ホーム > 組織でさがす > 健康福祉部 > 保健衛生課 > 青森県の麻しん・風しん対策について

関連分野

青森県の麻しん・風しん対策について

青森県麻しん・風しん対策会議の設置について

背景

  • 国内における麻しんの状況
     国内では、昭和51年6月から、麻しんを予防接種法に基づく予防接種の対象疾病に位置づけ、積極的な接種勧奨等により、麻しんの発生及びまん延防止に努めてきました。しかし、平成19年、全国において10代及び20代を中心とした年齢層で麻しんが大流行し、高等学校や大学において休業等の措置がとられ、また、麻しんのワクチンや検査キットの確保が困難になるなど、大きな混乱が生じました。
  • 麻しん排除の国際的目標
     世界保健機構(WHO)は、国際保健規則に基づき、麻しん排除に向けた世界的な連携体制を進め、日本が所属するWHO西太平洋地域事務局においては、平成27年(2015年)までに麻しんの排除の目標達成に向けた対策を始めました。
     その結果、日本は平成27年3月、WHO西太平洋地域事務局から麻しん排除の認定を受けました。今後は、排除状態を維持することを目標に取り組んでいくこととなります。
  • 特定感染症予防指針  
     国内では、麻しんについて特に総合的に予防のための施策を推進する必要があるものとして、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第11条第1項に基づき、「麻しんに関する特定感染症予防指針(平成19年12月28日厚生労働省告示第442号)」)が策定されました。
     また、平成25年に風しんが全国的に大流行したことを受けて、「風しんに関する特定感染症予防指針(平成26年3月28日厚生労働省告示第122号)」が策定されました。

青森県麻しん・風しん対策会議の位置付けと役割

 青森県麻しん・風しん対策会議(以下「県対策会議」といいます。)は、指針に基づき設置される会議であり、麻しん及び風しんの排除に向けた活動の3つの柱である、積極的な感受性者対策、発生動向の把握及び評価及び麻しん・風しん発生時の迅速な対応を推進する重要な組織です。
 また、県対策会議は、国及び市町村等を結ぶ位置にあり、国が設置する麻しん及び風しん対策推進会議と連携し、本県における麻しん・風しん対策の中心となる役割も担っています。
 平成27年度までは毎年県対策会議を開催していましたが、平成28年度以降は、麻しん・風しん確定症例(臨床診断例、輸入症例は除く)が確認された場合等に、必要に応じて、県対策会議を開催することとしています。

平成28年度~

平成28年度から、麻しん風しん確定症例(臨床診断例、輸入症例除く)が、県内で発生していないため、麻しん風しん対策会議の開催はありませんでした。

平成27年度

平成26年度

平成25年度

平成24年度

平成24年度(第2回目)

 平成24年度(第1回目)

青森県麻しん・風しん排除計画について

 県では、「はしかゼロを目指して」をスローガンとして、平成27年度までに麻しんを排除することを最終目標とする「青森県麻しん排除計画(平成25年3月28日)」を策定しました。また、平成27年4月1日に一部改正し、「青森県麻しん・風しん排除計画」として、風しんについても平成32年度排除することを目標として取り組んできました。
 平成26年度に目標である「麻しんゼロ」、「風しんゼロ」を達成したことから、一部改正し、今後は、「麻しんゼロ」、「風しんゼロ」の達成維持を目標として取り組んでいきます。
 計画では、積極的な感受性者(未罹患者、未接種者)対策、発生動向の把握及び評価、発生時の迅速な対応について、県、関係機関及び関係団体が連携して取り組むべき対策を具体化しています。
 計画の実施状況については、関係機関に報告することとし、麻しん・風しんの発生が確認された場合等は、必要に応じて、対策会議を開催することとしています。

 計画の内容については下記をご覧ください。

青森県麻しん・風しん対策ガイドラインについて

 県では、県内における麻しん・風しん発生時における感染拡大防止を図るため関係機関が具体的に行うべき対応を示した「発生時対応編」、及び県内の麻しん・風しんの発生状況により学校・保育所等が具体的に行う対応を示した「学校・保育所等編」を作成しました。

関連情報

関連ページ

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生課 感染症対策グループ
電話:017-734-9141  FAX:017-734-8047

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする