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更新日付:2012年4月1日

県民だより あおもり(2012年4月号 第132号)テキスト版

県民だよりあおもり2012年4月号1ページ
行くたび、新しい八戸を発見。
「はっち」は、街なかから元気を発信します


Q.八戸の文化観光拠点としてオープンしてから1年が経過しましたが、反響は?
A. 末広がりの8にこだわる「はっち」では、今年2月11日の1周年記念の日で、驚くことに888,888人目の来館者をお迎えすることができました。市の調査によると、この1年で中心市街地の歩行者通行量が前年比3割増、中心市街地への新規事業所23軒。はっち開館が街の活性化のきっかけとなっているとうれしく思っています。
学校帰りの高校生や子育て中のお母さん、お年寄りなど、幅広い年代の市民が集い交流することで、館内や街に賑わいが感じられます。観光客は、南部弁が飛び交う会話や住民の普段の暮らしが新鮮に感じられるようで、「自分の街にもこんな施設が欲しい」とおっしゃいますね。

Q. 開館一か月後に東日本大震災が発生しましたが。
A. はっちは免震構造で、幸い被害はなく、自家発電で照明とストーブの電源も確保できたため、臨時避難所として約300人の方を受け入れました。近くの飲食店の方たちが、鍋やおにぎりを作って駆け付けて下さり、本当にありがたかったですね。ある旅行客の方は、帰り際に「八戸の皆さんの温かさに感激しました!」と涙ながらに語り、記念に買い求められた郷土玩具の八幡馬を抱きしめて帰られました。
震災後も、月1回の定休日以外は休むことなく開館し続けています。「ここから元気を発信して行こう!」を合言葉にスタッフが一丸となり、チャリティーライブや、八戸東高校の書道ガールズによるパフォーマンスなど、復興へ向けた取組を続けています。

Q. この施設の魅力は?
A. 「地域の資源を大事に思いながら新しい魅力を創り出すところ」をテーマに、街づくり、ものづくり、文化芸術、観光の振興、地域の子育て支援の拠点として多様な機能を持つ施設です。待ち合わせや休憩に利用できるカフェやショップ、工房兼ショップ「ものづくりスタジオ」、茶会や踊りに対応できる「和のスタジオ」、木の遊具を備えた「こどもはっち」、滞在型創作活動をサポートする「レジデンス」などがあり、街なかを散策するように楽しめます。
また、獅子頭が一斉歯打ちをするからくり時計や、八幡馬を使った柱、種差海岸や朝市を紹介する展示など、楽しい仕掛けを散りばめることで、八戸の祭りや観光スポットへの案内役を務めています。

Q. 今後、はっちの進化が楽しみですね。
A. はっちは、訪れるたびに違う顔を持つ街を元気にする施設でありプロジェクトです。関わってくれる多くの皆さんに達成感を抱いてもらいながら、市民力により発展し続ける施設にしたいと考えています。

県民だよりあおもり2012年4月号2ページ
青森の魅力再発見

野山が一斉に芽吹く春、花を求めて、心と身体をのびのび、ゆったりさせてみませんか。
県内には、身も心も癒してくれるすてきなスポットが各地にあります。
本格的な復興に向けて新しい一歩を踏み出す、この春、元気を充電する旅にでかけませんか。

湯の島カタクリ祭り(青森市 浅虫温泉)
標高132mの湯の島に船で渡り、淡い紫色の可憐な花を眺めることができます。
海水浴場船着場から乗船、片道約5分
会期:4月7日(土)~22日(日) 案内時間;9:00~15:00
渡船料:往復1,000円(小学生500円、幼児無料)
問 (社)青森観光コンベンション協会浅虫支部 017-752-3250

梵珠山(青森市浪岡)
標高468mの梵珠山は、ブナ林に覆われた自然豊かな「いこいの森」です。梵珠山という山名も釈迦三尊仏のうちの文殊(もんじゅ)菩薩の名から名付けられたと伝えられています。山頂には、釈迦堂が建てられ、旧暦7月9日には御灯明(火の玉)が降臨すると伝えられています。
問 浪岡観光協会 0172-62-2511

