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更新日付:2010年10月1日

県民だより あおもり(2010年10月号 第123号)テキスト版

県民だよりあおもり2010年10月号1ページ
青森りんごを世界各国へ!
高い品質に自信をもって、さらなる輸出拡大を目指す。


Q.青森りんごは、どこの国にどれくらい輸出されていますか?
A.青森りんごの主な輸出先は、台湾、香港、タイ、中国が多く、続いてシンガポール、インドネシアです。中でも、いちばん輸出量が多い台湾には、年間約2万1千トン、りんごの全輸出量の約9割が出荷されています。(財務省「日本貿易統計」より)
 青森りんごは、どこの国でも評価が高いので、年間3万トンの輸出という青森県の目標も、きっと近いうちにクリアできると思っています。

Q.青森りんごの海外での評判は?
A.青森りんごは、美味しさはもちろん、見た目も美しいとかなり評判です。台湾のショッピングセンターでキャンペーンを行った際には、消費者の方々にほめられてばかり。また、台湾では、高級果物として扱われ、主に「サンふじ」が食されていますが、贈答用には、見た目の良さから有袋の大玉「ふじ」が好まれ、日本と同じように目で見て味わい、食して楽しむといった習慣があるようです。一方、中国では、「世界一」や「陸奥」、「金星」、「大紅栄」などが評判です。品質の良いものは消費者が選んで決める。これは、どこの国も同じなんだと、あらためて実感しました。
 台湾では、青森りんごがアメリカ産の3倍、中国産の10倍以上の価格でもよく売れています。それは他国産と比べて青森りんごは品質が高いと認められている証でもあり、工業製品等よりも競争力を持っているのです。

Q.青森りんごの輸出の歴史って?
A.台湾では、100年以上も前から青森りんごが食べられています。一時輸出が中断したものの戦後の昭和25年から再開され、今年で60周年を迎えました。
 りんごの輸出は私たちの先人が、上海に青森県事務所を置いていたことを足がかりに、世界各国へいち早く販路を拡大してくれたおかげです。その頃から青森県は、農産物の海外輸出に対して非常に熱心でした。地元のものを外へ売り込む。それは青森県人が元々持っている「気質」なんだと思います。また、青森県の場合、農家と販売業者、作る人売る人、それぞれの役割に専念できていることも輸出が成功している理由だと思います。

Q.今後、輸出にかける思いは?
A.世界を相手に商売していると、時には思いもよらぬトラブルに遭遇します。しかし、それを苦労と思わず、チャンスとして楽しむ。とにかく海外の市場では、挑戦あるのみですから。国は違えどこちらが本気で伝えれば、その想いは相手に必ず伝わります。そして、少しずつ信用と信頼を得て、海外での人脈を広げていく。これらは全て、海外での経験と努力によって培われました。今後はさらに、青森りんごが海外でブランド化され、青森県が目標とする「平成27年まで3万トンのりんごを輸出」をクリアし、将来的には世界最大の輸出国となることが夢ですね。

県民だよりあおもり2010年10月号2ページ
世界に羽ばたく青森県産農林水産品!
 りんごをはじめ、ながいも、ほたて等、本県の農林水産品は、世界各国に輸出されています。
 青森県産品は世界のマーケットでその実力が認められています!

■輸出の現状
 青森県の農林水産品輸出額は、平成20年で約151億円(JETRO青森情報センター調べ)となっています。
 特に、台湾には、日本産りんごが平成21年産で約21,000トン(このうち、9割が本県産と推定)輸出され、これは、県産りんごの北海道・東北(青森県を除く)への出荷量を超えています。

