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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課

瑞楽園

記念物(名勝等)

瑞楽園

  • 瑞楽園
    写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 国名勝
名称 ずいらくえん
瑞楽園
所在地 弘前市大字宮舘字宮舘沢26-1
所有者 弘前市
指定年月日 昭和54年5月31日
公開状況 公開(11/21~4/19は冬期休園)
問合せ先 弘前市教育委員会 文化財課
 TEL0172-82-1642

 この庭園は藩政時代高杉組の大庄屋を務めた対馬家の書院庭を、明治23~38年(1889~1905)に大石武学流3代宗匠高橋亭山が改庭して現在の西側部分をつくり、その後昭和3~11年(1928~36)に5代宗匠池田亭目と6代宗匠外崎亭陽が中央部分、東側部分を増改庭して今日の庭園を完成したもので、現在は弘前市の所有となっている。
 面積1,320m2、天保10年(1839)建築と推定される木造茅葺平屋建住宅の南側の観賞式枯山水庭である。
 正面奥に組まれた枯滝石組から落ちる枯水に自然石の橋をかけ、右手の2基の野夜燈の奥の枯滝からの枯流れが下方でV字型に合流し、この左手に頭位松が斜立する。この手前中央に据えられた礼拝石は庭中第一の平石を据え、軒内から向う飛石も大きく、間隔を広くとり、左右の蹲踞、二神前に分岐する飛石の打ち方など、大石武学流の粋を集めた代表作である。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課 
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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