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更新日付:2012年2月1日
県民だより あおもり(2012年2月号 第131号)テキスト版
大鰐を元気にしたい! 大人から子どもまで町ぐるみでふるさとを応援。
Q.OH!!鰐(オーワニ)元気隊とは?
A. 大鰐町は近年、さまざまな問題を抱え、町には沈滞ムードが漂っていました。「町が抱える課題を行政任せにせず、自分たちで魅力を再発見し、生まれ育った町を元気にして子どもたちの未来につなげていこう」と、2007年、地元有志による「OH!!鰐元気隊」を結成。現在、約200人が活動しています。
Q. OH!!鰐元気隊の取り組みとは?
A. 町民を対象としたワークショップの結果をもとに、地域の財産である温泉や食、歴史、文化を活用したプロジェクトを展開しています。また、地域の子どもたちと一緒に川の清掃活動や、ツツジの植栽を行うなど、町の景観をきれいにする取り組みも行っています。2008年には、NPO「NPO推進青森会議」と協働で行った事業が、内閣府の「地方の元気再生事業」に採択されました。大鰐温泉もやしの首都圏への売り込み、「大鰐町地域交流センター鰐come(ワニカム)」の活性化、首都圏の大鰐出身者を中心とする大鰐応援ファンクラブの立ち上げなど、さまざまな取り組みを展開しています。
また、地元小学校5、6年生による元気隊キッズもメンバーです。子どもたちはそれぞれ自分の名刺を持っており、東京の飯田橋にある県のアンテナショップで、自分たちが育てた野菜を自ら販売しています。生産から販売まですべてのプロセスに関わることで、子どもたちが将来の夢を描き、ふるさとに誇りを持てるようになればと思っています。
Q. プロジェクトおおわに事業協同組合が手がけるコミュニティビジネスとは?
A. 2004年にオープンした鰐comeは赤字経営に転落し、町は指定管理料0円を条件に管理者を募集しました。しかし、応募者がなく、町の将来に不安を募らせたOH!!鰐元気隊の中心メンバーら9人が出資し、「プロジェクトおおわに事業協同組合」を設立。2009年から指定管理者として創意工夫を凝らした経営に取り組んでいます。町内の雇用を確保しようと、ほとんどの従業員は町民です。そして、「サービス日本一」をめざし、まず館内の清掃を徹底しました。毎日心をこめて掃除をしているおかげで、施設内はとても居心地のいい雰囲気になりました。朝礼では、物販、レストラン、温泉のスタッフ全員が売上目標やクレーム内容を把握。経営理念を唱和した後は、みんなで握手をします。この朝礼で従業員の連帯感・意識改革が図られています。
商品開発にも力を入れており、大鰐特産の醤油のジュレを使った大鰐スイーツのほか弘南鉄道大鰐線の往復乗車券と鰐comeの温泉入浴券等をセットにした「さっパス」など、周辺企業との連携商品も大好評です。
Q. 活動の成果と、今後の目標は?
A. おかげさまで、鰐comeを私たちが引き受けた初年度の売り上げは前年比138パーセント、2年目133パーセントと、黒字に転換しました。町民が主体となって運営することで、商品ひとつ販売するにしても、「自分たちは単に物を売っているのではなく、ここから大鰐の魅力を発信しているんだ!」というふうに、町民の意識も変わってきましたね。
今後も、地元の農家や製麺所、駄菓子屋などとコラボした商品開発を続け、雇用の場を広げるとともに、後継者育成に励んでいきたいですね。
Q.OH!!鰐(オーワニ)元気隊とは?
A. 大鰐町は近年、さまざまな問題を抱え、町には沈滞ムードが漂っていました。「町が抱える課題を行政任せにせず、自分たちで魅力を再発見し、生まれ育った町を元気にして子どもたちの未来につなげていこう」と、2007年、地元有志による「OH!!鰐元気隊」を結成。現在、約200人が活動しています。
Q. OH!!鰐元気隊の取り組みとは?
A. 町民を対象としたワークショップの結果をもとに、地域の財産である温泉や食、歴史、文化を活用したプロジェクトを展開しています。また、地域の子どもたちと一緒に川の清掃活動や、ツツジの植栽を行うなど、町の景観をきれいにする取り組みも行っています。2008年には、NPO「NPO推進青森会議」と協働で行った事業が、内閣府の「地方の元気再生事業」に採択されました。大鰐温泉もやしの首都圏への売り込み、「大鰐町地域交流センター鰐come(ワニカム)」の活性化、首都圏の大鰐出身者を中心とする大鰐応援ファンクラブの立ち上げなど、さまざまな取り組みを展開しています。
また、地元小学校5、6年生による元気隊キッズもメンバーです。子どもたちはそれぞれ自分の名刺を持っており、東京の飯田橋にある県のアンテナショップで、自分たちが育てた野菜を自ら販売しています。生産から販売まですべてのプロセスに関わることで、子どもたちが将来の夢を描き、ふるさとに誇りを持てるようになればと思っています。
Q. プロジェクトおおわに事業協同組合が手がけるコミュニティビジネスとは?
A. 2004年にオープンした鰐comeは赤字経営に転落し、町は指定管理料0円を条件に管理者を募集しました。しかし、応募者がなく、町の将来に不安を募らせたOH!!鰐元気隊の中心メンバーら9人が出資し、「プロジェクトおおわに事業協同組合」を設立。2009年から指定管理者として創意工夫を凝らした経営に取り組んでいます。町内の雇用を確保しようと、ほとんどの従業員は町民です。そして、「サービス日本一」をめざし、まず館内の清掃を徹底しました。毎日心をこめて掃除をしているおかげで、施設内はとても居心地のいい雰囲気になりました。朝礼では、物販、レストラン、温泉のスタッフ全員が売上目標やクレーム内容を把握。経営理念を唱和した後は、みんなで握手をします。この朝礼で従業員の連帯感・意識改革が図られています。
商品開発にも力を入れており、大鰐特産の醤油のジュレを使った大鰐スイーツのほか弘南鉄道大鰐線の往復乗車券と鰐comeの温泉入浴券等をセットにした「さっパス」など、周辺企業との連携商品も大好評です。
