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更新日付:2012年6月1日
県民だより あおもり(2012年6月号 第133号)テキスト版
農業を基盤に、共に生きていく地域をめざして!
農事組合法人くらいしの皆さんにお伺いしました。
Q.「農事組合法人くらいし」とは?
A.平成19年に、県南地域で初めて法人化した集落営農組織です。この地域では、農家の高齢化に伴い、10年ほど前から「田んぼの管理を任せたい」という声が相次ぐようになりました。「地域の農業を何とかしたい」という思いから、より強い経営基盤を持つ組織をつくろうと関係者がプロジェクトチームを結成。
何度も協議を重ね、地域の農業や農地を我々の代で荒廃させずに、次世代に引き継ぐこと、組織が担い手となり、農業のプロを育てることを目標に、「農事組合法人くらいし」を設立しました。
現在、127戸の農家の農地70ヘクタールを管理しています。農業機械や施設を共同利用し、計画的に経営することで省力化とコスト削減ができました。
Q.どんな取り組みを?
A.農地を計画的に利用し、ブロック分けをして1年ごとに米と大豆を交互に栽培することで連作障害を防ぎ、収量が安定しました。
地域の食品加工業者と連携し、例えば、ヤマゴボウ、しゃくし菜などの漬物の製品化も開始。冬場の雇用が広がりました。
そして、地元の南蛮味噌のメーカーから要請を受け、ダイコンとキュウリを提供することも決まりました。地域の様々な方とつながり、農業を通じて地域に恩返しできることがうれしいですね。
また、八戸市にある酒販店内に直売コーナーを設け、米や野菜を毎日配達しています。直播のこだわりの米は味も食感もよいと大変好評。売り上げも当初の目標額に到達しました。
自分の作った野菜や米が地域の人たちに喜ばれ、さらに収入がアップすれば非常にやりがいもあるし、農家の皆さんの表情もいきいきしてくるんですよね(笑)。
Q.今後、さらなる展開は?
A.生産・加工・流通の異業種の連携をさらに進め、新たな付加価値を生み出していきたいと思います。
今は、八戸市のパン業者が開発した、冷凍と解凍を繰り返しても風味が変わらない特殊技術と、うちで栽培した玄米や小麦粉をマッチングさせた玄米パンの商品化に向けて準備を進めています。
また、共通の悩みを抱える団体で「青森県集落営農ネットワーク協議会」を今年2月に設立。それぞれの取組の情報を共有し、新たな魅力を作り出していきたいと思っています。
昨年五戸町には神奈川県横浜市から新規就農を希望する若夫婦が移り住み、地域の人たちと一緒に農業を学んでいます。
今後も一人でも多くのプロを育て、農地を大切に共に生きていける地域をめざしたいですね。
農事組合法人くらいしの皆さんにお伺いしました。
Q.「農事組合法人くらいし」とは?
A.平成19年に、県南地域で初めて法人化した集落営農組織です。この地域では、農家の高齢化に伴い、10年ほど前から「田んぼの管理を任せたい」という声が相次ぐようになりました。「地域の農業を何とかしたい」という思いから、より強い経営基盤を持つ組織をつくろうと関係者がプロジェクトチームを結成。
何度も協議を重ね、地域の農業や農地を我々の代で荒廃させずに、次世代に引き継ぐこと、組織が担い手となり、農業のプロを育てることを目標に、「農事組合法人くらいし」を設立しました。
現在、127戸の農家の農地70ヘクタールを管理しています。農業機械や施設を共同利用し、計画的に経営することで省力化とコスト削減ができました。
Q.どんな取り組みを?
A.農地を計画的に利用し、ブロック分けをして1年ごとに米と大豆を交互に栽培することで連作障害を防ぎ、収量が安定しました。
地域の食品加工業者と連携し、例えば、ヤマゴボウ、しゃくし菜などの漬物の製品化も開始。冬場の雇用が広がりました。
そして、地元の南蛮味噌のメーカーから要請を受け、ダイコンとキュウリを提供することも決まりました。地域の様々な方とつながり、農業を通じて地域に恩返しできることがうれしいですね。
また、八戸市にある酒販店内に直売コーナーを設け、米や野菜を毎日配達しています。直播のこだわりの米は味も食感もよいと大変好評。売り上げも当初の目標額に到達しました。
自分の作った野菜や米が地域の人たちに喜ばれ、さらに収入がアップすれば非常にやりがいもあるし、農家の皆さんの表情もいきいきしてくるんですよね(笑)。
Q.今後、さらなる展開は?
A.生産・加工・流通の異業種の連携をさらに進め、新たな付加価値を生み出していきたいと思います。
今は、八戸市のパン業者が開発した、冷凍と解凍を繰り返しても風味が変わらない特殊技術と、うちで栽培した玄米や小麦粉をマッチングさせた玄米パンの商品化に向けて準備を進めています。
また、共通の悩みを抱える団体で「青森県集落営農ネットワーク協議会」を今年2月に設立。それぞれの取組の情報を共有し、新たな魅力を作り出していきたいと思っています。
昨年五戸町には神奈川県横浜市から新規就農を希望する若夫婦が移り住み、地域の人たちと一緒に農業を学んでいます。
今後も一人でも多くのプロを育て、農地を大切に共に生きていける地域をめざしたいですね。
地域ぐるみで取り組むビジネスづくりとコミュニティの再生
〜農山漁村の未来を支える「地域経営」〜
青森県の元気づくりは農山漁村から!
