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更新日付:2010年6月1日

県民だより あおもり(2010年6月号 第121号)テキスト版

県民だよりあおもり2010年6月号1ページ
“ひとつのいのち”はみんなのいのちとつながっている!
「命を大切にする心を育む県民運動」を推進しています。


「命を大切にする心を育む同世代応援メッセージ大会」で最優秀賞に輝いた青森県立八戸東高等学校表現科の皆さんに聞きました。

Q.ここでは、どんなことを学んでいるの?
A. 全国で唯一、ダンス、演劇、物語の制作など、身体や言語を使い、表現について幅広く学んでいます。大会へは、表現科の学習の一環として、表現の幅を広げるため、「命」を表現し、大切さを伝えることに挑戦しようと、出場を決めました。 大会出場にあたり、クラス全員で、命というものについて考えてみました。考え方は人それぞれ。でも、人はひとりぼっちじゃない。視野を広げ、ひとりだと思い込まず、みんなで一緒に立ち上がれば、命をつなぐことができるのだということ、これをクラス全員で、ダンスとポエム(詩)により表現しました。

Q.同じ世代が、自ら命を絶ったり、家族同士で命を傷つけあう事件が多いことについて、どう思いますか?
A.すごく悲しいし、腹立たしいことだと思います。命はひとりにたったひとつだけのものですし、ひとりの命に代わるものって絶対にないと思うんです。嫌だと思うことも、いろいろ視点を変えてみることで、違って思えてくる。家族や友達など、近くにいる人との関わりの中で、思ったことを内にためず、少しずつでも誰かに吐き出すことができれば、心が楽になる。そのことにより、自分が人に支えられていることを実感し、感謝する気持ちがわいてくるのではないでしょうか。また、自らが夢中になれる何かを見つけることも大切。一つでも「これだけは」という自信に満ちたものがあれば、自分の命が輝きだすんじゃないかな。

Q.“命”ってどういうもの?
A.一人ひとりの存在自体が、“命”だと思います。命があるからこそ喜びや悲しみを感じることができる…。私たちは「表現」を通じて、隣にいる人の存在の確かさ、頼もしさに気づかされました。信じることは勇気のいることです。自分から心を開かなければ何も始まりません。でもそこを越えないと、本当の心と心のつながりは生まれないと思うんです。信じることを恐れず、心の底から信じ合う。そうすれば自分はひとりじゃない、みんなとつながっていると感じることができるのではないでしょうか。

県民だよりあおもり2010年6月号2ページ
ひとつのいのち。みんなのだいじないのち。
子どもたちの、命を大切にする心を育んでいくために


 青森県の未来を担う子どもたちが、命を大切にし、他人への思いやりを持ち、たくましく、健やかに成長できるよう、県では「ひとつのいのち。みんなのだいじないのち。」をキャッチフレーズに、「命を大切にする心を育む県民運動」を展開しています。

1,250の団体が、「命を大切にする心を育む県民運動」の推進に取り組んでいます。
○家庭では…
親と子のふれあいを大切にしましょう!
社会の基本的なルールやマナーを子どもにきちんと教えましょう!
○地域では…
子どもや家族が参加できる体験活動に取り組みましょう!
子どもは地域の子としてみんなで育てましょう!
○県や各市町村では…
積極的に情報発信し、「命の大切さ」を伝えます。
○幼稚園・保育所・学校では…
幼児期から命を大切にする心を育みます。
道徳教育や豊かな心を育む体験活動を充実していきます。
○企業や団体では…
親子で参加できる行事を企画するなど、子どもの育成に積極的に参加しましょう!
新聞やテレビ、チラシ・会報などで、「命の大切さ」を伝えるメッセージの発信を行い、県民運動を盛り上げましょう!

