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更新日付:公開日:2018年3月9日

平成30年畜産生産情報第1号を発行しました

内容

平成30年3月9日
畜産生産情報 第1号
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。
◎良質たい肥の生産・利用で、自給飼料の安定確保に努めよう。


◇ 乳用牛 〜子牛育成〜
子牛は、生後12時間以内に初乳を与え、清潔な環境で飼育する。生後3日程度で順調に
哺乳ができるようになったらスターター(人工乳)を与え、ルーメン絨毛の発達を促す。
スターターを十分に食べさせるには水分補給が重要であるが、ミルクとの同時摂取は消化
吸収の妨げとなるため、30分以上の間隔を空けて給与する。

◇ 肉用牛 〜放牧に向けた飼育管理〜
放牧1か月前から、運動場に出したり少量の青草を給与するなどして馴致を行う。ま
た、放牧前に各種ワクチン接種や削蹄を済ませておく。

◇ 豚 〜衛生対策〜
豚舎・豚房の洗浄や消毒を徹底し、飼育環境の悪化を防ぐとともに、疾病の早期発見の
ため、常に健康状態を把握する。異常豚を発見した場合は、速やかに獣医師の診断や治療
を受ける。

◇ 鶏 〜高病原性鳥インフルエンザ防疫対策〜
野鳥などの野生動物からのウイルスの感染を防ぐため、鶏舎の破損等は確実に補修す
る。人や車の出入りの際は消毒を徹底し、消毒には高病原性鳥インフルエンザに効果のあ
る逆性石鹸などの消毒薬や消石灰を使用する。

◇ 草地・飼料作物 〜草地・飼料畑の準備〜
1 採草地における早春施肥は、目標収量や主体草種に応じて調節し、消雪後速やかに実
施する。
2 牧草地におけるムギダニの被害を防ぐため、ムギダニの早期発見と防除に努める。
3 サイレージ用とうもろこしは、作付体系を考慮して品種を選択し、たい肥や土壌改良
資材を適切に利用して土づくりを行う。

日程

2018年03月09日

お問い合わせ

畜産課
経営支援グループ
元山 友歌
017-734-9496

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