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更新日付:2023年4月26日 青森県危機対策本部

新型コロナウイルス感染症対策に係る知事コメント・知事メッセージ

第81回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 政府は、5月8日から、新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の位置づけを、季節性インフルエンザ等と同じである5類感染症に変更することとしています。
 これに伴い、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が廃止されることから、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づき、本県の新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部を廃止します。
 併せて、政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が廃止されることから、本県の新型コロナウイルス感染症に関する青森県対処方針についても廃止します。

 青森県では、これまで、新型コロナウイルス感染症から県民の命と暮らし、そして地域経済を守るため、全庁一丸となり、その時々の感染状況に応じて、様々な取組を行ってきたところです。

 これまでの取組に当たって、県民の命を守るために懸命な対応に取り組んでこられた医療従事者をはじめとした関係者の皆様に対し、県民を代表して改めて深く感謝申し上げます。
 また、県民の皆様方におかれましては、これまでの感染防止対策に御理解と御協力をいただき、大変ありがとうございます。

 さて、県では、今回の感染症法上の位置づけの変更を契機として、これまで新型コロナウイルス感染症対策として県が行った各種取組について、整理と評価を行う「振り返り」を実施し、専門家の御意見を踏まえ、その結果を取りまとめ、次なる新興感染症に備えることとしました。
 県としては、取りまとめた結果をもとに、新型インフルエンザ等対策青森県行動計画や各種マニュアル等を改正するなど、全庁を挙げて、青森県の感染症対策の強化・充実を図っていきます。

 次に、5月8日からの本県の医療提供体制について御説明します。
 政府は、感染症法上の位置づけの変更後における医療提供体制について、特別な対応から、幅広い医療機関による自律的な通常の対応に移行するとしています。
 このため、本県においても、国の方針に沿って医療提供体制の見直しを行うものであり、全病院で新型コロナウイルス感染症患者に対応できる体制を目指すとともに、外来に対応する医療機関の拡大を図っていきます。
 また、新型コロナに関する各種お問合せや医療機関の御案内は、「青森県新型コロナウイルス感染症総合電話相談」で24時間対応しますので、御活用ください。
 この電話相談は、従来のコールセンターから変更となり、5月8日午前0時から利用可能となりますので御注意ください。
 なお、青森県臨時Webキット検査センター、青森県自宅療養サポートセンター、宿泊療養施設、また、あおもり飲食店感染防止対策認証制度については、5月7日をもって終了となります。
 発熱等の気になる症状がある方の受診等についてですが、新型コロナの陽性者と接触があったなど感染が疑われる場合、
 (1)65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦等の重症化リスクの高い方、または、症状が重い方は、 かかりつけ医や外来対応医療機関を受診してください。
 (2)重症化リスクがない方で症状が軽い方や、受診を希望しない方は、御自身で検査キットを購入し、自己検査により感染の有無を確認するようお勧めいたします。
 また、陽性者と接触した覚えがないという方は、自宅で安静にする、あるいは御自身の体調が優れない場合は新型コロナウイルス感染症以外の疾病にかかっていることもあり得ますので、かかりつけ医等を受診されることをお勧めいたします。

 次に、5月8日以降に陽性となった場合の療養期間の考え方についてです。
 政府は、感染症法上の位置づけの変更後は一律に外出自粛の要請はしないものの、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意が必要であるとしており、発症後5日を経過し、かつ、症状軽快から24時間経過するまでの間は外出を控えることを推奨しています。
 また、発症後10日間を経過するまではウイルスの排出が見込まれることからマスクの着用やハイリスク者との接触を控えることが推奨されており、周りの方へ感染させないよう御配慮をお願いいたします。

 次に、新型コロナワクチン接種についてです。
 5月8日から、各市町村において、高齢者や基礎疾患を有する方、医療従事者等を対象にワクチン接種が始まりますので、接種の検討をお願いします。

 これから人出で賑わう大型連休を迎えますので、県民の皆様方には改めて、感染しない・させない取組をお願いいたします。
 また、このところ、県内では新規感染症患者はそれほど多くない状況にありますが、前週比が1 を超えるなど感染が拡大する可能性がありますので、引き続き、場面場面で必要な感染防止対策の実施をお願いします。

 新型コロナウイルス感染症を乗り越え、社会経済活動を推進していくために、今後とも、お一人お一人がお互いを思い守り合う気持ちで、基本的な感染防止対策を実施してくださるようお願い申し上げます。

第80回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 政府のマスク着用の見直し方針に沿って、本県においても、3月13日から、マスク着用について個人の判断に委ねることを基本とします。

 したがいまして、マスクを着けている方も、外している方も、皆様それぞれに御事情があることから、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないようお願いします。そして、それぞれの判断を非難することなどもお止めください。

政府がマスク着用を推奨する場面としては、

〇医療機関受診時
〇高齢者等重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
〇混雑した電車やバスに乗る時

などが挙げられており、こうした場面ではマスクを適切に着用するようお願いします。

 このほか、症状がある方、検査で陽性となった場合や同居家族に陽性者がいる場合等で自宅待機中の方は、外出を控えていただき、やむを得ず外出をする時には、人混みは避け、マスクを着用してください。

 なお、重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等については、勤務中の従事者のマスク着用が推奨されています。また、事業者が感染防止対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されるとのことです。各施設においては、引き続き、適切な感染防止対策を講じるようお願いします。

 これからの時期は人の流れや人同士の接触機会が増えてきますし、季節性インフルエンザも、県全体ではほぼ横ばいにあり、一部の保健所管内では感染が広がっています。

 そのため、マスク着用の見直し後も、基本的な感染防止対策は引き続き重要です。人との距離の確保、手洗い・手指消毒、換気など、場面に応じてしっかりと感染防止対策をとるとともに、熱、のどの痛み、せきなどの症状がある場合は、出勤・登校・外出を控えるようにしてください。

 併せて、まだ、オミクロン株対応ワクチンを接種していない方は、接種の検討をお願いします。

 新型コロナウイルス感染症等を乗り越えていくために、今後とも、お一人お一人がお互いを思い、守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。
 政府のマスク着用の見直し方針に沿って、本県においても、3月13日から、マスク着用について個人の判断に委ねることを基本とします。

 したがいまして、マスクを着けている方も、外している方も、皆様それぞれに御事情があることから、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないようお願いします。そして、それぞれの判断を非難することなどもお止めください。

政府がマスク着用を推奨する場面としては、

〇医療機関受診時
〇高齢者等重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
〇混雑した電車やバスに乗る時

などが挙げられており、こうした場面ではマスクを適切に着用するようお願いします。

 このほか、症状がある方、検査で陽性となった場合や同居家族に陽性者がいる場合等で自宅待機中の方は、外出を控えていただき、やむを得ず外出をする時には、人混みは避け、マスクを着用してください。

 なお、重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等については、勤務中の従事者のマスク着用が推奨されています。また、事業者が感染防止対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されるとのことです。各施設においては、引き続き、適切な感染防止対策を講じるようお願いします。

 これからの時期は人の流れや人同士の接触機会が増えてきますし、季節性インフルエンザも、県全体ではほぼ横ばいにあり、一部の保健所管内では感染が広がっています。

 そのため、マスク着用の見直し後も、基本的な感染防止対策は引き続き重要です。人との距離の確保、手洗い・手指消毒、換気など、場面に応じてしっかりと感染防止対策をとるとともに、熱、のどの痛み、せきなどの症状がある場合は、出勤・登校・外出を控えるようにしてください。

 併せて、まだ、オミクロン株対応ワクチンを接種していない方は、接種の検討をお願いします。

 新型コロナウイルス感染症等を乗り越えていくために、今後とも、お一人お一人がお互いを思い、守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。

第79回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 はじめに、新型コロナウイルス感染症対策に係る予算についてです。

 来年度も各種対策に万全を期すことができるよう、

〇感染拡大防止策の推進と医療提供体制の確保
〇コロナを乗り越える地域経済活動の推進
〇ウィズコロナ下での社会生活・暮らしへの支援

の3つを柱に、令和5年度当初予算と令和4年度2月補正予算の総額で805億円余の対策を講じることとし、県議会第313回定例会に提案します。

 今後とも、政府の方針等を踏まえながら、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために、必要な対策をしっかりと実施していきたいと考えています。

 つぎに、本県の感染状況等についてです。

 去る2月9日にレベル分類のレベルを「2」から「1」に移行したところであり、その後も、新規感染症患者は減少傾向で、確保病床使用率も低い水準で推移しています。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症が収束したわけではなく、これからの時期は人の流れや人同士の接触機会が増えてくることから、引き続き注視が必要です。また、季節性インフルエンザについては感染が拡大している状況にあります。

 そのため、引き続き油断することなく、マスクの適切な着用や手洗い・手指消毒、換気など、場面に応じてしっかりと感染防止対策をとるとともに、熱、のどの痛み、せきなどの症状がある場合は、出勤・登校・外出を控えるようにしてください。

