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更新日付:2020年1月6日 

新しい年を迎えて(令和2年1月6日)

 明けましておめでとうございます。
 年頭にあたりまして、青森県の発展と県民の皆様方の御多幸を心よりお祈り申し上げます。
 県民の生業を守り、県民が安んじて暮らせる青森県づくりを進めるために、今年も全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 さて、今年はいよいよ「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されます。
開催期間中はもとより、開催前後には世界中から多くの選手や観客が来日し、国中が熱気に包まれることと思います。
 県内においても、聖火リレーをはじめ、事前合宿や各種交流事業などが実施され、多くの方々が本県を訪れることとなります。おもてなしの心を持って出迎え、大会を大いに盛り上げたいと思います。
 そして、この又とないチャンスを生かし、本県の強みである食や文化芸術等の情報発信、外国人観光客の誘致、グローバル人財の育成など、開催効果を最大限獲得できるよう、全庁を挙げて取り組んでいきたいと思います。

 また、世界文化遺産への登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」については、昨年末、念願のユネスコへの国内推薦が決定しました。これからいよいよ、世界の舞台へ一歩を踏み出すことになります。
 2021年度の世界遺産登録の実現に向けて、今年こそが勝負の年。県民の皆様や関係自治体と総力を結集して万全の準備を整え臨んでいきたいと思います。
 イコモスによる現地調査等への対応はもとより、世界文化遺産登録実現後も見据え、地域活性化に向けた遺跡の利活用等についても、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

 次に、農林水産分野では、昨年6月に県内デビューしたおうとう新品種「ジュノハート」が、いよいよ今年全国デビューします。
 上位等級品の「青森ハートビート」をトップブランドに据えて、「ジュノハート」全体のブランド価値向上に取り組み、特A米「青天の霹靂」と同様に、本県農林水産品全体の評価を押し上げるけん引役として成長するよう、戦略的に取り組んでいきます。
 加えて、酒造好適米「吟烏帽子」や新サーモンなどについても、これに続くブランドとして育成していきたいと思います。

 また、交流人口の拡大に向けては、冬期間5便に増便中のエバー航空の青森・台北線が、本年3月末からの夏期スケジュールにおいても週4便に増便となり、インバウンドの拡大はもとより、両地域の経済交流をはじめ、多様な主体による交流が一層加速することが期待されます。
 今後のさらなる交流の拡大、路線の維持安定に向けて、青森・上海線の新たな定期便就航の動きや本年4月の青森・ソウル線の就航25周年なども見据え、イン・アウト両面からの対策にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 今年も1年、「経済を回す」仕組みをさらに強化していくため、国内はもとより、「世界に打って出る」という視点を重視し、引き続き、「攻め」の姿勢で取り組んでいきたいと思います。

 そして、「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」が2年目を迎える今年は、本県の最重要課題である「人口減少克服」に向けて、取組をさらに加速させていきたいと考えています。
 特に、高校生や大学生など若者の県内定着や、移住・UIJターンによる県外からの人財の還流、結婚・出産・子育てしやすい環境づくりなどについては、部局横断の視点に立って、重層的に取組を進め、さらなる成果の発現を目指していきたいと考えています。
 若者、女性から、学ぶ場所、働く場所、生きる場所として「選ばれる青森」の実現に向けて、引き続き、多様で魅力ある雇用を創出するとともに、本県での仕事や暮らしの魅力や、本県の持つ多様性と可能性を若い方々にしっかりと伝えていきたいと考えています。

 このほか、2025年の超高齢化時代の到来を見据えた、保健・医療・福祉体制の充実や生活機能の維持・確保、健康長寿県の実現に向けた県民の健康づくりなどについても、引き続き、危機感を持って取り組んでいきたいと思います。

 さて、「五風十雨(ごふう じゅうう)」という言葉があります。五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る、農作に適した穏やかな気候をたとえるもので、転じて、世の中が平穏無事であるということを意味するものです。
 平成から令和へ新たな時代がスタートする中、昨年も、全国的に大規模な自然災害が相次いで発生し、甚大な被害をもたらしましたが、令和の時代に込められた平和への願いを胸に、今年も災害などが無い穏やかな1年であってほしい、五穀豊穣の年となることを願うものであります。
 そしてまた、急速に進む人口減少や高齢化など、私たちを取り巻く環境変化は著しく、厳しい局面も予想されますが、この令和という時代においても、県民の皆様が、ふるさと青森の地で、将来にわたって安んじて暮らしていけるよう、今年も1年、元気と幸せが広がる青森県づくりに邁進していきたいと考えております。
令和2年1月6日 青森県知事 三村申吾

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