Q. 活動の成果と、今後の目標は?
A. おかげさまで、鰐comeを私たちが引き受けた初年度の売り上げは前年比138パーセント、2年目133パーセントと、黒字に転換しました。町民が主体となって運営することで、商品ひとつ販売するにしても、「自分たちは単に物を売っているのではなく、ここから大鰐の魅力を発信しているんだ!」というふうに、町民の意識も変わってきましたね。
今後も、地元の農家や製麺所、駄菓子屋などとコラボした商品開発を続け、雇用の場を広げるとともに、後継者育成に励んでいきたいですね。
コミュニティビジネスで地域を元気に
~住民パワーを結集した新たな「生業(なりわい)」づくり~
皆さんは、お住まいの地域や日頃の生活に満足していますか?また、周りに、生活上の困りごとを抱えている人はいませんか。例えば、買い物に困っているお年寄り、孤独な子育てに不安を抱えるお母さん、空き店舗の多い商店街、後継者不足に悩む農家etc…
「コミュニティビジネス」とは、地域が抱えるこのような課題の解決をめざして、住民の皆さんが主体となりネットワークを作りながら、アイディアと地域の資源を活かして取り組む継続的な活動です。
県では、より明るく豊かで住みよい地域づくりをめざして、地域住民が力を合わせて取り組む地域密着型のビジネスを支援しています。
県内のコミュニティビジネスの事例
○子育て・障害者支援、地域経済活性化
特定非営利活動法人 むつ下北子育て支援ネットワークひろば(むつ市) 電話0175-23-7844
乳幼児一時預かり、グループホームの運営、弁当配食、カフェ運営等を通じて子育て支援、障害者の生活・就労支援、商店街活性化を複合的に行っています。
○お年寄りの生活支援、障害者の就労支援
特定非営利活動法人サンネット青森(青森市) 電話017-732-7741
コミュニティレストランとの連携により、地域の高齢者等に安全・安心な食事を提供。障害者が弁当の配達を担っています。
○地域の特産品の活用、地域農業活性化
特定非営利活動法人菜の花トラストin横浜町(横浜町) 電話 0175-78-2011
町の菜の花を守り育てるため、耕作放棄地等に菜種を作付け、高品質な食用菜種油や化粧品を開発・製造販売。
○着地型観光の推進、生活文化・伝統技術の継承
特定非営利活動法人かなぎ元気倶楽部(五所川原市) 電話 0173-54-2828
太宰治ゆかりの古民家を再生し、グリーンツーリズムの拠点「かなぎ元気村 かだるべぇ」として運営。ひば細工や田舎スイーツ等の様々な体験メニューを提供。
県の支援策
・創業等に係る相談窓口の設置
・経営上の課題解決に向けた専門家派遣
・普及活動(優良事例表彰の実施、見本市・フォーラム・ワークショップ等の開催)
・地域支援ネットワーク会議の開催
相談窓口「あおもりコミュニティビジネスサポートセンター」
「地域をもっと元気にしたい」「経験を活かして社会の役に立ちたい」「地域でネットワークづくりを進めたい」
「融資や助成金等の支援について知りたい」等お考えのときは、お気軽にご相談ください。(個人・団体を問いません。)
・開設時間:月曜~金曜(祝日を除く) 9:00~18:00
・電話:017-774-5598
・E-mail
(運営主体:特定非営利活動法人NPO推進青森会議ホームページ
問い合わせ先 経営支援課 電話017-734-9374
~住民パワーを結集した新たな「生業(なりわい)」づくり~
皆さんは、お住まいの地域や日頃の生活に満足していますか?また、周りに、生活上の困りごとを抱えている人はいませんか。例えば、買い物に困っているお年寄り、孤独な子育てに不安を抱えるお母さん、空き店舗の多い商店街、後継者不足に悩む農家etc…
「コミュニティビジネス」とは、地域が抱えるこのような課題の解決をめざして、住民の皆さんが主体となりネットワークを作りながら、アイディアと地域の資源を活かして取り組む継続的な活動です。
県では、より明るく豊かで住みよい地域づくりをめざして、地域住民が力を合わせて取り組む地域密着型のビジネスを支援しています。
県内のコミュニティビジネスの事例
○子育て・障害者支援、地域経済活性化
特定非営利活動法人 むつ下北子育て支援ネットワークひろば(むつ市) 電話0175-23-7844
乳幼児一時預かり、グループホームの運営、弁当配食、カフェ運営等を通じて子育て支援、障害者の生活・就労支援、商店街活性化を複合的に行っています。
○お年寄りの生活支援、障害者の就労支援
特定非営利活動法人サンネット青森(青森市) 電話017-732-7741
コミュニティレストランとの連携により、地域の高齢者等に安全・安心な食事を提供。障害者が弁当の配達を担っています。
○地域の特産品の活用、地域農業活性化
特定非営利活動法人菜の花トラストin横浜町(横浜町) 電話 0175-78-2011
町の菜の花を守り育てるため、耕作放棄地等に菜種を作付け、高品質な食用菜種油や化粧品を開発・製造販売。
○着地型観光の推進、生活文化・伝統技術の継承
特定非営利活動法人かなぎ元気倶楽部(五所川原市) 電話 0173-54-2828
太宰治ゆかりの古民家を再生し、グリーンツーリズムの拠点「かなぎ元気村 かだるべぇ」として運営。ひば細工や田舎スイーツ等の様々な体験メニューを提供。
県の支援策
・創業等に係る相談窓口の設置
・経営上の課題解決に向けた専門家派遣
・普及活動(優良事例表彰の実施、見本市・フォーラム・ワークショップ等の開催)
・地域支援ネットワーク会議の開催
相談窓口「あおもりコミュニティビジネスサポートセンター」
「地域をもっと元気にしたい」「経験を活かして社会の役に立ちたい」「地域でネットワークづくりを進めたい」
「融資や助成金等の支援について知りたい」等お考えのときは、お気軽にご相談ください。(個人・団体を問いません。)
・開設時間:月曜~金曜(祝日を除く) 9:00~18:00
・電話:017-774-5598
(運営主体:特定非営利活動法人NPO推進青森会議ホームページ
問い合わせ先 経営支援課 電話017-734-9374
東北の元気、日本の元気を青森から 「青森県復興ビジョン」
東日本大震災から間もなく1年を迎えます。
県では、震災からの創造的復興をめざし、昨年12月「青森県復興ビジョン」を策定しました。
ビジョンでは、今後10年程度を見通した、中長期的な取組の方向性を示しています。
今回の震災を経て、食料、水、エネルギーを自給できる力、そして、太平洋側と日本海側の両方に物流ルートを持ち、北海道と本州との結節点でもあるという地理的優位性など、本県が持つ価値と危機への対応力の強さが改めて明らかになりました。