世界一の桜並木(弘前市 百沢~常盤野)
岩木山麓、県道嶽・鰺ヶ沢線沿いに、約6,500本のオオヤマザクラの並木が全長20キロにわたり続きます。桜の見頃に合わせて咲くミズバショウも、岩木山に春の訪れを告げます。
見頃:4月下旬~5月上旬
問 岩木山観光協会 0172-83-3000

岩木山・岩木山神社(弘前市百沢)
岩木山は、標高1,625mと県内で一番高い山です。「津軽富士」とも呼ばれ、津軽の人々の信仰の山となっています。山麓にある岩木山神社は、創建1200年余の歴史を持つ古社です。岩木山を望む鳥居から杉木立に囲まれた参道を奥に進むと、「奥の日光」と呼ばれる、重厚で秀麗な社殿があります。
問 岩木山神社 0172-83-2135

北限の梅林(五所川原市 津軽フラワーセンター)
標高142mの小高い山にある園内には約2千本の梅林があり、新緑とともに梅の花が咲き誇ります。
見頃:4月下旬~5月上旬
問 五所川原市商工観光課 0173-35-2111

千畳敷(深浦町北金ヶ沢)
1792年(寛政4年)の地震により隆起してできた岩床の海岸です。津軽藩の殿様が、千畳の畳を敷いて酒宴を催したと伝えられています。
問 深浦町観光課 0173-74-2111

春もみじ(十和田湖・奥入瀬渓流)
春の訪れとともに、野山の木々が色とりどりに一斉に芽吹く「春もみじ」。早春の十和田湖・奥入瀬渓流は森の生命が輝き始める季節です。
見頃:5月中旬~
問 十和田湖総合案内所 0176-75-2425

十和田神社占い場(十和田湖畔)
十和田湖畔の十和田神社奥の湖岸に占い場があります。ここで、紙に願いを込めてこよりを作り、沈めば願いが叶うと言われています。休屋発着の遊覧船の船上から祈願することができます。
問 十和田湖総合案内所 0176-75-2425

三戸春まつり(三戸城趾・県立城山公園)
南部氏の居城跡で、県南随一の桜の名所です。公園内には、南部氏の歴史資料を展示している天守閣風の建物三戸城温故館のほか、町立歴史民俗資料館があります。
見頃:4月下旬~5月上旬
問 三戸町総務課 0179-20-1117

蕪嶋神社(八戸市鮫町鮫)
種差海岸の北の玄関口に位置する蕪島の頂にあり、弁財天を奉っています。ウミネコの繁殖期にフンを付けられると「運気向上」の証明書が社務所からもらえます。
問 八戸市観光課 0178-46-4040

菜の花(横浜町)
約100haに作付けされた菜の花が、あたり一面を黄色に染め上げます。5月20日(日)に開催される菜の花フェスティバルは、マラソン大会や菜の花迷路などで賑わいます。
見頃:5月上旬~下旬
問 横浜町役場 0175-78-2111

願掛岩(佐井村佐井)
山や里の豊穣と海の幸を恵んでくれる神々への感謝を表す祈願所でもあり、岩の姿が、男女が抱き合っているように見えることから、縁結びの願いをかける信仰の岩です。
問 佐井村役場 0175-38-2111

問い合わせ先
広報広聴課 電話 017-734-9137

県民だよりあおもり2012年4月号3ページ
私のイチオシ“癒し”スポット大募集!!

青森県内には、力みなぎるパワースポットや、奇説・珍説・ユニークな伝説に満ちあふれたミステリーゾーンがたくさんあります。県では、パワースポットやミステリーゾーンを“癒し”スポットとして、「美知(みち)の国あおもり」という青森県の新しい魅力を県内外に発信し、交流人口の拡大につなげていく取り組みを行っています。「美」は、本県の「自然の美」、「知」は「癒しの知」を意味します。
県が作成したパンフレットには、58か所のパワースポットやミステリーゾーンが掲載されていますが、このパンフレットに掲載されていないもので、「まだまだすごいスポットがあるぞ!」とか、「こんな不思議なものがあるよ」とか、県内外の人があっと驚くようなスポットがまだまだあると思います。そこで、私のイチオシ“癒し”スポットを大募集します。抽選で5名様に“癒し”スポットの特産品詰め合わせをプレゼント!