 併せて、オミクロン株対応ワクチン等の速やかな接種の検討をお願いします。

 なお、政府は基本的対処方針を変更し、マスク着用について、3月13日から個人の判断に委ねることを基本とするなどの見直しを行うこととしています。

 本県でも、この見直し時期に合わせて県対処方針等を変更し、改めてお示ししたいと考えているところですが、見直しまでの間は、引き続き会話時や会食時などに適切にマスクを着用することに御協力ください。また、学校での取扱いは、文部科学省の考え方を踏まえて御対応いただきたいと思います。

 新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの感染拡大を抑えていくために、引き続き、お一人お一人がお互いを思い、守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。

第77回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 現在の感染状況は、新規感染症患者が多い状況が続き、このまま感染拡大が継続すると、新型コロナウイルス感染症の保健・医療提供体制や一般医療に大きな影響が及ぶことが懸念されます。

 更なる感染拡大を抑えるためには、県民の皆様方お一人お一人の感染防止対策等の徹底が何よりも大きな力となります。

 特に年末年始は、忘・新年会や各種イベント、帰省などで、人の流れや人同士の接触機会が増加する時期であり、今回は特別メッセージとして、改めて、感染防止対策や感染時の対応の徹底について強くお願いするものです。

 まずは、こうした中、県民の命を守るために、日夜、懸命に新型コロナウイルス感染症対応に当たられている医療従事者等の皆様方に対し、県民を代表して深く感謝申し上げます。

 続いて、一般県民の皆様方にお願いです。

 ワクチン接種は、御自身のみならず、御家族や高齢者等の重症化リスクの高い方を守ることにつながります。

 お手元に届いている接種券でオミクロン株に対応したワクチン接種ができますので、速やかな接種を検討してください。

 また、冒頭申し上げたように、年末年始は人の流れや人同士の接触機会が増加しますので、これまで以上に感染防止対策を徹底していただく必要があります。

〇マスクの適切な着用や換気など、場面に応じてしっかりと対策をとる
〇熱、のど、せきなどの症状がある場合は、出勤・登校・外出を控える
〇忘・新年会をはじめとして、会食等は、できるだけ少人数・短時間を基本とし、会話時に必ずマスクを着用する
〇イベント等に出向く場合は、その前後の移動や飲食等も含め、人混みを避け、感染リスクが高まる行動を控える
〇イベント等の主催者は、感染リスクを考慮の上、開催する場合には業種別ガイドライン等に沿って対策を講じる

など、引き続き、感染しない・させない取組を徹底してください。

 帰省や旅行の際には、その前後等に無料検査を活用してください。家族や親戚であっても普段一緒にいない方、特に、高齢者や基礎疾患のある方等と接する場合は事前の検査を行うようお願いします。

 なお、感染不安を感じる県民の方々のために行っている無料のPCR等検査を1月末まで延長します。加えて、12月24日から1月12日までの間は、県外から来県される方も含め、帰省や旅行等に当たって、県内116か所の無料検査事業所のほか、JR青森駅でも無料で検査を受けることができますので、御活用ください。
 
 また、医療機関の負担を軽減するためには、皆様方の感染時の対応が重要となります。

〇感染した場合に備え、市販の解熱剤等や飲食料品を準備する
〇重症化リスクの低い有症状の方は、青森県臨時Webキット検査センターを活用する
〇自宅療養の場合に、発熱等があっても、症状が軽く、意識がしっかりしていて、飲食ができるときは、市販の解熱剤等を服用して療養し、必要に応じて青森県自宅療養者サポートセンター等で電話診療を受ける
〇意識障害や呼吸困難の症状がある方は、すぐに救急車を呼んで構いませんが、症状が軽い方は、外来受診を目的とした救急車の要請を控える

など、御協力をお願いします。

 このほかにも、新型コロナウイルス感染症に関する各種相談窓口を用意していますので、年末年始においても御活用ください。

 最後に、季節性インフルエンザについてです。

 本県における先週1週間の定点報告数が、流行開始の目安である1.0を上回る1.25となり、3年ぶりの流行入りとなりました。

 季節性インフルエンザの感染防止のためにも、マスクの着用や手指消毒、こまめな換気といった基本的な対策を徹底するようお願いします。のどの痛みや発熱等の症状が生じた場合には、これまでもお示ししているとおり、重症化リスクに応じて、医療機関への相談や新型コロナウイルスの自己検査を行うようお願いします。

 新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの感染拡大を抑えていくためには、県民の皆様方の感染防止対策の積み重ねが本当に大きな力となります。引き続き、お一人お一人がお互いを思い、守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。

第76回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 まず、本県のレベル分類の運用についてです。

 政府は、オミクロン株と同程度の感染力・病原性の変異株による感染拡大を想定し、今般、「新レベル分類」として、医療のひっ迫度に着目する基本的な考え方を維持しながら、オミクロン株に対応し、外来医療の状況等にも着目した内容に見直す考えを示しました。

 そのため、本県でも、専門家会議委員からの御意見等も参考に、政府の考え方に沿って、本日、レベル分類の運用を見直すとともに、レベル判断に当たっては、保健医療の負荷の状況、社会経済活動の状況及び感染状況に関する事象等を十分に勘案し、総合的に判断することとします。

 その上で、現在の感染状況は、新規感染症患者が引き続き確認され、確保病床使用率は50パーセントを超えていますが、発熱患者の外来受診体制は維持され、救急搬送困難事例の急増も見られていないことなどから、新レベル分類の「レベル2」と判断しました。

 なお、今後仮に、保健医療への負荷が相当程度増大している「レベル3」となり、社会経済活動にも支障が生じる場合には「医療ひっ迫防止対策強化宣言」、それでも医療が機能不全の状態になりかねない場合には「医療非常事態宣言」により、感染拡大防止等に係る協力要請等を行うことを検討することになります。

 県としては、そうした事態を回避できるよう、保健医療提供体制の強化・重点化や、重症化リスクが高い高齢者施設、障害者施設等での感染防止対策を進めていきます。

 県民の皆様方におかれましても、感染拡大を防ぐため、マスクの適切な着用や換気の徹底など、場面に応じてしっかりと感染防止対策を取るようお願いします。その上で、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、出勤・登校・外出を控えてください。 

 ワクチン接種は、御自身のみならず、御家族や高齢者等の重症化リスクの高い方を守ることにつながります。

 現在、市町村での接種のほか、県でも、広域接種会場を青森市、弘前市及び八戸市に設置しています。お手元に届いている接種券でオミクロン株に対応したワクチン接種ができますので、接種控えをすることなく、速やかな接種を検討するようお願いします。

 併せて、インフルエンザワクチンについても、県ホームページに接種可能な医療機関名簿を掲載していますので、積極的に接種を検討するようお願いします。

 感染拡大を抑えていくためには、県民の皆様方の感染防止対策の積み重ねが本当に大きな力となります。引き続き、お一人お一人がお互いを守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。

第75回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県の感染状況は、新規感染症患者が前週比で増加し続けるなど、全国と同様に感染拡大局面に入ったものと認識しております。

 私自身も、11月4日に発熱し、診療・検査医療機関を受診したところ、新型コロナウイルス感染症と診断されました。県民の皆様方をはじめ、関係者の皆様方には、御心配と御迷惑をおかけしましたが、無事公務に復帰することができました。
 ワクチンを4回接種していたこともあり、幸い重症化せず、自宅により療養することができましたが、改めて身近なところで感染が広がっていることを実感したところです。

 また、現時点では、県内において季節性インフルエンザの流行は確認されていませんが、今冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も懸念されます。
 どちらの感染症についても、感染拡大を防ぐため、マスクの適切な着用や換気の徹底など、場面に応じてしっかりと感染防止対策を取るようお願いします。その上で、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、出勤・登校・外出を控えてください。
 同時流行した場合の受診等については、高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦等は、かかりつけ医や診療・検査医療機関へ、小学生以下の子どもは、かかりつけ医や小児科医等へ、まずはそれぞれ電話等で御相談ください。それ以外の方は青森県臨時Webキット検査センターの活用などにより自己検査をお願いします。自己検査の結果、新型コロナウイルス感染症が陰性の場合は、季節性インフルエンザの可能性がありますので、必要な場合にはかかりつけ医等へ電話等で相談するなどし、病状に応じて療養してください。

 新型コロナワクチンについては、現在、オミクロン株に対応したワクチンの接種が市町村において進められており、県でも、接種の更なるスピードアップを目的として、青森市、弘前市及び八戸市において、12月18日までの土曜日、日曜日に県営広域接種会場を設置しています。
 ワクチン接種は、御自身のみならず、御家族や高齢者等の重症化リスクの高い方を守ることにつながります。お手元に届いている接種券でオミクロン株に対応したワクチン接種ができますので、接種控えをすることなく、速やかな接種を検討するようお願いします。
 併せて、インフルエンザワクチンについても、県ホームページに接種可能な医療機関名簿を掲載していますので、積極的に接種を検討するようお願いします。