県では、農山漁村の集落など、地域を一つの「会社」と見立てて経営していく「地域経営」に取り組みを推進しています。「地域経営」は、地域の農業生産法人、集落営農組織、農林漁業者などが中心となり、様々な業種や産業とネットワークでつながることで、地域資源の新たな価値や雇用の場を生み出し、地域の経済・社会を支える新しい仕組みづくりです。
地域に暮らす様々な人たちの知恵とアイディアが、これからの地域社会を支えます。農山漁村の魅力を大いに活用した、新たな「農山漁村ビジネスづくり」に一緒に取り組みましょう。
県内の取組事例
外ヶ浜町蟹田地区(外ヶ浜町農業・農村活性化協議会)
町内の集落営農組織や自治会などで構成する活性化協議会が、地元農産物を使った弁当の宅配や米粉加工品の商品化、子ども達への食農教育活動など行っています。
平川市大光寺地区(農事組合法人 滝本水稲生産組合)
地域の水田農業を支える集落営農組織が、雇用と収益を生み出す新たなビジネスづくりを目指して、水稲育苗用のビニールハウスを活用した夏秋いちご生産や、地元産大豆や米粉を使った加工品づくりを行っています。
おいらせ町百石地区(百石漁業協同組合)
地区の主要水産物であるホッキガイの資源を安定利用するために漁獲量を制限するとともに、操業コストの削減のため、5経営体が1隻の漁船で操業する協業化により、経営の安定化に取り組んでいます。
県の支援策
将来の農山漁村の「地域経営」を支える組織や人財の育成に向けて、「地域の担い手は地域が育てる」仕組みを築くため、各市町村が設置する協議会等を通じて、地域が主体的に取り組む地域提案型事業等を推進します。
● 地域担い手育成総合支援協議会等による地域提案型の活動に対する支援
● 集落営農組織のリーダー育成、ネットワークづくりの支援
● 若手農業トップランナーの新たなチャレンジへの支援
● 「地域経営」をリードできる市町村、JA、NPO法人等の人財育成
● 「地域経営」を支援するアドバイザー等の情報の一元管理、活用促進
問い合わせ先 構造政策課 017-734-9463
〜農山漁村の未来を支える「地域経営」〜
青森県の元気づくりは農山漁村から!
県では、農山漁村の集落など、地域を一つの「会社」と見立てて経営していく「地域経営」に取り組みを推進しています。「地域経営」は、地域の農業生産法人、集落営農組織、農林漁業者などが中心となり、様々な業種や産業とネットワークでつながることで、地域資源の新たな価値や雇用の場を生み出し、地域の経済・社会を支える新しい仕組みづくりです。
地域に暮らす様々な人たちの知恵とアイディアが、これからの地域社会を支えます。農山漁村の魅力を大いに活用した、新たな「農山漁村ビジネスづくり」に一緒に取り組みましょう。
県内の取組事例
外ヶ浜町蟹田地区(外ヶ浜町農業・農村活性化協議会)
町内の集落営農組織や自治会などで構成する活性化協議会が、地元農産物を使った弁当の宅配や米粉加工品の商品化、子ども達への食農教育活動など行っています。
平川市大光寺地区(農事組合法人 滝本水稲生産組合)
地域の水田農業を支える集落営農組織が、雇用と収益を生み出す新たなビジネスづくりを目指して、水稲育苗用のビニールハウスを活用した夏秋いちご生産や、地元産大豆や米粉を使った加工品づくりを行っています。
おいらせ町百石地区(百石漁業協同組合)
地区の主要水産物であるホッキガイの資源を安定利用するために漁獲量を制限するとともに、操業コストの削減のため、5経営体が1隻の漁船で操業する協業化により、経営の安定化に取り組んでいます。
県の支援策
将来の農山漁村の「地域経営」を支える組織や人財の育成に向けて、「地域の担い手は地域が育てる」仕組みを築くため、各市町村が設置する協議会等を通じて、地域が主体的に取り組む地域提案型事業等を推進します。
● 地域担い手育成総合支援協議会等による地域提案型の活動に対する支援
● 集落営農組織のリーダー育成、ネットワークづくりの支援
● 若手農業トップランナーの新たなチャレンジへの支援
● 「地域経営」をリードできる市町村、JA、NPO法人等の人財育成
● 「地域経営」を支援するアドバイザー等の情報の一元管理、活用促進
問い合わせ先 構造政策課 017-734-9463
「あおサポ」があなたの婚活を応援
登録会員募集中
「結婚したい」と考えているなら、思い切って「婚活」にチャレンジしてみませんか。
「あおもり出会いサポートセンター(あおサポ)」が、結婚を望む方の「婚活」を応援しています。
カップル誕生~次はあなたの番
「あおサポ」が紹介したイベントで出会い、結婚に向けて準備中のカップルが誕生しています。
次はあなたが幸せを手に入れる番です。まずは「あおサポ」に登録して、婚活を始めてみませんか。会員登録は無料です。
あおサポQ&A
Q.異性と知り合うきっかけがないのですが。
A.「あおサポ」では、新たな出会いの場となる県内のイベント情報を毎月2回メールマガジンで配信しています。スポーツや料理を通した交流会、話題の街コンや気軽な合コン、パーティー等、様々なイベント情報が入手できます。積極的に参加してチャンスをつかんでください。
Q.婚活イベントに参加してもうまく話せません。
A.「あおサポ」では、好印象を与える話し方やきっかけをつかむコツ等をテーマにした「婚活セミナー」を開催し、婚活に自信がない方や、もっと魅力的になりたい方を応援しています。参加は無料ですので是非ご参加ください。
Q.プライバシーは守られますか。
A.「あおサポ」では、法令等に基づき、個人情報を厳正に管理していますので、安心してご登録ください。
こちらも募集中
婚活イベントを開催する企業・団体
独身男女に出会いの場となるイベントを開催する「協賛団体」に参加・登録をお願いしています。
あおサポが会員にメルマガでイベント情報を提供します。
出会いサポーター
出会いの相談や仲介など「出会いのお世話」をボランティアで行う方を募集しています。
会員登録等の申込・お問い合わせは
あおもり出会いサポートセンター
017-721-1250
http://adsc.jp
問い合わせ先 こどもみらい課 電話017-734-9301
頑張る!あおもリスト 西北地域編vol.2
コミュニティカフェ「でる・そーれ」の代表を務める澁谷尚子さんに、日頃の活動を通じた地域の方との「つながり」について語っていただきました。
五所川原駅前を元気にしたい
コミュニティカフェ「でる・そーれ」は、平成21年に津軽鉄道社屋の1階にオープンし、今年3周年を迎えました。
津軽五所川原駅に隣接するこの場所は、かつてはタクシー会社の車庫として使われていましたが、それもなくなり、駅前の風景としてとても寂しい印象でした。
そんな寂しい駅前をなんとかしたい!と考えて、仲間と五所川原駅前販売プロジェクトを展開。そのなかで、津軽鉄道を利用する観光客が食事をしたり、地元の人が気軽に立ち寄って交流できる多目的スペースをつくろうとスタートしました。
