ホーム > 生活・環境 > ボランティア・NPO > 青森プロボノプロジェクト

更新日付:2020年11月30日 県民生活文化課

青森プロボノプロジェクト

  • 趣旨
 少子化・高齢化などにより人口減少が進んでいる青森県において、県民の誰もが、地域で生まれ、地域で育ち、地域を助け、地域で安心して暮らしていくことができる「青森県型地域共生社会」を実現するためには、NPO、地縁組織、企業などの多様な主体が連携、協働して、様々な地域の課題に取り組んでいくことが必要です。
 一方、NPOをはじめとする地域サービスの実施主体には、スタッフの高齢化や担い手不足、資金の確保など運営面での課題を抱えているところも多い状況です。
 そのため、県では、仕事を通じて得た経験や知識等をボランティアとして提供し、NPO等の活動基盤の強化につなげる「プロボノ」の取組を県内に普及させていくため、「青森プロボノプロジェクト」を実施しています。
プロボノとは、ラテン語のProBonoPublico(公共善のために)という言葉が語源となっており、仕事を通じて培った知識やスキル、経験を活用して社会貢献するボランティア活動です。

令和2年度の青森プロボノプロジェクトについて

「令和2年度プロボノ人財発掘事業」により、プロボノとなる人財を広く発掘するため、以下の取組を実施します。

プロボノプロジェクト2020イメージ

公務員プロボノ発掘セミナー

 地域活動の担い手(NPO等)が抱える課題をテーマとして、講義やワークショップ(課題の聴取や検討といった「プロボノ活動」の模擬体験)を行い、地域で行政サービスを行う地方公務員の課題解決力の向上とともに、社会貢献活動の機運向上につなげる研修を実施しました。《人事課共同研修》

実施概要

【開催日時】 
1日目:令和2年7月2日(木) 10時~17時
2日目:令和2年7月3日(金) 9時~15時
【開催場所】 

 青森県自治研修所(青森市東造道1丁目2-1)
【カリキュラム】

7月2日
 ●地域課題に向けたNPOの活動について[講義](講師:弘前大学大学院地域社会研究科 准教授 土井良浩 氏) 
 ●NPOを支えるプロボノについて[講義](講師:認定NPO法人サービスグラント 代表理事 嵯峨生馬 氏)

7月3日
 ●「生きた社会課題」について知ろう[事例紹介]
 (事例紹介:
 NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこもも 理事長 橋本歩 氏
 NPO法人いきいき半島下北 副理事長 髙橋一 氏)
 ●プチ・プロボノチャレンジ[演習]

地域課題に向けたNPOの活動について

 弘前大学大学院地域社会研究科の土井良浩准教授から、青森県の地域課題、そしてその地域課題解決に向けて活動しているNPO(法人)について、詳しくお話を伺いました。

公務員プロボノ発掘セミナーのようす_01
当日は、県職員10名、市町村職員9名の参加がありました。
土井良浩准教授
弘前大学大学院地域社会研究科の土井良浩准教授
NPOとは
NPOの基礎知識。NPOは「社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配しない」団体であって、収益事業を行うことは問題ありません。ただし、その事業で得た収益は、社会貢献活動に充当する必要があります。
NPO法人とは
続いて、NPO法人とは。
1998年に策定された「特定非営利活動促進法」(いわゆるNPO法)に基づいて、所轄庁の認証を得て法人格を取得した団体です。任意団体のNPOと違って、団体として契約や財産所有ができたり、信用が高まったりなどのメリットがありますが、一方で官公庁の届け出義務・情報公開義務などがあります。
さらに、客観的な基準をもとに公益性が高いと所轄庁から判断された法人は、「認定NPO法人」になり、個人がこの法人に寄付した場合は寄付金控除等、法人が寄付した場合は損金算入面でのメリットがあるので、より寄付を受けやすくなります。
定款に記載されたNPO法人の活動分野
定款に記載されたNPO法人の活動分野。こちらは、平成29年度に実施したアンケート調査をもとに、土井先生が分析されたものですが、最も多いのは「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」。次いで、「社会教育の推進を図る活動」、「まちづくりの推進を図る活動」となっていて、これは全国的にも同様の傾向だそうです。

(土井先生の分析)

◇団体の活動分野について
・定款に記載された活動分野で最も多いのが「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」(236法人中50%超)。次いで、「社会教育の推進を図る活動」、「まちづくりの推進を図る活動」。全国的にも同様の傾向。
 【中南地域】 観光振興分野のNPO法人が少ない→民間・行政が積極的に取り組んでいるから。
 【三八地域】 社会教育分野のNPO法人が少ない→公民館等整備されているから

