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更新日付:2010年4月1日

県民だより あおもり(2010年4月号 No.120)

県民だより+あおもり+2008年6月号1ページ+-+PDF:880KB
東北新幹線・八戸―新青森間 12月の開業に向けて
ラストスパート!


Q.「八戸-新青森間」の工事の現状は?
A. 東北新幹線八戸―新青森間の工事延長は81.2kmあり、平成10年3月から工事に着手しました。現在の進捗率は、高架橋、トンネルなど新幹線が走る構造物やレールに関しては100%、電車に電気を送る設備もほぼ完成しています。後は、4月から行われる八戸―新青森間の走行試験で、無事260Kmの速度まで達してくれれば、ようやく完成といえますね。

Q.構造物の特徴はどんなところ?
A.八戸―新青森間において「カーブが少ない」、「高速で走れる」など、新幹線にとって最適な環境で最短ルートを結んだ結果、延長81.2kmの間に、19ものトンネルを作ることになりました。中でも、一番特徴的なのは、長さが26.5Kmもある「八甲田トンネル」で、陸上における複線断面トンネルとしては世界最長を誇ります。また、「三内丸山架道橋」は、国道7号青森環状道路をまたいでいる柱と柱の間隔が150mあり、新幹線の橋の中では日本最長です。
   新青森駅の外観は、縄文集落のたたずまいや、青森の明るい未来を象徴し、2階のコンコースには、県産材の青森ヒバや津軽塗りなどをアクセントとして使用しています。また、七戸十和田駅の外観は、八甲田連峰の山並みと南部馬のやさしい背中を表現し、コンコースには青森ヒバや南部裂織を使用するなど、どちらも青森県の玄関口としてふさわしいデザインが施されています。

Q.北国青森での雪害対策は?
A.現在、上越新幹線ではレールに温水を撒き、雪を溶かす消雪システムが採用されています。八戸-新青森間では、このシステムを更に発展させ、多めに水を撒くことができる寒冷地仕様の新しい散水消雪システムを採用しました。このシステムは、積雪が多い七戸十和田駅側の八甲田トンネル手前から青森市内全域に用いられ、積雪地帯でも安心して新幹線が走ることができます。

Q.開業に向けての心境はいかが?
A.新幹線が安定して快適に走るためには、最後の走行試験をクリアしなければなりません。そのためにも、12月の開業に向け、今後も万全な体制で取り組んでいきます。また、青森県は、八甲田連峰、三内丸山遺跡、龍飛崎など魅力ある観光資源が豊富です。ぜひ、より多くの観光客の方に新幹線で青森に足を運んでいただくとともに、県民の方々にも新幹線を積極的に利用してほしいと思います。

県民だより+あおもり+2009年6月号2ページ+-+PDF:1.4MB
新青森~東京間の移動時間が大幅に短縮されます。
 2010年12月の東北新幹線全線開業時、新青森~東京間は最短で約3時間20分に短縮されます。さらに、2010年度末の新型高速新幹線車両E5系デビューにより約3時間10分、2012年度末には約3時間5分で結ばれる予定です。

問い合わせ先
新幹線・交通政策課 電話 017-734-9452

青森デスティネーションキャンペーン開催 新たな青森ファンを獲得!
来春 2011年4月23日~7月22日
 デスティネーションキャンペーンとは、JR6社、旅行代理店、協賛会社等が協力して実施する日本最大級の観光キャンペーンです。本県単独での開催は初めてとなります。

キャッチフレーズ「行くたび あたらしい 青森」
○ 青森には、自慢できる地域の宝がたくさんあります。何度訪れても「あたらしい発見」がある旅を、東北新幹線全線開業で、これまでより身近に全国の方に楽しんでほしい、という願いを込めて、「旅」と「度(たび)」をかけて青森DCキャッチフレーズとしました。
○ 期間中は、青森に関する集中的なPRが全国規模で展開され、全国から多くの観光客がやってきます。おもてなしの心を持ってお客様をお迎えしましょう。

問い合わせ先
新幹線交流推進課 電話 017-734-9130

県民だより+あおもり+2008年6月号4ページ+-+PDF:468KB
観光コンテンツの紹介
県では地域の観光資源を発掘し、地域ならではの体験メニューを作り育てる活動を応援します。

白神 漁師の朝飯・農家の朝飯 普段の朝食が最高に喜ばれるんです!