台湾
 りんご、ほたて、ながいものほか、りんごジュース等の加工品も輸出されています。
特に、りんごは旧正月の贈答品とされるほか、神仏にお供えする習慣があるため、「世界一」や「陸奥」など大玉品種の人気があります。近年は、「ふじ」や「王林」などの品種が一般家庭向けによく売れています。
中国
 冷凍魚、いか、りんごなどが輸出されています。青果物では、日本からりんごとなしだけが輸出を認められており、平成21年産りんごは、258トン輸出されています。
 りんごは、赤くて大玉の人気が高く、「世界一」や「陸奥」といった品種は、旧正月の贈答品として高値でもよく売れています。
アメリカ
 ながいも、ほたて、日本酒等が輸出されています。
 ながいもは、アジア系アメリカ人を中心に食べられていますが、今後さらに輸出量を拡大するには、ヨーロッパ系アメリカ人への普及拡大が重要です。
香港
 輸入規制が少なく、日本各地から食品が輸出されており、本県からもりんご、ほたて、干なまこ、加工食品等が輸出されています。
 特に、りんごは年々輸出量が増加し、平成21年産は1,172トン輸出されています。
シンガポール
 りんご、ほたて、コメ、日本酒等が輸出されています。
 県産米は、平成21年度から本格的に輸出が始まり、「つがるロマン」が百貨店等で販売されるなど、7トン輸出されています。
その他の国々(ロシア、アラブ首長国連邦)
 エネルギー資源価格の高騰による経済発展が著しいロシアや、中東の物流拠点として世界各国から人、モノ、金が集まるアラブ首長国連邦のドバイなども有望なマーケットとして、販売促進活動を展開しています。
 平成21年産りんごはロシアに15トン、アラブ首長国連邦に19トン輸出されています。

※上記以外にも世界各地に県産品が輸出されています。

県では関係団体と連携し、このような取組みをしています。
国際見本市への出展・個別商談の実施
 輸出ルートを確立するため、現地バイヤーとの個別商談や国際見本市へ出展しています。
PR活動
 現地スーパーでりんごや県産米の試食宣伝会を開催し、県産品のPRに努めています。
 ながいもを紹介する英語版ホームページを開設したり、現地の雑誌や新聞で県産品を紹介しています。
青森県産品ブランドの確立
 県では、海外における青森県産品ブランドを確立し、商標トラブルを未然に防止するため、台湾、香港、中国にシンボルマークを商標出願し、台湾と香港で商標登録(中国は審査中)されました。 このシンボルマークを輸出県産品に表示することで、県産品の認知度を高めていきます。

問い合わせ先 総合販売戦略課 電話017-734-9574

県民だよりあおもり2010年10月号3ページ
県では、意欲ある事業者の新商品開発を支援しています。
青森県の商品づくり(2)
「あおもり土産」&「りんごスイーツ」

東北新幹線全線開業記念「あおもり土産」みそ貝焼きの素(うす味)
 新幹線開業を契機に、青森らしいお土産品を多くのお客様に提供するため、昨年12月に新たなお土産品として10商品を選定しました。
 その一つ「みそ貝焼きの素(うす味)」は、卵を1個溶き入れて煮込むだけで、古くから青森の郷土料理として食されてきた「みそ貝焼き」を、手軽に作ることができます。
 「ほたて」と「うに」の風味が白みその香りとマッチし、ご飯のお供に、お酒の肴に最適です。貝殻付きのセットもあり、青森らしいお土産品として現在ではJR青森駅内売店などで販売されています。
商品に関する問合せ:有限会社みなみや(電話 0175-22-1244)

りんごスイーツコンテスト プロの部 最優秀賞受賞「林檎の樹」
 りんごスイーツは、りんごの消費を拡大するため昨年11月にコンテストを行い、入賞賞品12商品を選定しました。
 プロの部最優秀賞を受賞した「林檎の樹」は、青森市の洋菓子店「ジークフリート」が創作した商品で、濃厚なドライリンゴがパウンドケーキで包まれ、表面にホワイトチョコレートがかかった焼き菓子です。青森市内にあるジークフリート各店のほか、イトーヨーカドー弘前店、JR青森駅にある「駅の駅」でも発売中です。
 今年も、入賞作品はもちろん、県内の優れたで販売・PRしていきます。
商品に関する問合せ:有限会社ジークフリート(電話 017-734-0141(金沢店))

