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更新日付:2016年7月15日 りんご果樹課
りんごの原種
りんごの発祥地については、いくつかの諸説があります。
日本の文献では、8から12世紀に林檎(リウコウ)と奈(ナイ)という2種のりんごがみられることから、かなり以前から日本にあったことが推測されます。
最初のりんごは、小さくて食味の悪いものだったらしいのですが、12世紀には菓子として林檎の文字が文献に見られることから、少しずつ普及したのかもしれません。
日本のりんご産業は、明治時代の文明開化とともに本格的に導入され始めました。
日本の文献では、8から12世紀に林檎(リウコウ)と奈(ナイ)という2種のりんごがみられることから、かなり以前から日本にあったことが推測されます。
最初のりんごは、小さくて食味の悪いものだったらしいのですが、12世紀には菓子として林檎の文字が文献に見られることから、少しずつ普及したのかもしれません。
日本のりんご産業は、明治時代の文明開化とともに本格的に導入され始めました。

今の品種の元となった西洋りんごは、ほとんどがアメリカ系。
アメリカ系の元となったのは、ヨーロッパ系です。
では、ヨーロッパ系のりんごはどこから来たのか?
りんごの原種はいくつかの地域に分布していますが、私たちが現在食べているりんごの原種は、コーカサス地方から北部ペルシャ(イラン)地方、中央アジアの天山山脈(トルキスタンから新疆)に自生しているものが原種と考えられています(最近はこれらに加えて、ピレネー山脈一帯のヨーロッパに自生している種の三種が交雑して現在のりんごとなったという説もあります)。
日本には在来のりんごもありました(かなり昔に揚子江流域の原種が渡ってきたものと思われる)が、ほとんど食べれないりんごで、そういうりんごもあるということで良いでしょう。
西洋りんごが日本に入ったとき、アメリカ系だけでなく、ヨーロッパ系も入ってきました。しかし、ヨーロッパ系は乾燥地域のりんごが多く、一方、アメリカ系は比較的降水量の多い東部地域から入ってきたため、雨の多い日本には、アメリカ系が定着したのです。
日本では、りんごの導入以来、外国産品種が主流となっていましたが、昭和初期から育種研究が進められ、昭和30年代からようやく日本独自の品種が栽培されるようになりました。
日本には在来のりんごもありました(かなり昔に揚子江流域の原種が渡ってきたものと思われる)が、ほとんど食べれないりんごで、そういうりんごもあるということで良いでしょう。
西洋りんごが日本に入ったとき、アメリカ系だけでなく、ヨーロッパ系も入ってきました。しかし、ヨーロッパ系は乾燥地域のりんごが多く、一方、アメリカ系は比較的降水量の多い東部地域から入ってきたため、雨の多い日本には、アメリカ系が定着したのです。
日本では、りんごの導入以来、外国産品種が主流となっていましたが、昭和初期から育種研究が進められ、昭和30年代からようやく日本独自の品種が栽培されるようになりました。
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