ホーム > 組織でさがす > 地域県民局 > 東青地域県民局地域健康福祉部保健総室(東地方保健所) > 漁業者の健康改善大作戦事業
関連分野
- くらし
- 環境・エコ
更新日付:2019年5月21日 東青地域県民局地域健康福祉部保健総室(東地方保健所)
漁業者の健康改善大作戦事業
1.漁業者の健康改善大作戦事業とは?
東青地域の基幹産業である『漁業を守り、さらに発展させる』ために、漁業者が自らの健康を考え、自ら健康づくりに取り組むことで、生活習慣病の発症を予防し、健康寿命を延ばすことができるようにするために実施しています。
事業は、平内町の間木・東滝地区をモデルとして、平成26年度から平内町と協働で実施しています。取組にあたっては、保健サイドだけでなく漁業サイドも巻き込んだ取り組みが必要と考え、平内町漁協、漁協女性部、地区の各組織等に協力していただきながら進めているところです。平成28年度からは、茂浦地区もモデル地区に追加し、取組を拡大しています。
現在はモデル地区のみでの実施ですが、数年をかけて、平内町全体で健康なまちづくりに取組んでいくことができるように展開していくこととしています。
事業は、平内町の間木・東滝地区をモデルとして、平成26年度から平内町と協働で実施しています。取組にあたっては、保健サイドだけでなく漁業サイドも巻き込んだ取り組みが必要と考え、平内町漁協、漁協女性部、地区の各組織等に協力していただきながら進めているところです。平成28年度からは、茂浦地区もモデル地区に追加し、取組を拡大しています。
現在はモデル地区のみでの実施ですが、数年をかけて、平内町全体で健康なまちづくりに取組んでいくことができるように展開していくこととしています。
2.事業ではどんなことをやるの?
(1)関係機関との打合せ
事業を関係機関と共通認識をもって実施するために、平内町役場、漁協、東青地方水産事務所等と打合せを実施しています。
(2)「漁師の健康を考える会」の開催
「漁師の健康を考える会」とは、漁業者の生活実態や現状を分かっている人で構成され、意見交換を通じて自分たちの健康づくり活動の取組内容や方法等の仕掛け案を考える会です。
会は、平内町漁協・漁協女性部・保健協力員・食生活改善推進員・事業推進員・教育委員・消防団、PTA/子育て世代代表等で構成されています。
構成員の役割は、健康課題についての話し合い、取組内容・方法、周知等の企画案検討、取組している住民の声や反応を行政に情報提供することです。
事業を関係機関と共通認識をもって実施するために、平内町役場、漁協、東青地方水産事務所等と打合せを実施しています。
(2)「漁師の健康を考える会」の開催
「漁師の健康を考える会」とは、漁業者の生活実態や現状を分かっている人で構成され、意見交換を通じて自分たちの健康づくり活動の取組内容や方法等の仕掛け案を考える会です。
会は、平内町漁協・漁協女性部・保健協力員・食生活改善推進員・事業推進員・教育委員・消防団、PTA/子育て世代代表等で構成されています。
構成員の役割は、健康課題についての話し合い、取組内容・方法、周知等の企画案検討、取組している住民の声や反応を行政に情報提供することです。
令和元年度事業実施状況
≪間木・東滝地区≫

「紅白みそ汁」の試食、平内町民の健康に関する情報提供、地区住民対象の勉強会の実施時期や内容について意見交換しました。
第13回漁師の健康を考える会の開催状況

平成30年度事業実施状況
≪間木・東滝地区≫

「ブロッコリーのじゃこあえ」の試食、地区で勉強会を開催する際の具体的な方法等について意見交換しました。
今回の会で意見交換した内容をもとに、6月21日に東滝地区で実際に勉強会が開催されました。
第12回漁師の健康を考える会の開催状況


漁師の健康を考える会のこれまでの取組成果を広めるために、セミナーを開催しました。
セミナーでは、間木・東滝地区構成員のお二人がインタビューに答えてくれています。
住民主体による健康づくりセミナーの開催状況(2ページ目)

≪茂浦地区≫

「ブロッコリーのじゃこあえ」の試食、平内町の平均寿命のお話し、地区の健診受診率や健康意識の向上のための方法等について意見交換しました。
第5回漁師の健康を考える会の開催状況


「紅白味噌汁」の試食、「平内町健康なまちづくり宣言」のお話し、バランスよく食事を摂る方法等について勉強しました。
第6回漁師の健康を考える会の開催状況(1ページ目)

平成29年度事業実施状況
≪間木・東滝地区≫
出汁と野菜のうま味が効いた「じゃがいもとねぎのとろとろスープ」の試食、健診受診勧奨訪問をした構成員の発表、他県で実施した会の活動報告、漁業を守る地域づくりについて意見交換しました。
第10回漁師の健康を考える会の開催状況