・全体的に災害救援分野のNPO法人が少ないのは、全国に比べて災害が比較的少ない地域だからといえそう。
 →つまり、地域課題が多い分野にNPOは使命を感じて取り組んでいるのではないか。

・一方で、NPO法人の取組が少ない分野が必ずしも課題が少ないとは限らず、そもそも課題として認識すらされていない可能性もある(人権擁護、男女共同参画など)。

◇団体の課題について
・半数以上人材の確保や教育を課題として挙げており、これは全国的な傾向である。

◇団体の実態について
・定款に記載されていたところと、H29アンケート調査で回答した分野で異なってくる。
(「保健、医療又は福祉の増進」はやはり突出して多いが、「環境保全」「学術、文化、芸術又はスポーツ振興」が多くなる。)
※設立当初に掲げていたものの、活動していくにつれて実際は実施できていないものが出てくる

・雇用は、国の調査では1人~5人が多いが、県の調査では正職員又はパート職員雇用と、有給職員はいないというところが半々。福祉事業所の運営や行政の委託を受けているところは雇用人数も多いと思われるが、一方で人件費0円のNPO法人が半数くらいあり、過半は団体の活動で食べていけるほど稼いでいないことがわかる。

・プロボノによる支援のニーズは「支援を受けてみたいと思わない」45.2%だが、そもそもプロボノが何かわかっていない法人が多いものとみられるので、理解されるともっと上がると思われる。

・プロボノに支援を求めたい事務・活動等は、デザイン関係や書類作成、財務・会計関係など、専門的なことが多い。

◇事例紹介
 県内で活動している団体や全国の事例を紹介

コレクティブインパクトについて
NPOと行政のこれまでの「協働」という形の先に、今、「コレクティブインパクト」という考え方があります。
政策を作る段階で、NPOや当事者団体を一緒のテーブルを囲んで、ビジョンを共有して話し合う円卓会議という手法があります。

◇行政職員としては、特定の部署でなければNPOと関わる機会がないので、プロボノという形で支援していくこともよい方法。普段の仕事と違うモチベーションで取り組めて、自分の「得意技」を生かせるメリットがあります。

NPOを支えるプロボノについて

プロボノ普及の第一人者、認定NPO法人サービスグラントの嵯峨代表理事から、プロボノについての基礎知識、青森プロボノチャレンジのこれまでの実績などについてお話いただきました。

嵯峨生馬氏
コロナ禍により、東京在住の嵯峨氏にはzoomを使ってリモート講義をしていただきました。
初めてのオンラインセミナーでしたが、音声・画像とも、特に支障なく実施することができました。
プロボノによる支援の位置づけ
プロボノによる支援の位置づけについて。
「既存のボランティアは、団体の日常的な活動(活動場所の提供であったり、労働力として)を支援しますが、プロボノは運営基盤の強化につながるような支援を行います。たとえば、情報発信、業務改善、資金調達、事業戦略等がそれにあたります。」
プロジェクト型支援
「プロボノチャレンジは、目標を定めた「プロジェクト型支援」です。」
「支援する側・される側の双方が最も効果的に連携できるよう、目標を明確に設定し、具体的かつ実用性の高い成果物を提供します。」

「生きた社会課題」について知ろう

実際に地域で社会貢献活動を行っているNPO法人の方にお越しいただき、活動の内容や課題などについてお話しいただきました。

NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこもも 橋本理事長
NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこももの橋本歩理事長。青森市含めて県内数か所で、産前産後のお母さんをサポートするヘルパーの派遣、親子の遊び場の提供などを行っています。
NPO法人いきいき半島下北 髙橋副理事長
NPO法人いきいき半島下北の髙橋副理事長。むつ市をはじめとした下北地域で、高齢者や障害者への介護予防サロン事業、社会教育事業を実施しています。
公務員プロボノ発掘セミナーのようす_02
団体から活動内容、課題、今後の目標などをお話ししただき、各チームからさらにヒアリング。
それぞれ、付箋用紙にメモをとり、その後の課題整理ワークに備えます。
公務員プロボノ発掘セミナーのようす_03
課題整理ワークショップでは、団体1つにつき、2チームに分かれて、それぞれ課題整理を行いました。
こちらのチームでは、模造紙をホワイトボードにはりつけて、メモをグルーピングしています。
公務員プロボノ発掘セミナーのようす_04
さらに、団体の方にヒアリングを行い、掘り下げていく作業も行います。課題を整理して、団体のめざす目標に向けて、改善策の提案を行うため、情報を集めていきます。
公務員プロボノ発掘セミナーのようす_05
最終的に、4チームすべてが集合し、それぞれの成果を報告しました。
団体からは、「走り続けていると見えなくなってくることがあるので、NPOについてよく知らない方たちと話せるこういう機会は大事だと思っています。こちらも参考になりました。」という感想がありました。