青森のうまいものたちホームページ http://www.umai-aomori.jp/

問い合わせ先 総合販売戦略課 電話017-734-9573

あおもり食育サポーター、動く!
 県は、食育についてのお話や寸劇、地場産品を使った調理実習や農林漁業体験の指導などができる方々を「あおもり食育サポーター」として登録し、地域に根ざした食育活動が進むような仕組みを作りました。
 食育サポーターが、皆さんの食育を応援します。食育サポーターといっしょに、食育を学んでみませんか。

食育サポーターは現在、約150名。県庁ホームページでは、
●皆さんがお住まいの地域に、どんな食育サポーターがいて、どんなことができる?
●食育サポーターの活動申込み方法は?
など、食育サポーターの「あれこれ」をご紹介しています。
食育サポーターを活用する食育活動には、主催団体に対して、教材費や調理実習の食材費などを、県が一部助成します。※一定の条件があります。

「食育」とは…健康な生活を確保できるようにするため、(1)食について考える習慣、(2)食に感謝する心、(3)食に関する知識、(4)食を選択する判断力を正しく身に付ける活動や学習に取り組むことをいいます。

詳しくは、県庁ホームページ「あおもり食育サポーター」をご覧ください。

問い合わせ先 食の安全・安心推進課 電話017-734-9351 

県民だよりあおもり2010年10月号4ページ
今すぐ始める!! 秋冬のインフルエンザ対策
 新型インフルエンザであれ季節性インフルエンザであれ、一人ひとりが予防し、自分自身を守ることが大切です。
 インフルエンザの基礎知識に基づいた正しい予防法として、手洗いの仕方や咳エチケットを身につけましょう。

基礎知識
 インフルエンザの主な感染経路は、「飛沫感染」、「接触感染」です。この経路を取り除くことが、感染を防ぐことになります。
※飛沫感染:感染している人のくしゃみや咳で出るしぶきを吸い込むことによる感染
※接触感染:感染している人のつばや鼻水が手に付着し、その手で口や鼻に触れることなどによる感染
 マスクはウイルスなど病原体の飛散を防ぐためには有効ですが、十分な感染防止はできません。流行の際は、不要な外出や人混みは避けましょう。外から帰ったら、必ず手洗い、うがいをしましょう。
 
手洗いの仕方
 せっけんを泡立てながら、手のひらどうしをよくこすり合わせる。両手の甲をこすり洗いする。指の間を洗う。親指と手のひらをねじり洗いする。指先、爪の間、手首を洗う。

咳エチケット
 周りの人にうつさないためのマナーです。「かかったかな?」と思ったら、すぐに実行しましょう。
 咳をしている人は、必ずマスクを着用しましょう。マスクは説明書をよく読んで、正しく使いましょう。マスクをしていないで咳・くしゃみが出る場合は、ティッシュなどで口と鼻をおさえ、周りの人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に捨てましょう。

ご相談はお住まいの市町村役場、保健所、保健衛生課へ!
青森市保健所 017-765-5282
東地方保健所 017-739-5421
弘前保健所 0172-33-8521
八戸保健所 0178-27-5111
五所川原保健所 0173-34-2108
上十三保健所 0176-23-1996
むつ保健所 0175-24-1231
※受付時間は平日8:30~17:15まで

問い合わせ先 保健衛生課 電話017-734-9215

糖尿病かからない!かかっても悪化させない!
 糖尿病は、様々な合併症を引き起こしかねません。血液検査の結果、ちょっと血糖値が高くても「自覚症状がないし、たいしたことはない」と自己判断していませんか。
 糖尿病患者さんのほとんどは、生活習慣が関係している「2型糖尿病」の方です。生活習慣を見直して、糖尿病にかからないように、そして、かかっても悪化させないようにしましょう。

