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更新日付:2015年10月28日 医療薬務課

自治体病院機能再編成

1 自治体病院機能再編成の趣旨

 青森県内には 24(平成27年4月現在)の市立や町立等の自治体病院があり、長年、地域医療の水準の向上やへき地をはじめとする過疎地域等への医療の提供に貢献してきました。また、地域の中核病院として、脳血管疾患、心疾患、がん診療、周産期医療等の地域に必要とされる高度医療を提供し、さらには二次救急医療の中心的な役割や災害医療の拠点として地域医療に貢献しています。

 これまでは、それぞれの病院が初期医療から高度・専門医療までを提供できる施設完結型の病院を目指して医療の充実を図ってきた傾向にありますが、医師の確保が困難で経営が厳しい中で、ひとつの病院で医療が完結することを目指すのは困難です。このような状況を踏まえ、地域医療体制を効率的に整備していくためには、それぞれの病院が機能を分担し、自治体病院の枠組みを超えて、広域的に地域医療を支えていくことを検討する必要があります。
 また、自治体病院間のみならず、国立等の病院や民間病院との役割分担と連携を深めていくことが、本県の地域医療の確保を図る上で必要不可欠であり、この実現にあたっては、地域住民の理解と協力が欠かせません。

 これらを進めていくためには、行政部門も病院も住民に的確に情報を提供しながら、それぞれの地域・圏域での医療・介護の将来像を示しつつ、住民と対話していくことが非常に重要であり、住民が医療に対して関心を高め、医療従事者とともに地域医療を守っていくという姿勢が必要になります。
 各圏域の中核病院は、医師その他の医療従事者をひきつける魅力的な病院、いわゆるマグネットホスピタルとして、医師をはじめとする医療従事者の確保の一翼を担い、それが困難な地域、病院への支援をしていくことが求められます。

2 自治体病院機能再編成の基本的な考え方

  • 二次保健医療圏全体で地域医療を支えていく体制を構築します。
  • 特殊・高度専門医療以外の、脳卒中、がん、心筋梗塞などの一般的な医療が、圏域内で完結できるよう地域医療の底上げを図ります。
  • 圏域内に、救急医療や高度・専門医療を担う中核病院を確保し、急性期医療に対応するとともに、医師にとって魅力のある勤務環境を創出します。
  • 中核病院の周辺の医療機関については、地域の実情を検討した上で、回復期医療を担う地域の病院や在宅医療を含めた初期医療を担う診療所への転換を図り、地域住民の医療ニーズに対応します。

3 自治体病院再編成の取組

 県では、平成11年12月に「青森県自治体病院機能再編成指針」を策定し、各自治体が自治体病院の機能再編成に取り組みやすい環境を整備しました。これを受けて二次保健医療圏ごとに自治体病院機能再編成計画の策定と策定された再編成計画の実現に向けた取組が進められており、一層の推進が求められています。
 なお、西北五圏域においては、自治体病院の経営主体を一本化し、新たな中核病院を中心に、初期、二次医療を担うサテライト医療機関との機能分担と連携を行う先進的な取組が進められています。

地域医療構想について
 県では、 「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」(平成26年6月施行)による改正医療法に基づき、医療計画の一部として、地域の医療提供体制の将来のあるべき姿を定める「地域医療構想」を平成27年度中に策定することとしています。
 地域医療構想は、限られた医療資源の中で、効率的かつ質の高い医療を提供するため、急性期から回復期、慢性期、在宅医療・介護に至るまで一連のサービスが切れ目なく、また、過不足なく提供される体制を確保することを目指して策定されるものです。
 県では、この地域医療構想の基本的な考え方に則り、自治体病院と公的な病院や民間病院との役割分担や連携が図られ、地域住民にとって最適な医療提供体制が構築されるよう、引き続き、自治体病院の機能再編成を推進していきます。

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医療薬務課 地域医療確保グループ
電話:017-734-9287  FAX:017-734-8089

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