受講者の方々からは、
・代表の熱意が感じられてよかった
・発送や行動力のある人材は地域の宝。そういう人の考え方をみんなで共有することが地域づくりに有効だと思った。
・地域で仕事をする上で大切な姿勢や考え方を学ぶことができた
などの声がありました。

あおもりプロボノセミナー~仕事の経験で社会貢献!~

 地域の課題解決に取り組んでいるNPO等団体に対し、仕事の経験を生かせるボランティア「プロボノ」で支援することについて、知識と理解を深めるセミナーを実施しました。

実施概要

【開催日時】
令和2年7月3日(金) 18時30分~20時
【開催場所】

観光物産館アスパム 5階 白鳥(青森市安方1丁目1番40号)
【開催内容】

[講演]
 「人生100年時代」の社会参加ことはじめ
〈講師〉認定NPO法人サービスグラント 代表理事 嵯峨生馬氏

 「人生100年時代」の社会参加ことはじめ

プロボノ普及の第一人者、認定NPO法人サービスグラントの嵯峨代表理事から、プロボノについての基礎知識、青森プロボノチャレンジのこれまでの実績などについてお話いただきました。

プロボノとは
コロナ禍により、東京在住の嵯峨氏にはzoomを使ってリモート講義をしていただきました。
写真は、プロボノについて説明しているようす。
「プロボノとは、専門的なスキル・経験等をボランティアとして提供し、社会課題の解決に成果をもたらすことを意味します。」
「”プロ”というと、プロフェッショナルを連想する方が多いのですが、プロボノの語源はラテン語で、日本語に訳すと「公共善のために」。ご自身のこれまで培ってきた仕事の経験・スキルを、よいことのために使っていただくという意味です。」
ボランティアに参加しない理由
「プロボノ参加者の半分くらいは、過去にボランティア経験のない方です。」
「経験したことのない方に、なぜ地域活動に参加しづらいのか聞いてみると、「いったん始めるといい加減なことはできない」という回答が実は多いんです。」

「プロボノチャレンジは、関わる時間も週3時間~5時間程度で、青森の場合は期間も2カ月と定められています。また、チームでチャレンジするので、一人では気が引けるという方にもおすすめできるし、仲間で相談しながら取り組めます。仕事をしながらでも関わりやすい仕組みにしています。」

「参加した方の大半の方が「良かった」、「また参加してみたい」という感想をいただいています。また、参加したことによって、「人間的成長につながった」、「NPOに対する見方・考え方が変わった」、「仕事に生かせる有意義な経験ができた」という声があります。」

「NPOの組織構造は、会社のようにピラミッド構造ではなく、フラットな組織であることが多く、登場人物が多いという特徴があります。組織が必ずしも一枚岩でない場合があります。」

「また、サービスを提供してその対価を得るというシンプルなビジネスモデルではなく、サービスの提供先が対価を支払うことができないということがままあるので、支援者、寄付者が必要になってきます。そのため、財政基盤の弱い団体が多くあります。」

「NPO、地域活動というところに入るのは、なかなか普段の職場と違う雰囲気なので、そういうところに少し関わっていただくのもいいかと思います」


◇このほか、青森プロボノチャレンジについて、2年間の実績について御紹介。今年は、ふるさとプロボノということで、東京など首都圏在住のプロボノも一定数募集する予定ということでお話を締めくくりました。

青森プロボノチャレンジ2020

 「青森プロボノチャレンジ」は、地域サービスを行っている団体に対し、プロボノが運営体制等の活動基盤強化を支援する実践的プログラムです。
 支援する側・される側の双方が、最も効果的に連携できるよう、目標を明確に設定し、具体的かつ実用性の高い成果物を提供とする「プロジェクト型支援」を行います。

参加者説明会

青森プロボノチャレンジ2020実施に当たり、プロボノに参加してみたい方々を対象に、説明会を実施しました。

【開催日時】
令和2年7月17日(金)18時30分~20時
令和2年7月18日(土)10時~11時30分
【開催場所】

青森県観光物産館アスパム5階 白鳥

プロボノとは
コロナ禍により、事務局を務める東京の認定NPO法人サービスグラントのスタッフには、zoomを使ってリモートにより説明していただきました。
今回は、首都圏からプロボノ参加する「ふるさとプロボノ」も募集しており、県内外から参加がありました。
ボランティアに参加しない理由
「プロボノで役立つスキル、それはまずは挑戦する気持ちです。」
「課題を整理し、具体的な提案をする力、プロジェクトマネジメントや論理的思考力、文書作成力など、幅広いスキルが役に立ちます。」