県ではこのような事業を展開しています
○あいさつと声かけで、心がつながる
知事に認定された各地区の「声かけリーダー」が、それぞれの地域で声かけ推進を呼びかけています。
○同世代で助け合い、支え合う
「同世代応援メッセージ大会」の開催や大会を記録したDVDやホームページからの動画配信で、中・高校生の命の大切さを伝えるメッセージを同世代の子どもたちに広く発信しています。
○体験活動が、子どもの心を育む
ものづくりなどの体験活動を行うことで、子どもたちの、命を大切にし仲間を思いやる心を育むとともに、刃物等の正しい使い方の習得にもつながります。

子どもたちの、命を大切にする心を育むために、みんなの“チカラ”を結集しよう。

「命を大切にする心を育む県民運動推進会議」会員募集
一緒に取り組みに参加していただける企業、団体の皆さまを募集しています

※詳しくは、
県庁ホームページ 命を大切にする心

問い合わせ先 青少年・男女共同参画課 電話017-734-9226

県民だよりあおもり2010年6月号3ページ
みんなで子育て!楽しく子育て!
県では、今年2月、「わくわくあおもり子育てプラン」(後期計画)を策定しました。

基本目標
◆あたたかい家庭、ふれあいのある地域の中で、子どもが心豊かに健やかに育つ青森県
◆社会全体で子育てを支え合い、安心して子どもを産み育てられる青森県
◆県民一人ひとりがお互いを大切にし、男女が共に子育てを楽しめる青森県

○従業員のあなたは…
 来店した妊婦さんや子育て家庭を優しく迎え入れてください。
○経営者のあなたは…
 妊婦さんや子育て家庭を応援する「あおもり子育て応援わくわく店事業」に協賛店として参加してみませんか。また、職場の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」に取り組みましょう。
○子育て家庭のご近所さんは…
 子どもは社会全体の宝です。まずは、地域の子どもたちに関心を持ちましょう。
 SOSを出せないでいる妊婦さんや子育て家庭に気づいたら、市町村の相談窓口や児童相談所へお知らせください。
○ママは…
 完璧なママなんていません。困ったときは、一人で悩まず、周りの人や市町村の相談窓口などに相談してみてください。あなたの子育てをみんなが応援します!
○パパは…
 もう少しでパパのあなたは、育児休暇・育児休業をとって、育児を楽しみましょう。
 パパのあなたは、働き方を変えて、家事や子育ての時間を今よりも少し増やしてみませんか。

※詳しくは、
県庁ホームページ わくわくあおもり子育てプラン
問い合わせ先 こどもみらい課 電話017-734-9301

今こそ守る!!地域医療
「青森県地域医療再生計画」

 県では市町村等とともに「自治体病院機能再編成」と「医師確保対策」に取り組んできました。
 この取り組みをさらに推し進め、地域医療を守るため、この度、西北五圏域及び青森圏域等を対象とした青森県地域医療再生計画を策定し、平成25年度までに様々な事業を展開していきます。

西北五圏域 -地域住民が地域で必要な医療を受けるために-
地域医療崩壊の危機
 ・三大疾病による死亡率が高く、男性の平均寿命が全国でもワーストクラス
 ・医師の不足
 ・脆弱な医療機能
地域医療再生計画の実行
 ・新たな中核病院の整備
 ・弘前大学との連携や勤務環境改善による医療従事者の確保
 ・医療機関の連携による 医療ネットワークの構築
安全・安心な暮らし
 ・圏域内で必要な医療が受けられる
 ・健康状況の好転・維持

青森圏域 -周産期医療から療育まで切れ目ない医療提供体制を目指して-
周産期医療・障害児医療の危機
 ・医師の不足
 ・ベッド数の不足
 ・機器設備の不足
地域医療再生計画の実行
<周産期>
 ベッド数増床、機器整備等体制強化
<障害児医療>
 1.国立病院機構と県立施設の連携による集約と役割分担
 →医療型施設に医療を集約して増床
 →県立施設を福祉型施設に転換し、地域のサービス提供拠点に
 2.総合的な相談支援センターの設置
周産期医療から療育の場まで適切で切れ目のない医療の提供
 ・低出生体重児等の受入が常時可能に
 ・将来も安心して医療を受けられる環境を整備
 ・総合的な相談・支援を実施