「でる・そーれ」メンバーは5人。それぞれ自分の得意分野を生かしてメニュー開発や情報発信など、がんばっています。
県産食材が詰まった「津鉄汁」と、大ヒット商品「石炭クッキー」
人気メニューは、五所川原市金木産の青森シャモロックでとっただし汁に、つがる市車力産のナガイモが入ったすいとんを浮かべた「津鉄汁」や、鶴田町の完熟トマトと金木産の青森シャモロックを煮込んだ「青森シャモロックとまとシチュー」などです。いずれのメニューも食材にこだわり、生産者の方を一軒一軒まわり、生産者の方とのつながりを大事にしています。
その他、ストーブ列車をイメージし、津軽鉄道と共同開発した「石炭クッキー」も人気です。
石炭クッキーは売上の一部をストーブ列車維持のために寄付しています。自分たちのつくった商品で貢献できるのがうれしいですね。
地域と人と食を絆で結ぶ
津軽鉄道のファンや観光客、ビジネス客、病院帰りのお年寄りなど、幅広い層のお客様にご利用いただいています。
東日本大震災の翌日も地域のお年寄りが集まってきて、「大丈夫?何か困っていることはない?」と、住民同士、お互いに安否を気遣う場面もありました。
単に食べ物を提供する店ではなく、地域の人たちの居場所として街に根付き、食を通じて人と人、人と地域がつながるお手伝いができることにやりがいを感じます。
ほかにも、津軽鉄道に乗って魅力的な生産者さんに会いに行く体験観光を企画したり、弘前大学の学生さんと一緒に地域の課題を検討したり、さまざまな取り組みをしています。
今後も五所川原駅前地区を拠点に、地域の人やモノを結び、奥津軽の魅力を発信していきたいですね。
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カップル誕生~次はあなたの番
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A.「あおサポ」では、新たな出会いの場となる県内のイベント情報を毎月2回メールマガジンで配信しています。スポーツや料理を通した交流会、話題の街コンや気軽な合コン、パーティー等、様々なイベント情報が入手できます。積極的に参加してチャンスをつかんでください。
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017-721-1250
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問い合わせ先 こどもみらい課 電話017-734-9301
頑張る!あおもリスト 西北地域編vol.2
コミュニティカフェ「でる・そーれ」の代表を務める澁谷尚子さんに、日頃の活動を通じた地域の方との「つながり」について語っていただきました。
五所川原駅前を元気にしたい
コミュニティカフェ「でる・そーれ」は、平成21年に津軽鉄道社屋の1階にオープンし、今年3周年を迎えました。
津軽五所川原駅に隣接するこの場所は、かつてはタクシー会社の車庫として使われていましたが、それもなくなり、駅前の風景としてとても寂しい印象でした。
そんな寂しい駅前をなんとかしたい!と考えて、仲間と五所川原駅前販売プロジェクトを展開。そのなかで、津軽鉄道を利用する観光客が食事をしたり、地元の人が気軽に立ち寄って交流できる多目的スペースをつくろうとスタートしました。
「でる・そーれ」メンバーは5人。それぞれ自分の得意分野を生かしてメニュー開発や情報発信など、がんばっています。
県産食材が詰まった「津鉄汁」と、大ヒット商品「石炭クッキー」
人気メニューは、五所川原市金木産の青森シャモロックでとっただし汁に、つがる市車力産のナガイモが入ったすいとんを浮かべた「津鉄汁」や、鶴田町の完熟トマトと金木産の青森シャモロックを煮込んだ「青森シャモロックとまとシチュー」などです。いずれのメニューも食材にこだわり、生産者の方を一軒一軒まわり、生産者の方とのつながりを大事にしています。
その他、ストーブ列車をイメージし、津軽鉄道と共同開発した「石炭クッキー」も人気です。
石炭クッキーは売上の一部をストーブ列車維持のために寄付しています。自分たちのつくった商品で貢献できるのがうれしいですね。
地域と人と食を絆で結ぶ
津軽鉄道のファンや観光客、ビジネス客、病院帰りのお年寄りなど、幅広い層のお客様にご利用いただいています。
東日本大震災の翌日も地域のお年寄りが集まってきて、「大丈夫?何か困っていることはない?」と、住民同士、お互いに安否を気遣う場面もありました。
単に食べ物を提供する店ではなく、地域の人たちの居場所として街に根付き、食を通じて人と人、人と地域がつながるお手伝いができることにやりがいを感じます。
ほかにも、津軽鉄道に乗って魅力的な生産者さんに会いに行く体験観光を企画したり、弘前大学の学生さんと一緒に地域の課題を検討したり、さまざまな取り組みをしています。
今後も五所川原駅前地区を拠点に、地域の人やモノを結び、奥津軽の魅力を発信していきたいですね。
男女が わかち合い ささえ合う 青森県
〜第3次あおもり男女共同参画プラン21を策定しました〜
本格的な人口減少社会の到来など私たちを取り巻く社会経済情勢が急速に変化する中で、男女が共同して責任を果たすとともに、社会全体で支えていく仕組みづくりが一層重要となっています。
青森県では、女性も男性も互いにその人権を尊重し、多様な価値観を認め合いながら、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指しています。
そこで、これまでの取組の成果や課題を踏まえ、より一層総合的、効果的に施策を推進していくため、新たに「第3次あおもり男女共同参画プラン21」を策定しました。
県はもとより、市町村、事業者及び県民の皆さんが、それぞれの立場から「男女が わかち合い ささえ合う 青森県」を目指し、主体的に取り組んでいきましょう。
青森県がめざす 男女共同参画社会像とは
例えば…
意志決定の場で…
●行政、企業、地域など社会のあらゆる場での意思決定に男女が対等な立場で参画しています。
地域で…
●地域でのさまざまな活動に男女が一緒に協力して豊かな地域づくりに取り組んでいます。
●高齢者や障害者が地域の人々と一緒に安心していきいきと暮らしています。
家庭で…
●家族全員が協力し合い、明るく豊かな家庭生活を営んでいます。
●男性が積極的に、家事・育児・介護などに参画しています。
働く場で…
●男女が対等なパートナーとして、いきいきと働いています。
●家庭や地域での生活とのバランスがとれた働き方をしています。
●育児休業、介護休業などを取得しやすい環境がつくられています。
学校で…
●一人一人の個性や能力を尊重し、伸ばすような教育が行われています。