◇プロジェクトの流れは以下のとおりです。

9月12日(土) キックオフミーティング[青森県観光物産館アスパム 5F 白鳥]
9月13日(日) 活動現場訪問(予定)

↓※適宜、チームごとにヒアリングなど活動していきます

10月10日(土) 中間交流会

↓・中間提案

11月14日(土) 成果提案、交流会

※詳細は、サービスグラントHPをご覧ください。→サービスグラントHPこのリンクは別ウィンドウで開きます

経験者トーク01
今回は、昨年度プロボノワーカーを経験された方から経験談をお聴きしました。
ご協力いただいたのは、NPO法人循環型社会創造推進ネットワークを支援したトゥルージオ(株)の原さんです。
経験者トーク02
不安なことはありましたか?
(原さん)課題整理は、仕事でよく取り組んでいることでしたので、その経験が生かせたかなと思っています。

良かったことは何ですか?
(原さん)同じような考えの人たちで集まれたこと。また、いろいろなチームの取組を見ることができたこと。

同じ会社の同僚でチームを組まれましたが、どうでしたか?
(原さん)いつもと違って新たな発見ができました。

プロボノを経験して、NPOに対して発見したことはありますか?
(原さん)非営利団体は、利益を求めない分、かなり制約があるんだと思いました。その中で考えていかないというのが、会社とは違うところだと思いました。

仕事に生かせた経験はありますか?
(原さん)よく声を聴くこと、ヒアリングが大事だと痛感したので、最初にわからないことがあれば、その時点でつぶしていくようになりました。

改めて、プロボノとは?
(原さん)発見。
同じ意思を持つ方々との出会い、こういう活動をしている団体があるんだという発見。
サービスグラントでは、プロボノのことを「大人の社会科見学」と言っていますが、驚き・発見があると思います。

支援先団体について
支援先団体についても、御紹介しました。
詳細は、こちらをご覧ください。→ 支援予定団体
グループワーク
会場では、参加者をグループ分けして、それぞれこのチャレンジに参加するにあたっての「期待」と「不安」について、話し合ってもらいました。
グループワーク02
◇期待すること
・誰かの役に立つこと
・日頃接することがないことと接すること、刺激を受けること
・様々な業種、年代の方々と交流を図りたい
・自身の新たな能力の発見
・未知の領域へのチャレンジ
・視野が広がり、人間的に成長できそうであること

◇不安なこと
・日程調整
・グループメンバーや支援先との連絡調整
・仕事との両立
・特別なスキルがないので役に立てるか
・高度な要求があったときに満足いく成果が出せるか

◇期待と不安について、会場やオンライン参加のみなさんで共有しながら、プロボノチャレンジについて興味関心が深まったようでした。
 説明会に参加していなくても、プロボノチャレンジには参加できます。
 積極的なご参加をお待ちしています。

※プロボノチャレンジ参加申し込みについては、サービスグラントHPをご覧ください。→サービスグラントHPこのリンクは別ウィンドウで開きます

事前オリエンテーション・キックオフミーティング

 青森プロボノチャレンジ2020に参加するプロボノの方々でチームを編成し、それぞれ顔合わせと事前説明を兼ねた事前オリエンテーションと、支援先の団体の方々とのキックオフミーティングを実施しました。
 いよいよ、ここから青森プロボノチャレンジ2020が始動します!

《 支援先団体 》
No. 団体名 支援内容
1 NPO法人コミュサーあおもり(青森市) 利用者のニーズに応える運営をするためのマーケティング調査
2 NPO法人元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会(黒石市) 元酒蔵の建物の魅力を伝える広報ツール(パンフレット)作成
3 あおもり子ども劇場(青森市) 会員を増やすための広報ツール作成
★ママボノチーム支援
4 チーム紬(青森市) 団体の活動を支えるボランティアスタッフ増強のため、団体の活動内容とその魅力を伝える資料作成

ママボノチーム

ママボノチームは、一般のプロボノチームより一足先に9月9日に事前オリエンテーション、11日にキックオフミーティングを行い、チャレンジがスタートしました。

ママボノ_事前オリエンテーションのようす01
皆さん、赤ちゃんや小さいお子さんを連れてのミーティング!
だっこしながらは大変そうですが、真剣に団体の資料を読んでいました。
ママボノ_事前オリエンテーションのようす02
今年度は、NPO法人子育て応援隊ココネットあおもりさんがママボノチームの運営をサポートします!
青森市で子育て支援の活動を行っている団体なので、泣き出したお子さんをあやしたり、うまくお母さんたちをサポートしながらミーティングを進めてくださいました。
ママボノ_キックオフミーティングのようす
いよいよ、団体とのキックオフミーティング。この日は車座になって、事前オリエンテーションでまとめたママボノさんたちの意見や質問事項を団体の方にお伝えし、これから目指す成果に向けてミーティングを行いました。
ママボノチーム2020
今年度は、こちらのママボノチームで「あおもり子ども劇場」を支援します!

