大分類 | 地域振興 | 事業 | 県政・わたしの 提案 | 受付年月日 | 2006/2/20 |
件 名 | 本県の除排雪体制について | ||||
提言内容 | 本県では、毎年のように、融雪溝が雪や氷の入れすぎで詰まったり、側溝が溢れて浸水騒ぎとなることから、助成制度を設けることにより、各家庭に除雪機や融雪機をもっと普及させ、自宅周辺の雪は自分たちで融かすなどして片付ける体制にもっていってはどうか。
また、側溝の水を利用した融雪装置や、温泉のお湯・ごみ焼却場等で出る熱から作ったお湯による融雪などを工夫すべきである。さらに、現在、ロータリー車とダンプカーの2台で行っている道路の排雪について、ロータリー車に融雪装置をつけて雪を融かしながら除雪し、融けた雪はそのまま道路に流して、その流した水で残った雪も融かすようにすると効率的になると思う。 |
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提案への 回答 |
県では、除雪車等による除排雪作業に加え、融・流雪溝、ロードヒーティングなどの融雪施設、堆雪幅の整備を進めるなど、冬期間における安全・安心な道路機能の確保に努めています。
御提案の「側溝の水を利用した融雪装置」については、側溝は道路に降った雨水を処理するための施設であり、また、冬期間には側溝内の水量が少ないことから、歩道の雪を融かすための水量は確保できないものと思われます。 「温泉のお湯・ごみ焼却場等から出る熱の利用」については、現在、温泉廃湯の熱源を利用した融雪施設の整備を進めており、今後も、熱源の確保等の条件が整うものについては、導入を検討することとしています。 「排雪の方法」については、以前、融雪装置を搭載したロータリー除雪車を試験的に導入し、御提案と同様の除雪作業を実施し、その導入の可能性を検討しました。しかし、融雪に時間を要するなど作業効率が悪く、また、大量の灯油を使用するなど経済性が悪いこと等の理由により、その導入を見送ったところです。 他のご提案についても、今後の雪対策の参考とさせていただき、冬期間の安全・安心な道路機能の確保に努めて参りますので、御理解のほど、よろしくお願いします。 |
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17年度の 担当部局 | 県土整備部 | ||||
17年度の 担当課 | 道路課 |