糖尿病の人は増えているの?
 厚生労働省が実施する国民健康・栄養調査結果によると「糖尿病が強く疑われる人」、「糖尿病の可能性を否定できない人」は全国的に増えています。青森県の状況は10~11月に実施する県民健康・栄養調査で調べることになっています。
 また、子どもの糖尿病も増えており、この20~25年間に発症率は3~4倍に増加しています。子どもの糖尿病は、家族に血糖コントロールがうまくできていない糖尿病患者がいることと大きく関係しており、家庭の生活習慣などが影響していると推測されます。

糖尿病の合併症ってどんなもの?
 糖尿病の合併症といえば、糖尿病性の網膜症、腎症、神経障害があげられます。 糖尿病性網膜症は、日本人の失明原因の2位です。また、人工透析を受けている患者全体の主な原因疾患として糖尿病は第2位、新たに透析を行うことになった患者では第1位です。

どうしたら糖尿病を予防、コントロールできる?
 質と量ともにバランスのよい食事と適度な運動で、適正な体重を保つことです。服薬している方、インスリン注射を行っている方も同じです。
 糖尿病の予防については、お住まいの市町村や、お勤めの事業所の保健師、栄養士等にご相談ください。

問い合わせ先 保健衛生課 電話017-734-9212

県民だよりあおもり2010年10月号5ページ
ネット上のいじめや有害情報から子どもたちを守りましょう!
 携帯電話・パソコンなどの普及に伴い、子どもを取り巻くネット上のいじめや有害情報などが新たな問題になっています。子どもたちが健やかに成長する環境を整えるためには、学校、保護者、そして地域の皆さんが連携し、取り組むことが大切です。

「ネット上のいじめ」とは・・・
 「パソコンや携帯電話のサイトに、本人が傷つくことを書き込まれたり、顔写真を勝手に載せられるなどの嫌がらせをされる」いじめです。
「ネット上のいじめ」の被害者は・・・
 「授業に集中できない」、「携帯電話に恐怖を覚える」など精神的に苦しい思いをしています。

ネット上で「児童生徒のいじめ、嫌がらせ」、「非行につながるような書き込みのある掲示板」などを発見したらネット通報窓口サイトへ通報してください!
ネット通報窓口専用サイト
 パソコンからは http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/mimamori.html
 携帯からは http://www.pref.aomori.lg.jp/i/gakyo/mimamori2.html

※緊急の場合は、「いじめ相談電話24」へ 017-734-9188(24時間対応)

問い合わせ先 学校教育課 電話017-734-9897

犯罪被害者支援制度をご存じですか?
~警察では、犯罪による被害者の方々を支援しています~

被害者の方は、様々な問題を抱えています。
 犯罪の被害者(遺族を含む)は、生命、身体、財産上の直接的な被害だけでなく、事件による精神的ショックや身体の不調、医療費の負担や失職、転職等による経済的困窮、捜査や裁判の過程における精神的、時間的負担、周囲の無責任なうわさ話やマスコミ報道によるストレスなどの二次的な被害にも苦しめられています。

被害者支援の具体的な内容
・被害者等の方々に対する情報提供
 刑事手続きの流れや、被害者等の方が必要とする情報をまとめたパンフレット「被害者の手引き」により情報提供しています。
・「犯罪被害給付制度」による支援
 殺人などの故意の犯罪行為により、不慮の死を遂げた方のご遺族や障害がのこった方、重大な傷病を受けた方に対し、一定の場合に、国から給付金が支給されます。
・被害に遭った方々に対する県費負担制度
 特定の被害に遭われた方には、診断書料や初診料、検査費用などを県費で負担する制度があります。また、ホテル等へ一時避難するための費用等を負担できる場合があります。
・被害者の要望に応じた警察官の対応
 性犯罪被害等に遭われた方の要望に応じて、女性警察官による事情聴取や捜査状況の連絡を行うよう配慮しています。
・指定被害者支援要員による支援
 捜査員とは別の警察職員(指定被害者支援要員)が病院や検察庁等への付添い等、被害者の心情に配意した支援活動を行うよう努めています。
・専門的知識を有する警察職員によるカウンセリング
 専門的なカウンセリングが必要なときに、臨床心理士の資格を持つ警察職員がカウンセリングを行っています。
・民間の被害者支援団体と連携した支援活動
 電話相談、病院や裁判所等への付添い、法律相談、臨床心理士によるカウンセリング等を行っている民間の被害者支援団体「社団法人あおもり被害者支援センター」と連携し、被害者等のニーズに沿った途切れのない支援活動を行っています。
(社)あおもり被害者支援センター 相談専用窓口017-721-0783
 毎週月曜~金曜日 毎月第3土曜日 正午~午後4時まで(ただし、年末・年始祝日を除く)