※詳しくは
県庁ホームページ 地域医療再生

問い合わせ先 医療薬務課 電話017-734-9288

県民だよりあおもり2010年6月号4ページ
家族の命を守るために~風水害への備え~
 近年、全国各地で集中豪雨や台風による川のはん濫や土砂崩れなどが起き、多くの方が犠牲になっています。
 風水害や土砂災害からあなたの命を守るために、普段どのような準備をしたらよいのか、また、災害時にはどのように行動したらよいのか、知っておきましょう。

日頃の準備が大事
○断水や停電に備え、非常用品等を準備し、時々点検しましょう。
○家屋で強風に弱いところはありませんか?(屋根、窓、塀、アンテナなど)
○わが家の防災会議を開きましょう。
○それぞれの市町村では、洪水や土砂災害、津波など様々な被害を想定した調査が進められています。市町村のハザードマップや県のホームページで危険箇所を確認しましょう。 

風や雨が強くなったら
○風の強いときは絶対に外に出ないようにしましょう。
○大雨注意報が出たら心の準備。大雨警報が出たら避難の準備。土砂災害警戒情報が出たら、いつでも避難ができるようにしましょう。

ためらわずに避難する
○市町村からの避難勧告・指示に従い、すばやく避難しましょう。

声をかける
○災害時に援護が必要な人がいます。民生委員等とも協力しながら、避難の手助けが必要な人と日頃から声を掛け合うことが大切です。
○町内会などで自主防災組織をつくり、地域住民がお互い助け合い、避難誘導や救助を行うことが被害をより少なくすることにつながります。
○各市町村や町内会が行う防災訓練に積極的に参加し、いざという時の行動を体験しましょう。

6月は土砂災害防止月間です
青森県「防災ホームページ」
内閣府「みんなで防災のページ」
総務省消防庁「防災・危機管理e-カレッジ」

問い合わせ先 防災消防課 電話017-734-9088 河川砂防課 電話017-734-9670

県民だよりあおもり2010年6月号5ページ
「あおもり型県産材エコ ポイント」制度スタート!
 県産材の地産地消を推進するため、県産材を使用した木造住宅の建築主が、県産材を使用した家具・建具などと交換できる「あおもり型県産材エコポイント」制度をご活用ください。

対象住宅
 県内で平成22年4月1日以降に認証県産材を購入した木造住宅
木材使用量
 【新築】認証県産材を25立方メートル以上または80パーセント以上使用したもの
 【リフォーム】認証県産材を1立方メートル以上使用したもの
 〇新築・リフォームともに、使用する認証県産材の50パーセント以上がスギ材であることが必要です
 〇県産材認証を受けた集成材や合板材も木材量として含むことができます
発行ポイント
 認証県産材1立方メートルにつき1ポイント
ポイント換算
 1ポイント当たり7,000円
発行上限ポイント
 30ポイント→『最大21万円相当』 国の「住宅版エコポイント」と合わせると、『最大51万円相当』になります。(交換できる商品は異なります) 
交換商品の例
 家具(テーブル、椅子等)、建具(戸、ふすま等)、木工品(照明器具等)、外構(ウッドデッキ、物置)

※詳しくは
県庁ホームページ 県産材エコポイント

問い合わせ先 林政課 電話017-734-9517

縄文時遊館新展示室7月9日オープン!
 三内丸山遺跡内にある縄文時遊館の新展示室では、「縄文人の生きる姿ー自然との共生ー」をメインテーマに、重要文化財も含めた豊富な出土品の展示を中心として、三内丸山遺跡を総合的・体系的に紹介します。また、展示室内では、等身大の人形が縄文人の様々な生活シーンを再現します。
 その他、現在、本県が取り組んでいる「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けて、縄文文化や縄文遺跡群の価値や魅力についても幅広く紹介します。
縄文時代に思いをはせ、縄文の時を楽しんでみませんか。