あらゆる場で…
●男女が互いの人権を尊重しつつ、自分らしく生活しています。
●あらゆる暴力が根絶され、男女が安心していきいきと暮らしています。
第3次あおもり男女共同参画プラン~男女が わかち合い ささえ合う 青森県~
基本理念
◇男女の人権の尊重
◇社会における制度及び慣行についての配慮
◇政策等の立案及び決定への共同参画
◇家庭生活における活動と他の活動の両立
◇男女の生涯にわたる健康と権利の尊重
計画の期間
平成24年度から平成28年度までの5年間
計画の内容
基本目標1 政策・方針決定過程への女性の参画拡大
女性登用の促進・人材の育成・能力開発支援を進めます。
基本目標2 男女共同参画意識の定着
「男は仕事、女は家庭」などの意識の解消や社会制度、慣行の見直しなどを進めます。
基本目標3 職場・家庭における男女共同参画の実現
家事・育児・介護など家族としての責任を男女がともに担うための支援を進め、仕事と家庭生活のバランスがとれた生活を送れるよう環境づくりを推進します。
基本目標4 地域社会における男女共同参画の実現
男女がともにささえ合い、年齢や障害の有無、国籍等にかかわらず、安心して暮らせる環境づくりに取り組みます。
基本目標5 男女の人権が推進・擁護される社会の形成
性別や間柄を問わず暴力を許さない環境づくりを進めます。
「第3次あおもり男女共同参画プラン21」
問い合わせ先 青少年・男女共同参画課 電話017-734-9228
〜第3次あおもり男女共同参画プラン21を策定しました〜
本格的な人口減少社会の到来など私たちを取り巻く社会経済情勢が急速に変化する中で、男女が共同して責任を果たすとともに、社会全体で支えていく仕組みづくりが一層重要となっています。
青森県では、女性も男性も互いにその人権を尊重し、多様な価値観を認め合いながら、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指しています。
そこで、これまでの取組の成果や課題を踏まえ、より一層総合的、効果的に施策を推進していくため、新たに「第3次あおもり男女共同参画プラン21」を策定しました。
県はもとより、市町村、事業者及び県民の皆さんが、それぞれの立場から「男女が わかち合い ささえ合う 青森県」を目指し、主体的に取り組んでいきましょう。
青森県がめざす 男女共同参画社会像とは
例えば…
意志決定の場で…
●行政、企業、地域など社会のあらゆる場での意思決定に男女が対等な立場で参画しています。
地域で…
●地域でのさまざまな活動に男女が一緒に協力して豊かな地域づくりに取り組んでいます。
●高齢者や障害者が地域の人々と一緒に安心していきいきと暮らしています。
家庭で…
●家族全員が協力し合い、明るく豊かな家庭生活を営んでいます。
●男性が積極的に、家事・育児・介護などに参画しています。
働く場で…
●男女が対等なパートナーとして、いきいきと働いています。
●家庭や地域での生活とのバランスがとれた働き方をしています。
●育児休業、介護休業などを取得しやすい環境がつくられています。
学校で…
●一人一人の個性や能力を尊重し、伸ばすような教育が行われています。
あらゆる場で…
●男女が互いの人権を尊重しつつ、自分らしく生活しています。
●あらゆる暴力が根絶され、男女が安心していきいきと暮らしています。
第3次あおもり男女共同参画プラン~男女が わかち合い ささえ合う 青森県~
基本理念
◇男女の人権の尊重
◇社会における制度及び慣行についての配慮
◇政策等の立案及び決定への共同参画
◇家庭生活における活動と他の活動の両立
◇男女の生涯にわたる健康と権利の尊重
計画の期間
平成24年度から平成28年度までの5年間
計画の内容
基本目標1 政策・方針決定過程への女性の参画拡大
女性登用の促進・人材の育成・能力開発支援を進めます。
基本目標2 男女共同参画意識の定着
「男は仕事、女は家庭」などの意識の解消や社会制度、慣行の見直しなどを進めます。
基本目標3 職場・家庭における男女共同参画の実現
家事・育児・介護など家族としての責任を男女がともに担うための支援を進め、仕事と家庭生活のバランスがとれた生活を送れるよう環境づくりを推進します。
基本目標4 地域社会における男女共同参画の実現
男女がともにささえ合い、年齢や障害の有無、国籍等にかかわらず、安心して暮らせる環境づくりに取り組みます。
基本目標5 男女の人権が推進・擁護される社会の形成
性別や間柄を問わず暴力を許さない環境づくりを進めます。
「第3次あおもり男女共同参画プラン21」
問い合わせ先 青少年・男女共同参画課 電話017-734-9228
青森空港発着、韓国仁川空港での楽々乗り継ぎで世界各地へ
国際定期便「青森・ソウル線」は、韓国の空の玄関口 仁川(インチョン)空港での乗り換えで、バンコクやホーチミン、香港、上海、北京、グアム、ニューヨークなど世界の各都市への同日乗継ぎができます。世界各国への旅行やビジネスに、とっても便利です。
また、大韓航空便での乗継ぎの場合、青森で預けた荷物は、目的地の空港で受取るだけ!身軽に旅を楽しめます。
青森・ソウル線の運航は、日、火、水、金の週4便で、青森空港から仁川空港までの時間は、行きが2時間40分、帰りが2時間20分。
<運航スケジュール>
KE768 青森空港発 14:05 → 仁川空港着 16:45
KE767 仁川空港発 10:35 → 青森空港着 12:55
問い合わせ先 交通政策課 電話017-734-9153
家族の命を守るために
~6月は土砂災害防止月間~
近年、全国各地で集中豪雨や台風・地震等による土砂災害が発生しています。
災害に備えるには、日頃の準備・情報の取得・事前の避難が大事です。
日頃の準備
●各市町村では、洪水や土砂災害、津波など様々な災害を想定した調査を行っています。市町村のハザードマップや県庁ホームページで、身の周りの危険箇所を確認しましょう。
土砂災害に関する詳しい情報は、県庁ホームページ「土砂災害防止月間」
●避難場所と安全な経路を確認しておきましょう。
家族でよく話し合い、共通の認識を持つことが大切です。
情報の取得
●土砂災害警戒情報は、大雨警報よりもさらに土砂災害発生の恐れが高まった時に発表され次の方法で知ることができます。
・テレビ・ラジオのニュース速報
・気象庁ホームページ
・青森県土砂災害警戒情報システム
http://www.dosya-keikai.pref.aomori.jp/
土砂災害の危険が迫っている時に、場所・危険度を、視覚的に確認することができます。
・携帯電話メール通知サービス
https://www.dosya-keikai.pref.aomori.jp/registmail/index.html
アクセスしてメールアドレスを登録すると、土砂災害警戒情報を受け取ることができます。
