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更新日付:2008年7月7日 企画調整課

平成13年度青森県公共事業再評価審議委員会 第3回農林部事業部会議事要旨

青森県政策推進室
日 時 平成13年6月28日(木)
場 所 青森グランドホテル 2階春日の間
出席者 〇青森県公共事業再評価審議委員会農林事業部会

部会長 小林 裕志(北里大学教授)
委  員 北村真夕美((株)青森経営研究所代表取締役社長)
  〃  岡田 秀二(岩手大学教授)
  〃  渋谷 長生(弘前大学助教授)
  〃  阿波田禾積(青森公立大学教授)
      〇青森県

政策推進室 太田室長、佐藤副参事 他
農林水産部 畜産課 山口課長 他
   〃    林政課 福原森林土木専門監 他
   〃    農村整備課 丹呉課長 他
1 審議結果:
  大館地区県営一般農道整備事業及び下北北部地区林野活用畜産環境総合整備モデル事業の2地区について、審議を行った。
  その結果、審議地区29地区のうち、下北北部地区林野活用畜産環境総合整備モデル事業が「事業を見直して継続」、残り28地区がすべて「継続」とし実施すべきとなった。
また、農林事業部会の委員から今後の青森県公共事業再評価に関して、委員会の運営方法と再評価の内容について、県に対して提言があった。

2 審議要旨(個別地区)
(1) 岩木川左岸地区 県営かんがい排水事業
・ 事業を継続して実施すべきである。
・ なお、今後の水路の整備に当たっては、可能な範囲で農村地域の豊かな景観や生態系の保全に配慮した工法についても検討をしてもらいたい。

(2) 相馬川地区 県営かんがい排水事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(3) 中沢長科地区 県営緊急農地集積ほ場整備事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(4) 狄ヶ館地区 県営ため池等整備事業
・ 事業を継続し実施すべきである。
・ なお、本事業の工期が長くなっていることについては、野鳥等の環境保護のため、その工事期間が限定されることによるものであり、止むを得ないものと判断される。今後も自然環境の保全には十分配慮しながら事業を進めてもらいたい。

(5) 大館地区 県営一般農道整備事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(6) 老部川地区 県営農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(7) 黒石西部地区 県営農村総合整備事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(8) 畑尻ノ上地区 地域防災対策総合治山対策事業
・ 本事業は、地域住民の生命・財産を守るために必要な事業であることから、事業を継続実施し早期完成を図るべきである。

(9) 藍内沢田地区 県営普通林道開設事業
・ 事業を継続して実施すべきである。

(10)夏井沢地区 補助営普通林道開設事業
・ 事業を継続して実施すべきである。
・ なお、林道開設事業については、これまで以上に山村振興、森林の育成整備にも配慮しながら進めてもらいたい。

(11)下北北部地区 林野活用畜産環境総合整備モデル事業
・ 本事業を取り巻く社会経済情勢は、大間町の畜産の現状や平成12年度に策定した「大間町酪農肉用牛生産近代化計画」の内容に基づき説明を受けたところ、平成8年度の事業着工以後、
1 肉用牛の飼養戸数、頭数とも減少傾向を示していること
2 放牧頭数が横ばいであること
3 出稼者が減少していること
4 漁業就業者の高齢化
などの状況の変化が見られる。
  このため、地元大間町では、就業の場の確保の一環として町の畜産振興を図ることとしており、本事業を推進することは必要であるが、草地造成については、肉用牛の現状等を考慮し、林地放牧を取り入れた高度放牧林地造成への見直し等の検討が必要と考えられる。
・ 従って、本事業については、草地造成計画を検討の上、事業を見直して継続し進めるべきである。
・ なお、道路整備については、自然環境保全に配慮するとともに、コスト縮減に努めるべきである。

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電話:017-734-9127  FAX:017-734-8029

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