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エイズのほかにも増えている性感染症(STD)

 STDとは、「性感染症」のことで、性行為によって感染する病気です。現在、10~20代の女性に特に性器クラミジア感染症が急増し、問題になっています。これは、女性の場合、感染しても症状が現れにくいためです。STDによっては、放っておくと不妊症や、子宮ガンになりやすくなるなど、からだに深刻な影響を及ぼします。

「すぐ治るから大丈夫?」軽く考えてはダメ!!

 STDのほとんどは、早期発見・早期治療で治せます。けれども勝手に治療をやめてしまうと慢性化して治りにくくなるため、きちんと治すことが大切です。

クラミジアの影にエイズあり!?

 性器クラミジア感染症などのSTDに感染していると、性器の粘膜が炎症を起こすため、HIVにとても感染しやすい状態になり、感染のリスクが通常の何倍にも高まります。STDの感染はHIVの感染と大きな関係があるのです。

予防のポイントは2つ

  • 無防備な性行為をしないこと
  • コンドームを正しく使うこと

ピルではSTDは防げません

 ピルは、2種類の女性ホルモンによって排卵を抑制するもので、否認には有効ですがエイズを含むSTDを防ぐ効果はありません。STD予防のためには、きちんとコンドームを使うことです。

流行しているSTD

性器クラミジア感染症 ~若い女性に多い感染症~

男性 尿道から感染して、排尿時の痛みや膿の分泌などが起こる。
女性 症状が出にくいので、検査が必要。
進行すると卵管、子宮に炎症を起こし、放っておくと不妊症などの原因にもなる。

淋病 ~尿道・肛門・直腸・咽頭を感染経路とする~

男性 排尿時に強烈な痛みがあり、ペニスから黄色い膿が出る。
女性 下腹部の痛みがあり、おりものが増えたり黄色くなったりする。

梅毒 ~放っておくと、脳や心臓などに重い障害をもたらす~

男性 性器に大豆くらいのしこりができる。3ヶ月ほどで全身に発疹などが出る。

トリコモナス ~一度感染するとほかのSTDの感染も助長する~

男性 排尿時の痛みやペニスからの膿の分泌。
女性 おりものが増えたり黄色くなったりする。

性器ヘルペス感染症 ~一度感染すると再発をくりかえしやすい~

男性 性器に小さな水疱ができる。
女性 水疱に加え、炎症と激痛をともなう。

尖圭コンジローマ ~一度感染すると再発することが多い~

男性 性器にイボ状の腫瘍が多発する。
イボができないこともあり、その場合は症状がほとんどないので、感染が拡大する恐れがある。

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この記事についてのお問い合わせ

上北地域県民局地域健康福祉部保健総室(上十三保健所)
電話:0176-23-4261  FAX:0176-23-4246

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