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更新日付:2018年12月4日 保健衛生課

結核情報

結核について

 結核は、5千年前のエジプトのミイラからその典型的な痕跡が見つかるなど、人類の歴史とともにある古い病気です。
 わが国では、明治以降の産業革命による人口集中に伴い、結核は国内にまん延し、「結核は国民病」と呼ばれましたが、1951(昭和26) 年に「結核予防法」が制定されて以来60余年経過したここ数年は、結核の死亡率順位はつねに20 位以下であり、なかば忘れ去られようとしています。

 しかし、大都市の一部の結核罹患率は依然として群を抜いており、集団感染事例もあとをたたない状況にあります。
 また、開発途上国では依然として公衆衛生上の大きな問題であり、交通手段の高速化、大量化、効率化によって感染者の移動も容易なことから、問題は途上国に留まらないことが指摘されています。
 一方、エイズの世界的まん延によってHIV 感染者が増加するなかで、結核との重複感染者の重症化が心配されています。

 これらのことから、結核は「再興感染症」として再び注目すべき疾患となっています。
結核
結核は、結核菌に感染することによって主に肺に炎症が起こる病気です。
ただし、通常は、免疫力により結核菌の増殖が抑えられるため、感染しても必ず発病するわけではありません。

◆感染経路◆
結核菌の混ざったしぶき(飛沫)が咳やくしゃみと一緒に空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。(これを、空気感染といいます。)

◆主な症状◆
・せきが2週間以上続く、たんが出る、微熱が長引く、身体がだるい、急に体重が減る、胸が痛い等の症状が出現します。
・さらにひどくなると、息切れや血の混ざったたんが出ることがあります。

◆治療◆
・化学療法(服薬治療)が基本です。
・6ヶ月~9ヶ月間毎日きちんと薬を飲めば治ります。

◆予防◆
・BCGワクチンが有効です。(BCGは生後1歳までに接種するワクチンです。乳幼児が結核に感染すると重症な結核になることが多いため、生後できるだけ早い時期のBCG接種が望まれます。)

◆留意点◆
・肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。
・高齢者は、せきやたんなどの症状が出にくいこともあり、気付くのが遅れるケースが多くあります。定期的に健康診断(胸部エックス線検査)を受けることや、周囲の方の健康管理(気配り)により、気になったときは速やかに医療機関を受診することが大切です。

◆発生状況◆
 青森県の感染症発生状況をご覧ください。
◆結核統計資料◆
 結核の現状 平成29年版[2929KB]このリンクは別ウィンドウで開きます(平成30年12月4日作成)
※結核統計資料・簡易概要版はこちら(29年データに更新しました)
 青森県 結核の概要 2017このリンクは別ウィンドウで開きます
◆厚生労働省ポスター・リーフレット「遺したいものは、それですか?」◆ 30年版
 ポスター(A4版)[433KB]このリンクは別ウィンドウで開きます
 リーフレット(A4両面)[1206KB]このリンクは別ウィンドウで開きます

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この記事についてのお問い合わせ

保健衛生課 感染症対策グループ
電話:017-734-9284  FAX:017-734-8047

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