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更新日付:2021年9月27日
自転車保険の義務化について
受付年月日 |
分野 | 事業 |
---|---|---|
2020年6月11日 | 生活 | 県政・わたしの提案 |
提言内容
暖かくなるにつれて危険な自転車を見かける。高校生が歩道を自転車で走って小学生の体をかすめていくのを見かけた。また、接触しているのも数回見たことがある。
他県では、自転車保険の加入を義務若しくは努力義務としているが、青森県でそのような話を聞かない。重大事故では1億円ほどの賠償金が発生する場合もあり、もらう側と払う側双方の人生が破綻すると思う。義務化に向けた動きを取ることで、より安全な県として認知されると考える。
提案への回答
県では、これまでも自転車利用者の安全意識を高め、自転車の安全性の確保を図るため、交通安全対策基本法に基づく5カ年計画である第10次青森県交通安全計画において、自転車の整備点検の励行や損害賠償責任保険等への加入促進、反射材等による夜間の交通安全の確保等について、街頭活動や交通安全教育などを通じて、警察、教育委員会及び関係団体等と連携しながら取り組んできたところです。
今般の新型コロナウイルス感染症感染防止対策として、国が示した「新しい生活様式」の実践例において、移動手段としての自転車の利用が推奨されていることから、県では、自転車の利用は増加していくものと予想しており、自転車の安全利用をより一層促進する必要があると考えています。
また、全国的には、自転車利用者が加害者となる交通事故において1億円近い高額賠償事例が発生しています。
こうした状況を踏まえ、今年度において、損害賠償責任保険への加入規定を視野に入れた条例の制定も含めて、自転車の安全利用の促進に関する方策について、有識者や自転車利用者等を交えて検討することとしていますので、御理解と御協力をよろしくお願いします。
上記回答後の取組・反映状況(2021年8月31日現在)
本条例では、自転車は車両であるとの認識のもと、交通ルールの遵守や自転車の利用に係る交通安全教育の充実により交通事故防止を図っていくとともに、交通事故被害者の救済の観点から、自転車の運転者等に対する自転車損害賠償責任保険等への加入を努力義務とすることが定められました。
今後も、本県における自転車の安全な利用に向けて、本条例の内容を積極的に周知し、自転車損害賠償責任保険等への加入促進について関係団体と連携して取り組んでいきます。
- 担当部署
- 環境生活部 県民生活文化課