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野辺地町漁協が「意欲溢れる攻めの農林水産業賞」最優秀賞を受賞しました

更新日:2008年11月21日 東青地域県民局地域連携部


写真:選考委員長の県生活協同組合連合会専務理事の小野寺静子氏による講評
 青森県では、市場競争に打ち勝つ販売活動の強化などを柱とする施策「攻めの農林水産業」を推進し、自主・自立の農林水産業の確立をめざしています。
 また、県では「攻めの農林水産業」への取組を契機に、創意工夫によって収益性アップを実現した事例をクローズアップする「意欲溢れる攻めの農林水産業賞」を創設し、毎年、優良事例の表彰を行っています。
 今年は、野辺地町漁業協同組合が同賞の最優秀賞に輝き、11月12日に青森市民ホールで開催された「攻めの農林水産業」推進大会の席上、表彰式が行われました。
 野辺地町漁業協同組合は、ホタテ貝漁業を主体とする組合員数303名の中堅漁協で、受賞理由となった収益性アップのポイントとして、次の4点が紹介されました。
1 生産履歴を明確にするトレーサビリティシステムの導入とQRコード化への転換
 (ホタテ貝では全国初)
2 信頼性向上に伴う大手量販店や県内スーパーとの取引量の拡大
 (2004年度:84トン、3,162万円→2007年度:228トン、9,214万円)
3 産直出荷による単価アップと流通コスト削減
 (2007年度漁業者1人当たり手取り増収額45万円)
4 良質な大型貝の生産拡大
 (適正養殖密度への移行と半成貝から成貝出荷へのシフト)

 野辺地町漁協では2003年当時、単価の安い加工向けがホタテ貝出荷の約8割を占め、同年の異常気象による大量へい死により水揚金額が大幅に落ち込み、漁協経営自体が厳しい局面に追い込まれていました。
 この苦境を打開するため、同年12月に導入したトレーサビリティシステムが評価され、2004年から開始した大手量販店イトーヨーカ堂との直接取引が軌道に乗り、流通コスト削減と収益性アップに結びついたことが高く評価されたものです。
 また、野辺地町漁協では、特色である地まきホタテ貝を2007年7月「野辺地特産活ぢまきほたて」として商標登録、差別化による本格販売にも乗り出しています。
 今後は、活ホタテ貝、活ナマコのほか、特産のトゲクリガニのトレーサビリティシステム導入やヒラメの活〆など、取引品目の積極的な拡大にも取り組んでいくこととしています。
  • 写真:青山副知事より賞状の授与を受ける野辺地漁業協同組合の五十嵐實代表理事組合長
    青山副知事より賞状の授与を受ける野辺地町
    漁業協同組合の五十嵐實代表理事組合長
  • 写真:他の受賞者とともに記念撮影に臨む五十嵐組合長(前列左端)
    他の受賞者とともに記念撮影に臨む
    五十嵐組合長(前列左端)
  • 写真:事例発表を行う野辺地町漁業協同組合の杉山正七業務課長
    事例発表を行う野辺地町漁業協同組合
    の杉山正七業務課長
  • 写真:ホタテ貝に続いて特産のナマコにもトレーサビリティシステムを導入しています
    ホタテ貝に続いて特産のナマコにも
    トレーサビリティシステムを導入しています
  • 写真:県内はもとより県外でも積極的な販売PR活動に取り組んでいます
    県内はもとより県外でも積極的な
    販売PR活動に取り組んでいます
  • 写真:この日の「攻めの農林水産業」推進大会には多くの農林水産業関係者が参加しました
    この日の「攻めの農林水産業」推進大会には
    多くの農林水産業関係者が参加しました
  • 写真:東青地域の加工グループの皆さんは自慢の加工品をPR
    東青地域の加工グループの皆さんは
    自慢の加工品をPR
  • 写真:「生産と結びついた新たな農産物販売への挑戦」と題して講演を行ったイトーヨーカ堂第一販売事業部長の戸井和久氏
    「生産と結びついた新たな農産物販売への挑戦」と題して
    講演を行ったイトーヨーカ堂第一販売事業部長の戸井和久氏


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電話:017-734-9412  FAX:017-734-8217
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