 世界自然遺産「白神山地」の雄大な自然を誇る深浦町や鰺ヶ沢町で、地元の方が普段食べている朝食を、観光客に提供する取り組みがスタートしました。魚は漁師が、野菜や山菜は農家が提供し、普段のままの味付けで、生産者との語らいのある朝食が喜ばれています。
 その名も名付けて「白神 漁師の朝飯・農家の朝飯」です。
 特に、農家の朝飯は、「そんなもの喜ばれるはずがない」と地元の人は思っていました。でも、お客様は言います。「北海道から沖縄まで日本中どこのホテルも、朝食は大した違いはない。その土地の人が普段食べている朝食が食べたい。採れたての野菜や山菜が味わえるこの朝飯は夢の朝飯」と大絶賛だったのです。
 もちろん、ワイルドな漁師の朝飯も大好評。「料理も最高に美味しく、飾らない漁師さんとの語らいは生涯忘れない。」と喜ばれています。

◆モニターツアー参加者からの意見
 ・今までの旅行では経験したことがないインパクトのある朝食でした。
 ・お母さん達の手作り料理は山菜・野菜が豊富で、母親を思い出す味でした。
 ・一つ一つ心がこもった食事で、朝から幸せになれました。
 ・これは我々が本当に食べたかった究極の朝ご飯です。
 ・都会の人間にとって漁師の朝飯は憧れの朝食です。
 ・強くて頼もしい漁師さんと話ができて良かった。

◆問い合わせ先
 ・漁師の朝飯(1,500円)  鶴田漁業 深浦町大字沢辺字沢辺18-1 TEL/FAX 0173-77-2673
 ・農家の朝飯(1,200円)  岡山の家 鰺ヶ沢町中村町字上山ノ井76-1 TEL/FAX 0173-72-5260 
 携帯 090-5234-2017(水口)
(※2名様以上で5日前までにご予約下さい。漁業や農作業の都合で提供できない場合がありますので予めお問い合わせ下さい。)

青森県基本計画 未来への挑戦  生業(なりわい)づくりへのチャレンジ
Vol.5 上北地域編「地域で取り組む おもてなしの道づくり」

 ~県では、県民のチャレンジ精神あふれる生業づくりを応援しています。~
※生業(なりわい)とは、本来、「生計を立てていくための仕事」という意味ですが、基本計画では、「県民一人ひとりの経済的基盤」という新たな意味を加え、生業(なりわい)づくりにチャレンジしていくこととしています。

■「道」から地域の魅力を発信 
 今年12月に東北新幹線七戸十和田駅が誕生する上北地域では、地元NPOの皆さんと県民局が一体になり、七戸十和田駅を起点とする周遊型観光を目指した「VIEW(ビュー)上北推進事業」に取り組んでいます。
上北地域には、十和田湖・奥入瀬渓流や菜の花畑、放牧場などの景観資源、かつて旅人が行き来した奥州街道や縄文遺跡などの歴史資源が数多くあります。また、温泉や海(湖)の幸・山の幸にも恵まれています。「VIEW=景観」を軸に、さまざまな地域資源を磨きあげ、組み合わせることにより、魅力ある観光ルートを創り出すことを目指しています。

■3つの個性豊かなルート
 現在、十和田湖周辺の国道102号、国道394号を軸とする「十和田奥入瀬浪漫街道」、小川原湖周辺の国道4号、国道338号を軸とする「奥州街道と縄文のみち」、下北半島へ通じる国道279号を軸とした「黄花紅(おうかくれない)の東むつ湾ルート」の3つのルートで活動が始まっています。各ルートでは、地元のNPOなどが自ら企画し、沿道へのツツジやヤマザクラ等の植栽、地域資源を発掘するための勉強会やバスツアーの開催、観光ガイドの育成、景観の良い場所や改善の必要な箇所の調査、ルートマップの作成などを行っています。

