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更新日付:2023年4月1日 中南地域県民局地域連携部

中南地域県民局長あいさつ

 当地域は、秀峰岩木山と世界自然遺産白神山地をはじめ八甲田連峰、矢立峠など山々に囲まれ、岩木川、浅瀬石川、平川が潤す津軽平野が広がる、四季折々の豊かで美しい自然に恵まれた地域です。
 このような自然環境の中、リンゴや米作りが盛んであり、藩政時代から引き継がれる津軽塗をはじめとする伝統工芸や街並み、そして数々の祭りなど、豊富な資源と歴史・伝統に根ざした文化があります。
 さらに、弘前大学や数々の試験研究機関などの高度研究施設が集積されており、伝統文化と先端技術が共存していることも大きな魅力です。

 このような地域の特徴を踏まえ、平成30年12月に策定された「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦 ~支え合い、共に生きる~」の中で、当地域の2030年における地域の目指す姿として
1 先端技術を導入した高付加価値農業の先進地
2 優れた「人財力」を誇るものづくりの地
3 多彩な観光資源を活用した感動劇場
4 誰もが支え合い健康に暮らせる地域
を掲げ、その実現に向けて積極的に取り組んでいるところです。

 これまで、中南地域の主要産業である農林業の活性化や地産地消の推進をはじめ、ものづくり企業と高校生との相互理解を促進する場の創出、地域のみなさまの健康づくりなど、地域の関係団体のみなさまと一緒に様々な取組を進めてきたところです。

 令和5年度は、中南地域のみなさまと連携して、県外や海外から中南地域にお越しいただいた方に、津軽地方に古くから脈々と受け継がれてきた古き良き生活文化を追体験いただく「古津軽」の取組を通じて、地域全体の観光を盛り上げていきたいと考えております。
 また、労働力不足が叫ばれる中、りんご産地を維持していくため、早期多収が期待できる高密植わい化栽培の導入促進に向けた栽培技術の実証と普及活動に取り組んでいきたいと考えています。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により当地域も大きな影響を受けましたが、県全体の延べ宿泊者数が新型コロナウイルス感染症以前の水準を上回るなど、人の動きは大きく回復しつつあり、新たな人や投資を呼び込むチャンスを迎えています。
 ここに生まれ、暮らして、良かったと思える地域づくりのため、また、人口が減少する中にあっても持続的に地域の中で暮らし続けることができるよう、今後とも、市町村や関係団体、地域のみなさまとともに「オール中南」で取り組んでまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年4月1日
 中南地域県民局長 井沼 広美

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中南地域県民局地域連携部
電話:0172-32-2407  FAX:0172-32-2451

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