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あおもりOSS中核人材育成事業実施結果

更新日:2009年3月9日 新産業創造課

平成19年度実施結果
  • 実施体制:青森大学、株式会社青森電子計算センター
  • 実施期間:平成19年6月15日~平成19年12月7日
  • 受講対象:青森大学ソフトウェア情報学部学生
  • 受講者数:15名
  • テーマ:DVD、VHS、CDのレンタルショップを運営するためのシステム
(概要)
 平成19年4月に県が実施大学を公募した「あおもりOSS中核人材育成事業」では、青森大学ソフトウェア情報学部と株式会社青森電子計算センターが連携し、学部3年生および4年生を対象として、「顧客ニーズに対応したシステム開発を実践できるIT人材の育成」をテーマとした情報システム開発工程演習を実施しました。
 この演習では、ユーザーの持っている要求を引き出し、それらを整理して実現すべき機能をまとめる要求定義や設計などのソフトウェア開発の上流工程から、プログラム作成後の各種試験工程に至るまで、企業で行われているシステム開発を学生に擬似体験させました。
 この演習で実施されたような、情報システム開発においてユーザーからの要求を調査分析してシステム化するためのドキュメンテーション、レビューなど、必要なことのほとんどは、従来の大学教育が苦手としていたものでした。
 しかし、県内IT企業から派遣された講師の指導を受けながら、学生同士や顧客役となった講師との議論を行うなど、実践的な作業におけるノウハウ、ツール提供してもらうことにより、大学でもシステム開発を前提とした実践教育が可能であることを示すことができました。

(参考)
青森大学 目指せ!システム開発者
成果発表会資料
平成20年度実施結果(1)
  • 実施体制:八戸工業大学、サクサシステムエンジニアリング株式会社
  • 実施期間:平成20年7月10日~平成20年12月5日
  • 受講対象:八戸工業大学工学部システム情報工学科学生
  • 受講者数:10名
  • テーマ:カードリーダ/ライタを利用したアプリケーションプログラム
(概要)
 カードリーダ/ライタを利用したアプリケーションプログラムを作成することにより、基本設計、詳細設計、プログラム製造、結合試験までの一連のソフトウェア開発作業の基本事項の習得を行いました。
 参加した学生を2~3名のチームに分け、各チーム単位で仕様の検討~結合試験までの工程を実施しました。
 アプリケーションプログラムとして、1)プリペイドカードシステム 2)カルテ管理システムの作成を行いました。
 
 システム構成は以下のとおりです。
 1)カードリーダ/ライタ
  カードの情報を読み取る装置で、RS232Cインタフェースをもつ。
 2)端末用PC
  機能選択、データ表示、データ入力等のマンマシンインタフェースを行う端末。
 3)システム装置(Linuxが動作する)

 今回の演習を通して、以下の内容について基礎的な事項を習得してもらうことができました。
 1)上流工程
  ・ソフトウェア開発工程における基礎的事項の習得
  ・システム提案と基本仕様の習得
  ・ソフトウェア設計書作成法の習得
  ・ソフトウェアレビュー手法の習得
  ・ユーザ試用による評価とシステム改善提案
 2)下流工程
  ・コーディング手法の習得
  ・ソフトウェアレビュー手法の習得
  ・テスト手法の習得
  ・クロス開発における基礎的事項の習得

(参考)
八戸工業大学 システム情報工学科オフィシャルブログ
(カテゴリーから「あおもりOSS中核人材育成事業」を選んでご覧ください。)
平成20年度実施結果(2)
  • 実施体制:青森大学、株式会社青森電子計算センター
  • 実施期間:平成20年9月9日~平成21年12月16日
  • 受講対象:青森工業高校、青森山田高校
  • 受講者数:24名
  • テーマ:3DGIS(3次元地理情報システム)を活用したコンテンツおよびプログラムの開発
(概要)
 OSS中核人材の育成確保の観点から次世代を担う若者の発掘・育成のため、情報技術への関心を高め、情報系の高等教育機関や情報産業への志望を高めることを目的として、青森工業高校及び青森山田高校の情報系学科の生徒を対象として、3DGISを活用したコンテンツやプログラムの開発演習を実施しました。
 本講座は、3DGISを活用して、母校をバーチャルで再現する一連の作業を実習するものであり、高校生が企画・設計から行い、自分の学校の測量や写真撮影といった使用データの準備も行いました。その上で青森大学の演習室のコンピュータ環境を利用して、3DCGの作成、校歌の編曲およびデータ作成、ビューアソフトのプログラミング等について実習しました。
 講座を通して、ほとんどの受講生は講習内容に興味を持ち、積極的に参加していました。それぞれのコースで作成したコンテンツは完成度に違いこそありましたが、作成していた学生自身は普段扱わないようなツールや最先端を行く3DGIS環境に興味を持ち、楽しそうに取り組んでいました。特に、地元青森の情報、自分の母校といった身近なコンテンツを作成することが、彼らの興味をひきつけた要因のひとつでしょう。この様子は受講生のアンケート結果にあらわれており、当初の目標であるIT技術への興味の喚起については達成できたと思われます。
 また、今回の講座の実施により、講座をおこなう際のノウハウや技術的な基盤を整備することができました。講座を実施した際の課題が浮き彫りになったことで、次回以降の同様な講座を行う場合には、より充実した内容とすることができます。
 さらに、高校生と交流することができ、彼らがどのようにIT業界を見ているかなどを感じ取ることができました。また、講習を実施するにあたり高校の教員と事前に十分議論することができ、お互いにIT技術の教育や現状などの有意義な情報交換をおこなうことができました。

お問い合わせ

あおもりOSS推進協議会事務局:新産業創造課情報産業振興グループ
電話:017-734-9418  FAX:017-734-8115
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