 県では、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備えるため、国の考え方を踏まえ、外来医療をはじめとする保健医療提供体制の強化・重点化を図ることとしました。
 具体的には、
〇年末年始等の期間に対応する診療・検査医療機関に対する支援等により、その期間の診療体制を確保します。
〇また、重症化リスクが高い高齢者施設・障害者施設で、必要なタイミングで必要な時間、効果的に換気を行い、感染防止対策を徹底できるよう、県独自の取組としてこれらの全ての施設に対して二酸化炭素濃度測定器を配布します。
〇併せて、これらの施設に抗原検査キットを配布し、12月から2月にかけて毎週2回、合計24回、施設職員への集中的検査を実施します。
〇さらに、青森県臨時Webキット検査センターや青森県自宅療養者サポートセンターを増強しながら、必要な方に医療や支援を提供できる体制を維持・拡充します。

 また、こうした取組を含め、引き続き、感染防止対策と保健医療提供体制等の確保に万全を期すために、県議会第312回定例会に、令和4年度11月補正予算案として20億円余の感染症対策関連経費を提案し、既定予算と合わせて、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために、しっかりと取り組んでいきます。

 感染拡大を抑えていくためには、県民の皆様方の感染防止対策の積み重ねが本当に大きな力となります。引き続き、お一人お一人がお互いを守り合う気持ちで、必要な感染防止対策を徹底するよう重ねてお願い申し上げます。

第74回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 政府は、新型コロナウイルス感染症への対応と社会経済活動の両立をより強固なものとした「Withコロナに向けた新たな段階」に移行することとし、9月26日から、全国一律で発生届の対象者を65歳以上の方等に限定することとしています。
 本県においても、専門家会議の御意見を伺い、こうした国の考え方に沿って、発生届の対象を限定した上で、保健医療提供体制の見直しを図り、引き続き、必要な方に医療や支援を提供できる体制を確保していきます。

 具体的には、重症化リスクが低い方は、陽性が判明しても医療機関による発生届が不要となりますが、そうした方も含めて希望する全ての方に、宿泊療養の提供や配食の手配などの支援を継続します。
 また、体調悪化時には、24時間利用可能な電話診療を受け付けていますので、御利用ください。
 さらに、診療・検査医療機関や感染症患者の入院病床について、引き続き確保に努めていきます。
 重症化リスクが低い方は、保健所からの連絡がなくなりますので、青森県自宅療養者サポートセンターの支援を希望する場合、
〇青森市及び八戸市に居住の方は、居住地の保健所に電話連絡を
〇それ以外に居住し、Web利用が可能な方は、青森県臨時Webキット検査センターのWebページから登録を
〇また、Web利用ができない方は、青森県自宅療養者サポートセンターに電話連絡を
それぞれ各自でお願いします。
 なお、新型コロナウイルス感染症に関する全般的なお問合せは、青森県新型コロナウイルス感染症コールセンターにお電話ください。

 続いて、感染症対策に係る予算についてです。
 先ほど説明した体制移行も含め、引き続き、感染防止対策と検査・医療提供体制等の確保に万全を期すとともに、物価高騰下における社会経済活動を推進するために、県議会第311回定例会に、令和4年度9月補正予算案として59億円余の感染症対策関連経費を提案します。
 県としては、既定予算のほか、当該補正予算案も含め、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために、しっかりと取り組んでいきます。

 「STOP!オミクロン」
 青森県内では、新規感染症患者や病床使用率について減少傾向が見られていますが、引き続き、お一人お一人が感染リスクの高い場所を回避し、慎重な行動と徹底した感染防止対策をとってください。そして、感染を広げないために、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、出勤・登校・外出等を行わないでください。
 また、引き続き、重症化リスクの低い有症状者の方は青森県臨時Webキット検査センターを活用する、保健所への不要な問合せを控える、事業所等では従業員に医療機関などが発行する陰性証明等の提出を求めないなど、御協力をお願いします。

 新型コロナワクチンについて、接種券が届いている方は、速やかな接種を検討するようお願いします。
 また、季節性インフルエンザについては、過去2年間の流行はありませんでしたが、今年の秋冬は流行する可能性があります。基本的な感染防止対策に加え、季節性インフルエンザワクチンの接種についても是非とも検討していただきたいと思います。

 新型コロナウイルス感染症を乗り越えていくために、お一人お一人がお互いを守り合う気持ちで、感染防止対策と医療機関等の負担軽減にお力添えを賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

第73回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内では、依然として多くの新規感染症患者が発生しており、病床使用率も高い状況で推移しています。
 現時点では、真に必要な方の入院はできている状況ですが、感染拡大を抑えつつ、医療機関や保健所等の負担軽減を図ることが急務となっています。

 そこで、県では、増加している自宅療養者の生活支援や体調悪化時の対応を円滑に行うとともに、保健所業務を軽減するために、9月5日から、青森県自宅療養者サポートセンターを設置・運営することとしました。支援等が必要な方は、是非、御活用ください。

 続いて、県民の皆様方に改めて感染防止対策等のお願いです。
 感染すると、御自身や御家族の生活に大きな影響が及び、職場や学校などで感染が拡大すると、それぞれの活動に重大な支障を来たすおそれがあります。
 そうした事態を避けるために、お一人お一人が感染リスクの高い場所を回避し、あらゆる場面でこれまで以上に慎重な行動と徹底した感染防止対策をとってください。そして、感染を広げないために、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、出勤・登校・外出等を行わないでください。
 ワクチン接種を終えていない方は、速やかな接種を検討するようお願いします。
 イベント等の主催者におかれては、感染リスクを考慮の上、開催する場合には業種別ガイドライン等に沿って徹底した対策を講じていただきたいと思います。

 また、医療機関や保健所等の負担を軽減するための「5つのお願い」として、
〇重症化リスクの低い有症状者の方は、医療機関に行かずメールで診断結果を受け取れる青森県臨時Webキット検査センターを活用してください。
〇検査で陽性になった方は、保健所からの連絡に時間を要していますが、保健所への不要な問合せは控え、連絡をお待ちください。
〇自宅療養の方は、発熱等があっても症状が軽く、意識がしっかりしており、飲食ができる場合は、市販の薬を服用して療養してください。
〇意識障害や呼吸困難の症状がある方は、すぐに救急車を呼んで構いませんが、症状が軽い方は、外来受診を目的として救急車を要請しないでください。
〇事業所等では、従業員に医療機関などが発行する陰性証明等の提出を求めないでください。
これらについて何とぞ御協力をお願いします。

 なお、国が緊急避難措置として打ち出した感染症患者の全数届出の見直しについては、現時点で国から詳細が示されておらず、届出対象外となる方への対応などで、医療機関等の負担増加につながることが懸念されます。また、取扱いの変更に当たっては、予め県民に対してしっかりと周知を行う必要があると考えています。そのため、本県では、国が予定する9月後半の全国一斉導入に合わせて実施することとし、現在、諸課題の検討を行っているところです。

 「STOP!オミクロン」
 新型コロナウイルス感染症を乗り越えていくために、お一人お一人がお互いを守り合う気持ちで、感染防止対策と医療機関等の負担軽減にお力添えをいただきたく、県民の皆様方に重ねて御理解と御協力をお願い申し上げます。

第72回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 最初に、医療や検査等の関係者をはじめ、お盆の時期も新型コロナウイルス感染症対応に当たられた全ての皆様方に、改めまして深く感謝申し上げます。

 青森県内では、依然として新規感染症患者の発生が高止まりしています。現時点では、真に必要な方の入院はできている状況ですが、今後、重症化リスクの高い高齢者の感染が増えると、死者数の増加につながるとともに、一般医療の制限についても懸念されるところです。
 そこで、医療機関や保健所等の負担を軽減するため、県民の皆様方に次の5点をお願いします。

 重症化リスクの低い有症状者の方は、青森県臨時Webキット検査センターを利用することで、医療機関等で直接検査を行うことなく、Web上での入力と自宅での検査により、医師の診断結果をメールで受け取ることができます。是非、御活用ください。

 検査で陽性になった方におかれては、現在、保健所からの連絡に2~3日程度を要する場合がありますので、保健所への不要な連絡は控え、保健所からの連絡をお待ちください。

 自宅療養されている方におかれては、発熱などがあっても、症状が軽く、意識がしっかりしていて、飲食ができる場合は、解熱剤等の市販の薬を服用して安静に療養してください。

 症状が軽い方で、外来受診を目的として救急車を要請することは控えてください。救急車で来院した場合でも、症状等に応じて、入院ではなく自宅療養となることがありますが、真に必要な方の病床を確保するためですので、御理解ください。