ビジョンでは、こうした本県の価値、強みを活かしていくのはもちろん、積雪寒冷地であることや、首都圏からの距離が遠いことなど、これまで弱みとされていた部分も強みに変え、創造的復興を実現すること、そしてまた、東北の復興を支え、日本の未来に貢献していくことをめざします。
その実現のために「攻めの復興」をはじめとする5つの基本理念を掲げています。
様々な困難や課題にひるむことなく挑戦していく「攻めの姿勢」で、創造的復興をめざしましょう。
<5つの基本理念>
○あおもりイノベーション の推進による「攻めの復興」
○グローバル社会で飛躍する青森県づくり ~Think Globally, Act Locally~
○安全・安心、災害に強い新たな青森県づくり
○県民力による地域の絆の強化
○美しいふるさとの創造と継承
<中長期的な取組の方向性>
5つの基本理念に基づき、以下の取組を進めていきます。
○被災者の生活再建支援
多重債務への対応、震災により職を失った方の雇用の場の確保、住宅の再建や心身の健康維持などさまざまな課題に対する相談・支援体制の整備、コミュニティづくりの推進、県外からの避難者の支援などに取り組みます。
○創造的復興を支える生業づくり
日本の食料供給基地としてのあおもり食産業の強化、北東北の物流拠点機能の強化、本県の豊かな資源を活用し、東北新幹線全線開業を起爆剤とした観光振興、再生可能エネルギーのポテンシャルの高さなど本県の特性を活かした産業振興による雇用の場の創出・拡大、農林水産品や自然・文化などを活かした海外戦略など、本県の強みを活かした生業づくりに取り組みます。
○災害に強い地域づくり
災害時に「孤立集落をつくらない」という視点に立ち、本県が提唱する「防災公共」の計画的な推進、防災意識の向上と防災教育の推進、災害に強い保健・医療・介護・福祉サービスの提供体制づくり、原子力防災対策の充実・強化などに取り組みます。
○復興を担い、グローバル社会に挑戦するたくましい人財の育成
地域経済や地域づくりをけん引する人財の育成、本県の生業づくりを支える人財の育成、経済活動や地域づくり活動に参加する女性の人財育成、高校生や大学生の地域づくり活動への参加促進など、本県の創造的復興を担い、未来を切り拓くたくましい人財の育成に取り組みます。
※詳しくは県庁ホームページ青森県復興ビジョン
問い合わせ先 生活再建・産業復興局 電話017-734-9580
東日本大震災から間もなく1年を迎えます。
県では、震災からの創造的復興をめざし、昨年12月「青森県復興ビジョン」を策定しました。
ビジョンでは、今後10年程度を見通した、中長期的な取組の方向性を示しています。
今回の震災を経て、食料、水、エネルギーを自給できる力、そして、太平洋側と日本海側の両方に物流ルートを持ち、北海道と本州との結節点でもあるという地理的優位性など、本県が持つ価値と危機への対応力の強さが改めて明らかになりました。
ビジョンでは、こうした本県の価値、強みを活かしていくのはもちろん、積雪寒冷地であることや、首都圏からの距離が遠いことなど、これまで弱みとされていた部分も強みに変え、創造的復興を実現すること、そしてまた、東北の復興を支え、日本の未来に貢献していくことをめざします。
その実現のために「攻めの復興」をはじめとする5つの基本理念を掲げています。
様々な困難や課題にひるむことなく挑戦していく「攻めの姿勢」で、創造的復興をめざしましょう。
<5つの基本理念>
○あおもりイノベーション の推進による「攻めの復興」
○グローバル社会で飛躍する青森県づくり ~Think Globally, Act Locally~
○安全・安心、災害に強い新たな青森県づくり
○県民力による地域の絆の強化
○美しいふるさとの創造と継承
<中長期的な取組の方向性>
5つの基本理念に基づき、以下の取組を進めていきます。
○被災者の生活再建支援
多重債務への対応、震災により職を失った方の雇用の場の確保、住宅の再建や心身の健康維持などさまざまな課題に対する相談・支援体制の整備、コミュニティづくりの推進、県外からの避難者の支援などに取り組みます。
○創造的復興を支える生業づくり
日本の食料供給基地としてのあおもり食産業の強化、北東北の物流拠点機能の強化、本県の豊かな資源を活用し、東北新幹線全線開業を起爆剤とした観光振興、再生可能エネルギーのポテンシャルの高さなど本県の特性を活かした産業振興による雇用の場の創出・拡大、農林水産品や自然・文化などを活かした海外戦略など、本県の強みを活かした生業づくりに取り組みます。
○災害に強い地域づくり
災害時に「孤立集落をつくらない」という視点に立ち、本県が提唱する「防災公共」の計画的な推進、防災意識の向上と防災教育の推進、災害に強い保健・医療・介護・福祉サービスの提供体制づくり、原子力防災対策の充実・強化などに取り組みます。
○復興を担い、グローバル社会に挑戦するたくましい人財の育成
地域経済や地域づくりをけん引する人財の育成、本県の生業づくりを支える人財の育成、経済活動や地域づくり活動に参加する女性の人財育成、高校生や大学生の地域づくり活動への参加促進など、本県の創造的復興を担い、未来を切り拓くたくましい人財の育成に取り組みます。
※詳しくは県庁ホームページ青森県復興ビジョン
問い合わせ先 生活再建・産業復興局 電話017-734-9580
海外ビジネスに取り組む県内企業の皆さんを支援しています
経済のグローバル化が進む中、県内でも、大連市・上海市をはじめとする中国や香港などの中華圏、極東ロシアなどを主なターゲットに、海外ビジネス展開に取り組む企業が増えています。このため県では、海外ビジネスに取り組む県内企業の皆さんを支援しています。
○海外展示商談会・見本市出展への支援
海外で開催される展示商談会・見本市に出展する県内企業に対し、県がブースと通訳を提供するほか、現地でのアテンドや現地企業とのマッチングとフォローアップなどを行っています。
今年度は香港、ロシア・ハバロフスク市、中国・大連市及び上海市で開催された展示商談会・見本市へ、延べ15社の県内企業が出展して、商品のPRと商談を行いました。
○県内での商談会の開催
国内の商社や海外から招へいした企業等との商談会を県内で開催しています。
10月には、大連市から企業6社を招へいして商談会を開催しました。今後は、国内商社との商談会の開催を予定しています。
○海外拠点を活用した支援(中華圏)
<中国・大連市>大連ビジネスサポートセンターの開設
現地にビジネスサポートセンターを設け、大連市におけるビジネス活動を支援しています。
<中国・上海市>海外(上海)ビジネスコーディネーターの設置
上海の経済情報等を提供し、現地企業や関係機関の紹介等を行っています。
<香港>中国ビジネスコーディネーターの設置
香港と中国本土での市場開拓・販路拡大等を支援しています。
