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青森県の緊急被ばく医療対策

更新日:2011年7月8日 医療薬務課

緊急被ばく医療とは

 緊急被ばく医療とは、原子力災害が発生した時や原子力施設内で労災事故が発生した時などに、原子力施設内の従業員や原子力施設の周辺地域の住民などに対して行われる医療活動のことを言います。医療活動を行うにあたっては、放射線による外部被ばくや放射性物質による汚染、内部被ばくといった特徴に留意した対応が必要となります。

 発生頻度の低い事象に対する医療活動ですが、「いつでも、どこでも、誰でも最善の医療を受けられる。」という救急医療の原則と、医療対応の能力を上回る多数の傷病者の発生を伴う災害にあっては「最大多数に最大の利益を」という災害医療の原則に立脚し、平時から実効性のある緊急被ばく医療体制の構築と維持発展に努める必要があります。

青森県の緊急被ばく医療体制

 本県の緊急被ばく医療体制については、「青森県地域防災計画(原子力編)」及び「青森県緊急被ばく医療マニュアル」等を策定して、基本的な体制や具体的な活動内容を定めています。

 県では、「青森県地域防災計画(原子力編)」の中で被ばく医療を担う医療機関等を指定し、青森県緊急被ばく医療対策専門部会における検討、資機材の整備、研修の受講などにより、緊急被ばく医療体制の構築に努めています。

緊急被ばく医療体制の概要
本県の緊急被ばく医療体制は平成23年6月9日に下記のとおり修正しました。

◆救護所活動対応機関
 原子力災害時に、避難所等に設置された救護所へ救護所活動要員を派遣し、避難住民に対して、放射性物質による汚染の検査、簡易な除染、一般傷病に対する応急処置等を行う。また、必要に応じて安定ヨウ素剤の配布、予防服用を実施する。
(構成する機関)
  地域県民局地域健康福祉部保健総室、日本赤十字社青森県支部、国立病院機構青森病院、国立病院機構弘前病院、国立病院機構八戸病院、青森県医師会、青森県放射線技師会、原子力事業者、市町村、その他

◆地域における住民対応機関
  原子力災害時に、一時通過者や地域住民等から汚染検査等の要望があった場合には、汚染検査や健康相談等を行い、放射線被ばく等に対する不安の軽減・解消を図る。
(構成する機関)
  千歳平診療所、公立野辺地病院、公立七戸病院、三沢市立三沢病院、地域県民局地域健康福祉部保健総室

◆初期被ばく医療機関
 原子力施設や救護所から搬送される被ばく患者等の救急診療、簡易な除染等の初期診療を行い、必要に応じて、二次、三次被ばく医療機関への搬送を判断する。
(構成する機関)
  青森労災病院、むつ総合病院、十和田市立中央病院

◆初期被ばく医療協力支援機関
 原子力施設の周辺住民等から汚染検査等の要望があった場合には、汚染検査や健康相談等を行い、放射線被ばく等に対する不安の軽減・解消を図る。また、必要に応じて、救急診療や簡易な除染等の初期診療を行う。
(構成する機関)
  尾駮診療所、東通村診療所、大間病院
 
◆二次被ばく医療機関
 初期被ばく医療機関では対応が困難な患者や汚染の残存する患者、相当程度被ばくしたと推定される患者等に対して専門的な治療を行う。
(構成する機関)
  青森県立中央病院、八戸市立市民病院

◆青森県三次被ばく医療機関・三次被ばく医療機関
 初期・二次被ばく医療機関では対応が困難な患者や、さらに専門的診断・治療が必要と判断される患者に対して、より専門的な治療を行う。
(青森県三次被ばく医療機関)
  弘前大学医学部附属病院
(三次被ばく医療機関)
  放射線医学総合研究所  
 
青森県緊急被ばく医療マニュアル(平成22年3月修正)
「青森県緊急被ばく医療マニュアル」は、平成23年6月9日に修正した緊急被ばく医療体制に対応させるため、緊急被ばく医療活動の具体的手順等について所要の修正作業を進めているところです。
青森県緊急被ばく医療に係る搬送実施要領(平成22年3月策定)

関連法令/計画

関連法令
関連計画

関係機関リンク

行政機関
緊急被ばく医療/原子力防災関係機関
原子力事業者

お問い合わせ

青森県健康福祉部医療薬務課 薬務指導グループ
電話:017-734-9289  FAX:017-734-8089
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