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更新日付:2008年6月23日 環境保全課

青森空港拡張整備事業環境影響評価方法書・準備書に対する意見の概要

環境影響評価方法書

審査会意見
  • 工事計画の概要
     樹木の伐採面積及び伐採規模、盛土・切土の面積及び土量等を環境影響評価準備書(以下「準備書」という。)において具体的に明らかにすること。
  • 地形及び地質の状況
     概況調査は文献調査のみにより記述しているが、滑走路拡張区域の尾根部は既に平坦化されている等文献と異なる区域があることから、所要の現況調査を行い、準備書において明らかにすること。
  • その他の土地利用に関する規制等の状況
     (1) 滑走路拡張区域の南端部は、急傾斜地崩壊危険区域に近接していることから、工事を行うに当たってどのような配慮を行うのか準備書において明らかにすること。
     (2) 工事施工区域において、埋蔵文化財が存在する可能性が高い場合及び工事中に埋蔵文化財が発見された場合は、教育庁等関係機関と協議する必要があることから、その旨を準備書において明らかにすること。
  • 航空機騒音
     大型機の離発着に伴う航空機騒音の影響について、環境影響評価の手法に係る記述が具体的でないことから、準備書において航空機の種類、便数等の予測の前提条件を明らかにすること。また、空港の北東側についても同様とすること。
  • 供用時の水の汚れ
     融雪剤の使用による水質への影響について、環境影響評価の手法に係る記述が具体的でないことから、準備書において詳細に明らかにすること。
  • 土砂による水の汚れ
     準備書において、現況の水の濁りの最大値を把握するための手法を明確にし、その上で予測・評価すること。
  • 動物
     鳥類の重要種への影響について、現状と滑走路の拡張後を比較考察して予測・評価を行い、準備書において明らかにすること。
  • 生態系
     (1) ツキノワグマ、カモシカ、ウサギの生息状況について、既存資料によるものだけでなく、付近住民からの聞き取りも加え、その結果を準備書において明らかにすること。
     (2) 次の検討の結果を準備書において明らかにすること。
      ア) 付近住民からの聞き取りの結果、進入表面確保区域を含む工事区域が、 これらの動物の行動圏であった場合には、騒音防止対策も兼ね跡地に野生動物のための「もり」の造成について検討すること。
      イ) スギの伐採後の植栽は、野生鳥獣のエサ場となるよう、低木性の落葉広葉樹種とすることについて検討すること。
     (3) 谷の埋立を含む地形改変部について、野生鳥獣に配慮した跡地修復案を準備書において提示すること。
  • 生態系・土砂災害
     進入表面確保区域の坊主畑山の頂上を切土・樹木伐採した場合の生態系及び土砂災害に対する備え等に係る環境影響評価の方法の記述が具体的でないことから、準備書において詳細に明らかにすること。
知事意見
  • 対象事業の内容(P3)
     対象事業の具体的な内容が判りやすいように、環境影響評価準備書(以下「準備書」という。)において、事業の内容に関する次の事項について明らかにすること。
    (1)事業に係る区域の面積
     (1) 滑走路延長によって改変される面積
     (2) 進入表面及び水平表面確保のための区域の面積
    (2)事業計画の概要及び諸元
     (1) 進入表面及び水平表面確保のための区域において行われる樹木の伐採、 土地の改変等の具体的内容
     (2) 進入表面及び水平表面確保のための区域に設置する施設の種類
     (3) 進入表面及び水平表面確保のための区域の整地後の状況(芝張り等)
    (3)供用時の運用計画の概要
      予定している航空機の種類、路線、路線ごとの便数、利用者数等
    (4)工事計画の概要
      工法、期間、工程計画、仮設工作物の計画等の概要
  • 地形及び地質の状況(P45)
     概況調査は文献調査のみにより記述しているが、滑走路拡張区域の尾根部は既に平坦化されている等文献と異なる区域があることから、所要の現況調査を行い、準備書において明らかにすること。
  • 土地利用の状況(P102)
    (1)滑走路拡張区域の南端部は、急傾斜地崩壊危険区域に近接していることから、工事を行うに当たってどのような配慮を行うのか準備書において明らかにすること。
    (2)工事施工区域において、埋蔵文化財が存在する可能性が高い場合及び工事中に埋蔵文化財が発見された場合は、教育庁等関係機関と協議する必要があることから、その旨を準備書において明らかにすること。
  • 調査及び予測の手法(水質 P140)
     融雪剤の使用による水質への影響について、環境影響評価の手法に係る記述が具体的でないことから、準備書において詳細に明らかにすること。
  • 調査及び予測の手法(水質 P141)
     準備書において、工事の実施に伴う水の濁りの最大値を把握するための手法を明確にし、その上で予測・評価すること。
  • 調査及び予測の手法(植物 P144)
     水平表面抵触区域について、「環境への影響は軽微である」として、樹種確認調査のみとした理由について準備書で明らかにすること。
  • 調査及び予測の手法(動物 P81,82,121,146)
    (1)鳥類の重要種への影響について、現状と滑走路の拡張後を比較考察して予測・評価を行い、準備書において明らかにすること。
    (2)水平表面抵触区域について、「環境への影響は軽微である」として、水平表面抵触区域及び周辺50mにおいてのみ猛禽類の営巣確認を行うとした理由を準備書において明らかにすること。
  • 調査及び予測の手法(生態系 P151他)
    (1)ツキノワグマ、カモシカ、ウサギの生息状況について、既存資料によるものだけでなく、付近住民からの聞き取りも加え、その結果を準備書において明らかにすること。
    (2)次の検討の結果を準備書において明らかにすること。
     (1) 付近住民からの聞き取りの結果、進入表面確保区域を含む工事区域が、これらの動物の行動圏であった場合には、騒音防止対策も兼ね跡地に野生動物のための「もり」の造成について検討すること。
     (2) スギの伐採後の植栽は、野生鳥獣のエサ場となるよう、低木性の落葉広葉樹種とすることについて検討すること。
    (3)谷の埋立を含む地形改変部について、野生鳥獣に配慮した跡地修復案を準備書において明らかにすること。
    (4)進入表面確保区域の坊主畑山の頂上を切土・樹木伐採した場合の生態系及び土砂災害に対する備え等に係る環境影響評価の方法の記述が具体的でないことから、準備書において詳細に明らかにすること。
  • 評価の手法(P154)
     本事業計画で、滑走路の延長方向を南西方向の他に北東方向あるいは両方向といった複数案の環境保全対策について比較検討した場合には、その検討状況を準備書で明らかにすること。
     また、工事資材の搬入道路や融雪剤の種類など環境保全対策について複数案比較検討した場合には、その検討状況を準備書で明らかにすること。

