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更新日付:2020年12月1日
知事コラム(2020年12月)
3つのお願い(1つでもいいです)
新型コロナウイルス感染症により打撃を受けた県内経済を足元から元気にしようと、県内各地のスーパー等での県産品愛用キャンペーンとともに、健康づくりの呼び掛けを、さらに本気度をアップした替え歌とダンス、そしてトークで行ってきた。コロナも油断ならないが、冬場に向かって起こり得る健康問題が大きいからだ。
特に替え歌は、これまでの「高血圧ブルース」「3歩じゃ足りないマーチ」「スーパーを歩こう歩こう」「与作は不整脈」に加えて、農林水産部長がサングラスにサックス姿でリズムを取る新作「血あつの人」が舞台を盛り上げている。
この新作は、青森県民の食生活の真実に迫っていて、最初の練習時、その脅し文句に正直ビビった。
ところで、ミュージカル「だし活+だす活」では、3つの健康づくりの秘訣とお願い、そして弘前大学医学部の冨山先生のアドバイスで、直接命に関わる不整脈の毎日のチェック方法をお知らせしている。
お願いの1つ目は、7年前から取り組んできた「だし(の)活(用)」による減塩生活。ただ減塩と言っても、薄味にしただけでは美味しくない訳で、県内に潤沢にある昆布や煮干し、焼干し等々を上手に使うことで美味しく減塩しませんかである。
これについては、民間業者やスーパー等に大変なご協力をいただき、青森県産の「できるだし」シリーズが店頭に並び、学校給食等にも使われるようになってきた。
お願いの2つ目は、「だ(出)す活」。野菜を食べて、そのカリウムでナトリウム(塩分)も排出しようである。
昨年から、「だし活」に加えて「だす活」も一緒に活動しているが、実はこれ自体は7年前から取り組んできた「一日の野菜摂取量350gを目指そう!」プログラムの一環である。毎年、スーパーや各種講習会等で自分で20ヶ所、チームで60ヶ所程キャンペーンを行ってきた結果、青森県民の1日の野菜摂取量が、250gから50g増え、300gとなる成果をあげており、誰よりも県民の皆様のご協力に感謝したい。
現在は、350gの達成を目指し、「ミニトマトなら5個」「きゅうりなら半分」「玉ねぎなら4分の1」など、「野菜あと50g」をより分かりやすく訴えている。県民の皆様には、何とかあと50g野菜摂取量を増やしてくださるとありがたい。
お願いの3つ目は、1日につき男性あと1,000歩、女性あと2,000歩の運動。
何かスポーツを始めよう、と思ってもなかなか面倒である。そこで我々は、スーパー等でのお買い物を運動に活用しようと訴えている。具体的には、チラシ片手に店内の野菜・果物、お魚、お肉、惣菜コーナー等を運動を兼ねて見て回り、「お、今日は卵が激安!ホタテがお買い得!」と確認してから、2回目にしっかりお得で健康にも良い『一石二鳥』のお買い物である。
とは言うものの、ミュージカルの締めの挨拶では、「3つ全部やってねとお願いしたら、気疲れしちゃうといけません。そこで、どれか1つ、一番簡単な『ミニトマト5個!』とか『スーパー1回巡回してからお買い物!』で構いません。」とお話している。
まず、健康への意識、そして行動変容が、今を変え、未来を変えることだと確信するからである。ご無理なく、どうぞ1つでもいいですから、よろしくお願いします。
特に替え歌は、これまでの「高血圧ブルース」「3歩じゃ足りないマーチ」「スーパーを歩こう歩こう」「与作は不整脈」に加えて、農林水産部長がサングラスにサックス姿でリズムを取る新作「血あつの人」が舞台を盛り上げている。
この新作は、青森県民の食生活の真実に迫っていて、最初の練習時、その脅し文句に正直ビビった。
ところで、ミュージカル「だし活+だす活」では、3つの健康づくりの秘訣とお願い、そして弘前大学医学部の冨山先生のアドバイスで、直接命に関わる不整脈の毎日のチェック方法をお知らせしている。
お願いの1つ目は、7年前から取り組んできた「だし(の)活(用)」による減塩生活。ただ減塩と言っても、薄味にしただけでは美味しくない訳で、県内に潤沢にある昆布や煮干し、焼干し等々を上手に使うことで美味しく減塩しませんかである。
これについては、民間業者やスーパー等に大変なご協力をいただき、青森県産の「できるだし」シリーズが店頭に並び、学校給食等にも使われるようになってきた。
お願いの2つ目は、「だ(出)す活」。野菜を食べて、そのカリウムでナトリウム(塩分)も排出しようである。
昨年から、「だし活」に加えて「だす活」も一緒に活動しているが、実はこれ自体は7年前から取り組んできた「一日の野菜摂取量350gを目指そう!」プログラムの一環である。毎年、スーパーや各種講習会等で自分で20ヶ所、チームで60ヶ所程キャンペーンを行ってきた結果、青森県民の1日の野菜摂取量が、250gから50g増え、300gとなる成果をあげており、誰よりも県民の皆様のご協力に感謝したい。
現在は、350gの達成を目指し、「ミニトマトなら5個」「きゅうりなら半分」「玉ねぎなら4分の1」など、「野菜あと50g」をより分かりやすく訴えている。県民の皆様には、何とかあと50g野菜摂取量を増やしてくださるとありがたい。
お願いの3つ目は、1日につき男性あと1,000歩、女性あと2,000歩の運動。
何かスポーツを始めよう、と思ってもなかなか面倒である。そこで我々は、スーパー等でのお買い物を運動に活用しようと訴えている。具体的には、チラシ片手に店内の野菜・果物、お魚、お肉、惣菜コーナー等を運動を兼ねて見て回り、「お、今日は卵が激安!ホタテがお買い得!」と確認してから、2回目にしっかりお得で健康にも良い『一石二鳥』のお買い物である。
とは言うものの、ミュージカルの締めの挨拶では、「3つ全部やってねとお願いしたら、気疲れしちゃうといけません。そこで、どれか1つ、一番簡単な『ミニトマト5個!』とか『スーパー1回巡回してからお買い物!』で構いません。」とお話している。
まず、健康への意識、そして行動変容が、今を変え、未来を変えることだと確信するからである。ご無理なく、どうぞ1つでもいいですから、よろしくお願いします。
(県民だより あおもり - 2020年12月号)