問い合わせ先
企画調整課  電話 017-734-9174

頑張る!あおもリストvol.1
 NPO法人「三戸地域資源発掘会議おっほの会」の理事長を務める西国(さいごく)日出子さんに、三戸町の魅力について語っていただきました。

○おっほの会を設立したきっかけは?
 平成20年、青い森鉄道の利活用や東北新幹線開業に向けてのワークショップに参加したメンバーが中心となり、三戸町を「元気な町、自ら稼げる町、子どもたちが誇りに思える町」にしたいと、平成21年に設立しました。「おっほ」とは、三戸町の鳥・コノハズクのこと。三戸町の魅力を発掘・発信することで、多くの方に三戸に足を運んでもらいたいと約20人のメンバーで活動しています。

○活動内容は?
 青い森鉄道などと連携し、街歩きガイドを行っています。三戸南部氏の居城として三戸城が築かれた三戸町は、歴史遺産も豊富で見どころもいっぱい!また、東京の料理店を会場に三戸の郷土料理を振る舞うイベントも開催しています。そのほか、大豆栽培から麹まですべて手作りの味噌を販売するなど、町の特産品作りにも取り組んでいます。

○「さんのへ 川の驛(えき)」は、個性的な外観ですね。
 町を流れる熊原川(くまはらがわ)のほとりにあるここは、もともと、流木や廃品を使って創作活動を行っていた、故・村上ハツさんの作業小屋でした。ハツさんが亡くなった後、彼女をよく知る町内の仲間が集まり、「ハツさんの作品を展示しながら、誰もがゆっくりくつろげる、しゃべり場を作りたい」と、平成17年、隠れ家的サロン兼カフェ「さんのへ 川の驛(えき)」をオープン。メンバーが丹精込めて育てた無農薬野菜を使った「日替わりランチ」や、コーヒーを飲みながらおしゃべりできる空間です。町内の一人暮らしのお年寄りも、ここでコーヒーを飲みながらおしゃべりするのを楽しみにしています。ユニークな樽の顔が迎える店内には、ハツさんの作品が所狭しと並んでいるほか、樽の中の図書館は、子どもたちの隠れ家として人気のスペース。三戸のおみやげも置いています。

○三戸町の魅力は?
 三戸城跡「県立城山公園」は、現在も石垣や濠跡など当時の面影を残しており、春は桜がみごとです。車で一気に公園まで行くよりは、高台にある城跡まで歩いていくと、見えてくる景色がおすすめです。町内のメインストリートはかつての奥州街道で、街道沿いには文化財もたくさん。また、ゴマやクルミのあんが入った「きんか餅」や、サクッと軽い「三戸せんべい」など、この地ならではの食の魅力もいっぱい。ぜひ、三戸町の街歩きを楽しんでください!

県民だよりあおもり2012年4月号4ページ
平成24年度当初予算 ~震災からの創造的復興を積極的に推進~

東日本大震災の影響等により、県税収入等の歳入環境が厳しさを増す中、「青森県行財政改革大綱」に基づき、財政健全化に引き続き取り組みつつ、震災からの復旧・復興への万全な対応を図り、よりよい青森県づくりを進めていきます。

■平成24年度当初予算は7,075億円(対前年度当初比2.1%増、3年連続のプラス予算)
 平成24年度一般会計当初予算は、規模としては7,075億円となり、平成23年度当初予算と比較して147億円、2.1パーセントの増で、震災からの創造的復興を積極的に推進する予算となりました。

■東日本大震災復旧・復興関連経費 ~「青森県復興ビジョン」に基づき「攻めの復興」を推進~
○総額 276億円(青森県特別融資制度貸付金(震災関連分)を含め623億円)
1 被災者の生活再建支援 10億円
2 創造的復興を支える生業づくり 183億円 
(ほかに青森県特別保証融資制度貸付金(震災関連分) 346億円)
3 災害に強い地域づくり 67億円
4 復興を担い、グローバル社会に挑戦するたくましい人財の育成 1億円
5 復興ビジョンの推進 15億円

■4つの「戦略キーワード」で取組の重点化 ~未来への挑戦推進事業~
平成21年度からスタートした 「青森県基本計画未来への挑戦」では、予算編成に先立って設定する「戦略キーワード」に基づいて事業を企画・立案し、「取組の重点化」を図っています。
平成24年度当初予算では「選択と集中」の基本方針に掲げた次の4つの戦略キーワード及び地域別計画に基づき、重要施策の推進を図ります。

