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理化学部 - GLP/試験所認定制度/貝毒

更新日:2008年12月17日 青森県環境保健センター

GLP 試験所認定制度
  • GLP
 GLPはGood Laboratory Practiceの略であり「検査データの信頼性を確保するシステム」と訳されています。すなわち、検査内容を外部に対して透明なものとするため、検査業務のすべてを文書により標準化(標準作業書)し、検査経過は生データも含めすべて記録、保管します。また、検査精度の信頼性を確保するため、内部精度管理、外部精度管理を計画的に行います。さらに、信頼性確保部門を検査部門から独立して設け、検査業務について定期的に内部点検を行うというものです。平成9年度から食品衛生法に係る検査の業務管理(GLP)が義務づけられています。
  • 試験所認定制度
 試験所認定制度とは、認定機関が所定の基準(ISO/IEC17025)に基づき試験所の審査を行い、試験所が特定の試験を行う能力を有していることを認定する制度です。
 試験所認定の要求事項は大きく分けて管理システム要求事項と技術的要求事項の2つがあり、それぞれ13及び10の項目からなっていますが、簡単に言うと品質システムが確立され、技術的能力が保持されている必要があります。
  • 貝毒
 下痢性貝毒はその名の通り下痢が主な症状で、死に至ることはありませんが、麻痺性貝毒は麻痺を主な症状としてひどい時は呼吸麻痺で死亡することもあります。
 下痢性貝毒も麻痺性貝毒も同じ渦鞭毛藻のプランクトンが原因と考えられていますが、有毒なプランクトンを貝が摂取することによって毒化します。どちらも主に中腸腺に毒が蓄積されています。
 下痢性貝毒の測定はマウス試験により行っています。すなわち、マウスの腹腔内に抽出溶液を投与して24時間後のマウスの生死から毒力を測定しています。
 麻痺性貝毒の測定もマウス試験により行っていますが、マウスの腹腔内に抽出溶液を投与後、マウスが死に至る時間により毒力を測定しています。試験の際には、国際的に認められたAOAC法に準じて毒の標準品によりマウスの感度補正を行っています。
 記憶喪失性貝毒はこれも名前のとおり重症のときは記憶喪失になったり、ひどい時は死亡したりします。原因プランクトンは珪藻という種類です。毒成分はドウモイ酸という、一種のアミノ酸です。日本での発症例はありませんが、EUでは検出されているようです。
 記憶喪失性貝毒の測定は、抽出や精製を行った後、高速液体クロマトグラフにより測定しています。
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