○海外の展示商談会出展等への補助金制度
海外での見本市出展など、市場開拓、販路拡大を目指す取組を支援するための補助金です。
○県内企業による海外ビジネス実現の例
これまで、中国、台湾、ロシア、アメリカなどに向け、りんごをはじめとする農水産物のほか、顆粒みそ汁、日本酒、りんごジュース、焼き肉のタレ、りんご酢、なまこ・ほたて加工品、黒にんにくなど、加工食品を中心に輸出が実現しています。
また、食品以外でも、木工品、画像診断装置、携帯用糖度計、金型部品などが輸出されており、これら輸出が実現した商品は、優良な県産農水産物を原料にしたり、独自の技術を活用していることが特徴です。
※詳しくは県庁ホームページ 海外ビジネス
問い合わせ先 国際経済課 電話017-734-9730
申吾のほっとコラム 頑張れ、コミュニティビジネス
過日、「未来デザイン県民会議」で五所川原市金木地区にある“かなぎ元気村「かだるべぇ」”(旧傍島家(そばじまけ)住宅)を訪れ、かなぎ元気倶楽部の皆さんと意見交換した。
太宰治生誕100年を起爆剤として金木地域の元気づくりはすこぶる活発化しているが、それをしっかりと支え、ビジネスとして雇用拡大にもつなげているのが、このかなぎ元気倶楽部のコミュニティビジネスだ。
正しくは、特定非営利活動法人かなぎ元気倶楽部といい、今誠康理事長のもと、活動している。設立目的として「地域伝統文化・芸術を活用した観光振興事業、地域経済活性化を図るための各種事業を行う」とあるが、実際に意欲あふれる若い人たちの新しい仕事の場として、経済も元気にしているところが素晴らしい。
私たち青森県の重要課題は昔も今も産業・雇用の場づくりである。だからこそ、創業・起業支援や中小企業支援、あるいは戦略的企業誘致活動に加え、攻めの農林水産業を6次化して食産業に発展させることや、国内外からの誘客に向けた「未来への観光戦略」等を推進している。
今回の紙面では「むつ下北子育て支援ネットワークひろば」「サンネット青森」「菜の花トラストin横浜町」等をご紹介しているが、県内各地で、地域に根ざし地域の課題を自ら解決し、同時に、地域の元気づくりと地域密着型ビジネスを展開するNPOが着実に増えてきたことは大変に素晴らしい。
まさに「元気をつくるは我らにあり」「生業をつくるも我らにあり」と意気軒昂なNPOとコミュニティビジネスを、県もしっかりとサポートしていきたい。コミュニティビジネスは絆づくり、生業づくりの大きな可能性を持っていると確信するからだ。
経済のグローバル化が進む中、県内でも、大連市・上海市をはじめとする中国や香港などの中華圏、極東ロシアなどを主なターゲットに、海外ビジネス展開に取り組む企業が増えています。このため県では、海外ビジネスに取り組む県内企業の皆さんを支援しています。
○海外展示商談会・見本市出展への支援
海外で開催される展示商談会・見本市に出展する県内企業に対し、県がブースと通訳を提供するほか、現地でのアテンドや現地企業とのマッチングとフォローアップなどを行っています。
今年度は香港、ロシア・ハバロフスク市、中国・大連市及び上海市で開催された展示商談会・見本市へ、延べ15社の県内企業が出展して、商品のPRと商談を行いました。
○県内での商談会の開催
国内の商社や海外から招へいした企業等との商談会を県内で開催しています。
10月には、大連市から企業6社を招へいして商談会を開催しました。今後は、国内商社との商談会の開催を予定しています。
○海外拠点を活用した支援(中華圏)
<中国・大連市>大連ビジネスサポートセンターの開設
現地にビジネスサポートセンターを設け、大連市におけるビジネス活動を支援しています。
<中国・上海市>海外(上海)ビジネスコーディネーターの設置
上海の経済情報等を提供し、現地企業や関係機関の紹介等を行っています。
<香港>中国ビジネスコーディネーターの設置
香港と中国本土での市場開拓・販路拡大等を支援しています。
○海外の展示商談会出展等への補助金制度
海外での見本市出展など、市場開拓、販路拡大を目指す取組を支援するための補助金です。
○県内企業による海外ビジネス実現の例
これまで、中国、台湾、ロシア、アメリカなどに向け、りんごをはじめとする農水産物のほか、顆粒みそ汁、日本酒、りんごジュース、焼き肉のタレ、りんご酢、なまこ・ほたて加工品、黒にんにくなど、加工食品を中心に輸出が実現しています。
また、食品以外でも、木工品、画像診断装置、携帯用糖度計、金型部品などが輸出されており、これら輸出が実現した商品は、優良な県産農水産物を原料にしたり、独自の技術を活用していることが特徴です。
※詳しくは県庁ホームページ 海外ビジネス
問い合わせ先 国際経済課 電話017-734-9730
申吾のほっとコラム 頑張れ、コミュニティビジネス
過日、「未来デザイン県民会議」で五所川原市金木地区にある“かなぎ元気村「かだるべぇ」”(旧傍島家(そばじまけ)住宅)を訪れ、かなぎ元気倶楽部の皆さんと意見交換した。
太宰治生誕100年を起爆剤として金木地域の元気づくりはすこぶる活発化しているが、それをしっかりと支え、ビジネスとして雇用拡大にもつなげているのが、このかなぎ元気倶楽部のコミュニティビジネスだ。
正しくは、特定非営利活動法人かなぎ元気倶楽部といい、今誠康理事長のもと、活動している。設立目的として「地域伝統文化・芸術を活用した観光振興事業、地域経済活性化を図るための各種事業を行う」とあるが、実際に意欲あふれる若い人たちの新しい仕事の場として、経済も元気にしているところが素晴らしい。
私たち青森県の重要課題は昔も今も産業・雇用の場づくりである。だからこそ、創業・起業支援や中小企業支援、あるいは戦略的企業誘致活動に加え、攻めの農林水産業を6次化して食産業に発展させることや、国内外からの誘客に向けた「未来への観光戦略」等を推進している。
今回の紙面では「むつ下北子育て支援ネットワークひろば」「サンネット青森」「菜の花トラストin横浜町」等をご紹介しているが、県内各地で、地域に根ざし地域の課題を自ら解決し、同時に、地域の元気づくりと地域密着型ビジネスを展開するNPOが着実に増えてきたことは大変に素晴らしい。
まさに「元気をつくるは我らにあり」「生業をつくるも我らにあり」と意気軒昂なNPOとコミュニティビジネスを、県もしっかりとサポートしていきたい。コミュニティビジネスは絆づくり、生業づくりの大きな可能性を持っていると確信するからだ。
青森特産畜産物 「青森シャモロック」「日本短角牛」
青森県の特産畜産物として全国にその名をとどろかせる「青森シャモロック」と「日本短角牛」。県では、新しい加工品開発や新たなメニューづくりを通じて生産と消費拡大に取り組んでいます。
メニューの取扱店を募集中です!