問い合わせ先 警察本部犯罪被害者支援室 電話017-723-4211(代)

県民だよりあおもり2010年10月号6ページ
観光コンテンツの紹介
 県では地域の観光資源を発掘し、地域ならではの体験メニューを作り育てる活動を応援しています。
 
自分たちで復元した太宰ゆかりの古民家で田舎のぬくもりを伝えたい
 かなぎ元気村「かだるべぇ」は、築140年の旧傍島家を再生した金木地区の新たな宝物です。この住宅は太宰治のいとこ「ふみ」が旧津島家から嫁いだ家です。「ふみ」の夫の傍島正守は太宰治の小学校時代の恩師で、いち早く太宰治の文才を見抜いた理解者であり、太宰もこの家に遊びに来ていたと伝えられています。
 旧士族の傍島家は、太宰が生まれた旧津島家の財力と政治基盤を支えた家柄であることから、この古民家を地域遺産として保存活用すべきと考え、かなぎ元気倶楽部が修復に立ち上がりました。
 その間、国の助成金を活用して地域に残る伝統文化を学ぶ取り組みを重ね、本年6月には、金木地区の生活文化を体験したり、地域の人々との交流を図る施設として「かだるべぇ」がオープンしました。ここでは田舎らしさを楽しみ、郷土食を作りながらゆったりした時間の流れを感じることが出来ます。
 「かだるべぇ」は津軽弁の「みんなで語り合いましょう」と、「みんなで一緒にやりましょう」の2つの意味を持ちます。楽しい思い出を作りに、奥津軽の「かだるべぇ」に是非お越し下さい。

■体験メニュー
◆農業体験・・・農家とふれあう楽しい農作業 (大人2,400円、子供1,200円)
◆ヒバ細工体験・・・香り豊かなヒバ細工体験 (リース1,000円、かご2,000円、ぞうり3,000円)
◆木工体験・・・世界に1つの手作りの木箱製作 (ふで箱1,500円、道具箱2,400円)
◆田舎スイーツ・田舎料理づくり体験 かなぎの母さんの味にチャレンジしよう (2,400円)※うれしいお土産付きです。
■体験時間 10:00~12:00、13:30~15:30 約2時間
■申し込み 電話・FAXで1週間前までに予約ください。※個人・グループ、200名程度までの団体で利用可能です。

かなぎ元気村「かだるべぇ」五所川原市金木町蒔田桑元39-2 電話/FAX0173-52-2882

かなぎ元気村 問い合わせ先 
NPO法人かなぎ元気倶楽部
〒037-0202 五所川原市金木町朝日山317-1 電話0173-54-2828/FAX0173-54-2827  
http://www.kanagi-gc.net

創業・起業にチャレンジ
~「夢」を「現実」へ~
 創業・起業を希望している人を支援するために、県内3か所の創業支援拠点を運営・支援しています。

創業チャレンジクラブ(青森市)
 創業・起業希望者やビジネスネットワークを形成したい方を支援しています(入会無料)。
 問い合わせ先:(財)21あおもり産業総合支援センター
 電話:017-777-4066 FAX:017-721-2514
 HP:http://www.21aomori.or.jp