<戦略キーワード1> 暮らしと産業の復興・創生 34.8億円
 震災による社会状況の変化を捉えながら、県民の暮らしと産業の両面で、更なるレベルアップを図り、新たな青森県づくりに取り組みます。
●災害に強く、美しいふるさとを次代に引き継 ぐ取組の強化
●再生可能エネルギーや水産加工ビジネスの多様化などの産業振興

<戦略キーワード2> 発進、青森力 27.6億円
 絆を大切にして将来を見据えた人財育成・地域力再生を進めるとともに、世界中の目が東北に向けられる中、青森県の魅力を高める情報発信に取り組みます。
●人口減少社会を見据えた地域の元気づくり
●地域産業や青森の未来を担う人財の育成
●震災の影響による風評被害の払拭
●国内外に向けた青森県の魅力発信

<戦略キーワード3> 雇用の創出・拡大 66.8億円
 県民一人一人の経済的基盤を確立するため、地域資源を最大限に活用した、雇用の創出・拡大に取り組みます。
●中小企業等への支援など地域産業の活性化
●農商工連携によるあおもり食産業の強化
●農林水産業の販売・生産体制の強化

<戦略キーワード4> あおもり型セーフティネット 56.3億円
 子どもからお年寄りまで誰もが安心して暮らせる社会づくりのため、県民の「健康力の向上」と、暮らしや雇用のセーフティネットの確保に取り組みます。
●医師確保対策、がん・生活習慣病対策
●若者の就職定着化・正規雇用化の支援
●県民の誰もが安心して暮らせる環境づくり

○地域別計画推進事業等 4.9億円 地域の持つ特長を生かした「生業(なりわい)」づくりに取り組みます

問い合わせ先
財政課 電話017-734-9036 企画調整課 電話017-734-9129

県民だよりあおもり2012年4月号5ページ
青森県の県内総生産
 ~最新の「青森県県民経済計算」(平成21年度確報)から~


■県内総生産って?
新聞やニュースで「今年の国内総生産(GDP)は〇〇〇兆円」という言葉を見たり聞いたりしたことがあると思います。県内総生産とは「青森県版GDP」のことで、県経済の規模や変化、成長率や産業構造などがわかります。

■平成21年度の県内総生産はどうだったの?
平成20年9月のリーマンショックから順調に生産活動が回復していったものの、年度全体としては前半まで好調だった平成20年度を上回るまでとはならず、3年連続のマイナス成長になりましたが、マイナス幅は全国よりも小さくなっています。

■産業構造の特徴もわかるよ
県内総生産からみた、本県の産業構造は全国・東北に比べ、農林水産業の比率が高く、製造業が低くなっています。

■青森県の全国順位は?
平成21年度の県内総生産(名目)は、全国第28位で、愛媛県、長崎県とほぼ同じ規模となっています。また、米ドル換算で国際比較をすると、青森県の県内総生産はブルガリアやスリランカと同規模、総人口で除した一人あたりの総生産になると、実はイギリスやスペインと同規模です。
(諸外国は平成21年暦年値。総務省統計局で国連統計を加工した値を参考。)

■ちなみに、県民所得って?
各都道府県の経済力を示す指標としてしばしば用いられます。県民所得は、雇用者の給与等、利子や配当などの財産所得のほか、会社や自営業者の営業利益などの企業所得も含まれています。そのため、「一人あたり県民所得」といっても個人の給与所得の水準を表すものではありません。
県内総生産も県民所得も「県民経済計算」から知ることができます。
詳しくは、県庁ホームページ 青森県統計データランド