一般プロボノチーム

今回は、一般参加のプロボノチームは3つ。県内だけでなく、今年度から首都圏から本県への地域貢献を希望する「ふるさとプロボノ」の方々も参加しています。

青森プロボノチャレンジ2020 事前オリエンテーションの様子
各支援先に対してチームを編成し、チームごとに着席。全体説明を受けてから、各チーム初顔合わせということで、自己紹介から行いました。
コミュサーチーム リモート参加の様子
コミュサーあおもりチーム。
ふるさとプロボノさんが2名いらっしゃいます。そのうち1名の方は、今回リモート参加となりました。
zoom画面越しにチーム員とコミュニケーションを図り、議論に参加されていました。
元酒蔵チーム
こちらは、NPO法人元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会を支援するプロボノチーム、通称:元酒蔵チーム。
2名のふるさとプロボノさんにご参加いただいています。
県内の参加者の皆さんも、様々な業種の方がいらっしゃって、お互いの強みがうまく引き出せそうです。
紬チーム キックオフミーティングのようす
こちらは紬チーム。業種はもとより、年齢層も幅広く、多角的な視点からのアイディアが期待できそうなチームです。
コミュサーあおもり代表あいさつ
後半のキックオフミーティングでは、団体の代表と顔を合わせてのミーティング。
こちらは、NPO法人コミュサーあおもりの代表。
元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会 代表あいさつ
NPO法人元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会の代表あいさつ。
事務を担当している奥様と、御夫婦で参加してくださいました。
紬 キックオフミーティング
紬チームは、団体の事務所で団体の代表者等と顔合わせとミーティング。
活動の様子なども確認でき、丁寧なヒアリングができました。

~ 今年度のプロボノメンバー ~

コミュサーあおもりチーム
コミュサーあおもりのプロジェクトは、こちらのチームでチャレンジします!
(団体代表の方を囲んでの集合写真です)
元酒蔵チーム
元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会、通称:元酒蔵チーム。
(代表の方を囲んでの写真です)
紬チーム
紬チーム。

今年は、4団体を24人のプロボノが支援します!
各チームの進捗状況については、以下のページをご覧ください。

★青森プロボノチャレンジ 各プロジェクトについて(サービスグラントHP)このリンクは別ウィンドウで開きます

中間交流会

 各チームの進捗、他チームの工夫している点や困っていることの共有を図るため、また、チームを超えたネットワークを作ることを目的として、今年度初めて中間交流会を開催しました。

【開催日時】 令和2年10月10日(土)13時30分~15時30分
【開催場所】
アピオあおもり 2階 大研修室2

中間交流会のようす
各プロボノチームのメンバーは、3つのグループに分かれて着席。他のチームのメンバーとの交流が図られるようにしました。
チームからの状況報告
青森プロボノチャレンジ2020では4つのチームが立ち上がっていますが、4チームそれぞれから、代表者が状況報告を行いました。中間提案のために作成した資料をスライドで投影したり、これまでに行ったヒアリングや現地調査の結果を説明するなど、各チームの熱心な活動状況が伺えました。
オンライン参加メンバーも
オンライン参加メンバーも、zoomでグループに分かれて参加しました。
ほかのチームのメンバーとのグループトークは新鮮!?
個人ワーク
各グループ、簡単な自己紹介の後、それぞれ個人ワーク。
まずは、自分のチームの活動で、
 〇よかった点、工夫している点
 〇難しい点、困っている点
について、思いつくままメモ。
模造紙に個人メモを貼付
次に、それぞれのメモを、大きな模造紙に貼りだしていきます。

メモを見ながら話し合い、グルーピング。
それぞれのチームの状況をグループ内で共有しました。
グループトーク
それぞれ、共通する課題、参考にしたい工夫などがあったのではないかと思います。
熱心に各グループでトークを交わしていました。
全体共有のようす
各グループで出た意見のうち、全体で共有したいものを発表。


工夫している点・うまくいった点としては、
(コミュニケーション、ツール関係)
 ・スケジュールを作っている。
 ・PCが使えないメンバーも、文章を考えるなどして上手に参加している。
 ・ツールの活用(「調整さん」で日程調整、Slack、メッセンジャーグループ、Line、Dropbox)
(参加方法関係)
 ・できる人ができる範囲で無理をしない、ということを事あるごとに伝えている。
 ・それぞれの強みを生かして積極的に参加する

