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つつが虫病に注意しましょう!

更新日:2011年12月1日 保健衛生課

 本県においては、例年5~7月、10~11月に多くのつつが虫病患者が発生しています。
 山菜採り、きのこ狩り等の行楽や畑仕事で山や草むらに入る場合は、次の事項に十分注意してください。


◎ほとんどの患者は、山中や畑などで有毒ダニに刺されたことにより感染しています。
 山林、河川敷等の草地、耕地などに立ち入る際には、素肌の露出を避けるため、長袖、長ズボン、長靴、手袋などを着用しましょう。


◎山林等に立ち入った後には、衣服にダニが付着している可能性があります。
 帰宅後には早めに着替えて洗濯するとともに、入浴して体をきれいに洗いましょう。


◎山林等に入った後の約1週間後に発熱・発疹等の症状が出てきた際には、速やかに医師の診察を受けましょう。その際には、医師の診断の参考のために山林等に入ったことや刺し口(ダニに咬まれた後にできるカサブタ)の有無を医師に話しましょう。

お知らせ

H23.12.01 発生状況を更新しました

つつが虫病について

 「つつが虫病」は、かつては山形県、秋田県、新潟県などで夏季に河川敷で感染する風土病でしたが、今では、北海道や沖縄県など一部の地域を除いて全国で発生するようになりました。
 つつが虫病の発生は、ツツガムシの幼虫の活動時期と密接に関係するため、季節により消長があります。関東や九州地方を中心に、秋~初冬に多くの患者が発生していますが、東北・北陸地方では春~初夏にも発生が見られるため、全国的にみると年間では春~初夏及び秋~初冬の2つの発生ピークがみられます。
 本県においては、特に5~7月、10~11月に多くの患者が発生しています。
  • 青森県におけるつつが虫病患者の発生状況
    (過去5年間の平均と平成23年の発生状況)
     ※ 平成23年12月1日現在までの患者報告数 

ツツガムシとは?

 ツツガムシは、ダニの一種で、山林、河川敷などの草地、耕作地などの地中に広く分布しています。幼虫(体長約0.3ミリ)は一世代に一度、地中から出て、草の先端などで待機し、野ネズミなどの温血動物が通ったときに体表に吸着し、体液を十分に吸った後(2~3日)、体表より離れ、再び地中に入り、若虫へと成長します。

感染経路

 病原体オリエンチアツツガムシの自然界における宿主はツツガムシで、ツツガムシが卵から若虫へと成長するサイクルの中にヒトが入ると、偶然にツツガムシの幼虫に刺咬され、その際に刺咬口からオリエンチアに感染し、つつが虫病を発症することになります。
 なお、ヒトからヒト、ネズミからヒトへの直接の感染はありません。

症状

 5~14日の潜伏期の後に、典型的な症例では39℃以上の高熱を伴って発症し、皮膚には特徴的なダニの刺し口がみられ、その後数日で体幹部を中心に発疹がみられるようになります。発熱、刺し口、発疹は3つの主要徴候とよばれ、およそ90%以上の患者にみられます。
 その他、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒などを伴います。
 初期病巣は、ツツガムシの刺口部で、腋の下や陰部などの柔軟部に多く見られ、その有無は診断上重要です。まれにこの刺口部を欠くこともあります。
 また、重症化して肝機能障害や中枢神経症状を呈し、死に至ることもあります。
  • 画像 ダニの刺し口
 

予防対策

 つつが虫病用のワクチンがなく、免疫学的に予防することはできませんが、地域におけるつつが虫病の発生時期を知り、山林、河川敷などの草地、耕地などに立ち入る際や立ち入った後に、次の事項を守れば予防につながります。

○素肌の露出を避けるため、長袖、長ズボン、長靴、手袋などを着用する。
○草の上に腰をおろしたり、寝転んだりしない。
○作業中に脱いだ上着やタオルなどを草の上に放置しない。
○できれば皮膚の露出部にダニ忌避剤を塗布する。
○山林に立ち入った後は入浴し、体に付着しているおそれのあるツツガムシ幼虫を洗い落とす。また、皮膚に刺口(トゲを刺した感じの箇所)がないかどうか確認した上で必ず着替える。脱いだ衣類を放置すると、衣類に付着したツツガムシにより家族が感染するおそれがあるのですみやかに洗濯する。

かかったかなと思ったら

 山林、草地、川原などに立ち入った以後1~2週間経って風邪様の発熱や発しん、リンパ節腫脹などの症状が現れた場合には、速やかに医師の診断を受けましょう。
 その際、これらの場所に立ち入ったことや刺し口(ダニに咬まれた後にできるカサブタ)の有無を医師に話すことが必要です。

関連情報

お問い合わせ

保健衛生課 健康危機対策グループ
電話:017-734-9284  FAX:017-734-8047
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