[開館時間 午前9時~午後6時(10月~5月は午後5時まで)/所在地 青森市大字三内丸山305/見学無料]

問い合わせ先 縄文時遊館 電話017-782-9462

県民だよりあおもり2010年6月号6ページ
観光コンテンツの紹介
 県では地域の観光資源を発掘し、地域ならではの体験メニューを作り育てる活動を応援しています。
 
北のフルーツパーラー ~とりたてフルーツでマイスイーツづくり~
 果樹栽培が盛んで、北国でありながら四季を通じてフルーツ収穫が可能な恵まれた地域の南部町にある「達者村」には、いつ来ても何か体験できるように、各種農業体験メニューが用意されています。最近では、フルーツの収穫体験とスイーツ作り体験を組み合わせた「北のフルーツパーラー」という新しい取り組みもスタートしました。
 今後も旬のフルーツを使った様々なスイーツ作りを企画していく予定です。

「北のフルーツパーラー」概要
 果樹栽培に適した気候で、1年を通じて様々な果物が旬を迎える南部町。町内の農園でフルーツ狩り体験をした後、収穫したフルーツや地域で生産された果物のみを使用したオンリーワンのスイーツ(パフェ等)づくりをお楽しみいただきます。
〇料金 2,000円~(1名様からOK。要予約)

◆北のフルーツパーラー問い合わせ先
南部町農林漁業体験実習館チェリウス 電話0178-76-1001

青森県基本計画 未来への挑戦 生業(なりわい)づくりへのチャレンジ
Vol.6 中南地域編「デザイン×伝統工芸」

 ~県では、県民のチャレンジ精神あふれる生業づくりを応援しています。~

※生業(なりわい)とは、本来、「生計を立てていくための仕事」という意味ですが、基本計画では、「県民一人ひとりの経済的基盤」という新たな意味を加え、生業(なりわい)づくりにチャレンジしていくこととしています。

津軽の伝統工芸とクラフト
 弘前市を中心とする中南地域には、古くから受け継がれてきた、津軽塗など、たくさんの伝統工芸があります。また、ブナコなど、地域資源を活かした優れたクラフトがあります。

新たなロングセラーを生む
 中南地域県民局では、新たなデザインによる津軽の伝統工芸やクラフトの開発支援を行っています。昨年11月から今年1月にかけてデザインアイディアを募集し、最優秀作品と優秀作品は、地域の関係者と連携して試作し、商品化に向けた取り組みを進めていきます。
 伝統と現代感覚を調和させた商品は、新たなロングセラーとなる可能性を秘めています。現代の住居環境やライフスタイルに合った、新たな伝統工芸やクラフトを、地域のみならず、県外、海外にも、積極的に発信していきます。

未来の担い手たち
 後継者育成のきっかけづくりとして、地域の高校生や大学生を対象に制作体験実習を行っています。これは、学校の夏休み5日間程度を利用して、各分野の職人が直接指導を行い、若い世代に技術や魅力を伝えるものです。
魅力的な新商品を開発すると同時に、技術を次世代に継承していくことは、生業づくりにつながります。
 これからも、津軽の伝統工芸やクラフトの魅力を最大限に引き出すことにより、地域の皆さんと共に、産業を盛り上げていきます。

問い合わせ先 中南地域県民局地域連携部 電話0172-32-2407

県民だよりあおもり2010年6月号7ページ
大人もこどもも楽しめる!イベント大特集

白神山地ビジターセンター
白神ナイトツアー

■日時:7月18日(日)17:00~20:30
■場所:西目屋村・津軽峠周辺
■対象:小学4年生以上
■定員:20人(参加費無料)
■持ち物:飲み物、おやつ、雨具、双眼鏡、筆記用具、カメラ等
■服装:野外活動にふさわしいもの (履物は山歩きに適したもの)
白神山地ビジターセンター 0172-85-2810