夢クリエイト工房(弘前市))
 創業準備スペースを提供し、専門家などが創業に向けたアドバイスを行います。
 問い合わせ先:(財)21あおもり産業総合支援センター

アントレプレナー情報ステーション(八戸市)
 経営サポート(毎週水曜日)やセミナーなどを実施しています。
 問い合わせ先:アントレプレナー情報ステーション事務局
 電話/FAX:0178-41-2224
 HP:http://www.8cci.or.jp/antore/index.html

こんな人が夢をかなえています。
 赤~いりんご株式会社 長内 美子さん
 五所川原特産の「赤~いりんご」を生かして元気な街づくりを目指そうと、夢クリエイト工房に入居し、昨年7月に創業しました。「赤~いりんご」の果実の色や酸味を生かした商品(ドレッシング、サイダー、ゼリーなど)が好評です!

 県及び県内の関係機関が実施しているその他の創業・起業支援事業については、県ホームページに掲載している「創業・起業支援制度カレンダー」をご覧ください。
 創業・起業に係る総合相談窓口 …… (財)21あおもり産業総合支援センター

問い合わせ先 経営支援課 電話017-734-9374

県民だよりあおもり2010年10月号7ページ
この秋、原宿表参道が青森になります!
 今年1月、真冬の原宿表参道を熱くさせた「とことん青森2010」が、パワーアップしてかえってきます。その名も「とことん青森MAX in 原宿表参道」。
 東北新幹線全線開業を間近に控え、青森県の魅力をさらに強力に発信します。
 今回は、青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社大祭、五所川原立佞武多の四大祭りが一堂に会し、東京の夜空を焦がします。
 表参道には青森県と新幹線全線開業をPRするバナーフラッグがずらりと飾られ、周辺のカフェやレストランでは、おいしい青森の食材をつかったメニューが盛りだくさん。
 都内各所に「津軽三味線あおもりPR隊」や「郷土芸能あおもりPR隊」が出動するなど、東京を青森の雰囲気で埋め尽くします。
 「とことん青森」やPR隊などのスタッフ、演者は県内全40市町村から集結。まさしく「結集!! 青森力」のキャンペーンです。

とことん青森MAX in 原宿表参道
開催期間:10月25日(月)~11月7日(日)全14日間
場 所:原宿表参道、明治神宮、表参道ヒルズ他
内 容
●青森お祭り工房(10/26~29)●青森四大祭り競演(10/30~11/1)
●青森ご当地グルメ屋台村(10/30~11/3)●とことん青森ギャラリー(11/5~7)
●とことん青森学講座(11/6~7)●とことん青森交流広場(11/6~7)

http://www.aptinet.jp/ap_tokotonmax.html
問い合わせ先 社団法人青森県観光連盟 電話017-722-5080

情熱青森!リポート Vol.9
 「とことん青森」で、生まれ故郷と偶然つながった原宿表参道欅会の理事長 松井誠一さんに、青森との関わりを語っていただきました。

「とことん青森」がつないだ故郷
 私は、弘前市で生まれ、青森市内で5歳頃まで過ごしました。青森での思い出は、家の2階の窓から“ねぶた”を見ていたことと、よく父に連れて行ってもらった、青函連絡船の船着き場での散歩。そして浅虫温泉です。
 東京に引っ越したばかりの小学校時代は、一人で夜行列車に乗って青森に遊びに行ったことを覚えています。 時が経つにつれ、青森は遠い存在になってしまいました。それが、「とことん青森」を私どもの原宿表参道で開催することで、青森県と関われたのは、とても懐かしく嬉しかったですね。

「とことん青森」は大盛況でした
 今年の1月に、原宿表参道で青森の魅力を体感してもらうイベント「とことん青森」を開催したときは、“ねぶた”の迫力に、見物に来た人みんなが驚いていました。山車が歩道橋の下ギリギリを通過したときの大歓声は忘れられません。
 また、せんべい汁やバラ焼き、ラーメン、コロッケなどのB級グルメを集めた屋台はどれも人気で、毎日昼過ぎにはどの店も完売という大盛況ぶりでした。

