大分類 | 観光・文化 | 事業 | 県政・わたしの 提案 | 受付年月日 | 2007/02/21 |
件 名 | 冬山雪崩事故防止対策組織について | ||||
提言内容 | 行政指導の下、青森県雪崩対策組織を酸ヶ湯温泉に設け、ガイド、スキー客、登山者に雪崩情報を流してほしい。 現状は、雪崩と冬山の危険箇所の情報がなく、各々のガイドたちが把握しているようだ。山の安全危機管理的組織があることで、プロから一般まで冬山の事故防止につなげられると思う。酸ヶ湯温泉に配備しているアメダスのデータをもとに雪崩の判断をし、その情報をロープウェイ、宿、ガイド、各山の会などに伝達することにより、冬山の事故を回避することができると思う。 | ||||
提案への 回答 |
県内の山岳遭難防止対策の組織としては「青森県山岳遭難防止対策協議会」があります。昭和32年に設立され、陸上自衛隊をはじめ、青森県、県警察本部、県山岳連盟、県スキー連盟、東北森林管理局、青森地方気象台等の機関・団体で構成され、県内には13ヶ所の支部があります。 これまでも、これら関係機関・団体が連携し、山岳遭難事故を未然防止するために必要な事業及び遭難発生時の組織的な捜索活動を実施してきています。 また、八甲田山を管轄する青森支部は、八甲田ロープウェー、酸ヶ湯温泉、八甲田山ガイドクラブ等の関係団体が加盟している組織となっています。 なお、今般の雪崩事故を受け、これら八甲田スキー場関係者等の加盟する組織において、新たにガイドの連絡組織「(仮称)八甲田ガイドクラブ」を発足することとなりました。 この中で、各ツアーのメニューの検証、ガイドの育成方法・ノウハウの共有化、捜索活動の連携のあり方等について具体的に協議していくこととしております。 情報共有の方法につきましては、ロープウェー山頂駅にボードを掲示し雪崩などの危険情報を情報提供するなど、情報共有と周知徹底に努めていくことを申し合わせています。 | ||||
18年度の 担当部局 | 県警本部 | ||||
18年度の 担当課 |
地域課 |