問い合わせ先
統計分析課 電話 017-734-9166

申吾のほっとコラム
春だ。青森の元気の素、温泉へ行こう。

私のかつての“マイ・ブーム”は“温泉めぐり”でした。さすがに朝からということはなかったけれど、時間を比較的自由に使えた頃は、下北・上北方面をだいぶ湯(ゆ)ったりさせてもらいました。いろんな方々に出会い、話を伺い、様々な土地柄を実地に見て回った後、時に潮騒を聞きながら、時に山間で木々の間の空を仰いでぼんやりしながらぬくーっとしていると、こんこん湧いてくるお湯と共に、地域の元気づくりのアイディアがふつふつと湧いてきたものでした。下風呂の湯を巡り気持ち良すぎて湯あたりしたり、薬研の露天で蛇に出会ったり、蔦・猿倉・谷地と、はしごしたりとか、ゆるやかな時を思い出します。
思えば大震災以来、実に激走の日々でしたが、4月にもなったことだし雪もあちこちにあるけれど、「船中八策(せんちゅうはっさく)」に対抗して、湯中八朔(ゆちゅうはっさく)でも食しながら元気アップしたいものだと考えています。手元には観光国際戦略局が気合いをこめて発行したはしご湯バイブル『あおもり立ち寄り温泉湯めぐり路』があり、もう一冊、あおもりで湯ったり『癒しの手帖』もあります。青森の温泉は、大震災復興応援にきてくださる沢山の方々の、お役に立つべく頑張っていますが、是非県内の方々にも、冬の疲れをいやす“湯ったり”にご活用いただければ幸いです。
今や青森の温泉は、国内のみならず海外の方々向けにも重要なコンテンツ。韓国や台湾の旅行会社で「浮湯(うきゆ)は素晴らしいですね」とか「りんごのお風呂が人気です」とか「ランプの湯にあこがれる方が増えています」とか言われた時はうれしかった。今年は国内外の旅行会社で「他にもこんな温泉、あんなお風呂があって、泉質も良くて」と説明できるよう、自らも入らねばと決意しています。浅虫、嶽・百沢、黒石、下風呂のように湯めぐりプランができている温泉群もあり、話題の古遠部(ふるとおべ)とかモール泉とかにも入ってみたいもの。しかし!自慢話のためには、風の噂に聞く、鯖石温泉のような謎めいた秘湯も探訪せねば。皆さんも「“湯ったり”、いかがですか?」

県民だよりあおもり2012年4月号6ページ
一緒に取り組もう 犯罪のない安全・安心なまちづくり
 
犯罪のない安全で安心な社会は、私たちが生活していく上での基盤であり、その実現は県民みんなの願いです。県では、「青森県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」に基づき、行政、県民、事業者、地域団体などが連携・協力し合い、一丸となって犯罪のない安全で安心な社会の実現に向けた取り組みを計画的に進めています。

~地域の安全は地域で守る! 犯罪に強いまちづくりに向け、できることからはじめてみましょう。~

■犯罪者はあなたや地域のこんな“無関心”を好みます。
・住民同士が無関心
・地域ぐるみの防犯活動に無関心
・犯罪への自衛に無関心
・住んでいる地域に無関心

×住民同士が無関心/○目を合わせて挨拶をする

日頃から挨拶をしていると不審者に気付きやすくなります。また、犯罪者は顔を覚えられたくないため、声をかけられるとその場を去っていきます。

×地域ぐるみの防犯活動に無関心/○緊急避難できる場所を意識する(子ども110番の家、子ども110番の車)
 被害にあいそうな場合、またはあった場合、一時的に保護する場所です。また、不審者情報の警察への通報など、犯罪の未然防止にも協力しています。

×住んでいる地域に無関心/○地域にゴミ等を散乱させない
ゴミ出しのルールを守る、地域住民同士で近所の公園のゴミ拾いなど環境美化に努めましょう。ゴミのない綺麗な地域は、不審者を寄せ付けず、これが守られていない地域は犯罪者に安心感を与えると言われます。

×住んでいる地域に無関心/○見守りパトロールを実施する
子どもの登下校の時間に合わせ、買物、犬の散歩、庭の手入れなどをし、様子を見守るようにしましょう。

×犯罪への自衛に無関心/○短時間の外出時でも鍵をかける ○犯罪情報を共有する
犯罪者は同じエリアで犯罪を繰り返す傾向があります。犯罪情報は地域で共有し、再発の未然防止に役立てましょう。

×犯罪への自衛に無関心/○地域安全マップを作成する
危険な場所は、「入りやすく」「見えにくい」場所。そのような場所は、だれかに教えてもらうのではなく、自分の力で見つけ、近寄らないことが重要です。マップを作成する過程で、そのための力が育ちます。