難しい点・困っている点としては、
(コミュニケーション、ツール関係)
 ・会場にWi-Fiがないと活動しにくいが、利用できる公共施設が少ない。
 ・ネット環境がないメンバーもいる。
(参加方法関係)
 ・時間が取れない、日程調整が難しい
 ・できる人に作業が偏る
(プロジェクトでの検討内容・成果物関係)
 ・支援先団体の求める内容を理解してすり合わせるのが難しい。
 ・支援内容が拡大しないか。
 ・あれもこれも提案すると、支援先団体を困らせてしまわないか。
 ・ステイクホルダーのニーズを調べ切れているか。

これらの報告を受けて、事務局からは、
・(ネットを活用した活動に困難を抱えている点について)メールやSNSなどのコミュニケーションと、対面ミーティングの活用を交えてプロジェクトを進めましょう。
・(時間が取れない点について)全員が難しい場合は、集まれる人だけでも集まって情報共有を行いましょう。いつも集まれない人がいる場合、その人の都合に合わせたミーティングも検討しましょう。
・支援先が活用できる成果物をめざしましょう。目的、分量、使用ツールなど、支援先が活用できるか改めて確認しましょう。
というコメントがありました。

 事務局からは、これからの進め方や、最終的に実施する成果提案ミーティングと成果報告会について事務連絡があり、閉会しました。

 今回の情報共有によって、活動が円滑になることが期待されます!

成果報告会

 各チームが支援先の団体への成果提案ミーティングを経て、青森プロボノチャレンジ2020の全参加者(プロボノチーム、支援先団体)が一堂に会し、成果報告会を開催しました。

【開催日時】 令和2年11月14日(土)16時00分~18時00分
【開催場所】
アピオあおもり 2階 大研修室1

成果報告会開催の様子
全チーム、支援先団体の方と共に各テーブルに着席し、それぞれの報告を聴きました。

あおもり子ども劇場

トップバッターはママボノチーム。支援先のあおもり子ども劇場に対し、会員を増やすための広報ツールとして、ホームページ(HP)とインスタグラム(Instagram)を提案しました。

ママボノチーム成果報告01
ママボノさんは、子育てにより離職中・休職中のお母さんのプロボノ。これまで土曜の朝などの実施していた全体ミーティングに参加できなかったため、今回初めて他のプロボノチームと対面しました。
あおもり子ども劇場02
〈チームからの説明〉
・団体を初めて知る方々にも安心感を持ってもらえるように、色遣いや言葉選びに気を配りました。
・動画を掲載し、お子さんと一緒に観ても魅力が伝わるようにしました。
・HPは、団体の概要、活動内容がわかるようにして、あまりこれ以上手を入れなくても良いようにしました。
・最新情報はInstagramに掲載。HPからすぐに飛べるようにしました。
あおもり子ども劇場 宍倉代表
〈あおもり子ども劇場 宍倉代表からコメント〉
・団体を知らない人たちが作ってくれたので、団体のこと・活動のことがわからない人でもわかるようにしてくれたのがよかった。自分たちが当然のように使っている言葉が伝わらないこともある。
・お母さんたちが、私たちの活動をわかってくれたこと、気づかなかった部分のアドバイスをもらえたのがよかった。
・HPは、何年も前から作りたいと思っていたが作れなかったので、本当にありがたい。

〈チームからのコメント〉
・子育て以外のことに初めて取り組んで、いい経験でした。
・仕事を辞めたので、普段話し相手は主人だけだったのが、社会から離れても新しい出会いやつながりができて、うれしかったです。
・たくさんの人に支えられて、初めて達成感を感じることができました。感謝でいっぱいです。
・今まで仕事では一人でやってしまうことがあったけれど、周りと協力することの大切さを学びました。
・同世代の人たちとブラッシュアップしたり協力し合う、という機会がこれまでなかなかありませんでした。離職したので、もうこの先そういう機会はないかもしれないと思うと、今日で終わってしまうのが、達成感の一方で寂しい気持ちもあります。
・最初は、娘がちょうどイヤイヤ期でうまくミーティングにも参加できずに、悲しくなりましたが、他のママたちがやれる人がやればいいと言ってくれた。逆に、娘が落ち着いたころにほかのお子さんがイヤイヤ期になって、お互いさまという気持ちでみんなで頑張れました。この期間に、みんな、ママも子供たちも成長したと思います。

