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更新日付:2016年8月29日 東青地域県民局地域整備部駒込ダム建設所

barrage journal(駒込ダム建設所新聞) 第107号

ばらーじゅ・じゅるなる
第107号 平成28年8月

台風に伴う洪水調節について(台風第7号、台風第9号)

 青森市では、7月下旬の梅雨明け以降、まとまった雨が降っておらず、稲作等への影響が懸念されていましたが、8月中旬以降は天候が一変し、台風が立て続けに来襲するなど猛威をふるっています。今月号は、各ダムの洪水調節の状況や、下流の水位低減効果について紹介します。

下湯ダムの洪水調節効果【速報】(H28.8.17 台風第7号)

○下湯ダム流域では、台風第7号の影響により累計雨量が128mm(下湯ダム地点)に達し、ダムへの最大流入量は約136m3/sを記録
○洪水調節により、最大127m3/s(93%)をダムに貯め込み、下流に流れる量を大幅に低減。
○新妙見橋地点(青森市妙見)で、約1.70mの水位を低減させる効果があったものと推測。

 下湯ダム流域では、台風による集中豪雨の影響で、一気に川が増水し、ダムに濁流が流れ込みました。

 ①はダム上流部にある旧下湯橋付近の状況です。橋が流れてしまうのではと心配になるような勢いで、急激に水位が上昇しています。

 ②は洪水調節を行っているところで、流入量が最大になったときは、貯水池に流れ込んだ水136m3/sのうち、9m3/sを下流に流し、残りの127m3/sをダムに貯め込んでいます。この調節により、下流に流れる量が大幅に低減し、川の増水を緩和することができます。

 ③は減勢工と呼ばれるもので、洪水吐から流れてきた洪水の勢いを弱め、川が侵食されるのを防いでいます。

 ④は青森市新妙見橋付近の状況で、②の洪水調節を行ったことにより、約1.70mの水位低減効果があったものと推測されます。

浅虫ダムの洪水調節効果【速報】(H28.8.23 台風第9号)

○浅虫ダム流域では、台風第9号の影響により累計雨量が86mm(浅虫ダム地点)に達し、ダムへの最大流入量は約6.5m3/sを記録
○洪水調節により、最大6.2m3/s(洪水吐トンネルから海へ6.0m3/s放流、ダムに0.2m3/s貯留)をカットし、下流に流れる量を大幅に低減。
○銀杏橋地点(青森市浅虫)で、約0.42mの水位を低減させる効果があったものと推測。
 浅虫ダム流域では、8月23日の台風第9号の影響で川が増水し、洪水調節を行いました。
 累計雨量は86mmと比較的少なかったのですが、8月17日に来襲した台風第7号の降雨により山林の保水力が低下したため、降った雨がそのまま流出したようです。

①はダム直上流部の状況で、護岸の天端付近まで水位が上昇しています。

②は貯水池の状況で、流入量がほぼピークを迎えた状態です。

③は洪水調節を行っているところで、貯水池に流れ込んだ水6.5m3/sのうち、洪水吐トンネルから海へ6.0m3/s放流し、ダムに0.2m3/s貯め込むことで、浅虫地区の洪水被害を軽減しています。

 これは、浅虫地区では④のとおり川幅が狭く、安全に流せる洪水の量に限度があるため、洪水のほぼ全量を洪水吐トンネルに流すことで、川の増水を防いでいるものです。
(実際に、「ダムができてから、洪水が起きなくなった」との声もあります!)

【ダムの洪水調節効果】 http://www.pref.aomori.lg.jp/kotsu/build/dam_kouka.html

 以上、2週連続で洪水調節を実施しましたが、どうやら3週連続の対応が必要となる見込みで(台風第10号接近中)、身が引き締まる思いです。

この記事についてのお問い合わせ

東青地域県民局地域整備部駒込ダム建設所
電話:017-777-3812  FAX:017-777-4064
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