 事業所等におかれては、従業員に対して医療機関などが発行する陰性証明等の提出を求めないようにしてください。必要がある場合は、検査の結果を示す画像や自らWeb上で取得可能な療養証明書もありますので、そちらで確認いただければと思います。

「STOP!オミクロン」
 県民の皆様方には、改めて徹底した感染防止対策を講じていただき、慎重な行動をとるようお願いします。
特に、会話時や会食時などにおいてマスクを適切に着用するとともに、感染リスクの高い場所を回避し、会食等は少人数・短時間を基本とするようにしてください。

 学校等の夏休みが終わることから、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、出勤・登校・外出等を控えることを徹底してください。
 また、学校行事や部活動などにおける感染防止対策についても、今一度、再確認するようお願いします。

 ワクチンについては、3回目接種を終えていない方などは、是非、速やかな接種を検討していただきますようお願いします。

 感染症から御自身や大切な御家族、そして重症化リスクの高い高齢者等を守るために、お一人お一人が必要な感染防止対策を徹底するよう、重ねてお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた知事メッセージ(令和4年8月8日)


 青森県内においては、新規感染症患者の発生が高止まりしています。現時点では、真に必要な方の入院はできている状況ですが、感染が更に拡大すると、重症化リスクの高い高齢者等の感染が増え、死者数の増加につながるとともに、一般医療の制限についても懸念されるところです。
 お盆の時期は、家族や親戚、友人等が集まり、ふるさとの絆を感じるかけがえのない機会ですが、帰省、お墓参りでの久しぶりに会う方との交流や大人数での会食・会合などの場面は、感染リスクが高まります。

 そこで、県民の皆様方、県外から来られる方々にお願いです。
 この夏も、基本的な感染防止対策の徹底はもちろんのこと、特に次の3点に気をつけてください。

〇帰省や旅行の際は、その前後等に無料検査を活用する。
〇会食等はできるだけ少人数・短時間を基本とする。
〇会食の場面を含め、会話時は適切にマスクを着用する。

 家族や親戚であっても普段一緒にいない方と接する場合は細心の注意を払ってください。特に、高齢者や基礎疾患のある方等と接する場合は徹底するようお願いします。

 そして、感染を広げないために、熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、外出等を控えてください。その上で、8月3日から稼働している青森県臨時Webキット検査センターでは、重症化リスクが低い有症状者を対象に検査キットを配布していますので、是非、御活用ください。なお、当該センターには1日当たり概ね2,000個程度の申込みがあるところです。

 同窓会やクラス会なども開かれる時期ですが、その場で感染を広げないよう、症状がある方は参加しないことを徹底してください。また、感染リスクの高い場所を回避し、大人数・長時間の飲食を控え、夜遅くまで出歩かないなど、くれぐれも慎重な行動をお願いします。

 「STOP!オミクロン」
 感染症から御自身や大切な御家族、そして重症化リスクの高い高齢者等を守り、みんなでこの夏を乗り切るために、お一人お一人が感染防止対策を徹底するよう、何とぞお願い申し上げます。

第71回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 最初に、医療・検査等関係者をはじめ、新型コロナウイルス感染症対応に関わる全ての皆様方に、改めまして深く感謝申し上げます。

 青森県内においては、依然として新規感染症患者が多数発生しており、このまま感染拡大が続くと、重症化リスクの高い高齢者等の感染が増え、死者数の増加につながることも懸念されるところです。

 そこで、現下のオミクロン株の感染拡大に対し、その特徴等を踏まえ、検査・医療の提供体制を更に充実させるとともに、高齢者等を守ることに重点を置いて取り組むこととします。
 まず、重症化リスクの低い有症状者を速やかに検査し、診療・検査医療機関の負担を軽減するために、本日8月3日16時から、青森県臨時Webキット検査センターを稼働させます。これにより、有症状者が自宅からWeb上で検査キットの配送を申し込み、検査結果を報告することで、メールにより医師の診断結果を受け取ることが可能となります。
 また、高齢者施設や障害者施設において職員の感染を早期に発見するために、当該施設に検査キットを配付し、週2回程度、集中的検査を実施してもらいます。
 なお、これら2つの取組に係る補正予算については、本日、専決処分いたしました。
 このほか、県薬剤師会の協力を得て、休日・早朝・夜間に検査キットを販売する薬局を確保することとしています。
 県内の診療・検査医療機関の負担を軽減し、重症化リスクの高い方が受診できるよう、今回の取組を御活用くださるとともに、陰性証明を目的とした受診を控えること、事業者におかれては職員等に陰性証明を求めないことについても御協力をお願いします。

 その上で、県民の皆様方、県外から来られる方々に感染防止対策のお願いです。

 今年の夏は、移動や行動について一律の自粛を求めるものではありません。だからこそ、感染拡大を抑え込み、重症化リスクの高い高齢者等を守るために、お一人お一人の対策を徹底していただく必要があります。

 「STOP!オミクロン」
 これまでも繰り返し申し上げてきたように、
〇会話時や会食時などにおいて適切にマスクを着用する
〇感染リスクの高い場所を回避し、会食等はできるだけ少人数・短時間で、夜遅くまで出歩かないなど、慎重な行動をとる
〇熱、のど、せきなどの症状がある場合や体調が悪い場合は、外出等を控え、青森県臨時Webキット検査センターなどを利用する
これらのことを是非ともお願いします。

 夏祭りや各種イベントに関して、主催者等におかれては、準備段階から適切な感染防止対策を講じた上で実施してください。

 また、参加される方は、
〇決められたルール等を守り、適切な感染防止対策を実践する
〇イベント等の前後も含め、慎重な行動をとる
〇体調が悪い場合は決して参加しない
これらについて何とぞ御協力をお願いいたします。

 帰省や旅行を行う場合は、その前後等に無料検査を活用していただきたいと思います。県内及び全国各地に無料検査拠点があり、8月5日からは青森駅にも臨時に設置します。高齢者や基礎疾患のある方などと接する場合は、特に細心の注意が必要ですので、是非とも活用してください。
 ワクチン接種を終えていない方は、速やかに接種を検討するとともに、是非とも検査を受けるようお願いします。

 なお、入院については、真に必要な方に医療を提供する体制を確保する観点から、症状等に応じて、入院ではなく宿泊療養をお願いする、あるいは退院・転院をお願いすることもあり得るかと思いますが、何とぞ御理解くださるようお願いします。

 感染症から御自身や大切な御家族、そして重症化リスクの高い高齢者等を守り、みんなでこの夏を乗り切るために、お一人お一人が決められたルール等を守り、基本的な感染防止対策を徹底するよう、重ねてお願い申し上げます。

第70回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 全国的に感染が急拡大する中、青森県においても新規感染症患者が急増し、クラスターも頻発している状況です。

 県では、病床457床、宿泊療養施設660室を確保するとともに、自宅療養者に対するフォローアップ体制を構築するなど、保健・医療提供体制をしっかりと確保しており、現時点で病床等が直ちにひっ迫する状況にないものと認識しています。

 しかしながら、これから夏休みシーズンに入り、夏祭りや帰省・旅行等で人同士の接触機会が確実に増加します。

 感染が確認されると、御自身や御家族の生活に大きな影響が及びます。

 このまま感染拡大が続くと、重症化リスクの高い高齢者の感染が増加し、死者数の増加につながることも懸念されるところです。

 こうした事態を回避し、現在の経済社会活動を継続していくために、県民の皆様方には、感染防止対策が必要な場面で、お一人お一人がしっかりと対応していただきたいと考えています。

 特に、夏祭りや各種イベントに関して、主催者等におかれては、準備段階から適切な感染防止対策を講じた上で実施してください。また、参加される方は、決められたルール等を守り、感染防止対策を徹底するとともに、イベント等の前後も含め、慎重な行動をお願いします。体調が悪い場合は、決して参加しないようにしてください。

 「STOP!オミクロン」

 県内外の皆様方に、県内での基本的な感染防止対策についてお願いです。

〇マスクについて、屋内では、人との距離が十分確保され、かつ、会話がない場合を除いて、適切に着用してください。屋外でも距離をとらずに会話をする場合は、マスクの着用をお願いします。

〇会食等は、感染リスクが高まりますので、できるだけ少人数で黙食を基本とし、会話時は必ずマスクを着用してください。

〇オミクロン株対策として、効果的な換気が重要と言われています。飲食店等はもちろん、職場や学校、各施設などにおいても、換気の徹底をお願いします。

〇感染を広げないために、毎日の体調確認を徹底し、熱、のど、せきなどの症状が出た時は、「これぐらい大丈夫」と思わず、出勤、外出等を控え、早めに医療機関に相談してください。