事前の避難
●避難は危険を回避する最大の防衛手段です。少しでも異常を感じたら、自ら率先して避難しましょう。
●災害時に援護が必要な人がいます。民生委員等とも協力しながら、避難の手助けが必要な人と声を掛け合いましょう。
●町内会などで自主防災組織をつくり、地域住民がお互い助け合い、避難誘導や救助を行うことが被害をより少なくすることにつながります。
問い合わせ先 河川砂防課 電話017-734-966
国際定期便「青森・ソウル線」は、韓国の空の玄関口 仁川(インチョン)空港での乗り換えで、バンコクやホーチミン、香港、上海、北京、グアム、ニューヨークなど世界の各都市への同日乗継ぎができます。世界各国への旅行やビジネスに、とっても便利です。
また、大韓航空便での乗継ぎの場合、青森で預けた荷物は、目的地の空港で受取るだけ!身軽に旅を楽しめます。
青森・ソウル線の運航は、日、火、水、金の週4便で、青森空港から仁川空港までの時間は、行きが2時間40分、帰りが2時間20分。
<運航スケジュール>
KE768 青森空港発 14:05 → 仁川空港着 16:45
KE767 仁川空港発 10:35 → 青森空港着 12:55
問い合わせ先 交通政策課 電話017-734-9153
家族の命を守るために
~6月は土砂災害防止月間~
近年、全国各地で集中豪雨や台風・地震等による土砂災害が発生しています。
災害に備えるには、日頃の準備・情報の取得・事前の避難が大事です。
日頃の準備
●各市町村では、洪水や土砂災害、津波など様々な災害を想定した調査を行っています。市町村のハザードマップや県庁ホームページで、身の周りの危険箇所を確認しましょう。
土砂災害に関する詳しい情報は、県庁ホームページ「土砂災害防止月間」
●避難場所と安全な経路を確認しておきましょう。
家族でよく話し合い、共通の認識を持つことが大切です。
情報の取得
●土砂災害警戒情報は、大雨警報よりもさらに土砂災害発生の恐れが高まった時に発表され次の方法で知ることができます。
・テレビ・ラジオのニュース速報
・気象庁ホームページ
・青森県土砂災害警戒情報システム
http://www.dosya-keikai.pref.aomori.jp/
土砂災害の危険が迫っている時に、場所・危険度を、視覚的に確認することができます。
・携帯電話メール通知サービス
https://www.dosya-keikai.pref.aomori.jp/registmail/index.html
アクセスしてメールアドレスを登録すると、土砂災害警戒情報を受け取ることができます。
事前の避難
●避難は危険を回避する最大の防衛手段です。少しでも異常を感じたら、自ら率先して避難しましょう。
●災害時に援護が必要な人がいます。民生委員等とも協力しながら、避難の手助けが必要な人と声を掛け合いましょう。
●町内会などで自主防災組織をつくり、地域住民がお互い助け合い、避難誘導や救助を行うことが被害をより少なくすることにつながります。
問い合わせ先 河川砂防課 電話017-734-966
やさしい青森県史(1)
県史編さんグループ 近現代部会担当 主幹 中園 裕
今号から、青森県史の編さん事業で得られた成果を、県民の皆様にお伝えします。
今回は近現代の歴史を紹介します。青森県の近現代史は、廃藩置県で青森県が誕生してから現在までが対象です。
これまでに、廃藩置県のあった明治期から、太平洋戦争後の復興期まで、全部で5冊の資料集を刊行しました。昭和30年代以降の高度経済成長期は、これからを扱うことになりますが、この時期を生きた青森県民の日常について、少しだけ紹介しましょう。
昭和35年前後から青森市の新町通りにアーケードが設置されて以来、他の商店街も取り入れ、弘前市や八戸市など、県内各地の中心街はアーケード街へと変貌していきます。
アーケード内には小売店や専門店が建ち並び、それらの店舗をお客が往復し、買い物や飲食を楽しんでいました。そのためアーケード街は「横のデパート」と呼ばれていました。雪の多い青森県では、特に「横のデパート」が重宝されました。昭和40年代から50年代にかけては、アーケードの時代といえるかもしれません。
その一方で人々は、市場や露地売りの商人たちが集まる露店街へも頻繁に足を運びました。かつては闇市だった露店街ですが、闇市がなくなった後も、売り手と買い手が集まる社交場として存在し続けたわけです。
露店街に来るお客たちは、徒歩か自転車、またはバスを使って買い物に来ました。主役は女性たちです。彼女たちは毎日のように、自分の手で持ちきれる量を買って、買い物かごに入れて帰ります。まだ冷蔵庫の性能が今ほど完備していなかった時代ですから、1~2日分を買って帰るのが常でした。
露店街やアーケード街は、基本的に小さな専門店の集まりです。お客たちは複数の売り場を渡り歩いて野菜や果物、肉や魚、雑貨品などを買い求めます。もちろん、黙って買い物をする人は少なかったと思います。必ずといって良いほど、顔なじみの店主を見つけては、おしゃべりに花を咲かせます。お客同士で会話が弾むこともしばしば。この会話のひとときが、当時の女性たちの楽しみでもあったのです。
しかし、この露店街やアーケード街は、昭和50年代以降に本格化する自動車社会の到来で姿を変えていきます。郊外に広い駐車場を備えた大型スーパーが進出し、土日に自動車で駆けつける家族が、安い商品を大量に買い求めるようになったからです。
今回は、これからの本格的な編さんに入る高度経済成長期の青森県を、少しだけ紹介しました。平成26年3月には、これらの成果を詰めた『青森県史資料編近現代6 高度経済成長期の青森県(仮題)』を発刊する予定です。
問い合わせ先 県民生活文化課 県史編さんグループ 電話017-734-9238
申吾のほっとコラム
青森県知事 三村申吾
楽しもう!私たちの青森県
4月のある日曜日、秘書課の懇親ピクニック会で、八甲田山経由で奥入瀬、十和田湖を巡ってきた。
先ずは、久々に通った本格的な雪の回廊には度肝を抜かれた。
国内や韓国、台湾等での青森旅行フェアで“すごいですよ、こんな景色見たことありますか。今年は特に大雪だったからまだまだ見られます”とPRをしていたのだけれど、これで真実を真顔で語れる事になった。
「歩けや奥入瀬三里半」の大町桂月先生には、はしょって申し訳ないのだが、渓流は要所要所で歩いた。
阿修羅の流れや、飛金の流れは昔からお気に入りポイントだが、今回特に、「一目四滝」(白絹、白糸、不老、双白髪)から銚子大滝への歩きは、齢50余年にして感激、大であった。
なんと、私たちの奥入瀬は美しく、しかも趣きに富んでいるのだろうか。
子ノ口から休屋は、もちろん遊覧船。小学生の頃から、乗船する度のワクワク・ドキドキ感は変わらない。
乗船口で運航会社の社長さん自らが、お客さん方に声をかけている姿には、熱いものを感じた。
