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更新日付:2008年7月1日 県民生活文化課

青森県史資料編近現代4「昭和恐慌から北の要塞へ」

本書の概要

弘前のカフェ
 昭和戦前・戦中期の資料を収めました。一部の県民にとっては、同時代史ともいうべき資料集となります。
 昭和農村恐慌は、青森県に深刻な凶作被害をもたらしました。欠食児童や身売り女性が問題にもなっています。戦争が始まると、青森県は軍事基地を擁した「北の要塞」に位置づけられました。その結果、青森市などは空襲で市街地の大半を焼かれています。
 本巻が扱う時代は、恐慌と戦争のイメージで語られがちです。けれども一面では都市部を中心に華やかな大衆文化が開花した時代でもあります。カフェーや音楽会、喫茶店やレストランなど、商店街は常に賑わっていたのです。
 選ばれた資料は昭和の青森県を「記録」した貴重なものです。そのほか県民の協力で得られた写真資料も口絵に満載しました。資料と併せてお楽しみください。
写真は弘前市に開業したカフェー(昭和戦前期・平田耕悦氏所蔵)。

本書の構成

目次
 第1章 昭和恐慌下の政治と社会
 第2章 恐慌下の諸産業
 第3章 恐慌・災害下の農村と都市
 第4章 大衆社会の光と影
 第5章 十和田湖開発と国立公園指定
 第6章 総動員体制の構築
 第7章 資源の開発と統制
 第8章 戦時下の教育と文化
 第9章 「北の要塞」の確立と崩壊
 第10章 銃後に生きる人々
 
体 裁 A4判 約820ページ 平成17年3月発行

編集・執筆 小岩信竹・末永洋一・河西英通・佐藤三三・舘田勝弘・玉真之介・脇野博・荒井悦郎・北原かな子・小泉敦・竹村俊哉・宮本利行・吉原久美子・畠山邦子・中園美穂
編集・執筆補助 中園裕・野々宮愛子・森山潤子・田中貴子

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この記事についてのお問い合わせ

環境生活部 県民生活文化課 文化・NPO活動支援グループ(県史担当)
電話:017-734-9238  FAX:017-734-8046

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