〇また、無症状の方を対象とした無料検査を8月31日まで延長することとしましたので、帰省や旅行の前後等においても御活用ください。特に、高齢者や基礎疾患のある方などと接する場合は、是非お願いします。

〇ワクチンについては、3回目までの接種と、60歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方への4回目接種を行っています。まだ終えていない方、特に若年世代の方は速やかな接種を御検討ください。

 なお、これから、医療従事者や高齢者施設の従事者への4回目接種も行っていくことになりますので、よろしくお願いします。

 県としては、引き続き、経済社会活動を維持しながら感染拡大防止を図っていくことが重要と捉えており、感染の早期発見を目的とした検査キットの活用についても検討していきたいと考えています。県民の皆様方、そして事業者の方々におかれましても、感染拡大を抑えていくためには、お一人お一人の感染防止対策の積み重ねが本当に大きな力となることから、この夏を乗り切るために、重ねまして、感染防止対策の徹底に御協力をお願い申し上げます。

第69回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内の感染状況として、大型連休の影響は限定的で、新規感染症患者の発生は減少している一方で、依然として学校等のクラスターが確認されています。また、医療がひっ迫する状況にはないものの、新規感染症患者のうち高齢者の割合も徐々に増えつつあり、病床使用率は一時期より若干増えたところです。

 こうした中、県としては、引き続き、感染拡大防止に向け、各種取組を一層進めていくこととしています。

 まず、ワクチン接種については、発症予防や重症化予防、そして医療提供体制のひっ迫回避の観点から、着実に進めていきます。

 5月28日から、3回目接種を行う県営広域追加接種会場を青森市、弘前市及び八戸市に設置し、多くの方々に御活用いただいておりますが、6月4日からは、4回目接種の対象となる60歳以上の方への接種も併せて行います。

 加えて、接種を希望する方が確実に接種できるよう、引き続き、市町村をしっかりと支援していきます。

 また、無料のPCR等検査については、5月31日までとしていたものを、6月30日まで延長しますので、感染不安を感じる無症状の方は御利用いただきたいと思います。

 次に、罹患後、倦怠感や息切れといった症状が残っている方や、ワクチン接種後、接種部位の痛み等が残る方にお知らせです。

 こうした、いわゆる後遺症に悩まれている場合は、まずは、かかりつけ医療機関やワクチン接種医療機関を受診してください。かかりつけ医療機関等で、より専門的な診療が必要と判断した場合には、後方支援的役割を担う医療機関で対応する体制としています。

 なお、受診する医療機関が分からない場合は、県コールセンターが相談に応じますので、御活用ください。

 最後に、感染症対策に係る予算についてですが、引き続き、感染防止対策に万全を期すとともに、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策も講じることとし、県議会第310回定例会に提案いたします。

 県としては、既定予算のほか、当該補正予算案も含め、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために、感染拡大を抑えながら、経済社会活動の回復に向けた取組を着実に進めていきたいと考えています。

「STOP!オミクロン」

〇マスクについて、国では、これまでの考え方を明確化したところであり、改めて申し上げます。
・屋内の場合、また、屋外であっても人との距離が十分確保できない状況で会話をする場合は、マスク着用をお願いします。
・なお、屋内でも、人との距離が十分確保され、会話をしない場合は、マスクを外して構いません。
・特に夏場、屋外で、人との距離が十分確保できる場合や会話をしない場合は、熱中症予防の観点からマスクを外すことを推奨します。
〇その一方で、会食等は、感染リスクが高まりますので、できるだけ少人数で黙食を基本とし、会話時は必ずマスクを着用してください。
〇また、感染を広げないために、熱、のど、せきなど、具合が悪い時は出勤、登校、外出等を控え、医療機関に相談しましょう。
〇学校活動や部活動などでは、感染が拡大すると、活動を休止せざるを得なくなります。それぞれが決められた対策をしっかりと実施するようお願いします。

 県民の皆様方には、これまで心を一つにして感染防止対策に取り組んでくださいましたことに、本当に感謝を申し上げます。

 引き続き、感染防止対策をとるべき場面で、お一人お一人が適切に対応することが重要となります。また、夏祭り等のイベントに向けた準備も進められる時期となってくることから、主催者におかれては、適切な感染防止対策を講じた上で、開催していただきたいと考えています。

 新型コロナウイルス感染症を乗り越えるために、県としても感染防止対策と「経済を回す」取組の両立にしっかりと取り組んでいきますので、皆様方の御理解と御協力をお願いいたします。

第68回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内の感染状況は、新規感染症患者の発生が高止まりで推移し、クラスターも頻発していますが、病床使用率は20パーセント台と低く、医療がひっ迫する状況にはないものと考えています。

 その一方で、県内でも、より感染を拡大させやすいオミクロン株のBA.2系統が確認されているほか、今後は、春祭りや各種イベント、大型連休等により人出で賑わう時期を迎えることから、感染状況を更に悪化させないための取組が重要となるものと考えています。

 県としては、3回目のワクチン接種率を着実に高めていく必要があると考えており、市町村の取組を支援しているところです。3回目の接種等がお済みでない方は、是非御検討ください。また、ワクチン接種の加速化を図るため、今後、県による広域追加接種を実施することとしていますので、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

 また、3月29日に運用を変更した積極的疫学調査の集中的実施については、4月28日以降も継続して実施することとし、重症化リスクの高い高齢者等への対応に集中していきます。

 なお、無料のPCR等検査も5月31日まで継続しますので、感染不安を感じる無症状の方は御利用ください。

 これから春祭り等の季節となりますが、主催者等におかれては、徹底した感染防止対策を実施するとともに、参加者全員に決められたルール等を遵守させるようにしてください。特に、イベント等の前後を含め、人混みを避け、感染リスクが高まる行動は控えるよう、呼びかけをお願いします。

 飲食店をはじめ各事業者等におかれては、引き続き、業種別ガイドライン等を遵守し、利用者に対する感染防止対策の徹底もお願いします。

 県としても、ポスターやテレビCMなどにより、イベントや飲食・会食等における感染防止対策を、改めて呼びかけているところです。


「STOP!オミクロン」

 県民の皆様方、そして、県外から旅行等で来られる方にもお願いです。

〇外出・移動の際は、できるだけ少人数で、感染リスクが高い場所・場面は避け、慎重に行動してください。
〇イベント等に出向く場合は、その前後も含め、人混みを避け、感染リスクが高まる行動は控えるようお願いします。
〇会食等は、普段一緒にいる人同士で少人数を基本とし、会話時は必ずマスクを着用してください。また、時間を決めてお酒は適量でお願いします。
〇感染を広げないために、熱、のど、せきなど、具合が悪い時は出勤を控え、医療機関に相談してください。子どもの登校・登園等も同様です。
〇家庭内の感染を広げないために、基本的な感染防止対策を徹底するとともに、御家族に感染が疑われる人や具合が悪い人がいたら、自宅でも、できるだけ全員がマスクを着用し、接触を避けましょう。特に、小さいお子様、高齢者、基礎疾患のある方がいる世帯では細心の注意を払ってください。
〇また、高齢者や基礎疾患のある人は、普段一緒にいない人との接触等は感染リスクが高まりますので、十分注意してください。

 今年の春も、県民の皆様方と力を合わせ、感染拡大の抑え込みに取り組む必要があります。

 感染症から御自身や大切な御家族、そしてお仲間の方々を守るため、お一人お一人が基本的な感染防止対策を徹底するとともに、本県の感染症対策の取組に対して御理解と御協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

第67回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 まず、本県のレベル分類についてですが、オミクロン株の特徴に関する知見が集積されてきたことから、今般、その特徴や本県におけるこれまでの対応状況などを踏まえ、医療提供体制への影響を重視することとし、指標、数値及び運用の見直しを行います。

 その上で、これまでは従前のレベル分類で「対策を強化すべきレベル3」でしたが、見直し後の各指標の状況を総合的に評価・判断し、本日4月6日から新しいレベル分類で「警戒を強化すべきレベル2」にすることとしました。

 次に、本県の感染防止対策についてですが、本県においては、現在、クラスターが頻発する保育施設や重症化リスクの高い高齢者施設などにおいて「積極的検査」を実施しているところです。

 また、進学・就職・転勤等による大規模な人の移動の影響に注意する必要があることから、本県が独自に強化した対策については、前回の本部会議でも申し上げたとおり、人の流れが落ち着く4月10日まで継続します。

 その上で、4月11日以降については、依然として警戒を強化すべきレベルであり、全国的な感染の増加傾向や今後の春祭り・イベント等で人出の増加が見込まれることなども踏まえ、警戒を緩めることなく、基本的には、これまで実施してきた日常生活や飲食・会食などに係る感染防止対策を継続しながら、経済社会活動を維持していくこととします。

