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河川砂防施設課事業概要

更新日:2008年07月01日 下北地域県民局地域整備部

1.河川事業
 下北地域県民局地域整備部管内には一級河川水系はありませんが、田名部川、川内川をはじめととする21の二級河川水系を有し、河川管理数は45河川、管理延長は約191.3kmに及んでいます。
・脇野沢川総合流域防災事業
  脇野沢川はむつ市脇野沢(旧脇野沢村)市街地を流れる二級河川ですが、川幅が狭く治水安全度 が低いため、度々水害を受けてきました。そこで、平成3年度に河川改修事業に着手し、現在は愛 宕橋付近から渡向橋付近までの約620mを当面の整備区間として捷水路(※)を建設することと して、平成19年度は川の利活用を地元住民から意見を取り入れるワークショップによる事業展開 を図り、護岸及び掘削等の工事に着手しました。
  
  ※捷水路(しょうすいろ)…川が大きく曲がりくねっている部分を矯正し、洪水を安全に流下さ
                  せるために建設する新しい川。
脇野沢川総合流域防災事業
2.海岸事業
 下北地域県民局地域整備部管内は本州最北端にあり、津軽海峡、太平洋、陸奥湾と三方を海に囲まれ、海岸線に沿って細長く家屋が連なっているため、海岸災害を最も被りやすい地域となっています。
 したがって高潮対策、侵食防止対策として海岸護岸や離岸堤の設置等、昭和40年代から海岸保全事業を積極的に実施し、現在は、城ヶ沢海岸をはじめとする45地区の海岸総延長約58.1kmを海岸保全区域に指定しており、離岸堤や人工リーフ等の設置を主体に事業を実施しています。
  • 烏沢海岸侵食対策事業
    烏沢海岸侵食対策事業
3.砂防事業
 下北地域県民局地域整備部管内は、8割以上が山地で住宅適地が少ないため、多くの住民が土石流や地すべり、がけ崩れ等土砂災害の危険性が高い地域での生活を余儀なくされています。
 これらの土砂災害から、生命・財産を守るために砂防関連の各種事業が行われていますが、特に「砂防事業」の歴史は古く、昭和17年に風間浦村の新湯川に着手して以来、152箇所の砂防指定地を指定し、現在も整備促進を図っています。
 現在、主な砂防事業としては下記の事業を展開していますが、今後も土砂災害を防止するとともに、自然環境、景観の保全と創造及び渓流の利用等にも配慮した事業を促進します。
・大荒川火山砂防事業
 大荒川は、釜臥山(標高879m)に源を発し、むつ市大平地区市街地を貫流後、陸奥湾(大湊港)に注ぐ土石流危険渓流です。また大荒川は2級河川にも指定されています。
 この川の下流域には、大平地区の多数の人家や下北の重要な交通基盤である国道338号及びバイパス、さらに小学校やJR大湊線等々むつ市の重要施設が集積しており、これらを土石流災害から保全するため砂防えん堤等を整備しています。現在は写真中○印箇所において、土石流出の防止軽減を図るため砂防えん堤の建設工事を実施しています。
大荒川火山砂防事業
4.地すべり防止対策
 下北地域県民局地域整備部管内の地すべり防止区域指定箇所は佐井村矢越区域の一箇所のみであるが、現在調査、工事はおこなわれていません。
5.急傾斜地崩壊対策
 当管内の急傾斜地崩壊対策危険箇所は168箇所となっており、がけ崩れによる災害の防止を図るため、急傾斜地崩壊危険区域として62区域で約84ha(平成20年4月1日現在)を指定し、適正な管理に努めています。
 当整備部管内の急傾斜地崩壊対策事業としては、昭和43年に東通村の白糠区域に着手して以来、現在も積極的にに整備促進を図りながら、市町村との連携のもと土砂災害危険箇所マップを作成配布し、地域住民への周知徹底を図っているところです。
家ノ上区域急傾斜地崩壊対策事業(←写真があります)
むつ市川内町の家ノ上区域は、むつ湾に面し斜面の上には県立川内高校、下には人家及び国道338号があります。斜面は植生が悪く、崩壊箇所も見られ豪雨による斜面崩壊の不安が大きい状態になっています。また、幹線道路となっている国道338号には迂回路がなく、崩壊すると交通が遮断されます。この工事を行うことにより住民の安全を守り、地域の主要交通を確保します。
6.河川総合開発事業
 奥戸川河川総合開発事業(奥戸生活貯水池建設事業)は、大間町奥戸地区を流れる2級河川奥戸川中流域に「生活貯水池」を建設する事業です。
 この奥戸生活貯水池は、小規模な多目的ダムとして建設される予定であり、洪水調節、水道用水の開発を行うとともに、既得取水の安定化及び河川環境の保全等のための流量を確保するという複数の目的・機能を有しています。
 本事業は、平成2年度に採択され、現在本体着手に向け、各種調査及び設計等を進めています。

●ダム建設の目的
(1)洪水調節
    基準地点(奥戸橋直上流)において概ね30年に1回発生すると予想される流量210立方
    メートル/秒を150立方メートル/秒に低減する。
(2)流水の正常は機能の維持・増進既得取水の安定化、河川環境の保全等
(3)水道用水
    大間町の水道用水として約2,200立方メートル/日を確保
●ダムの緒元
・堤 高    約33m
・堤頂長   約159m
・総貯水容量 約1,590千立方メートル
・湛水面積  約0.15K平方メートル
おこっぺ川河川総合開発事業
川内ダム写真
土砂災害マップ(土砂災害危険箇所図)
 「土砂災害危険箇所マップ」の配布のよる警戒避難活動の支援を行っています。
  • 危険箇所マップ
  • 土砂災害防止ポスター
 

お問い合わせ

下北地域県民局地域整備部 河川砂防施設課
電話:0175-22-8581
(河川砂防管理 内線269・270・271)
(河川砂防整備 内線273・272)   FAX:0175-22-9540
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