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更新日付:2015年1月27日 漁港漁場整備課

漁船避難ルールづくりマニュアル

 平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震を原因とする津波により、本県太平洋沿岸や津軽海峡の漁業地域では、漁船や漁具等に甚大な被害が発生しました。
 津波が押し寄せることが予想される場合、漁業者は自身の貴重な財産であり生活の糧である漁船の流出や損壊を防ぐため、漁船を沖へ避難させる「沖出し」と呼ばれる行動を取ることがあります。沖出しは、漁船の操船不能や転覆など、命の危険を伴う行動であることから、漁業者の命を守ることを第一であることを考えた場合、取るべき行動ではありません。しかし、東北地方太平洋沖地震が発生した時には、県内で多くの漁船が沖出しを行っており、幸いにして漁業者に被害はなかったものの、自身の勘や経験に頼った危険な沖出しを行っていた実態が確認されています。
 このような実態を踏まえ、平成25年度から、むつ市の関根漁港と階上町の小舟渡漁港をモデル地区として、これまでの危険な行動を避けるためのルールづくりに取り組んできました。
 このたび、モデル地区におけるルールづくりの取組内容を整理し、その取組から得られた知見やノウハウ、注意点を盛り込んだルールづくりの手引書として「漁船避難ルールづくりマニュアル」を策定しました。

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漁港漁場整備課 企画・振興グループ
電話:017-734-9615  FAX:017-734-8167

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