大分類観光・文化事業青い森の特派員受付年月日2007/2/6
件 名北海道からの修学旅行について
提言内容  北海道からの修学旅行についてお話したいと思います。札幌圏の多くの中学校は、修学旅行で青森県に行きますが、これは、中学生の記憶に青森県を植え付ける大きな効果があります。札幌から青森までの時間距離が短くなれば、もっと道内全域から、青森県に修学旅行に行けるようになるのではないかと思いますので、北海道新幹線の開業をにらんで対策を考えていく必要があると思います。
 それから、せっかく修学旅行に行った中学生が、帰って来ると青森のことを忘れてしまうんです。持続性のある強力な印象を持たせなきゃならないと思います。そのためには、音が重要です。私は、弘前のねぷた囃子を聞いたら、無条件でねぷただけに没頭できます。津軽三味線はニューヨークでも大変な人気ですし、青森市のブルースも有名です。青森県という所は、音に関してきわめて深い文化と多様性を持っている所だと思います。そこで、例えば、修学旅行生にねぶた囃子の基本を3日かけて教えて、帰るまでに覚えてもらえば、思いがずっと残ると思います。そういうことを進めて欲しいなと思います。
受付時点での県の取組状況  北海道から、平成17年度は205校が青森県に来てくれていることを、とてもうれしく思います。青森県と北海道は、親戚関係の人も多いですし、言葉も近い、結びつきの強い地域だと思います。文化体験のお話がありましたが、我々も、修学旅行でおいでになった学生さん達にねぶたの運行体験や津軽三味線の体験など、文化の体験をしていただくことを大切にしていきたいと思っています。えんぶりの音だって、独特な音ですし、弘前の「ヤーヤドー」や、五所川原の「ヤッテマレー」、青森の「ラッセラー」というかけ声も心に残ると思います。このような音を体験することを含めて、いろいろな体験ができることが重要だと思っています。御提案いただいた音の体験、本当にそのとおりですね。音の体験ができるメニューを、学校側やエージェントに提案していきたいと思います。実は、「達者村」で農家民泊して行った関西の高校生達が、農家の方達を「青森のお父さん、お母さん」と言って慕ってくれています。卒業してからも訪ねて来てくれたり、弘前大学の医学部に進んでくれた子も出てきました。青森県の人達は、言葉はぶっきらぼうですが、一緒にいたり話をすることで、心の交流もできる。すばらしい地域だと思います。
提案の反映状況(平成19年度予算等への反映状況〜19年3月末現在) 取組状況と同じ
18年度の
担当部局
商工労働部
18年度の
担当課
新幹線交流推進課