東和・浅所地区の方々が見学に来ました!
野菜ジュースを使った「人参ときのこご飯」の試食、東北代表で取り上げられた「地域で取り組む健康づくり」事例集の紹介、どんな地域にしたいか、自分たちの学びを地区に広めるために何ができるか等について意見交換しました。
第11回漁師の健康を考える会の開催状況[558KB]
≪茂浦地区≫
「白菜とじゃこのおかかあえ」の試食、平内中央病院小野先生の「さけ・たばこ・メタボと若死に」の講話、自身の健康のために何ができるかについて意見交換しました。
第2回漁師の健康を考える会の開催状況

野菜ジュースを使った「人参ときのこご飯」の試食、健康づくりのために新たに取り組んだことや、平内町民の現状に関する話題提供を聴いて今の食生活を改善するためにできることについて意見交換しました。
第3回漁師の健康を考える会の開催状況


「ヨーグルト蒸しパン」の試食、茂浦地区の「いま」と「みらい」に関する話題提供、地区の現状や健康づくり活動を広めるための方法について意見交換しました。
第4回漁師の健康を考える会の開催状況

平成28年度事業実施状況
(1)「漁師の健康を考える会の開催」
平成28年度から間木・東滝地区に加えて、茂浦地区もモデル地区として活動を開始しました。
≪間木・東滝地区≫
平成28年度から間木・東滝地区に加えて、茂浦地区もモデル地区として活動を開始しました。
≪間木・東滝地区≫

平成28年度の計画、健(検)診受診勧奨のための全世帯訪問の実施状況について説明、野菜の効果的な摂り方に関する情報提供、漁師の健康を考える会の波及効果について、構成員が主体となって町の健康課題を伝える資料について意見交換しました。
第7回漁師の健康を考える会の開催状況[439KB]

だしパックを使った減塩汁物の試食、平成28年度健診受診者数について説明、町の健康問題と取組を伝える資料とシナリオ(台本)を使って実際にロールプレイを実施しました。
第8回漁師の健康を考える会の開催状況[650KB]

肝臓にやさしいヘルシーおつまみの試食、町の飲酒習慣の状況と間木・東滝地区の状況の説明、どうして飲みすぎてしまうのか、飲みすぎないためにはどうしたらよいかについて意見交換しました。
また、第8回漁師の健康を考える会終了後、構成員が実際に地区の集まりで地区住民に共通媒体とシナリオ(台本)を用いて、町の健康問題と取組について伝えたため、その時の感想を発表してもらいました。また、さらに地区住民に健康づくりについて波及するためには、どうしたらよいかについても意見交換しました。
第9回漁師の健康を考える会の開催状況[379KB]

第1回「漁師の健康を考える会」平成28年11月17日(木)開催
味噌を少なくして牛乳を入れて減塩した豚汁の試食、健診を受けていない人が健診を受けるようにするためにどうしたらよいかについて意見交換をしました。
第1回漁師の健康を考える会の開催状況[427KB]
平成27年度事業実施状況
(1)「漁師の健康を考える会の開催」
ヨーグルト蒸しパンの試食、平成27年度の活動内容及び間木・東滝地区の健診受診状況の説明、これからの活動への意見・要望について意見交換をしました。
第4回漁師の健康を考える会の開催状況[523KB]

トマトの味噌汁の試食、地区住民対象の生活習慣のアンケート調査及び健康チェックタイムの説明、地区がどんな状態になると構成員の活動が実ったと言えるのかについて意見交換をしました。
第5回漁師の健康を考える会の開催状況[602KB]

グループでバランスのとれた食事を摂るための献立を考えました。
また、来年度に向けた意見交換をしました。
第6回漁師の健康を考える会の開催状況[847KB]
(2)健康チェックタイムの実施

平成26年度事業実施状況

平内町の健康課題、漁業者の健康改善大作戦事業についての説明後、「健(検)診」をテーマに意見交換しました。また、乳和食の豚汁を試食し、牛乳を使用した減塩食について紹介しました。
第1回漁師の健康を考える会の開催状況


保健師が把握した、漁業者の1日の食生活について話題提供した後、「食生活」をテーマに意見交換しました。2回目は、さかな缶と野菜の味噌汁を試食し、さかな缶のだしを活用した食事を紹介しました。
第2回漁師の健康を考える会の開催状況


第1回、第2回終了後、構成員の方々が勉強会を開催したり、漁協の委員会に組織での取組案を提案したりという動きが見られていました。そこで、第3回では、その状況を構成員の方から紹介していただきました。また、平成27年度の住民を巻き込んだ実際の取組実施に向けて、働きかけ方法について意見交換しました。
第3回漁師の健康を考える会の開催状況