 また、県有施設や県立学校の部活動などについては、徹底した感染防止対策を講じることを前提に、施設の再開や活動制限等の段階的な緩和を行うものです。

 県内では、新規感染症患者の発生が、依然として多いという状況から、やや減少していることが見受けられます。

 今後の感染拡大の防止にも、県民の皆様方お一人お一人の感染防止対策の積み重ねが、大きな力となります。皆様方と力を合わせて新型コロナウイルス感染症を乗り越えていきたいと考えておりますので、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。


「STOP!オミクロン」

 県民の皆様方に、改めて、次の3点について強くお願いいたします。

〇外出・移動の際は、できるだけ少人数で、感染リスクが高い場所・場面は避け、慎重に行動してください。
〇会食等は、普段一緒にいる人同士で少人数を基本とし、会話時は必ずマスクを着用してください。懇親の場でも、時間を決めてお酒は適量でお願いします。
〇感染を広げないために、熱、のど、せきなど、具合が悪い時は出勤を控え、医療機関に相談してください。子どもの登校・登園等も同様です。また、御家族に感染が疑われる人や具合が悪い人がいたら、自宅でも、できるだけ全員がマスクを着用し、接触を避けるなど、細心の注意を払ってください。

 これまでの経験を踏まえますと、人出が多くなると、感染も拡大していきます。春が訪れ、気分も高揚し、様々な活動が活発になる時期ですが、今年の春も、県民の皆様方と力を合わせ、感染拡大の抑え込みに取り組む必要があります。重ねまして、皆様方お一人お一人が基本的な感染防止対策を徹底するとともに、本県の感染症対策の取組に対し、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

第66回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内の感染状況は、病床使用率が概ね20パーセント台で推移している一方で、新規感染症患者の発生は高止まりの状態が続いており、依然として厳しいものと認識しております。

特に、保育施設や小学校などでクラスターが頻発するとともに、直近1週間では、新規感染症患者のうち4割以上が10歳未満と 10代が占めている状況です。また、重症化リスクの高い高齢者等が利用する施設でもクラスターが散見されており、今後、高齢者に感染が拡大すれば医療提供体制に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。

そこで、県では、保育施設や重症化リスクの高い高齢者施設などで、早期に感染者を把握し、感染の拡大を食い止めるために「抗原定性検査キットを活用した積極的検査」を実施することとしました。

具体的には、県内全ての保育施設、高齢者施設、障害者施設などを対象に、職員・利用者用の検査キットを配付するほか、県外からの転入者等に対しても、市町村で検査キットを配付できるようにし、それぞれ活用していただくものです。
また、保健所における積極的疫学調査についても、感染が広がっている同一世帯内の同居者や保育施設、高齢者施設などに対して集中的に実施することとします。

その一方で、安定した日常生活に必要な経済社会活動を維持するために、比較的感染リスクが低い事業所等では、当面の間、濃厚接触者を特定して出勤させないなどの行動制限を一律に求めないこととします。
その上で、無料のPCR等検査も継続することといたしましたので、感染不安を感じる無症状の方は御利用ください。

なお、県内全域を対象として本県が独自に実施している感染防止対策については、進学・就職・転勤等に伴う人の流れが落ち着く4月10日までは継続することとしていますので、何とぞ御理解と御協力をお願いいたします。

「STOP!オミクロン」

春が訪れ、人の流れや人同士の接触機会が増加する今が、感染拡大を抑えられるかの正念場です。

〇感染を広げないために、熱、のど、せきなど、具合が悪い時は出勤を控え、医療機関に相談してください。子どもの登園等も同様です。
〇家庭内の感染も増えていますので、御家族に感染が疑われる人や具合が悪い人がいたら、自宅でも、できるだけ全員がマスクを着用し、接触を避けるなど、細心の注意を払いましょう。
〇外出・移動の際は、感染リスクが高い場所・場面はできるだけ避け、少人数で慎重に行動するようお願いします。
〇会食等の場面は感染リスクが高まりますので、普段一緒にいる人同士で少人数を基本とし、会話時は必ずマスクを着用してください。懇親の場でも、時間を決めてお酒は適量でお願いします。

 お一人お一人の感染防止対策が、この局面を乗り切る大きな力となります。新型コロナウイルス感染症を乗り越えていくために、重ねまして、県民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

第65回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 昨日、政府において、本県に適用されているまん延防止等重点措置を3月21日に終了することなどが決定されました。
 青森県内の感染状況は、弘前市を含め新規感染症患者の発生が高止まりの状況にあるものの、病床使用率は50パーセントを下回るとともに低下傾向にあり、リスクが高い高齢者の感染も全国と比較して一定程度抑え込んでおり、医療がひっ迫する状況にはないものと考えています。
 こうしたことから、県としても、3月16日に当該措置の解除について政府に要請したところです。

 その一方で、現在の感染状況を踏まえると、今後も一定程度、保育施設や高齢者施設、小学校などにおいて感染が広がるものと思われます。また、進学・就職・転勤等に伴い、人の流れや人同士の接触機会が増加することで、感染リスクも高まります。
 そのため、まん延防止等重点措置終了後においても、県内全域を対象として本県が独自に実施している現在の対策の徹底・継続などにより感染拡大を抑え込む必要があると考えています。

 具体的には、不特定あるいは多数の方が利用する県有施設の原則休館・使用中止や、県立学校における対策などについて、4月10日まで延長します。なお、部活動については、厳格な感染防止対策を講じた上で、限定的に実施することとするものです。
 対策期間の延長は本当に心苦しいですが、感染症患者の発生が高止まりの状況にあることから、県民の皆様方も、気を緩めることなく、基本的な感染防止対策の徹底に御協力をお願いいたします。


「STOP!オミクロン」

〇感染を広げないために、熱、のど、せきなど、具合が悪い時は 「STOP!出勤」。子どもの登校・登園も同様にお願いします。
〇家庭内の感染も増えています。御家族に感染が疑われる人や具合が悪い人がいたら、自宅でも、できるだけ全員がマスクを着用し、接触を避けるなど、細心の注意を払いましょう。
〇年度末・年度始めが近づくにつれ、移動や会食などの機会も増える時期ですが、場面に応じた対策をとり、感染リスクが高い場所・場面はできるだけ避けるようにしてください。
〇特に、会食等の場面は感染リスクが高まりますので、普段一緒にいる人同士で少人数を基本とすること、また、会話時は必ずマスクを着用することを強くお願いいたします。

 春の訪れとともに、様々な活動が活発になる時期ですが、今年の春も、県民の皆様方と力を合わせ、感染拡大の抑え込みに取り組む必要があります。お一人お一人の感染防止対策がこの局面を乗り切る大きな力となります。
 県としても、感染拡大防止やワクチン接種の加速化などに最優先で取り組んでいきますので、重ねまして、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

第64回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県では、オミクロン株対策として、1月20日から、感染防止対策全般について取組を強化するとともに、弘前市における突出した感染状況を早急に抑え込むため、同月27日から、同市に対してまん延防止等重点措置を実施してきました。

 しかしながら、県内では、弘前市を含め、新規感染症患者の発生が、一時期より減少しているものの、依然として高い水準で推移し、明確な減少傾向にありません。また、県全体の病床使用率は50パーセント前後となっており、下降傾向にあるとは言い難い状況です。

 こうした状況について、2月18日の国の新型インフルエンザ等対策推進会議基本的対処方針分科会で示されたまん延防止等重点措置終了の考え方に基づき、国と事前に協議したところ、現時点において同措置を終了できる状況にないものと考えざるを得ず、国に期間の延長を要請したところです。

 本日、政府において3月21日までの延長が決定される見通しであることから、本県では、引き続き弘前市をまん延防止等重点措置の実施区域とし、この間、弘前市内の飲食店等に対する営業時間の短縮要請等の措置を継続いたします。
 また、弘前市以外の市町村を含め、県内全域を対象として本県が独自に対策を強化している内容についても、3月21日まで延長するものです。

 対策期間の延長により、県民の皆様方、そして事業者の皆様方には、引き続き御不便、御負担をお掛けすることになりますが、皆様方お一人お一人のお力添えが必要不可欠です。
 中でも、風邪症状があるのに出勤・登校したために、感染拡大した事例などが、依然として散見されています。
 これまでも繰り返し申し上げてきましたが、オミクロン株に対しても重要なことは、基本的な感染防止対策の徹底であり、休憩、食事等でやむを得ずマスクを外す際も細心の注意をしてください。そして、風邪症状、だるさ、喉・鼻の違和感があるときは、人との接触を避け、速やかに医療機関に相談するようお願いします。

 また、就職や進学の準備等で、都道府県をまたぐ移動も増える時期ですが、御自身や御家族等を守るために、場面に応じた対策をとり、感染リスクが高い場所・場面はできるだけ避けるようにしてください。そして、移動後も人との接触はできるだけ控え、感染不安を感じる方は無料の検査なども御活用ください。