チーム紬~つむぎ~

こちらのプロボノチームは、支援先団体がボランティアスタッフを募集するために必要な資料の提案を行いました。

紬チーム成果報告
〈チームからの説明〉
・さまざまな活動を行っている団体なので、どんな活動があるか、参加者からの声などの掲載内容を整理して、募集チラシを御提案しました。
・また、行政のボランティア団体登録など、ボランティアを募集するにあたって参考となる情報の資料も併せて御提案しました。
チーム紬成果報告02
〈チームからのコメント〉
・仕事以外で、他の人たちと一つの目標に向かって仕事するというのが、いい経験でした。
・青森県内で、地域に役立つようなことをしたいと思う方たちがこんなにいるなんて、というのが新鮮でした。たくさん勉強になりました。
・様々な業種の方が参加しているので、日頃、自分が知らなかったことも勉強できました。
・参加したきっかけは、自分はすごく狭い世界で生きているんじゃないか、と思ったから。また、機会があれば参加したいと思います。

NPO法人コミュサーあおもり

このチームは、支援先のNPO法人コミュサーあおもりが運営するフリースクールの生徒募集について、マーケティング基礎調査とそこから導いた広報の課題整理を行いました。

コミュサーあおもり成果報告01
〈チームからの説明〉
・ステークホルダーへのヒアリング、教職員・PTAへのアンケート調査、それらを踏まえた広報課題整理を行いました。
コミュサーあおもり成果報告02
・現状、HP、Twitter、Facebook、Instagramとさまざまな広報ツールを活用しているものの、それらがうまく連携が取れていないので、網目状につなげていくことが必要。
・団体からゆるキャラを作ってみたという提案があったので、illustratorで素材を作って、さまざまな広報ツールに利用できるようにしました。
コミュサーあおもり 西川理事長
〈コミュサーあおもり 西川理事長からのコメント〉
・プロボノの皆さんは、真剣に寄り添っていただけて、本当に感謝しています。
・今回は、調査ということで、非常にボリュームのある成果品をいただきました。
・やればやるほど、課題がいっぱい見えてきて、じゃあどうするのということの繰り返しなのですが、今回調査していただいて、また、広報戦略までご提案いただきました。現場スタッフにも共有して、フルに活用させていただきます。
・せっかくの御縁、引き続きつなげていけたらうれしく思います。

〈チームからのコメント〉
・会社でアンケート業務を行っているので、アンケート調査自体は支障なくできるが、今回はそこから見えた結果をその先にどう生かしていくかという課題があって、その部分は難しかったところ。でも、それをみんなでできたのが一番の収穫です。
・県外からボランティアで本県に来て下さる人たちがいることに感動しました。これからも、ボランティアを続けていきたいと思います。
・まず挑戦しようと思ったきっかけは、海外ドラマ「SUITS」の影響。ドラマに憧れて、軽いノリで参加して、SNS発信など実は結構大変だったけれども、楽しかった。年代や地域を越えてフラットな関係で話し合えました。
・よかったことは、年代の違う方達との関わりです。化学反応が起きて、よい感じになるんだなと思いました。年代も職業もみんな違うのに、学校にいけない子たちをどうにかしたいという気持ちが、みんな一緒なのが面白いと思いました。
・ママボノの方々の発表を聞いて、私も泣いてしまいました。私自身、県外から来ているのですが、ずっとリモートワークで疎外感を感じる日々だったので、フリースクールに興味がありました。同じ活動をしている地元の団体にも興味を持ったので、新しい目標ができました。

NPO法人元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会

このチームは、支援先団体の活動場所となっている歴史的建造物の魅力と、活動の全体像がわかるパンフレットの作成を行いました。

元酒蔵チーム成果報告01
〈チームからの説明〉
・パンフレットは、表面に建物の歴史と魅力、裏面にカフェや事業展開、ボランティアをはつこま応援隊として募集、というような構成にしました。
・設置先については、国勢調査から分析し、マーケティングデータとして御提案しました。
・他のフリーランスの方やいろいろな方と知り合いましたが、団体が成熟期になると目的が見つけにくく、手さぐりになっていくということを実感しました。そのうえで、どんな広報物にしようかと検討しました。
・当初の支援先の目的は、黒石市民に対して地域力を高めるものということでしたが、第三者の視点で考え、広く一般の人たちに伝わるように、新しいファンができるようにしたほうが良いだろうと考えて作りました。
元酒蔵 庄司理事
〈元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会 庄司理事からのコメント〉
・私が、昔地元の酒蔵が崩れてしまう夢を見てしまい、実際に見に行ったらまだ崩れてはいなかったものの、日本の伝統建築としてそのままにはできないとの思いから、私財を投じて購入したのが当団体のはじまり。
・しかし、なかなか人が集まらない状況で、ボランティアをやろうという人もなかなかいない。来てもすぐやめてしまって、続かない状況です。
・解決のためには、いろんな知識や経験のある人たちの力が必要でした。プロボノの皆さんの成果、特にマーケティングデータは目からうろこでした。このままでは、黒石市は年寄りしかいなくなる、私たちが働かないと町がなくなる、と強く思いました。