県立郷土館
サントリー美術館名品展

「生活の中の美」を基本理念に日本古来の美術・工芸品の収集に力を注いでいるサントリー美術館。そのコレクションの中から、絵画・漆工・ガラス・染織など重要文化財、重要美術品を含む選りすぐりの名品を集めて紹介します。
■会期:5月21日(金)~7月4日(日) 休館日6月11日
 前期 5月21日(金)~6月10日(木)
 後期 6月12日(土)~7月4日(日)
 ※前期後期で一部展示品の入れ替えを行います
■開館時間:9:00~18:00
■観覧料:一般1,500円(1,200円)、高・大学生1,200円(1,000円)
( )内は前売券、20名以上の団体料金(※中学生以下無料)
県立郷土館 017-777-1585


県立美術館
アレコホール東アジアの音~ロシアより音楽にのせて~

「ロシア音楽の夕べ」
■日時:7月26日(月)19:00~
■出演:
【ピアノ】 オルガ・ボイチェホフスカ(国立文化学院教授)、浅野清(弘前大学教授)、村田恵理、堀内亮、竹内奈緒美
【クラリネット】 ゲンナジー・チャーシン (極東フィルハーモニー首席クラリネット奏者)
【フルート】竹澤聡子
【ソプラノ】虎谷亜希子

「ピアノとクラリネットによる競演」
■日時:7月27日(火)19:00~
■出演:
【ピアノ】 オルガ・ボイチェホフスカ
【クラリネット】 ゲンナジー・チャーシン
※料金は両日とも、一般 2,500円 学生2,000円 小中学生1,500円
(当日券は全て500円増し)お得な26日、27日通し券もありますので、詳しくは下記までお問い合わせください。
県立美術館017-783-5243

県近代文学館
特別展「西北五文学散歩」
 
本県西北部は西北五地区と呼ばれ、太宰治「津軽」の主要な舞台となっており、谷崎潤一郎や松本清張ら中央の文人たちによって多くの作品に描かれた地域でもあります。西北五地区を描いた作品を紹介しながら、地域の魅力に迫る特別展を開催します。
■会期:7月10日(土)~9月5日(日) 休館日7月22日、8月26日
■開館時間:9:00~18:00
■場所:県近代文学館企画展示室(県立図書館2階)
近代文学館 017-739-2575

種差少年自然の家
たねさしワールド「夏」
 
海で思いっきり遊ぼう(いかだ、カヌー、サンドクラフト、磯ビンゴなど)
■日時:7月10日(土)・11日(日) ※どちらか1日の参加申し込みとなります。
■集合場所:種差漁港
■定員・対象:小・中学生とその家族 各日100名 (小学3年生以下の場合は保護者同伴)
■参加料:一人500円程度
■募集期間:6月22日(火)~6月29日(火)
■申込方法:電話又はFAX(0178-38-2727)で 
種差少年自然の家 0178-38-2131

梵珠少年自然の家
アウトドアライフ2010inサマー
 
アドベンチャービンゴ、馬ノ神山登山、いかだづくり・いかだ遊び、野外炊事、キャンプファイヤー、テント泊など
■日時:7月24日(土)~27日(火)
■定員・対象:小学5年生から中学3年生までの児童生徒 40名
■参加料:一人5,000円程度
■募集期間:6月24日(木)~7月16日(金)※ただし、定員になり次第締め切ります。
■申込方法:電話、FAX(0173-29-3306)又は 電子メール(e-bonju@pref.aomori.lg.jp)で
梵珠少年自然の家 0173-29-3303