■日本風景街道に登録
 このような、地域資源を生かした道づくりにより、沿道景観の向上や観光振興につなげていく活動について、国土交通省では「日本風景街道」として登録する制度を設けています。これまでに全国で114か所が登録されていますが、昨年12月、前記3ルートが登録されました。これにより、全国に向けてのPRが図られ、上北地域の知名度アップが期待されます。

■道づくりで生業づくりを
 道づくりの活動は、訪れる人と迎える地域との交流や、活動に携わる地域の人同士の交流を生み出します。人と人との交流により、地域が元気になり、新たな「生業(なりわい)」の創造につながるよう、関係者一丸となって息の長い「おもてなしの道づくり」を展開していきます。

問い合わせ先
上北地域県民局地域連携部 電話 0176-22-8194


県民だより+あおもり+2008年6月号5ページ+-+PDF:580KB
平成22年度当初予算の概要

 平成22年度当初予算の編成に当たっては、引き続き県税収入の落ち込みが見込まれるなど厳しい状況が見込まれる中、「青森県行財政改革大綱」に基づき、財政健全化に努力するとともに、国の予算で大幅減となった公共事業費等の縮減幅にも配慮しつつ、厳しい経済・雇用情勢と県民生活の安心確保のための施策に取り組むこととしています。
 その結果、平成22年度一般会計当初予算は6,923億円、平成21年度当初予算に比べて0.2%の増と、前年度とほぼ同額となりました。

■平成22年度県予算のポイント
○厳しい経済・雇用情勢に配慮 
 厳しい経済・雇用情勢に対応するため、産業の活性化や雇用の創出に積極的に取り組みます。

○県民生活の安全・安心を守る
 県民が安んじて暮らしていける社会の実現に向けて全力で取り組みます。

○100年に1度のチャンス!新幹線開業
 東北新幹線全線開業の効果を最大限に活かし、観光をはじめとした産業振興に取り組みます。

■「戦略キーワード」で重点化
 平成21年度からスタートした「青森県基本計画未来への挑戦」では、予算編成に先立って知事をトップとする「作戦会議」において「戦略キーワード」を決定し、これに基づき事業を企画・立案することとしています。平成22年度当初予算にあたっては、5つの戦略キーワードを設定し、取組の重点化を図りました。

<平成22年度の戦略キーワード>
・雇用の創出・拡大 
・あおもり型セーフティネット
・新幹線全線開業元年
・あおもり「食」産業
・「子ども」総合支援


※詳しくは、
県庁ホームページ 平成22年度予算関連

県庁ホームページ 未来への挑戦推進事業

問い合わせ先
財政課 電話 017-734-9036   企画調整課 電話 017-734-9129

県民だより+あおもり+2008年6月号6ページ+-+PDF:880KB
一緒に取り組もう犯罪や交通事故のないまちづくり
 犯罪や交通事故のない安全で安心な社会は、私たちが生活していく上での基盤であり、その実現は県民すべての願いです。
 県では、地域自らの連携・協働により、防犯・交通安全・消費生活分野全般にわたる「地域の安全・安心は地域で守る」あおもり型セーフティネットの構築を進めています。

安全・安心の地域力UP
■ 「子どもの見守り活動」

 新入学児童が犯罪や交通事故にあわないよう、地域の方々で見守り活動を行ってみましょう。

■ 地域活動リーダースキルアップ研修
 「安全・安心のための地域力アップ」を図るため、町内会等地域活動のリーダーや、関心のある方々を対象として、防犯・交通安全・消費生活に関する総合研修を青森市と八戸市で開催します。 
青森会場  7月24日(土曜日)、8月9日(月曜日)
八戸会場  7月23日(金曜日)、8月8日(日曜日)

■ 春の全国交通安全運動     4月6日~15日
~子どもと高齢者を交通事故から守りましょう~
 この時期は、一人歩きに不慣れな新入学児童や、雪解けに伴って自転車利用者が増えること、車のスピードが上がることなどにより、交通事故の増加が予想されます。ドライバーの皆さんは子どもや高齢者の近くを通るときは、減速・徐行し、思いやりのある運転に努めましょう。

■ 4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」です
○車に乗るときは、全員がシートベルト(又はチャイルドシート)を着用しましょう。
○自転車に乗る人は、安全利用に努めましょう。
○飲酒運転は絶対にしない、させない
など、一人ひとりが交通マナーを守りましょう。

■ 安全・安心まちづくり旬間(じゅんかん)  4月21日~30日
   ~新入学児童を犯罪から守りましょう~
 犯罪のない青森県を目指して、各地区で啓発のためのイベントなどを開催しています。

■ 新学期における少年の非行を防止しましょう
 万引きは、「非行の入口」と言われ、子どもが最も陥りやすい犯罪です。
 新学期は、環境が変わり、子どもが期待と不安で心身共に揺れ動く時期です。また、受験からの解放感や友達関係の変化等がきっかけとなり、万引きを犯してしまうことがあるかもしれません。保護者の方は、「万引きは犯罪である」ということを家庭で話し合うとともに、子どもが非行を犯さない環境作りに十分配慮してください。

※詳しくは
 県庁ホームページ 安心・安全まちづくり
 県庁ホームページ 交通安全対策        
県警ホームページ

問い合わせ先
県民生活文化課 電話 017-734-9232
県警察本部 生活安全企画課・少年課・交通企画課 電話 017-723-4211(代)

青森・ソウル線15周年  青森空港から海外旅行へ出かけてみませんか

“世界へ開かれた窓”青森・ソウル線
 青森・ソウル線は、平成7年4月2日の就航以来、今年で15周年を迎えます。
 これまで、およそ50万人の方に利用されています。
<運行スケジュール>
・運行曜日:月・水・金・日曜日  週4往復
・運行時間:
KE768 青森空港出発 12:55 → 仁川(インチョン)空港到着 15:35
(所要時間2時間40分)
 KE767 仁川空港出発 9:25 → 青森空港到着 11:45 (所要時間2時間20分)

エネルギッシュ韓国、韓国料理はソウルフードだ!
 青森空港から2時間40分で、韓国の仁川(インチョン)国際空港に到着します。韓国は本県から最も近い外国。首都ソウルは人口約1千万人。ビジネス、観光、情報、文化の中心です。グルメやファッションも気軽に楽しめます。

仁川空港を経由して世界へ!
 大韓航空は、仁川空港から39カ国117都市へ就航しています。青森・ソウル線と接続し、同日乗り継ぐことができる地域は、タイ、ベトナム、カンボジアなど東南アジアを中心に広がっていて、観光に、ビジネスに、とても便利です。
 仁川空港での乗り継ぎは、荷物なしの軽い体で、待ち時間を利用したショッピングや、無料で韓国伝統文化の体験ができます。

問い合わせ先
新幹線・交通政策課 電話 017-734-9153

情熱青森!レポート vol.6
 「青森が大好き。」韓国人俳優イ・ソジンさんが青森の魅力を語ってくれました。


 現在日本でも放送されている韓国ドラマ「イ・サン」の主人公を演じた俳優のイ・ソジンさんが、2月に来県しました。イ・ソジンさんは、自然や環境問題に関心が高く、八甲田や白神山地の自然に強く惹かれ、今回2度目の来県となりました。
 県庁では、三村知事と懇談したほか、県産品の販売促進担当職員を、その魅力的な笑顔で激励しました。また、青森県観光物産館「アスパム」での県産品PRイベントにご協力いただきましたが、会場には、何と県内外から700名を超えるファンが殺到。人気の高さがうかがえました。
 今後、青森・ソウル線の利用促進や、観光PRに一役買っていただきます。
 そのイ・ソジンさんに、青森の印象を聞いてみました。

Q.青森の印象はいかがですか?
A.冬の青森。真っ白な風景に魅了されました。特に夜、辺りが暗くなってから、雪化粧した街を歩いた時はその美しさに感動を覚えました。八甲田山では趣味のスキーを楽しみました。思いがけず吹雪に遭遇し、厳しい自然を体感しましたが、文字通り一面の銀世界を目の当たりにし、生涯忘れられない思い出になりました。美味しい食べ物もたくさんいただき、新鮮なりんごや魚介類、特にマグロに舌鼓を打ちました。県内のどこを訪れても、県民の皆さんの温かいもてなしに出会い、青森の風景とともに心に残っています。

Q.これから青森をどのようにPRしていくのですか?
A.青森とソウルには定期便が就航しているので、気軽に行き来することができます。登山やスキーが好きなので、これから何度でも、四季折々の青森を訪問しようと思います。韓国の友人・知人にも青森の素晴らしさを伝え、一緒に訪れたいです。
 また、青森の皆さんには、是非一度韓国に来ていただきたいですね。そのために、韓国の魅力を発信していくことも大切だと思っています。

県民だより+あおもり+2008年6月号7ページ+-+PDF:1.2MB
大人もこどもも楽しめる!イベント大特集

県立美術館
古代ローマの帝国の遺産 -栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ

■会期:4月10日(土曜日)~6月13日(日曜日) 会期中無休
「史上最高の国家」と言われる古代ローマ帝国。この展覧会は、初代皇帝アウグストゥスの時代を中心に、帝国の誕生から繁栄の極みまでを、壁画・彫刻・工芸など壮麗な作品によってふり返る、かつてない規模と充実した内容のローマ帝国展です。東北では唯一、青森のみの開催となります。
県立美術館 電話  017-783-3000

県立郷土館
生誕100年記念特別展「津軽の大地生きた画家 常田(つねた)健(けん)」

青森市浪岡に生まれた常田健は、郷土を創作活動の拠点として、大地を相手に働く農民の姿を、大胆な構図、単純化された線、明快な色彩で、時には力強く、時にはあたたかく描きました。生誕100年を迎えるこの機会に、常田健の作品を一堂に集めた回顧展を開催します。
■会期:4月16日(金曜日)~5月16日(日曜日)
■開館時間:9:00~17:00(4月中) 9:00~18:00(5月中)
■会場:県立郷土館特別展示室
■観覧料:一般1,000円、高・大学生800円(※小・中学生は無料)
県立郷土館 電話 017-777-1585 

自然ふれあいセンター 
県民の森梵珠山に、春の息吹を探しに行こう!
■期日:4月24日(土曜日)~25日(日曜日)
■内容:春の花撮影会、特別トレッキング、クラフト教室、木工品や苗木の展示即売会 など
自然ふれあいセンター 電話 0172-62-4527

申吾のほっとコラム 青森県知事 三村 申吾

頑張ろう!高校生
 リーマンショック以来の世界的不況が解消されず、全国的に高校新規卒業者の就職が大変に厳しくなっている。県においては、緊急の策として設定した「雇用創出特別支援枠」に企業の申し込みが殺到し、枠全体を30億円に拡大したのだが、さらに50億円に拡大することとなった。新卒者の雇用を何としても増やしたいとの私たちの切望に応えて下さった企業の皆さんに感謝したい。
 これに加え、学卒未就職者の就職を支援し、現役の高校生の就職力向上を図る十本余の新たな施策を準備した。
 今春卒業の未就職者に対しては、
・職業訓練コースの新設等の「資格取得支援」
・正規雇用化支援や資格取得支援などの「雇用機会の創出」
・県の非常勤職員の高卒枠の拡大など「公的機関での雇用」   などがある。
また、在学中の高校生に対しては
・就職に有利となる資格取得支援
・介護に関する資格取得支援
・専門高校における専門性の高い資格取得支援   などを実施する。
 そしてこれらの実効性を高めるため、高校への就職指導支援員の配置なども併せて実施する。
 そのほか県としては、産業の底力を高めるため、創業・起業支援や企業誘致のさらなる強化、得意分野である農林水産業の6次産業化、大きな可能性にあふれる環境・エネルギー関連産業の確立などを着実に進める決意である。
未来を拓いていく若者たちに、チャレンジするための多くのチャンスを作るのは、私たち、先に歩んでいるものの義務である。社会全体で「未来」を支えるという思いに満ちた青森、いや日本であってこそ、「未来」が存続すると考える。

「雇用創出特別支援枠」……新卒者を雇用する企業へ、金利1%で運転資金などを融資する融資枠



県民だより+あおもり+2008年6月号8ページ+-+PDF:548KB
インフォメーション

県有財産売却情報
 県では、移転・廃止した県の施設の跡地を有効に活用するため、県有財産の売却を進めています。また、県有財産の貸し付けについてもご相談に応じています。
物件の概要(所在地、面積、金額)や購入手続きなど詳しくは、 
県庁ホームページ県有財産売却等情報 を検索してください。
財産管理課 電話 017-734-9094

肝臓機能障害のある方へ
 今年4月から肝臓機能障害が身体障害者手帳の障害として認定されることになりました。
■対象者:認定基準に該当する肝臓機能障害のある方
■身体障害者手帳の認定を受けることにより、税の減免や、重度障害者の場合は医療費助成などの福祉サービスの対象となります。
■手続き:お住まいの市町村担当窓口へ必要書類を添えて申請してください。
 ※詳しくは、障害福祉課のホームページ、またはお住まいの市町村の担当窓口、県障害者相談センターにお問い合わせください。
障害者相談センター 電話 0172-32-8437

無料肝炎ウイルス検査と肝炎治療費助成を行っています
 B型、C型肝炎ウイルスに感染していると、気付かないうちに肝硬変や肝がんに進行する恐れがあります。県では、早期発見、早期治療のため、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方を対象として、県内の指定医療機関で無料肝炎ウイルス検査を実施しています。
 感染していても、すぐに治療が必要でない場合もありますが、まずは医療機関を受診してみましょう。インターフェロン及び核酸アナログ製剤の治療費助成制度があります。
※詳しくは 県庁ホームページ 青森県結核・感染症情報ネットを検索するか、最寄りの保健所または県保健衛生課までお問い合わせください。
保健衛生課 電話 017-734-9284

電子申請・届出システムを実施しています
 県では、自宅や職場のインターネットを利用することにより、受付窓口まで出向くことなく、電子的に行政手続の申請ができる「青森県電子申請・届出システム」を導入しています。
 引っ越しの多いこの時期には「自動車税住所変更届」などが特に便利ですので、ご利用ください。

※県庁ホームページトップページのメニューにある「電子申請」のバナーからも利用できます。
情報システム課 電話 017-734-9159

りんごで元気な赤ちゃんを!
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように、りんごは生活習慣病予防に効果がある健康食品です。妊婦さんや授乳中の方に、おいしいりんごを毎日食べていただき、“丈夫な赤ちゃんを産んでほしい”、“乳幼児期からりんごを食べる習慣をつけて元気に育ってほしい”という願いを込め、冊子「りんごの赤はママの愛」を市町村の窓口で母子手帳とともに配布しています。りんごを使った離乳食などのレシピも掲載されていますので、是非ご覧になり、活用ください。
りんご果樹課  電話 017-734-9489

平成22年度青森県職員採用試験のお知らせ
 各採用試験の日程や試験案内の入手方法などの情報、試験職種の紹介記事を掲載したパンフレット『平成22年度青森県職員採用総合案内』を作成しました。パンフレットは県庁正面受付などで配布しているほか、ご希望の方には郵送いたします。また、ホームページでもご覧いただけます。  
〔平成22年度各採用試験の第1次試験の日程〕
○上級試験(大卒程度)…6月27日(日曜日)
○中級(短大卒程度)・初級試験(高卒程度)…9月26日(日曜日)
○警察官A試験(大卒)…7月11日(日曜日)
○警察官B試験(大卒以外)…9月26日(日曜日)
※詳しくは、県庁ホームページ 県職員採用案内を検索してください。
県人事委員会事務局 電話 017-734-9829

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広報広聴課
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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