〈チームからのコメント〉
・今日、急遽体調不良で来られなかったメンバーがいます。その方は、すごくNPOや地域の情報に詳しくて、たくさん教えてもらいました。いろいろな場所につれていってもらいましたし、青森の魅力を教えてもらいました。
・主力メンバーのデザイナーさんが離脱してからデザイン担当となったけれども、フルタイムで仕事しているため、毎日3時間睡眠くらいになり、本当に大変でした。でも、Photoshopやillustratorのスキルはすごく上がりました。
・一つの会社の枠でしか活動していなかったので、他で自分が役に立つことがあるのか疑問があったけれども、微力ながらお役に立てたのではないかと思います。
・この取り組みのおかげで、青森のことを知ることができました。

青森プロボノチャレンジ2020集合写真
青森プロボノチャレンジ2020、無事終了しました!
このあと、交流会を行い、これまでの労をねぎらったり、他のチームと情報交換するなど、縁あって集まった仲間たちで語り合いました。

お疲れさまでした!!

参考

~ 青森プロボノチャレンジ2019の様子 ~

青森プロボノチャレンジ2019‗ヒアリングのようす
〈 団体へのヒアリングの様子 〉
こちらは、ママボノ(子育て中の母親のプロボノ)さんがお子さん連れで行った様子です。
ママボノは、お子さん連れでも参加できます。また、オンラインミーティングでもOKです!
青森プロボノチャレンジ2019‗チームミーティングのようす
〈 チームミーティングのようす 〉
こちらは、八戸市内の公共施設でミーティングしている様子です。
その場に来られなくてもオンラインで参加するなど、打合せの方法は自由です。
メールやグループLINEなど、さまざまな方法があります。

~ 昨年度のプロボノ参加者(プロボノワーカー)の声 ~
●このチャレンジに参加しなければ出会うことのなかった人たちと出会えたし、支援先の活動内容を知って、知らなかった世界を知ることができた。
●初めて行った業務があり、今後仕事の中で生かせる新しいスキルが身についたと思った。
●仕事以外での社会とのつながりができた。
●たくさんの人の力がひとつになる素晴らしい機会だった。

実績

これまでの青森プロボノチャレンジについてはこちらをご覧ください。
→ 青森プロボノチャレンジ実績このリンクは別ウィンドウで開きます

~ 昨年度の支援先団体の方々からの声 ~
●しっかりと意思を汲み取っていただけて、とても満足です。
●ヒアリングに足を運んでいただいたり、活動に対してもっと広めたいという思いで、親身になっていただけました。
●プロボノチャレンジに参加したことにより、内部関係者で意識の共有ができました。

★これまでの支援実績★
No. 年度 支援先団体 支援内容
30 NPO法人コミュサーあおもり イベント運営マニュアル作成
30 NPO法人ツル多はげます会 全国大会告知のためのサイト作成
30 NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこもも 新規ヘルパー導入マニュアル作成
30 NPO法人あおもりラジオくらぶ 市民参加募集に向けたウェブコンテンツ作成
30 CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワーク クラウドツール活用
31 NPO法人循環型社会創造ネットワーク(CROSS) 事業方針を検討するための課題整理
31 「親の時間」あおもり チラシの作成
31 NPO法人婆娑羅凡人舎 イベント案内のためのランディングページ作成
31 はちのへ女性まちづくり塾生の会 出前講座見直しのためのアンケート調査
10 31 NPO法人コミュサーあおもり フリースクール生徒募集のための説明資料

関連ページ

関連ページ

あおもりNPOガーデン
★フェイスブックページ 『あおもりnpoガーデン』★
ホームページに掲載していないようなネタも随時発信してます。
ページにアクセスいただき、「いいね!」をよろしくお願いします。
(ロゴマークをクリックするとアクセスできます)
<青森プロボノプロジェクトについてのお問い合わせ>
青森県環境生活部県民生活文化課 文化・NPO活動支援グループ
電話017-734-9207
ファクシミリ017-734-8046
電子メールseikatsu@pref.aomori.lg.jp

この記事についてのお問い合わせ

県民生活文化課 文化・NPO活動支援グループ
電話:017-734-9207  FAX:017-734-8046

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • googleplus
  • LINE

フォローする

  • facebook
  • twitter

みなさんの声を聞かせてください

このページの内容に満足しましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
送信前に確認

このページの県民満足度

県民満足度