東北新幹線で青森を訪れる観光客の皆さんに、本県が誇るこの食材を味わってもらえるよう、プロの料理人による和食、洋食及び中華のメニューがそれぞれ8品ずつ、計24品誕生しました。
メニューやレシピに関する質問等、お気軽に畜産課へお問い合わせください。
○青森シャモロック ここがすごい!
肉のきめが細かく、おいしそうな赤色をしています。味が濃厚でよい“だし”が出るとともに、調理しても肉がぱさつきません。
<青森シャモロックを食べてみたい方は>
青森シャモロック生産者協会【事務局:(有)大鰐振興 電話 0172-47-9040】
○日本短角牛ここがすごい!
肉は赤身主体で脂肪が少なく、ヘルシーです。また、旨味成分のアミノ酸、健康成分の共役リノール酸を多く含んでおり、肉本来のおいしさが味わえます。
<日本短角牛を食べてみたい方は>
日本短各種牛肉産直協議会【事務局:青森県七戸畜産農業協同組合 電話 0176-62-2125】
※「あおもり短角牛肉」を食べる会(会員制宅配サービス)を行っています。
(牛肉を8つの部位に分け、年4回2部位ずつお送りします。)
問い合わせ先 畜産課 電話017-734-9496
あなたの声を県政へ「県政・わたしの提案」
県政について、日ごろ感じていることや考えていることなど、青森県をもっとよくするための前向きで建設的な提案をお寄せください。
提案は、知事が目を通し、県政を進める上での参考とさせていただきます。
◆「県政・わたしの提案」~提案にあたってのお願い~
お寄せいただいた提案については、提案者に対し、現在の取組状況や今後の方針などについて回答します。回答には、多少時間がかかる場合もあります。
また、必要記載事項が不備の場合や、県政に関わりのない内容の場合など、回答しかねる場合がありますので、ご了承ください。
提案の際は、住所・氏名・電話番号(インターネットで提案を送る場合はメールアドレスも)を必ず記載してください。これらの個人情報については、提案者への提案内容の確認のための連絡や、提案に対する回答のために利用します。
お寄せいただいた提案と県の回答は、内容を要約し、個人が特定されないようにしたうえで、ホームページ上に掲載しています。(年代・性別・居住市町村名は掲載されます。)
提案方法
●ホームページから提案する
青森県庁トップページ>アナタの声を県政へ>県政・わたしの提案
●郵送・FAXで提案する
〒030-8570(※住所記載不要)
青森県広報広聴課「県政・わたしの提案」係
FAX番号 017-734-8031
問い合わせ先 広報広聴課 電話017-734-9138
青森県の特産畜産物として全国にその名をとどろかせる「青森シャモロック」と「日本短角牛」。県では、新しい加工品開発や新たなメニューづくりを通じて生産と消費拡大に取り組んでいます。
メニューの取扱店を募集中です!
東北新幹線で青森を訪れる観光客の皆さんに、本県が誇るこの食材を味わってもらえるよう、プロの料理人による和食、洋食及び中華のメニューがそれぞれ8品ずつ、計24品誕生しました。
メニューやレシピに関する質問等、お気軽に畜産課へお問い合わせください。
○青森シャモロック ここがすごい!
肉のきめが細かく、おいしそうな赤色をしています。味が濃厚でよい“だし”が出るとともに、調理しても肉がぱさつきません。
<青森シャモロックを食べてみたい方は>
青森シャモロック生産者協会【事務局:(有)大鰐振興 電話 0172-47-9040】
○日本短角牛ここがすごい!
