ホーム > 組織でさがす > 環境エネルギー部 > 環境保全課 > 夏泊ゴルフリンクス増設事業環境影響評価準備書についての意見の概要

関連分野

更新日付:2008年6月25日 環境保全課

夏泊ゴルフリンクス増設事業環境影響評価準備書についての意見の概要

知事意見

  • 総括的事項
     当該計画地は希少な動植物が生息・生育している浅虫夏泊県立自然公園地域に位置し、椿川の流域先は海水浴場として利用され、さらにその河口周辺の海域は各種漁業活動が営まれている。
     このため、工事中及び供用時においては、環境影響評価準備書に記載された環境保全対策及び監視計画の実施にとどまることなく、以下に示す事項についても十分配慮し、環境への影響をできるだけ回避・低減することにより自然環境や水環境の保全に万全を期すること。
     また、工事計画の変更等が生じた場合は、関係機関と協議を行い適切な措置を講じること。
  • 個別的事項
    (1)水質汚濁
     ア 工事中の濁水による影響については、下流河川及び河口周辺海域に著しい影響を与えないと予測・評価しているが、さらに濁水による影響を軽減させるため、裸地化を極力少なくするための方策として段階的に工事を実施するなど、工事工程・期間を見直すとともに、濁水に係る監視体制の強化を検討すること。
     イ 芝張において肥料を使用する場合は、使用時期及び使用量並びにその影響を明らかにし、必要に応じて降雨時における流出防止対策等を講じること。
     ウ 農薬の使用に当たっては、最新の農薬に関する情報の収集に努め、より毒性の弱いものを必要最小限使用することとしているが、さらに水環境や動植物に与える影響を低減させるため、従業員の教育、管理体制の整備などの徹底を図ること。
    (2)騒音・振動
     工事中の騒音・振動については、工種変更時、最盛時及び特定建設作業時等における調査の頻度を密にし、必要に応じて適切な対策を講じること。
    (3)動植物
     現地調査で確認された種のうち、「青森県の希少な野生生物―青森県レッドデータブック―」に掲載されているものについては、全て予測・評価を行うこと。
    (4)廃棄物等
     工事中に発生する産業廃棄物の種類、発生量及び処理方法を明らかにすること。

関連ページ

この記事についてのお問い合わせ

【現在作業中】R5の問い合わせ先です
環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする