大分類交通・基盤事業おじゃまします!
知事です
受付年月日2006/6/6
件 名奥羽線の複線化について
提言内容  もうじき青森まで新幹線が来ます。青森県の三大都市、弘前・青森・八戸のトライアングルの利便性を高めることは県の発展にとって重要だと思うのですが、JR奥羽線の川部−青森間は未だに単線です。複線化すればもっと便利になり、発展するのではないでしょうか。
集会当日の知事発言等 (知事)
 複線化については、私どももずいぶん取り組んでいます。現在、新幹線新青森駅開業をにらんで、乗り継ぎの改善などをすることにしています。

(政策調整課長)
 JR奥羽線の複線化については、かつての国鉄時代からの事業計画が途中で止まっている状況です。国鉄から事業を引き継いだJRさんは、投資に見合う収益が出ないのでやらないということでしたので、一部複線化ではどうかという提案をさせていただきました。そうしたら、複線化の経費を全部地元が負担しても、メンテナンスのコストはかかるし、投資に見合う効果が出ないのでやらない、というお答えでした。ただ、現実的に新幹線が青森まで来るのですから、それと地域交通をどうつなぐかということは大事な問題です。新幹線に、確実に迅速に接続する特急を用意してもらうという働きかけをしつつ、一部分でもいいから複線化してもらうという、利用者の増を図りながら引き続き複線化を要請していくという、そういうやり方を県としては続けたいと思います。みなさんからも、鉄道の利便性をあげることがどれだけ大切なのかということについて、声を上げていただければと思います。
提案の反映状況(平成19年度予算等への反映状況〜19年3月末現在)  JR東日本に対しては、新幹線新青森駅が開業する際の、多くの新幹線利用者を大量に輸送するための基幹的な輸送手段として、奥羽本線の複線化を含む輸送能力の拡充を強く求めているところであり、今後も働きかけていきます。
反映状況追記(平成20年3月末現在)  奥羽線複線化については、これまでも県をはじめ、県議会、関係団体で構成する青森県鉄道整備促進期成会等において、JR東日本に対し、要望活動を実施中です。
 東北新幹線全線開業時の開業効果を県内全域で高めていくためにも、JR東日本に対しては、多くの新幹線利用者を大量に輸送するための基幹的な輸送手段として、奥羽本線の複線化を含む輸送能力拡充について、今後とも働きかけていきます。
18年度の
担当部局
企画政策部
18年度の
担当課
新幹線・交通政策課