肉は赤身主体で脂肪が少なく、ヘルシーです。また、旨味成分のアミノ酸、健康成分の共役リノール酸を多く含んでおり、肉本来のおいしさが味わえます。
<日本短角牛を食べてみたい方は>
日本短各種牛肉産直協議会【事務局:青森県七戸畜産農業協同組合 電話 0176-62-2125】
※「あおもり短角牛肉」を食べる会(会員制宅配サービス)を行っています。
(牛肉を8つの部位に分け、年4回2部位ずつお送りします。)
問い合わせ先 畜産課 電話017-734-9496
あなたの声を県政へ「県政・わたしの提案」
県政について、日ごろ感じていることや考えていることなど、青森県をもっとよくするための前向きで建設的な提案をお寄せください。
提案は、知事が目を通し、県政を進める上での参考とさせていただきます。
◆「県政・わたしの提案」~提案にあたってのお願い~
お寄せいただいた提案については、提案者に対し、現在の取組状況や今後の方針などについて回答します。回答には、多少時間がかかる場合もあります。
また、必要記載事項が不備の場合や、県政に関わりのない内容の場合など、回答しかねる場合がありますので、ご了承ください。
提案の際は、住所・氏名・電話番号(インターネットで提案を送る場合はメールアドレスも)を必ず記載してください。これらの個人情報については、提案者への提案内容の確認のための連絡や、提案に対する回答のために利用します。
お寄せいただいた提案と県の回答は、内容を要約し、個人が特定されないようにしたうえで、ホームページ上に掲載しています。(年代・性別・居住市町村名は掲載されます。)
提案方法
●ホームページから提案する
青森県庁トップページ>アナタの声を県政へ>県政・わたしの提案
●郵送・FAXで提案する
〒030-8570(※住所記載不要)
青森県広報広聴課「県政・わたしの提案」係
FAX番号 017-734-8031
問い合わせ先 広報広聴課 電話017-734-9138
誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすために
新たな福祉安心電話サービス 4月運用開始
従来の地域見守りサービス~福祉安心電話~
県内では、これまで、地域の一人暮らし高齢者等を地域で見守るシステムとして、福祉安心電話サービスを実施してきました。
これは、青森県社会福祉協議会が県内の市町村社協との連携・協働により、平成元年から全国に先駆けて進めてきたものです。
在宅で生活する一人暮らし高齢者等の自宅に専用端末機である福祉安心電話を設置し、24時間体制の「緊急通報システム」として、昨年3月末現在、県内2,913世帯で利用されています。
新しい地域見守りサービスの提供 ~新たな福祉安心電話は固定電話や携帯電話でも利用可能に~
福祉安心電話をより利便性と見守り効果の高いシステムとするため、県内の市町村社協や岩手県社協、岩手県立大学の協力のもと、システム開発と実証実験に取り組んできました。
その結果、
(1)高齢者が使い慣れた固定電話や携帯電話からでも安否情報の発信が可能に
(2)福祉安心電話に、緊急通報のほか、毎日の見守り機能を追加
(3)安否情報を離れて暮らす家族等へメール配信する機能を追加
など、ICT(情報通信技術)を活用した新しい地域見守りシステムとしての「新たな福祉安心電話サービス」をこの4月から本格運用する予定です。
お申し込み、お問い合わせは、青森県社会福祉協議会地域福祉課へ 電話017-723-1391
問い合わせ先
健康福祉政策課 電話017-734-9281
新たな福祉安心電話サービス 4月運用開始
従来の地域見守りサービス~福祉安心電話~
県内では、これまで、地域の一人暮らし高齢者等を地域で見守るシステムとして、福祉安心電話サービスを実施してきました。
これは、青森県社会福祉協議会が県内の市町村社協との連携・協働により、平成元年から全国に先駆けて進めてきたものです。
在宅で生活する一人暮らし高齢者等の自宅に専用端末機である福祉安心電話を設置し、24時間体制の「緊急通報システム」として、昨年3月末現在、県内2,913世帯で利用されています。
新しい地域見守りサービスの提供 ~新たな福祉安心電話は固定電話や携帯電話でも利用可能に~
福祉安心電話をより利便性と見守り効果の高いシステムとするため、県内の市町村社協や岩手県社協、岩手県立大学の協力のもと、システム開発と実証実験に取り組んできました。
その結果、
(1)高齢者が使い慣れた固定電話や携帯電話からでも安否情報の発信が可能に
(2)福祉安心電話に、緊急通報のほか、毎日の見守り機能を追加
(3)安否情報を離れて暮らす家族等へメール配信する機能を追加
など、ICT(情報通信技術)を活用した新しい地域見守りシステムとしての「新たな福祉安心電話サービス」をこの4月から本格運用する予定です。
お申し込み、お問い合わせは、青森県社会福祉協議会地域福祉課へ 電話017-723-1391
問い合わせ先
健康福祉政策課 電話017-734-9281
安心して子どもを産み育てるために~周産期医療の充実
周産期医療の集約化と乳児死亡率の改善
青森県は歴史的に全国でも最も乳児死亡率の高い県であり、特に1000g未満で出生した超低出生体重児の救命率の向上が重要課題でした。
平成16年、県病に総合周産期母子医療センターが開設されて以降、1000g未満で生まれた特に重症な赤ちゃんたちを総合周産期母子医療センターに集めて治療すること(これを集約化と言います)により、本県の乳児死亡率は徐々に改善傾向に向かっています。
県病NICUの病床不足と増床の必要性
一方で近年、県病NICU(新生児特定集中治療室)の病床不足が深刻化しました。本県では、総合周産期母子医療センターが、青森市・弘前市・八戸市・むつ市にある地域周産期母子医療センターと連携し、患者さんの重症度に応じた互いの役割分担を明確にすることによって、緊急に発生した患者さんの受け入れ拒否が起こらない周産期システムが構築されています。
総合周産期母子医療センターの受け入れ能力を常に維持するためには、全身状態が落ち着き、生命の危機が去った赤ちゃんたちを地域周産期母子医療センターへ移送しなければなりません。これを「後搬送」と呼びますが、近年の患者さんの増加によって、この「後搬送」をより早い時期に行わなければなりませんでした。この状況を解消するために、今年度、県病NICUは9床から12床へ増床され、更に平成25年度には15床への増床も予定されています。
後遺症を持った児への支援体制の充実を目指して
一般的に1000g未満で出生し救命できた赤ちゃんの約1/3程度に何らかの後遺症が発生すると言われています。しかも、その後遺症の程度・種類はとても多様であり、また適切な時期に適切な支援を受けることによって後遺症の程度を軽減させる可能性も高いことから、急性期医療を行う施設(NICUや医療機関)とその後の療育を行う施設(国立青森病院、あすなろ・さわらび両県立医療療育センター)、更に地域における支援機関(医療機関、福祉施設、行政・教育機関)との連携体制の充実が望まれます。その第一歩として、NICUと療育施設間の情報共有システムの構築が進められています。
問い合わせ先
病院局経営企画室 電話017-726-8402
情熱青森!レポート vol.17
青森朝日放送の元アナウンサー増田明美さんに、青森の良さや、温泉の魅力について語っていただきました。
人、食材、季節、温泉。どれをとっても素晴らしい。
