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更新日付:2020年5月20日 地域活力振興課

あおもり異業種ネットワーク交流会

2020igyoshu-chirashi  県では、「あおもりを愛する人づくり戦略」に基づき、様々な分野における人財育成、リーダー育成に取り組んでいます。そうした人財が地域・分野を越えてつながり、新たなネットワークを構築・拡大して、地域を元気にし、さらには地域で育った人財が次の世代を担う人財を育成する「持続可能な人財育成」を確立するため、県主催の塾や研修等の修了生、各地域・各種分野のリーダーが集い、交流を図ってネットワークを拡大することを目的に「あおもり異業種ネットワーク交流会」を開催しました。
 今回の交流会では、「未来のアタリマエをつくりには」をテーマに、ダイバーシティ(多様性)について深い見識をお持ちの株式会社アワシャーレ代表取締役の小嶋美代子さんを講師にお迎えし、ご講演いただきました。新型コロナウイルスの感染拡大により、社会や生活などについて大きな変化を迎えるこのタイミングに考えるべき絶好のテーマ、絶好の機会となりました。
 また、本県の取組として12年目を迎える「若手農業トップランナー塾」の修了生である沢森靖史さん、同じく12年目を迎える「あおもり立志挑戦塾」の修了生である堺麗未さんをパネリストにお迎えし、「人生100年時代におけるライフ(人生)とキャリア(仕事)の多様性」に関するトークセッションを開催いたしました。

あおもり異業種ネットワーク交流会 開催概要

【日時】令和2年2月21日(金)15時~
【会場】ウェディングプラザアラスカ地下1階サファイア
【出席者数】49名
【うち県事業修了生等】あおもり立志挑戦塾:4名、若手農業トップランナー塾:6名、奥入瀬サミット:9名、あおもりグローバルアカデミー:1名、「選ばれる青森」チャレンジャー寺子屋(県職員):5名、あおもり未来創造塾(県職員):2名

1.講演

2020igyoshu-koen タイトル:「未来のアタリマエをつくるには ~人生100年時代の多様性~」
講師:株式会社アワシャーレ 代表取締役 小嶋 美代子 さん

<ライフシフトとは>
・自分の大切にしている価値観をそのまま生き方に反映させていくこと。
・我々が生きている社会は結構窮屈で、足枷や「やらねばならぬ、こうあらねばならぬ」という縛りが多い。いきなりは抜け出せないが、そこから少し飛び出していこうとすること、またそのタイミングがライフシフト。

<講演内容>
・ダイバーシティ(多様性)とは
・人生100年時代の背景
・変化と多様性を受け入れる
・マルチステージを生きるコツ
・必要となる3つの資産-自立(生産)資産、元気(活力)資産、変身資産
※グループ演習も実施。

2.パネリスト活動紹介

2020igyoshu-panel1 (1)若手農業トップランナー塾第12期生 沢森靖史さん

<活動紹介>
・宮城県出身。2014年、田子町に地域おこし協力隊として着任後、そのまま同町に定住し、新規就農。
・田子産直友の会役員。イベント部会長として産直イベントの立案、お手伝いや広報で活躍。
・田子町産のにんにく新品種「美六姫」生産者友の会副会長としてブランド化にも取り組む。

<沢森さんからひと言>
・作る人は売ることを考えるのが得意ではない。自分は移住・就農以前のサラリーマンの経験を生かし、販売を意識して、町の農家の収入を増やしていきたい。
・地方に住む人は何か特別なスキルが必要といったイメージがあるが面倒くさがらなければ何でもできる。
・平凡な人間が楽しく生きていければいい、そんな青森県になればいいなあ。

2020igyoshu-panel2 (2)あおもり立志挑戦塾第10期生 堺 麗未さん

<活動紹介>
【あおもりマルシェ】
・若手農業トップランナー塾とあおもり立志挑戦塾の修了生が「青森の良いものを発信したい」との思いから始めたコラボ事業。「青森の良いものを発信したい」という人と一緒に活動すれば何か変わるかな、という思いから参加。
【だしstyle】
・だしソムリエを取得。だしを身近に感じてもらう活動を実施。
【remimaru】
・自宅でも出来る簡単なメニューを皆で作って皆で食べる、「食育」×「若者の居場所づくり」の場として設立。参加者同士のコミュニケーションの場にもなっている。
【AOMORI COFFEE FESTIVAL】
・缶コーヒー消費量全国1位の青森市で、おいしいコーヒーを楽しんでほしいとの思いから、市内の歩行者天国にて年1回開催。土砂降りでも1日10,000人以上の来場者。

<堺さんからひと言>
・すべての活動に共通していることは「人とのつながり」、「美味しいもの」、「考えるより行動する」、「青森が好きになる」。

3.トークセッション

タイトル:「人生100年ライフとキャリアの多様性」
パネリスト:沢森靖史さん、堺麗未さん
コーディネーター:小嶋美代子さん

 トークセッションでは、第1部でご講演いただいた小嶋さんをコーディネーターに、青森でライフシフトしたお二人のパネリストから、それぞれのキャリア、そしてライフ(人生)が変わった(シフトした)きっかけやタイミング、シフト前のキャリア・経験の生かされ方、ライフシフトする方へのアドバイスなどを伺いました。