デッキで写真を撮っているうちに、私たちが乗り込んだ遊覧船は湖面を滑るように動き出した。
ガイドさん独特の、思いを込めた節回しの解説を聞きながら、ノスタルジックにあの日は、あの時は、誰々と乗ったなあと、さまざまなことを思い出した。
中湖で、すれ違う休屋からの遊覧船にみんなで手を振り、向こうも手を振って応えてくれた。これも船の楽しみだ。
湖の主「八之太郎」と「南祖坊」の7日7晩の激戦の跡といわれる絶壁の赤色に、思いを馳せる間に、船は中山半島に回り込んで、乙女の像を左手に見ながら休屋へ到着した。
像のところには台湾の方々が大勢来てくださっていて、昨年来のセールスの手応えを感じた。
休屋では、昔ながらの熱々の生そばが、身も心も温めてくれて、とても美味しかった。実に楽しい一日だった。
八甲田・奥入瀬・十和田湖は私たちの青森県人には小さな頃から慣れ親しんだ、もっとも馴染み深い観光スポットである。
しかし、今回あらためて身近にこんな秀逸な、特A級に素晴らしい国際的観光資源を持っている青森の力に感激した。
大震災以来、国内外のお客様が戻り来らない状況ではあるが、そんな時だからこそ県民の皆様それぞれに、子ども時代以来懐かしの県内観光スポットを訪れていただきたいと思っている。
それを何よりのエネルギーとして、観光の元気復活を進めていきたい。
県史編さんグループ 近現代部会担当 主幹 中園 裕
今号から、青森県史の編さん事業で得られた成果を、県民の皆様にお伝えします。
今回は近現代の歴史を紹介します。青森県の近現代史は、廃藩置県で青森県が誕生してから現在までが対象です。
これまでに、廃藩置県のあった明治期から、太平洋戦争後の復興期まで、全部で5冊の資料集を刊行しました。昭和30年代以降の高度経済成長期は、これからを扱うことになりますが、この時期を生きた青森県民の日常について、少しだけ紹介しましょう。
昭和35年前後から青森市の新町通りにアーケードが設置されて以来、他の商店街も取り入れ、弘前市や八戸市など、県内各地の中心街はアーケード街へと変貌していきます。
アーケード内には小売店や専門店が建ち並び、それらの店舗をお客が往復し、買い物や飲食を楽しんでいました。そのためアーケード街は「横のデパート」と呼ばれていました。雪の多い青森県では、特に「横のデパート」が重宝されました。昭和40年代から50年代にかけては、アーケードの時代といえるかもしれません。
その一方で人々は、市場や露地売りの商人たちが集まる露店街へも頻繁に足を運びました。かつては闇市だった露店街ですが、闇市がなくなった後も、売り手と買い手が集まる社交場として存在し続けたわけです。
露店街に来るお客たちは、徒歩か自転車、またはバスを使って買い物に来ました。主役は女性たちです。彼女たちは毎日のように、自分の手で持ちきれる量を買って、買い物かごに入れて帰ります。まだ冷蔵庫の性能が今ほど完備していなかった時代ですから、1~2日分を買って帰るのが常でした。
露店街やアーケード街は、基本的に小さな専門店の集まりです。お客たちは複数の売り場を渡り歩いて野菜や果物、肉や魚、雑貨品などを買い求めます。もちろん、黙って買い物をする人は少なかったと思います。必ずといって良いほど、顔なじみの店主を見つけては、おしゃべりに花を咲かせます。お客同士で会話が弾むこともしばしば。この会話のひとときが、当時の女性たちの楽しみでもあったのです。
しかし、この露店街やアーケード街は、昭和50年代以降に本格化する自動車社会の到来で姿を変えていきます。郊外に広い駐車場を備えた大型スーパーが進出し、土日に自動車で駆けつける家族が、安い商品を大量に買い求めるようになったからです。
今回は、これからの本格的な編さんに入る高度経済成長期の青森県を、少しだけ紹介しました。平成26年3月には、これらの成果を詰めた『青森県史資料編近現代6 高度経済成長期の青森県(仮題)』を発刊する予定です。
問い合わせ先 県民生活文化課 県史編さんグループ 電話017-734-9238
申吾のほっとコラム
青森県知事 三村申吾
楽しもう!私たちの青森県
4月のある日曜日、秘書課の懇親ピクニック会で、八甲田山経由で奥入瀬、十和田湖を巡ってきた。
先ずは、久々に通った本格的な雪の回廊には度肝を抜かれた。
国内や韓国、台湾等での青森旅行フェアで“すごいですよ、こんな景色見たことありますか。今年は特に大雪だったからまだまだ見られます”とPRをしていたのだけれど、これで真実を真顔で語れる事になった。
「歩けや奥入瀬三里半」の大町桂月先生には、はしょって申し訳ないのだが、渓流は要所要所で歩いた。
阿修羅の流れや、飛金の流れは昔からお気に入りポイントだが、今回特に、「一目四滝」(白絹、白糸、不老、双白髪)から銚子大滝への歩きは、齢50余年にして感激、大であった。
なんと、私たちの奥入瀬は美しく、しかも趣きに富んでいるのだろうか。
子ノ口から休屋は、もちろん遊覧船。小学生の頃から、乗船する度のワクワク・ドキドキ感は変わらない。
乗船口で運航会社の社長さん自らが、お客さん方に声をかけている姿には、熱いものを感じた。
デッキで写真を撮っているうちに、私たちが乗り込んだ遊覧船は湖面を滑るように動き出した。
ガイドさん独特の、思いを込めた節回しの解説を聞きながら、ノスタルジックにあの日は、あの時は、誰々と乗ったなあと、さまざまなことを思い出した。
中湖で、すれ違う休屋からの遊覧船にみんなで手を振り、向こうも手を振って応えてくれた。これも船の楽しみだ。
湖の主「八之太郎」と「南祖坊」の7日7晩の激戦の跡といわれる絶壁の赤色に、思いを馳せる間に、船は中山半島に回り込んで、乙女の像を左手に見ながら休屋へ到着した。
像のところには台湾の方々が大勢来てくださっていて、昨年来のセールスの手応えを感じた。
休屋では、昔ながらの熱々の生そばが、身も心も温めてくれて、とても美味しかった。実に楽しい一日だった。
八甲田・奥入瀬・十和田湖は私たちの青森県人には小さな頃から慣れ親しんだ、もっとも馴染み深い観光スポットである。
しかし、今回あらためて身近にこんな秀逸な、特A級に素晴らしい国際的観光資源を持っている青森の力に感激した。
大震災以来、国内外のお客様が戻り来らない状況ではあるが、そんな時だからこそ県民の皆様それぞれに、子ども時代以来懐かしの県内観光スポットを訪れていただきたいと思っている。
それを何よりのエネルギーとして、観光の元気復活を進めていきたい。
若者の安定した就労のために
~職場定着と正規雇用化を支援しています~
厳しい雇用情勢の中、県内では、せっかく就職してもやめてしまう若者が多く、平成20年3月の新規高卒者のうち、就職して3年後には43.5%が離職しています。また、卒業後、フリーターなど非正規雇用で就職し、なかなか正社員になることができない若者もいます。