茨城県出身の私にとって、青森県は一番長くお仕事をさせていただいた場所です。印象に残っているのは、青森県の人はとても暖かくて、食べ物が何でも美味しいことと、30分くらい車を走らせた所に良い温泉があって、気軽に楽しめること。それから、冬はとっても厳しいけど、春に土を見る喜びがあって、春夏秋冬という季節がとてもはっきりしていること。お気に入りは、下北半島の恐山と下風呂温泉。都会では味わえない独特で素朴な雰囲気がとても好きでした。恐山は、境内の中にある温泉に入ると、身も心も洗われて清らかになれました・
挙げだすときりがない、お気に入りの温泉。
下風呂温泉は2つの共同浴場があって、地元の漁師さんや地域の方が集う銭湯のような、昔ながらの風景がある場所。お湯が50度近くてとても熱いから、観光客の方はなかなか入れませんけどね(笑)。他には、津軽の温泉や八甲田温泉、蔦温泉、谷地温泉もお気に入り。西海岸の温泉も好きですね。東京の友達には西海岸の温泉と白神山地の観光をおすすめしています。私は青森県の温泉地活性化研究会の会員として、温泉の調査研究や普及、青森県以外にある温泉との比較をして、温泉の魅力を伝える活動をしていました。今は東京支部の会員として微力ながら活動を続けています。これからも青森県とは長いお付き合いをしていきたいです。
青森県を離れて知った、青森の魅力。
青森県を離れて気が付いたのは、毎日何気なく食べていた食材がとっても美味しいということです。東京でもデパートに行って高いものを買えばそれなりに美味しい食材は手に入るけど、青森は近くのスーパーに行けば安くて新鮮で美味しい食材が手に入るんですよね。今でも、にんにくやリンゴ、サバなどの食材を青森からお取り寄せしています。
それからもう一つ。青森県にいた頃は、週に一度は各地の温泉に出かけていましたが、東京だと、都心から車や電車で2~3時間移動しないと温泉に行けなくて。あちこちに良い温泉があって自然の恵みを堪能できる青森県の良さを、今しみじみと感じています。
湯治場は、青森県の素敵な財産。
伝統や土地のモノが大切に守られ、美味しい食材や大自然、良い温泉がたくさんある青森は本当に素晴らしいと思います。私はよく、1週間くらいの休みが取れたら湯治に出かけていました。長期滞在で温泉を堪能できるのは東北各地のとても良い財産だと思いますし、働く女性にもおすすめしたいですね。湯治場は、下風呂やつがる温泉、秋元温泉、弘前の温泉などにあって、マニアックな人には八甲田あたりの秘湯がおすすめです。また小さい子どもを持つ母親としては、子供の肌にも優しいお湯や、子供対応のお宿が増えて欲しいと思っています。お宿さえ決まれば、青森県は観光する場所がたくさんありますからね!
周産期医療の集約化と乳児死亡率の改善
青森県は歴史的に全国でも最も乳児死亡率の高い県であり、特に1000g未満で出生した超低出生体重児の救命率の向上が重要課題でした。
平成16年、県病に総合周産期母子医療センターが開設されて以降、1000g未満で生まれた特に重症な赤ちゃんたちを総合周産期母子医療センターに集めて治療すること(これを集約化と言います)により、本県の乳児死亡率は徐々に改善傾向に向かっています。
県病NICUの病床不足と増床の必要性
一方で近年、県病NICU(新生児特定集中治療室)の病床不足が深刻化しました。本県では、総合周産期母子医療センターが、青森市・弘前市・八戸市・むつ市にある地域周産期母子医療センターと連携し、患者さんの重症度に応じた互いの役割分担を明確にすることによって、緊急に発生した患者さんの受け入れ拒否が起こらない周産期システムが構築されています。
総合周産期母子医療センターの受け入れ能力を常に維持するためには、全身状態が落ち着き、生命の危機が去った赤ちゃんたちを地域周産期母子医療センターへ移送しなければなりません。これを「後搬送」と呼びますが、近年の患者さんの増加によって、この「後搬送」をより早い時期に行わなければなりませんでした。この状況を解消するために、今年度、県病NICUは9床から12床へ増床され、更に平成25年度には15床への増床も予定されています。
後遺症を持った児への支援体制の充実を目指して
一般的に1000g未満で出生し救命できた赤ちゃんの約1/3程度に何らかの後遺症が発生すると言われています。しかも、その後遺症の程度・種類はとても多様であり、また適切な時期に適切な支援を受けることによって後遺症の程度を軽減させる可能性も高いことから、急性期医療を行う施設(NICUや医療機関)とその後の療育を行う施設(国立青森病院、あすなろ・さわらび両県立医療療育センター)、更に地域における支援機関(医療機関、福祉施設、行政・教育機関)との連携体制の充実が望まれます。その第一歩として、NICUと療育施設間の情報共有システムの構築が進められています。
問い合わせ先
病院局経営企画室 電話017-726-8402
情熱青森!レポート vol.17
青森朝日放送の元アナウンサー増田明美さんに、青森の良さや、温泉の魅力について語っていただきました。
人、食材、季節、温泉。どれをとっても素晴らしい。
茨城県出身の私にとって、青森県は一番長くお仕事をさせていただいた場所です。印象に残っているのは、青森県の人はとても暖かくて、食べ物が何でも美味しいことと、30分くらい車を走らせた所に良い温泉があって、気軽に楽しめること。それから、冬はとっても厳しいけど、春に土を見る喜びがあって、春夏秋冬という季節がとてもはっきりしていること。お気に入りは、下北半島の恐山と下風呂温泉。都会では味わえない独特で素朴な雰囲気がとても好きでした。恐山は、境内の中にある温泉に入ると、身も心も洗われて清らかになれました・
挙げだすときりがない、お気に入りの温泉。
下風呂温泉は2つの共同浴場があって、地元の漁師さんや地域の方が集う銭湯のような、昔ながらの風景がある場所。お湯が50度近くてとても熱いから、観光客の方はなかなか入れませんけどね(笑)。他には、津軽の温泉や八甲田温泉、蔦温泉、谷地温泉もお気に入り。西海岸の温泉も好きですね。東京の友達には西海岸の温泉と白神山地の観光をおすすめしています。私は青森県の温泉地活性化研究会の会員として、温泉の調査研究や普及、青森県以外にある温泉との比較をして、温泉の魅力を伝える活動をしていました。今は東京支部の会員として微力ながら活動を続けています。これからも青森県とは長いお付き合いをしていきたいです。
青森県を離れて知った、青森の魅力。
青森県を離れて気が付いたのは、毎日何気なく食べていた食材がとっても美味しいということです。東京でもデパートに行って高いものを買えばそれなりに美味しい食材は手に入るけど、青森は近くのスーパーに行けば安くて新鮮で美味しい食材が手に入るんですよね。今でも、にんにくやリンゴ、サバなどの食材を青森からお取り寄せしています。
それからもう一つ。青森県にいた頃は、週に一度は各地の温泉に出かけていましたが、東京だと、都心から車や電車で2~3時間移動しないと温泉に行けなくて。あちこちに良い温泉があって自然の恵みを堪能できる青森県の良さを、今しみじみと感じています。
湯治場は、青森県の素敵な財産。
伝統や土地のモノが大切に守られ、美味しい食材や大自然、良い温泉がたくさんある青森は本当に素晴らしいと思います。私はよく、1週間くらいの休みが取れたら湯治に出かけていました。長期滞在で温泉を堪能できるのは東北各地のとても良い財産だと思いますし、働く女性にもおすすめしたいですね。湯治場は、下風呂やつがる温泉、秋元温泉、弘前の温泉などにあって、マニアックな人には八甲田あたりの秘湯がおすすめです。また小さい子どもを持つ母親としては、子供の肌にも優しいお湯や、子供対応のお宿が増えて欲しいと思っています。お宿さえ決まれば、青森県は観光する場所がたくさんありますからね!
