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更新日付:2021年2月1日 

知事コラム(2021年2月)

PG快進撃!!

 2011年から、青森発で新分野に新産業を拓こうと進めてきた「ライフイノベーション戦略」も2期目となり、医療・健康・福祉の各分野で様々な成果があがっている。
 そこで今回は、青森らしい地道な努力と民間力の結晶である新素材PG(プロテオグリカン)の快進撃を皆様にお知らせしたい。
 PGは、コラーゲン、ヒアルロン酸に続く第3の美容健康素材で、鮭の氷頭に含まれ、これまで抽出が極めて困難であったが、弘前大学と角弘により、世界初の量産技術が開発された。そこには、長年にわたる忍耐と諦めない精神があり、今、たくさんの花(ビジネス)を咲かせている。
 PGは、その画期的な特性から、県内の産学官金が力を合わせて産業振興に取り組み、化粧品や機能性表示食品等として、県内外の事業家による新製品が次々とデビューしている。
 美容分野では、基礎化粧品のほか、なたね油×PGのクレンジングオイル、ねぶた絵パック×PG等々の独創的な製品が、健康食品分野では、黒りんご酢×PG、飲むゼリー×PG等々の挑戦的な製品が生まれている。
 その中で、第4回ジャパンメイド・ビューティーアワード優秀賞にラビプレの基礎化粧品が、第5回同優秀賞にタグボートのドルチェようかんが、第6回同審査員賞にしじみちゃん本舗のPGドリンクとタグボートのビューティーようかんがダブル受賞、第7回新東北みやげコンテスト優秀賞に八戸酒造の酒粕バスボムが選ばれている。こうした客観的な対外評価の高まりとともに、PG製品は305アイテム、令和元年度は約55億円の売り上げを誇るまでに成長してきている。
 県民の皆様におかれては、店頭等で「AOMORI PG」マークの製品をお見かけの際は、ぜひとも“ガンバレPG!”と応援くださればありがたい。
(県民だより あおもり - 2021年2月号)

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