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更新日付:2014年2月28日 環境保全課

五戸ウェイストパーク産業廃棄物管理型最終処分場設置事業に係る環境影響評価方法書に対する意見の概要

環境影響評価方法書

住民意見の概要

  • 浅水川を農業用水として使用しているため、最終処分場の処理水を放流することにより、農業や生活環境に影響がある。
  • 大雨により浸出液処理施設の浸出液調整設備の容量が不足し、未処理の浸出液が溢れて沢に流れ込むことはないのか。浸出液の処理能力と処理が追いつかない場合の対処方法、予想外のリスクに対する危機管理体制及びバックアップ体制について説明すること。
  • 埋立地外部の雨水を防災調整池で一時貯留後、水質検査を実施せずに排水することとしているが、周辺環境に影響を与える可能性が高い。
  • 多層構造シートの耐久性について説明が不足している。また、シートの破損が認められた場合の対処方法について説明すること。
  • 浅水地区、扇田地区等の周辺の多くの住民が、生活用水として地下水を利用している。最終処分場の建設工事や搬入された廃棄物等の影響で、地下水汚染、生活用水悪化、健康被害等の深刻な事態が予想される。
  • 水質観測用井戸の地下水について水質の悪化が認められる場合に講じるとしている生活環境の保全上必要な措置の具体的内容が不明である。
  • 最終処分場の技術や管理等が不十分なために地下水や浅水川流域、周辺土壌等を汚染した場合の具体的な対策について説明すること。
  • 廃棄物の搬入に伴い悪臭が発生し、生活環境に悪影響を受ける。数値設定等の具体的な悪臭防止対策について説明すること。
  • ごみの飛散、悪臭、カラス等の鳥獣類により農作物に被害を与えることや生活環境に悪影響を与えることが予想される。
  • 埋立処分する廃棄物に医療系廃棄物は含まれないのか。受け入れ廃棄物の管理体制について説明すること。
  • 174,000平方メートルもの自然を切り崩している。
  • 最終処分場閉鎖後の管理体制について説明すること。

審査会意見

  • 工事に伴う土砂の流出及び粉じんの発生の防止のため、環境保全対策として造成法面の早期緑化を実施することとしているが、当該対策においては、周辺植物への影響に留意し、周辺地域と調和する植物種及び緑化方法を検討した上で、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 埋立終了後から最終処分場の廃止の間において、環境に影響を及ぼすことのないよう適正に施設を管理する必要があることから、埋立終了後の施設の維持管理の具体的な方法を明らかにするとともに、埋立終了後の環境影響が想定される場合は、環境影響評価項目や調査、予測及び評価の手法を適切な方法に見直し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 工事に伴う資材等運搬車両が走行する搬入ルート沿道には人と自然との触れ合い活動の場は存在しないとしているが、浅水惣林橋地区残土処理候補地への残土運搬経路沿いに奥州街道が存在することから、環境影響評価項目に人と自然との触れ合い活動の場を選定することを検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 事業実施区域内で埋立資材として使用された鉱滓について、事業実施に伴い、掘削し場内の造成工事で使用するとしているが、鉱滓の飛散・流出により大気質、水質等に影響を及ぼすおそれがあることから、当該鉱滓の埋立経緯、性状、埋立量及び埋立範囲を適切な方法で調査及び整理した上で、鉱滓による環境への影響を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 現在検討中の設置予定施設及び必要に応じて実施することとしている環境保全対策について、施設の具体的内容及び環境保全対策の実施条件を明らかにするとともに、環境影響が新たに想定される場合には、環境影響評価項目並びに調査、予測及び評価の手法を必要に応じて見直し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。

知事意見

  • 工事車両及び廃棄物搬入車両の走行に伴い発生する粉じんにより、搬入路沿道の住居や農地等への影響が懸念されることから、搬入車両の走行に係る粉じん発生防止対策を明らかにした上で、「大気質(粉じん)」を環境影響評価項目として選定することについて検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 工事に伴う土砂の流出及び粉じんの発生の防止のため、環境保全対策として造成法面の早期緑化を実施することとしているが、当該対策においては、周辺植物への影響に留意し、周辺地域と調和する植物種及び緑化方法を検討した上で、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 埋立終了後から最終処分場の廃止の間において、環境に影響を及ぼすことのないよう適正に施設を管理する必要があることから、埋立終了後の施設の維持管理の具体的な方法を明らかにするとともに、埋立終了後の環境影響が想定される場合は、環境影響評価項目や調査、予測及び評価の手法を適切な方法に見直し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 工事に伴う資材等運搬車両が走行する搬入ルート沿道には人と自然との触れ合い活動の場は存在しないとしているが、浅水惣林橋地区残土処理候補地への残土運搬経路沿いに奥州街道が存在することから、環境影響評価項目に人と自然との触れ合い活動の場を選定することを検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 事業実施区域内で過去に埋立資材として使用された鉱滓について、事業実施に伴い、掘削し場内の造成工事で使用するとしているが、鉱滓の飛散・流出により大気質、水質等に影響を及ぼすおそれがあることから、当該鉱滓の埋立経緯、性状、埋立量及び埋立範囲を適切な方法で調査及び整理した上で、鉱滓による環境への影響を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 現在検討中の設置予定施設及び必要に応じて実施することとしている環境保全対策について、施設の具体的内容及び環境保全対策の実施条件を明らかにするとともに、環境影響が新たに想定される場合には、環境影響評価項目並びに調査、予測及び評価の手法を必要に応じて見直し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 河川や地下水等の水の利用の状況に関する資料調査が不十分であるため、県及び町に確認するなどにより、水の利用状況を確実に把握した上で、その利用状況に応じた調査、予測及び評価の手法を選定すること。

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環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

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