インフォメーション
医師修学資金制度のお知らせ
県では、卒業後青森県内で医師として勤務しようとする医学生を対象に、授業料等を貸与する制度を実施しています。この制度では一定期間県内で勤務することで、資金返還が免除されます。
■募集期間 (弘前大学入学生対象) 合格発表~4月下旬、(本県出身の県外医学部生対象) 4上旬~4月下旬
※制度区分により、貸与金額や定員など条件が異なりますので、詳しくは医療薬務課にお問い合わせ下さい。
医療薬務課 電話017-734-9288
あなたの肝臓は大丈夫? 無料肝炎ウイルス検査と肝炎治療医療費助成
ウイルス性肝炎は身近な病気である一方、肝臓は別名「沈黙の臓器」と呼ばれており、身体の変化に気付く頃には病状が進んでいる場合があります。
このため、一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けることが大切です。
県では、早期発見、早期治療のため、過去に検査を受けたことがない方を対象として、県が指定する医療機関で無料肝炎ウイルス検査を実施しています。
もし検査で感染していることがわかったら、まずは医療機関を受診しましょう。
早期治療を促進するため、インターフェロン及び核酸アナログ製剤の治療費助成制度を行っています。
※詳しくは、最寄りの保健所または県がん・生活習慣病対策課まで
がん・生活習慣病対策課 電話 017-734-9216
住宅用火災警報器の設置はお済みですか?
すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。住宅用火災警報器の設置により、大きな火災にならずに済んだ事例がたくさん報告されています。
火災から逃げ遅れないためにも、寝室や、寝室が2階にある場合は階段などに設置しましょう。住宅用火災警報器についての詳しくは、最寄りの消防署までお問い合わせください。
●日本消防検定協会が鑑定した製品には「NSマーク」が付いています。購入の際の目安にするとともに、悪質な訪問販売に気をつけましょう。
防災消防課 電話 017-734-9087
食べ歩く、買い歩く!“第3回北のコナモン博覧会”開催中
小麦粉や米粉、そば粉、豆粉など「粉」を素材にした食べ物「コナモン」。八戸・久慈・二戸及び周辺のエリアで、コナモンを取り扱う飲食店・販売店等をスタンプラリー形式(ビンゴ)で食べ歩き、食の楽しさや、地域の奥深さを堪能してもらうイベントです。ビンゴが完成すると、抽選で、素敵なプレゼントを贈呈します。
お店や観光情報を掲載したガイドブックを手にお出かけください。
三圏域連携懇談会広域観光専門部会事務局(八戸市観光課) 電話 0178-43-2135
医師修学資金制度のお知らせ
県では、卒業後青森県内で医師として勤務しようとする医学生を対象に、授業料等を貸与する制度を実施しています。この制度では一定期間県内で勤務することで、資金返還が免除されます。
■募集期間 (弘前大学入学生対象) 合格発表~4月下旬、(本県出身の県外医学部生対象) 4上旬~4月下旬
※制度区分により、貸与金額や定員など条件が異なりますので、詳しくは医療薬務課にお問い合わせ下さい。
医療薬務課 電話017-734-9288
あなたの肝臓は大丈夫? 無料肝炎ウイルス検査と肝炎治療医療費助成
ウイルス性肝炎は身近な病気である一方、肝臓は別名「沈黙の臓器」と呼ばれており、身体の変化に気付く頃には病状が進んでいる場合があります。
このため、一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けることが大切です。
県では、早期発見、早期治療のため、過去に検査を受けたことがない方を対象として、県が指定する医療機関で無料肝炎ウイルス検査を実施しています。
もし検査で感染していることがわかったら、まずは医療機関を受診しましょう。
早期治療を促進するため、インターフェロン及び核酸アナログ製剤の治療費助成制度を行っています。
※詳しくは、最寄りの保健所または県がん・生活習慣病対策課まで
がん・生活習慣病対策課 電話 017-734-9216
住宅用火災警報器の設置はお済みですか?
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火災から逃げ遅れないためにも、寝室や、寝室が2階にある場合は階段などに設置しましょう。住宅用火災警報器についての詳しくは、最寄りの消防署までお問い合わせください。
●日本消防検定協会が鑑定した製品には「NSマーク」が付いています。購入の際の目安にするとともに、悪質な訪問販売に気をつけましょう。
防災消防課 電話 017-734-9087
食べ歩く、買い歩く!“第3回北のコナモン博覧会”開催中
小麦粉や米粉、そば粉、豆粉など「粉」を素材にした食べ物「コナモン」。八戸・久慈・二戸及び周辺のエリアで、コナモンを取り扱う飲食店・販売店等をスタンプラリー形式(ビンゴ)で食べ歩き、食の楽しさや、地域の奥深さを堪能してもらうイベントです。ビンゴが完成すると、抽選で、素敵なプレゼントを贈呈します。
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