情熱青森!リポート Vol.7

郷土食コーディネーターとして活動している坂本貴秀さん。人生を変えた津軽の郷土料理の美味しさと、新幹線開通にかける期待を語っていただきました。


青森との出会いは東京で食べた、津軽の郷土料理
 私は神奈川県のベッドタウン出身。だから、アイデンティティのある地方とそこに根付く郷土料理には、昔からとても興味を持っていました。そんな私と青森をつなげるきっかけは、青森の食材を使った料理のお店を紹介してもらったこと。そこでいただいた、ジャッパ汁・けの汁・あんこうのとも和えに私の心は奪われましたね。純朴で素材が本当に美味しい料理を体験したことで心の底から青森のとりこになり、料理をPRするために青森で仕事をしようと決めたのです。

「津軽料理遺産」の価値を広く伝えたい
 初めて青森を訪れたときは、美味しい食材・料理にあふれていることに衝撃を受けました。土地の特性や文化から作り上げられてきた郷土料理は、どれも素直に美味しい!シンプルに素材の味を活かすことだけで成り立っている料理「若生おにぎり」にも感動しました。当初津軽の郷土料理を10点に絞ってPRしようと考えていましたが、調べた結果、掘り起こされた350種類を超える料理の中から選ぶことなどできません。そこで、これらすべての魅力をそのまま紹介することで価値を広く伝える活動(Webサイト「津軽料理遺産」)をスタートしたのです。

都心から3時間。新幹線で青森は変わる
 新幹線が開通すれば、関東からたったの3時間で青森まで行けることになります。これは多くの人にとって、「なんだ、3時間で行けるんだ」という意識改革が起こる期待が大きい。県外の人・情報をたくさん流通させていくことでビジネスの経験値を積めば、美味しい料理にあふれた青森県はもっと活性化し発展していきます!

青森りんごの美味しさをホットアップルサイダーで
 12月の新幹線開通に合わせて本格的にPRを始めるのが、青森市浪岡のホットアップルサイダー。冷たい飲み物と違って温かい飲み物は本当に美味しくないと飲めないから、青森りんごの美味しさを伝えるには、これがピッタリだと思いましたね。今は仕事の都合で関東に戻っていますが、Webサイトやツイッターを利用して、PRしていきたいと考えています。住んでいたのは2年間という短い間でしたが、私の第2のふるさとは青森県だと決めました。いずれ戻れる日を夢見てPR活動を続けたいと思います!

申吾のほっとコラム 青森県知事 三村 申吾

継続は力なり

 平成16年にスタートした「命を大切にする心を育む県民運動」が七年目を迎えた。この運動は、子どもたちをめぐる痛ましい事件が全国的に多発したことをきっかけとしている。私たちの青森県でそういったことが起きない、起こさないために、地域や関係機関、企業等が力を合わせようと一緒に立ち上がってくださり、参加団体は今年の3月で1,250に及んでいる。
 この間、子どもたちにみんなで声をかけ合う運動や、地域ごとのワークショップ、子どもたちが同世代を応援するメッセージ大会やパフォーマンス等の活動が県内あちこちで行われてきた。 特筆すべきは、県民の皆さん(子どもたちから大人まで)から原案を募集して、命のことを考える絵本を製作し、子どもたちに読み聞かせるという活動。
 このほかにも「防犯笛(たすけっこ)」や缶バッチの制作・配布など、地域一体となった活動が、それぞれの工夫の元に行われてきた。実に地道なたくさんの活動が、たくさんの方々の参加のもとで着実に積み重ねられてきた。 そしてこの間、この運動を支えてきたのが、公募により制定されたキャッチフレーズ「ひとつのいのち。みんなのだいじないのち。」である。七年を経てなお、今も新鮮でピュアな輝きをもっている。一人ひとりの命は自分だけのものでなく、まわりのみんなにとってもかけがえのない大切な宝であるという真実は、永遠に光を失うことがないからだ。
 「継続は力なり」。
 私たちのこの活動に最もふさわしい言葉である。この運動は続けていくことで、積み重ねていくことで、より多くの輪となり行動となっていくからだ。
県民の皆さんに改めてお願いしたい。一人ひとり、是非、声に出して言ってみよう。行動してみよう。
 「ひとつのいのち。みんなのだいじないのち。」