環境影響評価準備書

審査会意見
  • 水の汚れ(融雪剤)
     融雪剤使用による水質への影響について、融雪剤の種類をあげて可能な限り定量的に予測し、その結果を環境影響評価書(以下「評価書」という。)において明らかにすること。
     また、環境保全措置、事後調査の内容及び環境への負荷の少ない融雪剤の開発等も含め具体的に明らかにすること。
  • 生態系
     工事後の緑化計画について、在来種を利用するなど野生生物等に配慮した具体的な内容を評価書において明らかにすること。
知事意見
  • 航空機騒音
     浪岡町の一部の地域において将来の航空機騒音が環境基準を超えると予測しているが、環境基準が達成されるよう、発生源側の対策についても検討すること。
  • 水の濁り
    (1)工事中の水の濁りの予測について、事業計画地と調査地点、1号調整池、釜場、分水嶺、仮設沈澱池との位置関係を図示した上で適切な予測地点を選定し、その妥当性を評価書において明らかにすること。
    (2)工事中の濁水が流入する内孫内沢及び浪岡川は農業用水として利水されていることから、利水地点、利水時期を踏まえた環境保全目標値を設けた上で予測の結果と同目標との整合性についても評価し、評価書において明らかにすること。
  • 水の汚れ(融雪剤)
     融雪剤使用による水質への影響について、融雪剤の種類をあげて可能な限り定量的に予測し、その結果を評価書において明らかにすること。
     また、環境保全措置、事後調査の内容及び環境への負荷の少ない融雪剤の開発等も含め具体的に明らかにすること。
  • 植物
     ヤマシャクヤクの一部について半日陰地が陽地化することによってやや不適な生育環境になるおそれがあると予測し、また、ミミコウモリ及びイヌドウナの一部について樹木の伐採に伴い陽地化し生育環境がやや劣化するおそれがあると予測しているが、個体数の減少又は消滅等の影響についてはどのように予測したのか評価書において具体的に明らかにすること。
     また、これらの個体への影響が回避・低減できない場合は専門家の意見を聴いた上で移植等の環境保全措置及びモニタリング等について検討し、その結果を評価書において明らかにすること。
  • 動物
    (1)重要な種のオオタカについて、営巣木調査において確認された古巣と事業実施区域との距離及び切土、樹木伐採等の土地の改変の予定を示した上で影響を予測し、評価書において明らかにすること。
     また、工事中においてモニタリングを実施し、繁殖等が確認された場合は専門家の意見を聴いた上で生息域を確保するため営巣の期間は工事を行わない等の影響の回避・低減を図ること。
    (2)重要な種のトウホクサンショウウオ及びタゴガエルについて、生息地の消失又は劣化するおそれがあると予測しているが、専門家の意見を聴いた上で卵の移植等の環境保全措置及びモニタリング等の実施について検討し、その結果を評価書において明らかにすること。
  • 生態系
     工事後の緑化について、在来種を利用するなど野生生物等に配慮した具体的な内容を評価書において明らかにすること。

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環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

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