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更新日付:2023年7月19日 教育政策課

県教育長あいさつ

教育長顔写真
 皆様、こんにちは。このたび、令和5年7月10日付けで青森県教育委員会教育長を拝命いたしました 風張 知子 です。どうぞよろしくお願いします。

 青森県教育委員会では、郷土に誇りを持ち、多様性を尊重し、創造力豊かで、新しい時代を主体的に切り拓(ひら)く人づくりを目指しています。
 私は、青森県は三方を海に囲まれ、世界自然遺産の白神山地のほか、十和田湖や種差海岸など、「青い森」の名にふさわしい緑豊かな県であり、子どもの五感を育て、人間が人間らしく生きていくための生き抜く力が養える所だと思います。また、青森県民は、人への思いやりがあり、優しく、人材の宝庫でもあります。このような青森県のすばらしさを実感し、子どもたち一人ひとりが、そして県民一人ひとりが「青森に生まれて良かった」と自分の生まれた地域に誇りを持ってもらえるよう、「青森県教育施策の方針」に基づき、新たな活力を加えることのできる様々な取組を進めていきたいと考えています。

 一つ目は、「夢や志の実現に向け、知・徳・体を育む学校教育の推進」についてです。
 全ての子どもたちに、学校は面白い、学ぶことは面白いと思ってもらえることが重要です。そのためには、児童生徒と一緒にいる教職員が、働き方改革を通じて、考える時間や子どもたちと向き合うための余裕を作ることが必要と考えています。子どもは周りの大人から愛情を注がれて育つことが大事です。どの子も大切にされ、様々な個性が認められ、そして子どもたちが夢を持ち、自己肯定感をもって育つことができるよう、様々な施策に取り組んでいきたいと考えています。

 二つ目は、「学びを生かし、つながりをつくり出す社会教育の推進」についてです。
 人生100年時代に向けて、年を重ねることは、人生経験豊富な「人生の上級者」だと青森県民なら誰もが思うような取組をしたいと思います。高齢社会の中で、年を重ねるとは成熟していくことなのだという意識を青森県民には率先して持ってほしいと思います。若い人たちと、はつらつとした高齢者がともに活躍する姿を想像するとうれしくなります。そのためには生涯学習の充実や、その知恵と力を子どもたちに還元できる取組を充実させたいと考えています。

 三つ目は、「次代へ伝える、かけがえのない文化財の保存・活用」の促進についてです。
 全ての文化財は人類にとってかけがえのないものですが、特に、世界文化遺産である「北海道・北東北の縄文遺跡群」については、平和の時代を1万年も続けた高貴な精神性に基づく縄文文化が、ここ青森を中心に存在していたことについて、まずは県民の皆様にこれまで以上に親しんでいただき、さらには県外、海外の多くの人たちがここ青森に、縄文遺跡を目指してお越しいただけるような取組をしたいと思います。

 四つ目は、「活力、健康、感動を生み出すスポーツ」の振興についてです。
 県民の皆様が生涯にわたりスポーツに親しむことで、楽しみながら健康増進が図られ、また学校現場において、健康の保持増進と体力の向上にもつながるスポーツはまさに奨励すべきことです。それだけではなく、スポーツを通して得る人間形成や、する人と見る人が一緒に感動できる喜びは、体験した人たちの一生の財産に匹敵するものになると思います。また、令和8年に開催される第80回国民スポーツ大会については、大会の成功に向けて県民が一致団結し、かつスポーツを楽しめるような取組ができればと考えています。

 こうした取組を、「教育は人づくり」という視点を大切にしながら、未来を担う子どもたちに夢を与え、青森に誇りを持つことができるような教育を基盤に、組織一丸となって取り組んで参りますので、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 このホームページを通じて、本県教育行政に関する様々な情報を広く発信するとともに、御覧いただいている皆様の様々な意見等を教育施策に反映させていきたいと考えております。
 青森県教育委員会ホームページを大いに御活用いただき、御意見や御提案をお寄せいただければ幸いです。

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教育政策課
電話:017-734-9865  FAX:017-734-8267

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