県では、これからの青森県を担う若者が、正社員として安定して働けるように、企業向けと若者向けそれぞれにさまざまな支援を行っています。
職場定着支援
企業向け
●職業定着促進支援アドバイザーの派遣
社会保険労務士を企業に派遣し、定着促進の社内セミナーの開催や個別相談を実施します。
●職業定着のための研修会の開催
新入社員、中堅社員、経営者・管理職それぞれに向けて、職場定着のための人材育成の研修を実施します。
若者向け
●高校生と保護者のセミナー・企業見学会の開催
高校生と保護者が一緒に参加する就労意識形成セミナーと企業見学会を開催し、高校生の就職を支援します。
正規雇用化支援
企業向け
●企業に対する巡回指導や講習会の開催
社会保険労務士による企業の巡回指導や講習会の開催により、非正規労働者を正社員に登用する社内規定の整備等を支援します。
若者向け
●非正規労働者の就職支援セミナー・就職面接会の開催
非正規労働者「個人」の力を高めるための「再・就活」セミナーの集中的な開催や就職面接会の開催により、非正規労働者の正規雇用での就職を支援します。
●ヤングジョブプラザあおもりによるチーム支援等
ジョブカフェあおもり、ハローワークヤングプラザ、あおもりサポステを一体的に運営する「ヤングジョブプラザあおもり」で学卒未就職者や非正規労働者などを対象に様々な角度から総合的に就職支援を行います。
[ヤングジョブプラザあおもり]
青森県観光物産館アスパム3階
●利用日時/月~土 8:30~17:15
●休館日/日・祝日・年末年始・アスパム休館日
問い合わせ先 労政・能力開発課 電話017-734-9401
地域が支えるキャリア教育
~学校教育を支援する企業を募集しています~
県教育委員会では、青森県の子どもたち一人一人が「生きる力」を身に付け、しっかりとした職業感を形成し、社会の中で自分の役割を果たしていくために必要な基盤となる姿勢や能力など培う「キャリア教育」を推進しています。
学校・家庭・地域が連携してキャリア教育を推進
キャリア教育の展開には、社会の様々な教育力が必要です。今、学校と家庭や地域住民、企業、NPO等の関係機関と連携・協力し、社会全体でキャリア教育の充実を図ることが求められています。
学校教育サポーター募集中
県教育委員会では、学校と企業・NPO等を結ぶ「教育支援プラットフォーム」を開設し、学校の教育活動、子どもたちのキャリア教育を支援する企業やNPOを募集しています。
登録すると、「我が社は教育サポーター」としてホームページ等で紹介するほか、ステッカーを配布します。
詳しくは、県庁HP「我が社は学校教育サポーター」
問い合わせ先 総合社会教育センター 電話017-739-1270
~職場定着と正規雇用化を支援しています~
厳しい雇用情勢の中、県内では、せっかく就職してもやめてしまう若者が多く、平成20年3月の新規高卒者のうち、就職して3年後には43.5%が離職しています。また、卒業後、フリーターなど非正規雇用で就職し、なかなか正社員になることができない若者もいます。
県では、これからの青森県を担う若者が、正社員として安定して働けるように、企業向けと若者向けそれぞれにさまざまな支援を行っています。
職場定着支援
企業向け
●職業定着促進支援アドバイザーの派遣
社会保険労務士を企業に派遣し、定着促進の社内セミナーの開催や個別相談を実施します。
●職業定着のための研修会の開催
新入社員、中堅社員、経営者・管理職それぞれに向けて、職場定着のための人材育成の研修を実施します。
若者向け
●高校生と保護者のセミナー・企業見学会の開催
高校生と保護者が一緒に参加する就労意識形成セミナーと企業見学会を開催し、高校生の就職を支援します。
正規雇用化支援
企業向け
●企業に対する巡回指導や講習会の開催
社会保険労務士による企業の巡回指導や講習会の開催により、非正規労働者を正社員に登用する社内規定の整備等を支援します。
若者向け
●非正規労働者の就職支援セミナー・就職面接会の開催
非正規労働者「個人」の力を高めるための「再・就活」セミナーの集中的な開催や就職面接会の開催により、非正規労働者の正規雇用での就職を支援します。
●ヤングジョブプラザあおもりによるチーム支援等
ジョブカフェあおもり、ハローワークヤングプラザ、あおもりサポステを一体的に運営する「ヤングジョブプラザあおもり」で学卒未就職者や非正規労働者などを対象に様々な角度から総合的に就職支援を行います。
[ヤングジョブプラザあおもり]
青森県観光物産館アスパム3階
●利用日時/月~土 8:30~17:15
●休館日/日・祝日・年末年始・アスパム休館日
問い合わせ先 労政・能力開発課 電話017-734-9401
地域が支えるキャリア教育
~学校教育を支援する企業を募集しています~
県教育委員会では、青森県の子どもたち一人一人が「生きる力」を身に付け、しっかりとした職業感を形成し、社会の中で自分の役割を果たしていくために必要な基盤となる姿勢や能力など培う「キャリア教育」を推進しています。
学校・家庭・地域が連携してキャリア教育を推進
キャリア教育の展開には、社会の様々な教育力が必要です。今、学校と家庭や地域住民、企業、NPO等の関係機関と連携・協力し、社会全体でキャリア教育の充実を図ることが求められています。
学校教育サポーター募集中
県教育委員会では、学校と企業・NPO等を結ぶ「教育支援プラットフォーム」を開設し、学校の教育活動、子どもたちのキャリア教育を支援する企業やNPOを募集しています。
登録すると、「我が社は教育サポーター」としてホームページ等で紹介するほか、ステッカーを配布します。
詳しくは、県庁HP「我が社は学校教育サポーター」
問い合わせ先 総合社会教育センター 電話017-739-1270
インフォメーション
イルカいないかキャンペーン実施中! ~6月30日まで
4月下旬から7月上旬にかけて、イルカの群れが陸奥湾にやってきます。津軽半島の蟹田港と下北半島の脇野沢港をわずか1時間で結ぶ「むつ湾フェリー」に乗ってイルカを見ることができた方全員に、イルカと出会った幸運証明書と記念品をもれなくプレゼント。
時には1,000頭ものイルカの大群に遭遇することもあります。
陸路では味わうことができない、むつ湾フェリーの「イルカ?いないか?」運試しの旅。これを機会に、ぜひお楽しみください。
※詳しくは、県庁HP 「イルカいないかキャンペーン」
交通政策課 017-734-9152
6月は「シートベルト、チャイルドシート着用強調月間」です
道路交通法により、自動車の運転者は、
●備え付けられたシートベルトを装着せずに運転してはならないこと
●備え付けられたシートベルトを装着しない人を乗せて運転してはならないこと
●チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならないこと
が定められています。
