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更新日付:2023年7月6日 青森県営農大学校

各課程の紹介

集合写真
本校には「畑作園芸」「果樹」「畜産」の3つの課程があり、1学年の後半から各専攻コースに分かれ、プロジェクト学習※を行います。
 

※ プロジェクト学習とは、学生自らが研究課題を設定し、自主的に必要な事柄を調べ上げ、作物や家畜の観察や調査、記録を行い、これらの活動等から考察し課題解決していくもので、就農に向けた意欲を養うものです。

畑作園芸課程

野菜・花き部門における優れた担い手を育成するため、野菜及び花きコースを設け、
「ながいも」「にんにく」「ごぼう」「だいこん」等の露地野菜、「トマト」「きゅうり」等の施設野菜及び「キク」「シクラメン」等の花き並びに水稲に関する生理生態や栽培の基本技術、経営的手法を、次の事項により実践的に習得させます。

共通

hatasaku共通

■ 連作障害回避のため、畑作物と野菜及び青刈り作物を組み合わせた輪作体系の習得
■ 土壌診断に基づく堆肥・土壌改良資材の投入等土壌管理技術の習得
■ 減化学肥料・減農薬等環境負荷の少ない栽培技術の習得
■ 新作物・養液栽培等先端技術の習得

野菜コース

 
■ 水稲及び露地野菜の省力化技術、高品質・多収技術の習得
■ 新技術や新しい品種・作型の栽培技術の習得
■ 環境に優しく低コストでできる水耕栽培技術の習得
■ 水稲・野菜・花きの組合わせ及び施設の通年利用等による効率的経営技術の習得
■ 微生物資材、生物農薬等を使用した環境に優しい「エコ農業」の推進
■  トレーサビリティーの実施による野菜栽培情報の開示

花きコース

花きコース
■ 一・二年草(トルコギキョウ、デルフィニウム等)の栽培技術の習得
■ 宿根草(きく類等)の栽培技術の習得
■ 球根類(グラジオラス、アルストロメリア等)の栽培技術の習得
■ 鉢花類(シクラメン、花壇苗等)の栽培技術の習得
■ 切り花類及び鉢花における開花調節技術の習得

果樹課程

果樹部門における優れた担い手を育成するため、りんご及び一般果樹コースを設け、全国一の生産量を誇るりんごを中心に、県内での産地化が進んでいる他の一般果樹(ぶどう、日本・西洋なし、おうとう、ブルーベリー、もも)も含めた果樹全般の基本技術、経営的手法を、次の事項により実践的に習得させます。

共通

果樹共通

■ 果樹の生態観察に基づく作業適期判断方法の習得
■ 病害虫発生状況観察に基づく農薬散布時期判定方法の習得
■ 果実の食味等熟度判定に基づく収穫時期判断方法の習得
■ 整枝剪定理論及び技術の習得

りんごコース

 
■ 台木及び栽植様式に由来する栽培管理方法の習得
■ 高品質果実生産を目的とした栽培管理方法の習得
■ 主要品種及び有望品種の栽培特性の理解
■ 施肥、剪定等樹勢管理技術の習得

一般果樹コース

■ 雨よけ等施設栽培方法の習得
■ 地力や気象条件に適合した作目及び品種選択方法の習得
■ 販売を意識した収穫果品質管理方法の習得
■ 果樹複合経営に向けた作業管理方法の習得

畜産課程

畜産部門における優れた担い手を育成するため、畜産コースを設け、乳用牛及び肉用牛を中心に、家畜の飼養管理技術、飼料作物の栽培・収穫・調製技術、経営技術についての専門知識を次の事項により習得させます。

共通

畜産kyoutuu
■ 家畜の繁殖生理、栄養生理、衛生、育種の基礎的知識の習得
■ 家畜の体構造と各器官の機能の基礎知識の習得
■ 家畜飼養管理の基礎的知識と基本的飼養管理技術の習得
■ 草量の確保のための、草地の肥培管理技術の習得
■ 環境保全型畜産経営の習得

酪農

乳牛
■ 繋ぎ飼い牛舎とパイプライン方式の搾乳による酪農経営技術の習得
■ 高泌乳牛に対応した飼養管理技術の習得
■ 牛群検定事業を活用した経営管理技術の習得

肉牛

肉牛
■ 電気牧柵利用による放牧草地の有効利用と放牧管理技術の習得
■ 肉牛改良と肉牛経営技術の習得
■ 高品質牛肉生産のための飼養管理技術の習得

6次産業化コース

地域の6次産業化を担う優れた人財を育成するため、農畜産物の加工技術や商品設計、マーケティングに基づく販売、経営管理等の専門知識を次の事項により習得させます。

■農畜産物の特性を生かした付加価値の高い加工品生産に必要な加工・貯蔵技術の習得
■食品衛生やHACCPに関する知識の習得
■商品価値の高い売れる加工品づくりに必要なマーケティングの考え方や具体的手法の習得
■作った商品を消費者に届ける仕組みに関する知識の習得
■労務管理や原価計算など、経営管理に必要となる基礎知識の習得

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青森県営農大学校 教務研修課
電話:0176-62-3111(代表)  FAX:0176-62-3986

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