青森県学校保健会 会長 あいさつ

　この度、青森県学校保健会会長に就任いたしました。前任の齊藤会長による長年の取組を踏まえながら、児童生徒の健康の保持増進のため、学校保健活動の推進に尽力してまいります。
　さて、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行をはじめとした社会環境や生活様式の変化は、子どもたちの心身に大きな影響を与え、様々な健康課題が生じております。特に、ライフスタイルが原因となり引き起こされる疾病は、その発症が低年齢化してきているとともに、本県においては、肥満傾向の子どもの出現率が全国平均を上回る状況が続いております。このような本県の課題を解決するためにも、子どもたちが生涯にわたって健康の保持増進を図るための資質や態度を育てる必要があり、学校、家庭及び地域の関係機関等が相互に連携し、発達の段階に応じた健康教育を推進していくことが極めて重要になっております。
　このため、青森県学校保健会では、学校保健に関わる大会・研修会の開催、学校保健に関する調査研究、「学校保健会だより」及びホームページによる学校保健に関する情報提供、「健やか青森っ子プラン」による学校保健に関する事業を実施し、本県の未来を担う子どもたちの健やかな成長を支援することとしております。
　今後とも、学校・家庭・地域をつなぐ役割を担い、学校保健活動のより一層の充実を目指し、子どもの心身の健康を育む取組を推進していきたいと考えておりますので、皆様方の一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
　なお、本会では、子どもたちの健康課題に対して、継続的かつ的確に対応するため支援団体を募集しております。是非とも、青森県の子どもたちの健康を守るため、支援団体として御協力いただきますようお願い申し上げます。