問い合わせ先
県民生活文化課 電話 017-734-9232

県民だよりあおもり2012年4月号7ページ
親子に優しい街マップサービスが始まりました

子ども連れで街を歩くとき、授乳室やおむつ交換スペースのあるお店などの情報があったら便利だと思いませんか?携帯電話やスマートフォンを使って子育て応援施設の情報を検索できる「親子に優しい街マップ」サービスを3月から始めました。

■子育て応援施設の検索ができます
キーワードや住所、施設種別を入力すると、妊婦さんや子ども連れの家庭が、料金割引等の特典やベビーベッド利用等のサービスを受けられる「あおもり子育て応援わくわく店」、親子向けイベント実施施設、子どもの遊び場などの情報が検索できます。 

■経路の検索ができます
GPSで現在の位置を取得し、行きたい施設までの道順と所要時間を表示します。お出かけの途中で道に迷ったり、目的の施設まで何分かかるのか知りたいときに便利な機能です。

■子育て応援施設の情報を更新しています
県では、安心して子育てができるよう、地域・社会全体で支えあう環境づくりを進めています。「親子に優しい街マップ」サービスもそのひとつ。

問い合わせ先
こどもみらい課 電話 017-734-9301

山菜採りは、目先の収穫より安全第一!
もうすぐ春の山菜採りシーズンです。遭難事故にあわないよう、安全に山菜採りを楽しみましょう。

■火山性ガスに注意
八甲田山などの活火山では、硫化水素などの有毒ガスが噴出している場所もあります。特に、無風・くもりの時はガスがたまりやすいといわれているので注意しましょう。

■家族等に行動予定を連絡
行き先、帰宅予定時間、車の駐車予定場所を家族等に連絡して出かけましょう。単独行動は避けましょう。

■無理のない計画と行動を
遭難者のほとんどは、山菜採りに夢中になって迷ったり、無理をして崖等から転落したりしています。
天気予報を確認し、自分の体力、体調にあった行動を心がけ、無理をしないようにしましょう。悪天候の日は、絶対に入山しないように。また、午後3時ころを目安に、できるだけ早めの下山を心がけ、万一迷ったらむやみに歩き回らないようにしましょう。特に日没後の行動は危険です。大木の陰や岩陰で、風を防ぎ、火を焚くなどして助けを待ちましょう。

問い合わせ先
防災消防課 電話 017-734-9089

県民だよりあおもり2012年4月号8ページ
インフォメーション

平成24年度青森県職員採用試験のお知らせ

各採用試験の日程などの情報を掲載したパンフレット『平成24年度青森県職員採用総合案内』を作成しました。パンフレットは県庁正面受付などで配布しているほか、ホームページでもご覧いただけます。また、返信用封筒を同封して郵送で請求した方には、郵送もいたします。
〔平成24年度各採用試験の第1次試験の日程〕
○上級試験(大卒程度)…6月24日(日)
○中級(短大卒程度)・初級試験(高卒程度)…9月23日(日)
○警察官A試験(大卒)…7月8日(日)
○警察官B試験(大卒以外)…9月23日(日)
人事委員会事務局 電話 017-734-9829
※警察官A試験(大卒)及び警察官B試験(大卒以外)については、
青森県警察本部警務課採用係 電話 017-723-4211(内線2664~2666)

電子申請・届出システムをご利用ください

県では、自宅や職場のインターネットを利用することで、受付窓口まで出向くことなく行政手続の申請等ができる「青森県電子申請・届出システム」を運用しています。引っ越しの多いこの時期には、「自動車税住所変更届」が便利ですので、ぜひご利用ください。 
※県庁ホームページトップページの左側メニューにある「電子申請」バナーからも利用できます。
情報システム課 電話 017-734-9159

震災からの復興・再生でお悩みの事業者へ

「青森県産業復興相談センター」は、東日本大震災により被害を受けた事業者(小規模事業者、農林漁業者等を含む)の復旧や事業再開を幅広く支援するために設置された公的機関です。
専門家が常駐し、二重ローンや資金調達などに関して、事業者の実情に応じてきめ細かなサポートを実施しております。震災被害でお悩みの方は、下記の相談窓口へご連絡ください。
■相談窓口
・八戸事務所 八戸市番町9-5 協栄八戸番町ビル5階 電話 0178-32-7153
・青森事務所 青森市新町2-8-26 青森県火災共済会館4階 電話 017-752-9225
■受付時間:9:00~17:00(土日祝日を除く)

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電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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