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更新日付:2022年2月16日 三八地域県民局地域整備部
河川事業
五戸川地震・高潮対策河川事業
1. 事業の目的
五戸川は、十和田湖の外輪山である十和利山(標高990.9m、新郷村)にその源を発し、ほぼ東北東へ流れ、五戸町を貫流し、八戸市市川町橋向において太平洋にそそぐ、流域面積242.8km2、流路延長50.7kmの二級河川です。
五戸川は津波の常襲地帯であり、特に明治29年、昭和8の三陸津波、35年チリ津波、43年十勝沖地震津波と甚大な被害を被ってきました。また、五戸川沿川には工業団地や住宅団地などが開発され、市街化が進んだことから、昭和63年度から平成15年度にかけて河口から新市川橋までの区間(L=1.35km)について、河川高潮対策事業として、T.P.+6.0mの高潮堤防を整備しました。
しかし、東日本大震災を受け、L1津波に対応するため、堤防高を1~2mかさ上げするとともに、L2津波に対し、堤防の川表・天端・川裏をコンクリートで被覆し、粘り強い堤防構造とすることで、避難に要する時間(リードタイム)の確保や減災効果を期待しています。
※L1津波:発生頻度は高く、津波高は低いものの大きな被害をもたらす津波
※L2津波:発生頻度は極めて低いものの、発生すれば堤防を越え、甚大な被害をもたらす津波
五戸川は、十和田湖の外輪山である十和利山(標高990.9m、新郷村)にその源を発し、ほぼ東北東へ流れ、五戸町を貫流し、八戸市市川町橋向において太平洋にそそぐ、流域面積242.8km2、流路延長50.7kmの二級河川です。
五戸川は津波の常襲地帯であり、特に明治29年、昭和8の三陸津波、35年チリ津波、43年十勝沖地震津波と甚大な被害を被ってきました。また、五戸川沿川には工業団地や住宅団地などが開発され、市街化が進んだことから、昭和63年度から平成15年度にかけて河口から新市川橋までの区間(L=1.35km)について、河川高潮対策事業として、T.P.+6.0mの高潮堤防を整備しました。
しかし、東日本大震災を受け、L1津波に対応するため、堤防高を1~2mかさ上げするとともに、L2津波に対し、堤防の川表・天端・川裏をコンクリートで被覆し、粘り強い堤防構造とすることで、避難に要する時間(リードタイム)の確保や減災効果を期待しています。
※L1津波:発生頻度は高く、津波高は低いものの大きな被害をもたらす津波
※L2津波:発生頻度は極めて低いものの、発生すれば堤防を越え、甚大な被害をもたらす津波
2. 事業の概要
事業内容:築堤 L=3,490m(右岸 L=1,780m、左岸 L=1,710m)
事業期間:平成23年度~令和2年度
事業内容:築堤 L=3,490m(右岸 L=1,780m、左岸 L=1,710m)
事業期間:平成23年度~令和2年度
- 東日本大震災直後の五戸川(H23年03月12日撮影)
- 地震・高潮対策完了後
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この記事についてのお問い合わせ
三八地域県民局地域整備部 河川砂防施設課
電話:0178-27-5491
FAX:0178-27-4715
〒039-1101 青森県八戸市尻内町鴨田7