「STOPオミクロン」

 感染症による影響が長引く中、県としては、今後とも、感染動向を注視し、感染拡大防止やワクチン接種の加速化、医療・療養体制の確保などの対策に最優先で取り組みます。そして、地域経済の回復に向け、感染拡大の収束を見据えながら、今議会に提案している新年度予算等を効果的に活用するとともに、状況に応じて必要となる対策についても検討するなど、総力を挙げて対応していきたいと考えています。引き続き、県民の皆様方と力を合わせて、新型コロナウイルス感染症を乗り越えていきたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。

第63回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県では、1月27日から2月20日までの間、まん延防止等重点措置の適用を受けて、弘前市において飲食店等に対する営業時間の短縮要請等の措置を実施しているほか、1月20日から2月28日までの間、県有施設の休館や県立学校における部活動の原則禁止など、本県独自の対策を強化してきたところです。
 しかしながら、県内における現在の感染状況は、
〇 県全体としては、感染増加のペースは鈍化しつつあるものの、学校、教育・保育施設や職場等での感染が多数確認され、新規感染症患者は、まん延防止等重点措置の適用時点よりも高い水準で、保健・医療提供体制に対する負荷も増加してきていること
〇 重点措置区域である弘前市では、新規感染症患者の発生が減少傾向に転じたものの、依然として高い水準で推移しており、まん延の抑制という状況には至っていないこと
など厳しい局面が続いています。

 こうしたことを総合的に勘案し、現時点において対策を緩める状況にはないものと判断したことから、まん延防止等重点措置の期間延長を国に要請したところです。
 本日、政府において3月6日までの延長が決定される見通しであり、本県では、引き続き弘前市をまん延防止等重点措置の実施区域とすることとしています。
 これに伴い、3月6日まで、弘前市内の飲食店等に対して営業時間の短縮要請等の措置を継続いたします。
 また、オミクロン株の特徴を踏まえ、家庭内や職場、学校、各施設等における感染防止対策を徹底するため、県民の皆様方に対し、改めて一つでも「密」を避けることや外出・移動、会食等は少人数を基本とすることを強くお願いするとともに、2月28日まで実施を予定している本県独自の対策についても、3月6日まで延長するものです。

 これまで、医療や防疫・検査などをはじめ、多くの方々の御協力の下で、感染症対策に全力で取り組んできましたが、感染は、なお拡大し続けており、今、再び正念場を迎えています。
 対策期間の延長により、県民の皆様方、そして事業者の皆様方には、引き続き御不便、御負担をお掛けすることになります。
 しかしながら、お一人お一人の感染防止対策が感染拡大を抑える大きな力となります。この厳しい局面を乗り越えるために、何とぞ御理解と御協力をお願い申し上げます。

 次に、新型コロナウイルス感染症対策の来年度予算等についてでありますが、引き続き、対策に万全を期すために、
〇感染防止対策の推進と医療提供体制の確保
〇コロナを乗り越える地域経済活動の推進
〇ウィズコロナ下での社会生活・暮らしへの支援
の3つを柱とし、令和4年度当初予算と令和3年度2月補正予算の総額で942億円余の対策を講じることとし、県議会第309回定例会に提案いたします。

 感染症による影響が長引く中、県としては、今後とも、感染動向を注視し、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために必要となる対策を躊躇なく実施していきたいと考えています。重ねまして、県民の皆様方のお力添えをお願い申し上げます。

第62回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内の新型コロナウイルス感染症の状況ですが、多数の新規感染症患者が継続して確認され、クラスターも頻発する中、特に、学校や教育・保育施設等の子どもたちとその家族等において感染が拡大しており、その抑え込みが急務となっています。

 したがいまして、2月4日の記者会見でも申し上げましたが、現下の感染状況等を踏まえ、専門家会議における御意見もいただきながら、追加の対策として、まずは、学校等における子どもたちの感染を抑えるとともに、飲食店や各種事業者を含む地域経済全体を支えることに重点を置き、取り組むこととしました。

 具体的には、既に一部の市町村で実施していますが、市町村と連携しながら、学校において、食事やトイレの場面を含めた校内での「密」の回避、部活動の原則禁止など、対策を強化するとともに、教育・保育施設に対しては、感染リスクが高まる状況を回避するよう、改めて注意喚起をしていきます。

 また、市長会や町村会からの要望等も踏まえ、地域の実情を把握している市町村が、感染拡大防止と地域経済活動の維持・回復を図るための自主的・主体的な取組を速やかに実施できるよう、市町村に対する総額30億円の補助金を措置することとし、本日、これに係る補正予算を専決処分いたしました。

 各市町村におかれましては、それぞれの創意工夫により、事業者の事業活動支援や消費喚起などの取組も含め、効果的に活用していただきたいと思います。

 このほか、県内企業の経営安定等に向けては、国が新たに創設した事業復活支援金をはじめとする各種支援制度を御活用いただくとともに、県としても、引き続き、市町村や関係団体と連携しながら、資金繰りや事業継続の支援等にしっかりと取り組んでいきます。

 現時点においては、まん延防止等重点措置の弘前市以外への拡大を見送ることとしましたが、県民の命と暮らし、そして地域経済を守るために、引き続き、感染動向を注視しながら、状況に応じて必要となる対策を躊躇なく実施していきたいと考えています。

 県民の皆様方におかれましては、感染防止対策に御協力いただきありがとうございます。また、感染が拡大する中、医療や防疫・検査などをはじめ、感染症対応に携わってきた全ての皆様方に心から敬意を表します。

 今回、対策を強化することで、皆様方には更なる御不便をお掛けしますが、何とぞ御理解をいただくとともに、ワクチン接種を終えた方も含め、お一人お一人が基本的な感染防止対策を徹底し、あらゆる場面で「密」を避けるようお願いいたします。

 特に、「場面の切り替わり」と言っていますが、学校や職場などの休憩、食事等で、やむを得ずマスクを外す際は、会話をしない、人との距離をとるなど、細心の注意を払うようにしてください。

「STOPオミクロン」
 今、再び正念場に差し掛かっていますが、皆様方と力を合わせて、新型コロナウイルス感染症を乗り越えていきたいと考えておりますので、引き続き、御理解と御協力をお願い申し上げます。

第61回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


本日、政府において、まん延防止等重点措置の適用について青森県を含む18道府県を追加することなどが決定されました。
そして、本県では、まん延防止等重点措置を講ずるべき区域を弘前市とし、具体の措置内容を決定しましたので御報告いたします。

まず、現在の感染状況ですが、これまでにないスピードで新規感染症患者が増加し続け、クラスターも頻発しています。特に、弘前市では、ここ1週間の新規感染症患者が500人を超えるなど、突出して感染が拡大しており、その抑え込みが急務となっています。

こうした感染状況が継続すると、保健・医療提供体制のひっ迫などが懸念されることから、本県のレベル分類について、昨日、対策を強化すべき「レベル3」に引き上げたところです。

次に、まん延防止等重点措置についてです。
先ほども申し上げましたが、対象区域は弘前市とし、期間は1月27日から2月20日までとします。また、特別措置法に基づく県民及び事業者の皆様方への協力要請としては、

〇弘前市内の宅配・テイクアウトを除く飲食店においては、営業時間を5時から20時までの範囲内とし、酒類の提供を行わないこと。ただし、あおもり飲食店感染防止対策認証制度の認証店については、店側の判断で酒類も提供できること。
〇結婚式場、カラオケボックス等についても、食品衛生法上の営業許可を受けている場合は、飲食店と同様の取扱いとすること。
〇飲食店等においては、同一グループの同一テーブルでの会食を4人以内とすること。
〇県民の皆様方も、20時以降、飲食店等にみだりに出入りしないこと。
〇大規模な集客施設においては、「入場者の整理等」「入場者へのマスク着用の周知」「感染防止措置を実施しない者の入場の禁止」「会話等の飛沫による感染の防止に効果のある措置」を行うこと。

などとなります。

なお、営業時間短縮等の要請に関し、要請対象の飲食店等で当該要請に応じていただいた皆様方に対しては、協力金を支給することとし、本日、当該協力金に係る補正予算を専決処分いたしました。
その申請・交付事務や飲食店の見回りについては、弘前市の全面的な御協力をいただき、連携して対応していきます。

弘前市以外の市町村においては、既にお知らせしているとおり、1月20日から2月28日までの期間、感染拡大防止のための対策を強化しているところであり、現在の対策を継続して実施することといたします。

今般、弘前市を対象区域とするまん延防止等重点措置を講ずることとなりましたが、現時点では感染症患者で医療が必要な方への診療はしっかりとできている状況と認識していますので、弘前市民の皆様、そして周辺の市町村の皆様も、まずは冷静に受け止めていただきたいと思います。