運転者は、「自分と同乗者の命を守る」ため、全ての座席で、乗員に応じたシートベルトやチャイルドシートが正しく着用されていることを確認しましょう。
警察本部交通企画課 017-723-4211(代)
ナースバンクに登録ください
青森県ナースセンターでは、看護職の再就業を支援しています。
仕事を探している看護職の方、看護職を雇用したい施設がナースバンクにそれぞれ登録し、登録情報をもとに無料で職業紹介を実施しています。また、就業相談(秘密厳守)も行っていますので、就職をお考えの方、働き方に悩んでいる看護職の方はご相談下さい。
詳しくは、青森県ナースセンター(青森県看護協会内) 017-723-4580
医療薬務課 017-734-9291
県立美術館 常設展+特別展示「AOMORI EARTH 2012」
建築家や美術家達の作品を通して東日本大震災以後の社会再生に必要な新たな想像力や意志決定のイメージについて考察する企画「AOMORI EARTH 2012」を中心に、創造の原点ともいえる縄文の表現と現代アートを多角的に紹介していきます。
■会期/6月9日(土)~7月16日(月・祝)
■開館時間/9:00~18:00(入館17:30まで)
■観覧料/一般500(400)円、高大生300(240)円、小中生100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料
県立美術館 017-783-3000
http://www.aomori-museum.jp/
家畜・家きんを飼育している方へ
家畜伝染病予防法の改正により、家畜及び家きん(鶏・あひる・うずら・きじ・だちょう・ほろほろ鳥・七面鳥)の所有者には、その飼育の状況を毎年、県に「定期報告」することが義務付けられました。報告事項は、国内における高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病の発生予防や、発生時の防疫対策に必要な情報として活用します。
畜産業のほか、趣味や研究目的で所有する場合も報告対象となりますので、詳しくは最寄りの家畜保健衛生所又は畜産家にご相談ください。
畜産課 017-734-9498
自動車税 パソコン・携帯からクレジット納税!
今年6月から、自動車税をクレジットカードで納税できます。
納税の手続きは、パソコン・携帯電話で所定のサイトから納税通知書に記載されている「納付番号」、「確認番号」やクレジットカードの番号などを入力して行います。(手数料315円がかかります。)また、これまで通り、コンビニや金融機関でも納税できます。
自動車税の納付期限は、7月2日(月)です。
クレジット納税Yahoo!公金支払いサイトアドレス
http://koukin.yahoo.co.jp/
「Yahoo!公金支払い」 検索
東青地域県民局県税部課税第三課 017-734-9974
県税ホームページ:http://www.pref.aomori.lg.jp/life/tax/
イルカいないかキャンペーン実施中! ~6月30日まで
4月下旬から7月上旬にかけて、イルカの群れが陸奥湾にやってきます。津軽半島の蟹田港と下北半島の脇野沢港をわずか1時間で結ぶ「むつ湾フェリー」に乗ってイルカを見ることができた方全員に、イルカと出会った幸運証明書と記念品をもれなくプレゼント。
時には1,000頭ものイルカの大群に遭遇することもあります。
陸路では味わうことができない、むつ湾フェリーの「イルカ?いないか?」運試しの旅。これを機会に、ぜひお楽しみください。
※詳しくは、県庁HP 「イルカいないかキャンペーン」
交通政策課 017-734-9152
6月は「シートベルト、チャイルドシート着用強調月間」です
道路交通法により、自動車の運転者は、
●備え付けられたシートベルトを装着せずに運転してはならないこと
●備え付けられたシートベルトを装着しない人を乗せて運転してはならないこと
●チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならないこと
が定められています。
運転者は、「自分と同乗者の命を守る」ため、全ての座席で、乗員に応じたシートベルトやチャイルドシートが正しく着用されていることを確認しましょう。
警察本部交通企画課 017-723-4211(代)
ナースバンクに登録ください
青森県ナースセンターでは、看護職の再就業を支援しています。
仕事を探している看護職の方、看護職を雇用したい施設がナースバンクにそれぞれ登録し、登録情報をもとに無料で職業紹介を実施しています。また、就業相談(秘密厳守)も行っていますので、就職をお考えの方、働き方に悩んでいる看護職の方はご相談下さい。
詳しくは、青森県ナースセンター(青森県看護協会内) 017-723-4580
医療薬務課 017-734-9291
県立美術館 常設展+特別展示「AOMORI EARTH 2012」
建築家や美術家達の作品を通して東日本大震災以後の社会再生に必要な新たな想像力や意志決定のイメージについて考察する企画「AOMORI EARTH 2012」を中心に、創造の原点ともいえる縄文の表現と現代アートを多角的に紹介していきます。
■会期/6月9日(土)~7月16日(月・祝)
■開館時間/9:00~18:00(入館17:30まで)
■観覧料/一般500(400)円、高大生300(240)円、小中生100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料
県立美術館 017-783-3000
http://www.aomori-museum.jp/
家畜・家きんを飼育している方へ
家畜伝染病予防法の改正により、家畜及び家きん(鶏・あひる・うずら・きじ・だちょう・ほろほろ鳥・七面鳥)の所有者には、その飼育の状況を毎年、県に「定期報告」することが義務付けられました。報告事項は、国内における高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病の発生予防や、発生時の防疫対策に必要な情報として活用します。
畜産業のほか、趣味や研究目的で所有する場合も報告対象となりますので、詳しくは最寄りの家畜保健衛生所又は畜産家にご相談ください。
畜産課 017-734-9498
自動車税 パソコン・携帯からクレジット納税!
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http://koukin.yahoo.co.jp/
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東青地域県民局県税部課税第三課 017-734-9974
県税ホームページ:http://www.pref.aomori.lg.jp/life/tax/