校生の個人及び団体です。県内の中・高等学校の7校から35点の応募があり、書類審査の結果、6組を選び、実際に公開で調理し、試食など審査員による審査を受ける本審査に進むことになりました。
当日はあいにくの吹雪模様の悪天候でしたが、県内各地から腕自慢の中・高校生が三内丸山遺跡に集まりました。調理時間は1時間、そして料理のアピールポイントなどのプレゼンテーションを行いました。開始とともに、調理を専門に学んでいる高校生の皆さんは手際よく、しかもきれいに片付けながら進めて行く様はプロ顔負けといったところでした。日頃使用している調理器具とは違うため、苦労しているグループもありましたが時間内に見事に料理は完成し、それぞれが用意した器に美しく盛りつけられました。
私も試食を行いましたが、どの料理もとてもおいしく、しかもそれぞれの個性もまた十分に感じられました。全体として非常に完成度が高く、どれもが甲乙付けがたいほど接戦となりました。
審査の結果、グランプリには杉浦綱兵さん(県立百石高校)の「旬ビラメの春野菜縄文ロール~梅肉縄文ソース添え~」が見事に選ばれました。杉浦さんは、青森県の県魚であるヒラメが寒い冬を越え、キャベツ、梅に出会うような雰囲気をイメージをして作ったそうで、ヒラメの食感をうまく残すように工夫したとのことです。味も見た目の美しさも各審査員とも絶賛していました。杉浦さんの作品は縄文時遊館内の「レストラン五千年の星」で期間限定メニューで提供される予定となっています。
準グランプリは葛西孝美さん、神のどかさん、岩崎千帆里さんらチームA・N・T(板柳中学校)の「さんまるバーグ」が、優秀賞には光股綾乃さん(山田高校)の「サケと野菜の温たかあんかけ」が、さんまる賞には大水雄大さん(山田高校)の「鶏肉の袋詰め」が、縄文賞には木村瞳さん(千葉学園高校)の「縄麺海鮮巻き」が、決め手くん賞には小笠原瑛里さん、野宮遙菜さん、工藤夏菜さん、須藤寿恵さんらのチームフードデザイン(木造高校)が選ばれました。
どの作品も素晴らしくおいしく、審査員も全て完食でした。人間の口は正直です。おいしいものが口に入ると自然とやさしい笑顔になり、その場の雰囲気もとても明るくなります。これは現代も縄文時代も変わらない食の本質なのかもしれませんね。
当日はあいにくの吹雪模様の悪天候でしたが、県内各地から腕自慢の中・高校生が三内丸山遺跡に集まりました。調理時間は1時間、そして料理のアピールポイントなどのプレゼンテーションを行いました。開始とともに、調理を専門に学んでいる高校生の皆さんは手際よく、しかもきれいに片付けながら進めて行く様はプロ顔負けといったところでした。日頃使用している調理器具とは違うため、苦労しているグループもありましたが時間内に見事に料理は完成し、それぞれが用意した器に美しく盛りつけられました。
私も試食を行いましたが、どの料理もとてもおいしく、しかもそれぞれの個性もまた十分に感じられました。全体として非常に完成度が高く、どれもが甲乙付けがたいほど接戦となりました。
審査の結果、グランプリには杉浦綱兵さん(県立百石高校)の「旬ビラメの春野菜縄文ロール~梅肉縄文ソース添え~」が見事に選ばれました。杉浦さんは、青森県の県魚であるヒラメが寒い冬を越え、キャベツ、梅に出会うような雰囲気をイメージをして作ったそうで、ヒラメの食感をうまく残すように工夫したとのことです。味も見た目の美しさも各審査員とも絶賛していました。杉浦さんの作品は縄文時遊館内の「レストラン五千年の星」で期間限定メニューで提供される予定となっています。
準グランプリは葛西孝美さん、神のどかさん、岩崎千帆里さんらチームA・N・T(板柳中学校)の「さんまるバーグ」が、優秀賞には光股綾乃さん(山田高校)の「サケと野菜の温たかあんかけ」が、さんまる賞には大水雄大さん(山田高校)の「鶏肉の袋詰め」が、縄文賞には木村瞳さん(千葉学園高校)の「縄麺海鮮巻き」が、決め手くん賞には小笠原瑛里さん、野宮遙菜さん、工藤夏菜さん、須藤寿恵さんらのチームフードデザイン(木造高校)が選ばれました。
どの作品も素晴らしくおいしく、審査員も全て完食でした。人間の口は正直です。おいしいものが口に入ると自然とやさしい笑顔になり、その場の雰囲気もとても明るくなります。これは現代も縄文時代も変わらない食の本質なのかもしれませんね。
- グランプリ「旬ビラメの春野菜縄文ロール~梅肉縄文ソース添え~」
- 準グランプリ「さんまるバーグ」