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更新日付:公開日:2019年9月6日

稲作生産情報第7号を発行しました

内容

稲作生産情報第7号(要約)

令和元年9月6日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

○登熟が早まっています! 刈取適期を見極め、刈遅れには十分注意しよう!
○適期刈取りと適正な乾燥調製で良質米生産に努めよう!

1刈取適期の予測
刈取始期の目安となる各市町村の出穂最盛期から算出した積算気温960℃到達日は、津軽地域は9月
13日~16日頃、県南及び津軽半島北部地域は9月16日~28日頃と予想される。
また、出穂始めから算出した積算気温960℃到達日は、これより3~8日程度早まるものと予想され
る。
なお、本年は、登熟気温が高めに経過した津軽地域を中心に、刈取適期が上記より2~3日早くなる
と想定されるので注意する。

2収穫作業の準備
コンバインや乾燥調製施設の掃除・点検・整備や試運転は早めに実施するとともにほ場内の排水溝設
置や排水路の整備など、降雨対策を実施する。

3刈取り・乾燥・調製
刈取適期は、ほ場全体の籾が90%程度黄化した時期を目安とする。本年は、品種や地域により㎡当た
り籾数にばらつきが見られることから、刈取りに当たっては、ほ場毎に籾の黄化程度を観察するとと
もに、部分刈りを行って青未熟粒の混入割合を調査して判定する。また、補助的に枝梗の黄化程度、
籾水分等を考慮し総合的に判断する。
刈取りが遅れると、胴割粒・茶米粒・奇形粒等の被害粒が増加して品質が低下し、その程度は遅くな
るほど強まる。特に、本年は刈遅れによる胴割れに十分注意する。
乾燥後の仕上がり水分は15.0%を目標とする。過乾燥は、胴割粒の発生や品質・食味の低下につなが
るので、こまめな水分測定で適正な乾燥に努める。
米選機の網目は1.9mmを使用し、適正な流量を守り、整粒歩合80%以上を目標に調製する。
4わら焼きの防止
わら焼きの煙は、人の健康を害したり交通の妨げになるばかりでなく、誘致企業の操業や観光産業な
ど、あらゆる社会活動の障害となる。稲わらは絶対に焼却しない。
稲わらは、堆肥や家畜の飼料等への有効活用や、条件の良いほ場では秋の鍬込みを積極的に行う。

日程

2019年09月06日

関連ホームページ

添付資料

お問い合わせ

農産園芸課
稲作振興グループ
総括主幹 腰巡
017-734-9480

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