(1)自分が変わったタイミングは?
沢森さん ・移住。大学卒業後、宮城県多賀城市から秋田県に行ったときに「地方は苦しい状況」と認識。それを機に地方のことを考えるようになった。
・以前の仕事はクレーム処理でメンタル的にきつく、長くは続けられないと感じていた。
・電車通勤で会社と自宅を往復するだけの毎日だったが、移住して、いろんな人と交流し、新たな経験をして、行動範囲もものの見方も変わった。
・移住して、「変化」を前向きに、余裕を持って捉えられるようになった。
堺さん ・大学卒業後、仙台市で就活したものの就職が決まらず、好きではなかった地元の青森市で栄養士となった。
・その後、栄養士を辞め、就活したが、自分に自信もなく、なかなか決まらない中、とあるNPOに転職した。そこでの仲間が、地位や経験ではなくその人本人を見て仕事をくれ、一緒にやろうと言ってくれ、自分を受け入れてくれた。その職場で、「自分のままでいいんだ」ということ、そして仕事に向き合う姿勢を教えてもらった。
→小嶋さん ○「持続可能な」ということがポイント。「自分の生活で、これを続けられるのか」と考えるのがライフシフトや生き方を考えるきっかけとなる。
○檀上の3人は、それぞれ状況が違いつつも「青森愛」が共通項になっている。

(2)我慢していた時代が今にどうつながっているか、生かされているか?
沢森さん ・生産したものを販売する際、クレームはあまり来ていないものの、どうしたらいいか困ったときに経験が生かされている。
・通販のお客さんには手紙も書いており、「自分は青森代表」という責任感で販売しているが、以前の営業の経験から苦も無くできている。
・地域おこし協力隊として活動した経験が、今のチラシ作りや編集作業にも生かされている。
堺さん ・当時は、社会人とは何だろう、働くとは何だろうという悩みがあり、仕事を覚えられず、苦手な上司に対して聞く耳を持てなかったが、そうした経験から、人の話をちゃんと聞こうと思えるようになった。
・人の得意・不得意とか、向いてる・向いてないということを、その人自身として受け入れ、共感し、共存していくこと、自分でもそうして欲しいので、自らそうしていこうと思えるようになった。

(3)現在、挑戦していることは?
沢森さん ・生活しやすいのはサラリーマンの方だが、農業で悠々と暮らせるよと言いたい、言えるようになりたい。
・Uターンして農家をやる人を増やしたい。
堺さん ・お弁当の配達。配達先の方とあいさつ、話しをすることで注文をいただけると実感している。
・メニューを手書きにしたら「いいね」と言っていただけた。人と人をつなげるツールとして続けていきたい。
・青森の野菜を使って食育にも取り組んでいきたい。

(4)今、困っていること、助けてほしいことは?
沢森さん ・人口は減っていくものなので、いろいろ農作業を助けていただいている方も、その先わからないところもある。将来困っていくだろうなと思っている。志を持っている人と交流して、見つけていければいい。
堺さん ・副業で、障がいを持っている方の就職支援に携わっているが、障がいの有無に関わらず、人それぞれ向いていること・苦手なことはあると思う。でも、「障がいがある」と聞くと偏見を持たれたり、単純なことしかできないだろうと思われたり、またどう接すればいいのかと聞かれることがあるが、普通に接してくださいとお伝えしている。

(5)ライフシフトする人へのアドバイスを。
沢森さん ・今までやってきたことは何も無駄にはなっていない。資産に直結している。全く違うところに入ったとしても必ず生かされる。
堺さん ・パンクしそうになったとき、「手放すことも必要」と言ってくれた方がいた。悩んでいる方がいれば「失敗はない。何もしないのが失敗」という言葉を伝えてあげたい。

  • グループ演習
    グループ演習

<参考資料>あおもり型ライフシフト県民意識調査(平成30年度実施)

 県では、「人生100年時代」と呼ばれるような超長寿命社会の到来を念頭に置いて、県民の皆様が、自らのライフデザイン(人生観)やキャリアデザイン(職業観)をどのようにお考えになっているのか確認するため、平成30年度に意識調査を実施しました。

【調査対象】県内在住の20歳以上70歳未満の一般県民1,000人(市部、町村部各500人)
【回答数】316人(31.6%)
【主な項目と回答】

  • 問4:生涯にわたって健康に活躍するために、何歳になっても新しいことにチャレンジすることが大切だ。
    →そう思う:84%、思わない:16%
  • 問10:現在の仕事や社会での役割に「やりがい」を感じている。
    →満足している:62%、満足していない:29%
  • 問13:現在、主たる仕事・役割のほかに副職や役割などを担っている。
    →担っている:16%、担っていない:76%
  • 問14:副職・役割を持つことは主たる仕事・役割にも良い影響があると思う。
    →そう思う:62%、そう思わない:36%
  • 問17:定年の有無にかかわらず、働けるうちは働き続けたいと思う。
    →そう思う:83%、そう思わない:16%
  • 問20:5年後・10年後に自分はこのような姿で活躍したいという具体的な「キャリア展望」を持っている。
    →持っている:19%、考えたことはある:50%、全く考えたことがない:29%

※報告書はこちらPDFファイル[957KB]

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電話:017-734-9133  FAX:017-734-8027

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