この秋、青森の魅力をさらに結集!
 今回は、私ども商店街の近くにある明治神宮の鎮座90年大祭に合わせて、前回の青森ねぶたに加え、弘前ねぷた、八戸三社大祭、五所川原立佞武多の4大祭りが明治神宮周辺に勢揃いします。ご当地グルメと合わせて、きっと、多くのお客様を魅了することでしょう。
 特に、明治神宮は夜間特別参拝が行われ、参道や本殿がライトアップされるのと同時に、灯りがともった4台の山車を見ることもできます。空気の澄んだ秋、夕方のまだ明るい空が、徐々に深い紺色に移ろう中、夜空に浮かび上がるねぶたたちは、さぞ美しいことでしょう。

青森県は、新幹線でもっと近くなる
 青森県の人の多くは、アピールすることがあまり上手ではないかもしれません。ですが、青森には、海の幸、山の幸、温泉、自然、あたたかい人という、東京の人が衝撃を受けるほどの魅力にあふれています。
 だからこそ、青森県の皆さんには、新幹線全線開業を機に、多くの人に青森の魅力を知ってもらうよう動いてほしいと思います。新幹線で行けば、青森県は東京から近い場所に変わるはずです。「近くて良い所だから行きたい」、そんなイメージを持ってもらうよう、みんなで青森をアピールしていきましょう。

松井 誠一 商店街振興組合原宿表参道欅会 理事長
(株)松井ビル社長。平成18年、第4代理事長に就任。表参道の欅並木に、環境に配慮したあかりを演出する「表参道アカリウム」などの活動を通じ、環境を大切にする街「エコ・アベニュー」に取り組む。

申吾のほっとコラム
青森県知事 三村 申吾

燃えよ「海外戦略」
 今年もいよいよりんごシーズン本格化。
 りんごへの愛情と技術力あふれる生産者の皆さんのおかげで、つがる、早生ふじ、トキ、紅玉、ジョナと日替わりで食べている。暑い夏に耐え、よくぞ元気に美味しく育ってくれたと感謝したい。今年も本当に旨い。だからこそ、国内外の方々にしっかりと食べてもらって、この安全・安心・美味しさの喜びを共にしたい。そして、今年も販売戦略とトップセールスに全力で頑張るぞと心に期している。
 「攻めの農林水産業」の基本は、地産地消。地元の我々が地元の良いものを食べ、活用するところに始まる。そして、地元の人に高く評価された良いものを、積極的に国内外に販売し、外貨を獲得し、生産者をはじめ、県経済を元気にしようというものである。
 これまで毎年、県内外、国外で、フェアやセールスを積み重ねてきた。県内での大手食品スーパーでの取引額は、平成18年度129億円が21年度は247億円となった。また、大手量販店での取引は18年度156億円が21年度は226億円といった具合。今後とも、販売戦略に力を注ぐ決意だが、さらに重要と考えているのが輸出戦略。円高が進む中にあっても、昨年産の「青森りんご」は根強いファンの多い台湾を中心に約2万tを販売し、国内価格の維持に大いに貢献した。この世界トップレベルのりんごを中心に、長いも、ホタテ、なまこなど、農林水産品の輸出は15年の58億円が、20年には151億円まで伸びた。
 折しもこの10月の上海万博最終週には、日本産業館でいわば「青森りんごウイーク」が開催される。成長著しい中国で、りんごをはじめ青森(観光も含めて)が大々的にPRされる。さらに東アジアを見渡せば、そこは約20億人を超す大市場。燃えよ「海外戦略」、燃えよ「攻めの農林水産業」。しっかりとした戦略で、東アジアに県産品を売っていこう。
 安全・安心、そして何より本当に美味しい青森産品で、世界の人たちを幸せにしよう!

