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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
日本刀 銘津軽主為信相州綱廣呼下作之
日本刀 銘津軽主為信相州綱廣呼下作之
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | にほんとう めいつがるのしゅためのぶ そうしゅうつなひろをよびくだしてこれをつくる 日本刀 銘津軽主為信相州綱廣呼下作之 1口 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 昭和37年11月16日 |
公開状況 | 非公開 |
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時期<江戸時代初期>
刀剣は、桃山時代の慶長元年(1596)以前につくられたものを「古刀」、それ以降に造られたものを「新刀」として区別するが、この日本刀は、岩木山神社所蔵の「銘相州住綱廣」と同じく3代目綱廣による新刀初期のものである。
津軽為信は、相州(神奈川県)から綱廣を堀越城に呼び寄せ、慶長9年(1604)から11年間にわたって刀剣を鍛えさせたが、これは慶長11年に制作されたものの内の一つであることが銘からわかる。
造込は鎬造で反りは高く、切先はやや延び、棟は台形の峯を持つ三ツ棟である。