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更新日付:2024年4月1日 中南地域県民局地域連携部

中南地域県民局長あいさつ

 当地域は、秀峰岩木山と世界自然遺産白神山地をはじめ八甲田連峰、矢立峠など山々に囲まれ、岩木川、浅瀬石川、平川が潤す津軽平野が広がる、四季折々の豊かで美しい自然に恵まれた地域です。弘前城などの城跡やこみせ通り、和洋折衷の建築物、中山間部に広がる開拓農園など、伝統の継承とフロンティア精神が混在する気質と、雪深い冬を凌ぐ保存食や庭園群など、津軽の風土が地域特有の文化を育んでいます。
 また、津軽塗や津軽こけし、こぎん刺しなどの伝統工芸をはじめ、重要無形民俗文化財のねぷた祭り、お山参詣など、地域の祭り・文化が脈々と受け継がれています。
 さらに、弘前大学や数々の試験研究機関などの高度研究施設が集積されており、伝統文化と先端技術が共存していることも大きな魅力です。

 このような地域の特徴を踏まえ、令和5年12月に策定された「青森県基本計画『青森新時代』への架け橋~よりそい、未来へつなぐ~」の中で、2040年のめざす姿の実現に向け、当地域の取組方針として
1 地域の活力と魅力ある農林業の展開
2 地域産業を支える人財の確保と多様化
3 津軽の“こころ”に触れる旅づくり
4 健康で安心して暮らすことができる地域社会づくり
を策定しました。

 これまで中南地域の主要産業である農林業の活性化や地産地消の推進をはじめ、津軽の古き良き生活文化を追体験する旅「古津軽」を通じた観光の活性化など、地域の関係団体のみなさまと一緒に様々な取組を進めてきたところです。
 
 令和6年度は青森県及び中南地域の将来を担う若者の地元定着を促進するため、小学生から大学生までのキャリア教育に取り組むほか、米づくりの将来像を見据え、米粉専用米の普及や利用促進に取り組みます。
 また、「古津軽」の取組を通じて、国内外に津軽地方の魅力を発信し、これまで以上に地域全体の観光を盛り上げていきたいと考えています。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により当地域も大きな影響を受けましたが、県全体の延べ宿泊者数が新型コロナウイルス感染症以前の水準を上回るなど、人の動きは大きく回復しつつあり、インバウンドをはじめ、新たな人や投資を呼び込むチャンスを迎えています。
 ここに生まれ、暮らして良かったと思える地域づくりのため、また、人口が減少する中にあっても持続的に地域の中で暮らし続けることができるよう、今後とも、市町村や関係団体、地域のみなさまとともに「オール中南」で取り組んでまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。


令和6年4月1日
中南地域県民局長 雪森 正三

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中南地域県民局地域連携部
電話:0172-32-2407  FAX:0172-32-2451

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