県民だよりあおもり2010年10月号8ページ
大人もこどもも楽しめる!イベント特集

県立美術館
 「秋のコレクション展」成田亨×高山良策/版画
■会期/11月28日(日)まで
■開館時間/
9/30まで 9:00~18:00(入館は17:30まで)
10/1から 9:30~17:00(入館は16:30まで)
■観 覧 料/一般500円(400円)、高大生300円(240円)、小中生100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※小・中・特別支援学校の児童生徒及び引率者が、学校教育活動として観覧する場合は無料。
県立美術館 017-783-3000(代表)

県営スケート場
 アイススケートリンクオープンイベント
■開催日/10月17日(日)
■内容/
●アルファくんと一緒に滑走!写真撮影会もあります。(カメラは各自持参)
●初めてでも大丈夫!「初心者スケート指導タイム」
●誰でもできる簡単な氷上レクリエーションゲーム(午前の部、午後の部)
■参加料/無料(リンク利用料と貸靴料は自己負担)
県営スケート場 017-739-9500

白神山地ビジターセンター
 紅葉の白神山地を歩く」
■日時/10月24日(日)9:00~15:00
■場所/鰺ヶ沢町・くろくまの滝(予定)
■対象/一般(中学1年生以上)
■定員/20人
■参加料/無料
■持ち物/昼食、飲み物、おやつ、雨具、手袋、帽子、敷物、双眼鏡、カメラ等
■服装/野外活動にふさわしいもの(履物は登山に適したもの)
白神山地ビジターセンター 0172-85-2810

県立郷土館
 共催展「生誕250年北斎富士を描く」
■会期/10月30日(土)~12月5日(日)※会期中、休館日はありません。
■開館時間/10/31まで 9:00~18:00、11/1から 9:00~17:00
■観覧料/一般・大学生800円(600円)、中学・高校生400円(300円)、小学生以下は無料
※( )内は、前売りおよび20人以上の団体料金
県立郷土館 017-777-1585

インフォメーション

地方自治法施行60周年記念貨幣販売

 色鮮やかな青森県の千円銀貨幣セットの販売申込の受付がまもなく始まります。
 この千円銀貨幣は10万枚の限定発行で、造幣局が貨幣セットとして販売します(金融機関窓口での引換えは行われませんのでご注意ください)。
 詳しくは造幣局へお問い合わせください。
問合せ先 造幣局ハローダイヤル050-5548-8686
造幣局ホームページ http://www.mint.go.jp/
企画調整課 017-734-9128

「青森県史」文化財編 美術工芸を刊行!
 22巻目となる青森県史、いよいよ初の文化財編を刊行します。
絵画、彫刻、工芸など、これまでほとんど知られていなかった青森県の多様な造形文化を、縄文時代から平成の現代に至るまで、豊富なカラー写真とわかりやすい解説で紹介しています。
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/culture/history.html
県民生活文化課県史編さんグループ 017-734-9238

県立職業能力開発校入校生募集
 若年者を対象に、就職に必要な専門的知識・技能を習得させ、即戦力となる人材を養成するため、平成23年度入校生を募集します。入校案内及び募集要項は、各高等技術専門校及び八戸工科学院で配布しているほか、希望者には郵送します。また、ホームページでもご覧いただけます。
○高等学校卒業者等のコース
出願期間:10月8日(金)~11月11日(木)
入校試験:11月18日(木)
合格発表:11月25日(木)
http://www.pref.aomori.lg.jp/sangyo/job/bosyuannai.html
労政・能力開発課 017-734-9415

「東北文化の日」制定
 東北6県と仙台市は、東北地方の特色ある文化資源を広く内外にアピールするために、今年から、10月最終土曜日とその翌日を「東北文化の日」に制定しました。
 その一環として、東北6県の文化施設の入館料の無料・割引や協賛イベント等を実施します。
 この機会に、東北各地の文化施設などを巡ってみませんか?
実施期間 10月30日(土)~11月28日(日)※参加施設によって実施期間は異なります。
参加施設 下記のホームページアドレスをご覧ください。
【東北6県参加施設】http://tohokubunka.com/
県民生活文化課 017-734-9207

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広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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