その上で、感染が拡大しているオミクロン株に対しても、基本的な感染防止対策が有効であると言われています。密集・密閉・密接のどれか一つでも感染する可能性があるので、「密」そのものを避けるように心掛けてください。


「STOPオミクロン」

県内では、既に感染拡大防止のための対策を強化しており、県民の皆様方に御不便をお掛けしているところです。また、弘前市に対してまん延防止等重点措置を適用すると、弘前市民の方々には、更なる御不便をお掛けすることになるものと存じます。

しかしながら、現状の感染拡大に歯止めが掛からなければ、医療がひっ迫し、さらには、日常生活を営む上で必要な社会機能を維持・確保できなくなるおそれがあります。何としてもこうした事態を回避するために、県としても、引き続き全力で取り組んでいきます。県民の皆様方におかれましても、御理解と御協力をお願い申し上げます。

第60回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


「オミクロン株の拡大を食い止める。」

 青森県内では、今月に入り、新型コロナウイルス感染症の新規患者が急増し、クラスターも頻発しています。また、県内でもオミクロン株への置き換わりが進み、今後さらに、これまでよりも速いスピードで感染が拡大していくものと予想されます。
 このままでは、爆発的な感染拡大により、保健所や検査機関、医療機関等の対応が追いつかない状況にもなりかねません。
 そこで、本日、県の対処方針を見直し、レベル2における感染拡大防止対策を更に強化することといたしました。具体的には、
〇県民や事業者への協力要請内容や注意喚起の強化
〇県立学校における部活動や感染リスクが高い学習活動等の対策の強化
〇不特定あるいは多数の方が集まる県主催イベント等の原則、中止・延期
〇不特定あるいは多数の方が利用する県有施設の原則、休館・使用中止
〇観光宿泊キャンペーン等について、現在、新規予約を停止していますが、レベル3相当になった場合等にあっては、既予約分の停止の検討

などを行うことといたしました。
 対象期間は1月20日から2月28日までとしますが、施設などにおいては準備期間も要するため、準備が整い次第実施いたします。
 また、今後の感染状況によっては、機動的に期間の延長や取組内容の変更等を行い、感染拡大防止に万全を期してまいります。

 県民の皆様方におかれましても、感染リスクに対する警戒レベルを更に上げていただき、基本的な感染防止対策を徹底してください。
 特に、オミクロン株は、伝播力が強いと言われており、現在、感染経路不明の案件も増えていることから、場所を問わず誰しもが感染するリスクがあると考えています。
 ワクチン接種を終えた方も含め、いわゆる三つの密と言われる密集・密閉・密接のどれか一つでも感染する可能性があるので、「密」自体を避けてください。屋外であっても油断せず、感染防止対策が徹底されていない場所なども避けるようにしてください。

 政府は、本日、まん延防止等重点措置について、東京都ほか12県の追加適用を決定しました。また、全国での感染拡大を踏まえ、ワクチン・検査パッケージ制度については、原則として、当面適用しないこととするとのことです。
 こうしたことから、県外との往来については、まん延防止等重点措置の実施区域だけでなく、不要不急の都道府県間の移動はできるだけ控えてください。
 また、普段の生活でも、できるだけ不要不急の外出を控え、混雑を避けるなど、人との接触機会を低減するようお願いします。

 現在、会食等で感染が広がる事例が散見されています。
 会食等での感染リスクを下げるために、普段一緒にいる人と、できるだけ少人数で行い、大声、長時間の飲酒は避けるようにしましょう。また、会話時は必ずマスクを着用するようお願いします。

 学校や職場などの集団では、感染が確認されると、濃厚接触者も含め多くの方が登校・出勤できなくなり、場合によっては、学級閉鎖や事業休止等を行わなければならない事態も想定されます。
 風邪症状などがあり、体調がすぐれない方は、登校・出勤等を控え、速やかに医療機関に相談してください。

 今が正念場です。

 何としてでも、オミクロン株の爆発的な感染拡大を食い止める。そして、日常生活に必要不可欠な社会機能を確保し、県民の命と暮らしを守る。このことを強く決意し、引き続き全力で取り組んでいきます。
 県民の皆様方におかれましても、感染症から御自身や大切な御家族、そして受験生をはじめ、今大事な時期にある方々を守るために、これまで以上に慎重な行動と感染防止対策を徹底するよう、御理解と御協力をお願い申し上げます。

第59回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 青森県内の新型コロナウイルス感染症の状況ですが、今月に入りオミクロン株の市中感染とみられる事例が確認されるとともに、オミクロン株の可能性がある患者も増えています。

 全国各地では、感染の急拡大とともに、既にオミクロン株への置き換わりが進んでおり、県内においても、これまでより速いスピードで感染が拡大することが懸念されています。また、入院患者が急増しており、こうした県内の感染状況を踏まえ、県内のレベル分類を「1」から、警戒を強化すべき「2」に引き上げることとしました。

 県民の皆様方に改めてお願いいたします。
 まん延防止等重点措置の実施区域との不要不急の往来は控えるようにしてください。それ以外の県外との往来についても、感染状況等を踏まえて慎重に判断するようお願いします。
 また、感染リスクが高い状況下にあったなど、感染不安を感じる無症状の方は、無料のPCR等検査を本日から実施しますので、御活用くださるようお願いします。
 このほか、大学等の受験で県外と往来する際に検査が必要となることも想定されることから、そうした受験生に対して、学校を通じてPCR検査キットを配布しますので、御活用ください。

 現在、本県では、入院病床414床、宿泊療養施設700室を確保しており、医療・療養体制として相応の対応が可能であると認識しています。その上で、今後、感染が拡大すると医療への負荷が大きくなることも懸念されます。

 感染拡大を繰り返さないために何よりも重要なのは、県民の皆様方お一人お一人が感染リスクに対する警戒レベルを上げ、慎重に行動することです。
 ワクチン接種を終えた方も含め、あらゆる場面で、マスクの適切な着用、人との距離の確保、手洗いや手指消毒、こまめな換気などの基本的な感染防止対策を徹底してください。特に、マスクについては、飛沫防止効果の高い不織布マスク等を利用し、やむを得ず外す際は、会話をしないようお願いします。

 間もなく、学校の新学期もはじまります。風邪症状などがあり、体調がすぐれない方は、登校・出勤等を控え、速やかに医療機関に相談してください。毎日の健康観察もしっかりと行うようにしましょう。
 会食等については、大人数、長時間の飲酒は感染リスクが高まりますので、十分注意してください。また、会話時は必ずマスクを着用するようお願いします。

 県としては、今後とも、感染動向を注視しながら、その状況に応じた各種対策をしっかりと講じてまいります。県民の皆様方におかれましても、感染症から御自身や大切な御家族、そして周囲の方々を守るためにも、引き続き、御理解と御協力をお願い申し上げます。

第58回新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部会議 知事メッセージ


 新型コロナウイルス感染症については、現在、全国各地で新規感染症患者の数が増加しており、一部の地域では加速度的に感染が拡大するなど、警戒を強めなければならない状況に入りつつあります。こうした中、政府は、感染の再拡大を防止する必要性等から、本日、まん延防止等重点措置の実施区域を広島県、山口県及び沖縄県とする公示を行うとともに、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を変更することといたしました。

 県としては、政府の基本的対処方針の変更を踏まえ、県の対処方針を変更するとともに、これに基づく協力要請として、県民の皆様方には、1月9日以降、まん延防止等重点措置の実施区域との不要不急の往来は控えるようお願いします。また、ワクチン・検査パッケージ等を適用した移動についても、感染拡大の状況等を踏まえて慎重に検討するようにしてください。
 それ以外の県外との往来については、現時点で自粛等を求めるものではありませんが、感染状況等を踏まえて慎重に判断するようお願いします。

 青森県内においても、今週に入り、上十三地域での感染の広がりやオミクロン株の確認等があり、県内のレベルも「0」から「1」に上がりましたが、それ以上に、首都圏等で感染拡大が進んでいることから、今後、本県に及ぼす影響に強い危機感を感じているところです。
 私としては、感染拡大を繰り返さないとの強い思いで、引き続き、積極的疫学調査や検査等を適切に実施し、感染拡大につながらないよう全力で取り組んでまいります。
 県民の皆様方におかれましても、ワクチン接種を終えた方も含め、お一人お一人が、あらゆる場面で、マスクの適切な着用、人との距離の確保、手洗いや手指消毒、こまめな換気などの基本的な感染防止対策を徹底するようお願いします。

 明日からの3連休、各地では成人式などのイベントも行われることとなっています。イベント等の前後においても、混雑を避け、感染リスクが高まる行動は控えるようにしてください。また、会食を行う際には、感染防止対策がしっかりと講じられている飲食店等で、食事中以外のマスク着用など各自の対策も徹底してください。

 新型コロナウイルス感染症から御自身や大切な御家族を守るために、そしてまた、感染拡大を繰り返さないために、引き続き、皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

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