県民だよりあおもり2010年6月号8ページ
インフォメーション

松くい虫被害拡大防止
 松くい虫被害は、マツノザイセンチュウという小さな線虫によって松が枯れる伝染病です。
 この松くい虫被害の拡大を防ぐためには、変色した松や枯れた松を早い段階で取り除くことが大切です。
 このため、自宅の庭木や街路樹など、身の回りで枯れた松を見かけた場合は、最寄りの各地域県民局地域農林水産部や市町村役場または県林政課までお知らせください。
林政課 017-734-9513

「イルカいないかキャンペーン」開催中!
 4月下旬から7月上旬にかけて、イルカの群れがむつ湾にやってきます。6月30日まで、津軽半島蟹田港と下北半島脇野沢港を1時間で結ぶ「むつ湾フェリー」の船上からイルカが見られたら、乗船者全員にイルカと出会った証明書と記念品をプレゼントする「イルカいないかキャンペーン」を開催しています。
 時に1,000頭を超えるイルカの群れが、大海原をのびのびと泳ぎ、ジャンプする様子を見ることができます。この機会に、イルカを探しながら「むつ湾フェリー」の旅をお楽しみください。
新幹線・交通政策課 017-734-9152

EV・PHV充電サポーター大募集
 本県は、経済産業省から電気自動車の普及に関するモデル地域「EV・PHVタウン」に指定され、先進的な取組を進めています。
 今年度からは、EV・PHV利用者が充電切れの不安なく乗れるよう、駐車場所とコンセントを提供していただける事業者の方を「EV・PHV充電サポーター」として募集しています。
 新たなビジネスチャンスとして、「電気自動車が創る新たな地域社会」づくりに一緒に取り組んでみませんか。
※詳しくは県庁ホームページ EV・PHV充電サポーター
エネルギー開発振興課 017-734-9378

交通事故相談所のご案内
 青森県交通事故相談所では、賠償問題や示談の仕方、損害保険会社との交渉の方法等について、専門の相談員が相談に応じています。
○所在地:青森市長島1-1-1(県庁北棟1階)
○相談日:月曜日~金曜日(祝祭日、12月29日~1月3日除く)
○時間:8:30~17:15
・相談は無料です。個人の秘密は厳守します。
・相談員が各地へ出向く移動相談も行っています。現在移動相談を行っているのは、弘前市・八戸市・五所川原市・十和田市・むつ市の5市です。移動相談は事前予約が必要です。
 どうぞお気軽にご相談ください。
青森県交通事故相談所 017-734-9235(FAX兼用)

消防団活動にご理解、ご協力を
 本県消防団員の約6割はいわゆるサラリーマン団員で、仕事を持ちながら地域住民のために頑張っています。しかし、最近は、消防団員の数が減少している状況です。
仕事を持ちながら消防団活動に参加するためには、事業主の皆さんのご理解とご協力が欠かせません。
 消防団活動にご協力いただいている事業所に対し、消防団協力事業所表示証が交付されます。詳しくは、市町村役場、消防署までお問い合わせください。
防災消防課 017-734-9087

「新規出店支援講座」受講者募集
 商店経営を志す人材を育成し、商店街等への出店を支援するため、「新規出店支援講座」を開催します。この講座では、商店経営者や税理士等を講師に招き、経営手法や経理知識等を体系的に学ぶことができます。青森市内で開催し、受講期間は、8月から12月までのうちの10日間で、受講は無料です。
 詳しくはホームページをご覧ください。 
経営支援課 017-734-9373

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広報広聴課
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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