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更新日付:2019年3月29日 林政課

第11回あおもり産木造住宅コンテスト審査結果発表&表彰式を開催しました。

「あおもり産木造住宅コンテスト」とは

安全・安心で良質な県産材の木造住宅を広く県民の皆様に知っていただくことにより、県産材の需要を拡大し、県産材の地産地消の推進と林業・木材産業及び木造住宅産業の活性化が図られることを目的としたコンテストです。
1 対象住宅
 募集対象となる住宅は、次の全てを満たすものです。
(1)青森県内において建築された新築の一戸建て木造住宅であること
(2)平成27年4月1日から平成30年9月30日までに完成したもの、若しくは完成する予定のもの
(3)青森県産材認証推進協議会が認証する認証県産材を概ね0.1m3/m2以上使用しているもの
(4)過去にあおもり産木造住宅コンテストに応募していないもの
《リフォーム部門(新規創設)》
(1)青森県内においてリフォームを行った物件(一戸建て住宅)であること
(2)平成27年4月1日から平成30年9月30日までに完成したもの、若しくは完成する予定のもの
(3)認証県産材を完成地に見える部分に使用していること

2 審査方法
 平成30年6月11日~9月30日まで募集したところ、21作品の応募がありました。応募作品について、県民の皆さんによる一般投票や審査委員会による審査を実施し、次のとおり受賞作品が決定しました。
 
3 全作品の公開
 平成31年3月に発行予定の「あおもり産木材地産地消ガイドブック」に掲載されます。

審査結果

受賞作品
受賞名 作品名 応募者
知事賞
(最優秀賞)
「下北の自然な家」 松浦一級建築設計事務所(むつ市)
優秀賞 「柏崎の家」 1952HINOKIYA一級建築士事務所(八戸市)
優秀賞 「川をのぞむ家」 有限会社大坊建設(田子町)
新築賞 「柴山の家」 大工舎(階上町)
審査員特別賞 「陽だまりの家」 有限会社日沢建設(田子町)
リフォーム賞 「家を引き継ぐ木の家リノベーション」 企業組合県木住(青森市)

表彰式

 平成31年1月22日、県庁にて、第11回あおもり産木造住宅コンテストの表彰式が開催されました。みごと知事賞(最優秀賞)に輝いた松浦一級建築設計事務所の松浦代表が、三村知事から知事賞の楯を授与されたほか、各受賞者がコンテスト実行委員会駒井会長から賞状を授与されました。
 三村知事からは「各作品ともに県産材を上手く活用し、木の家の心地よさを十分に感じられる家づくりをされている。今後も、良質な県産材を用いた住宅をより多くの県民へ普及してほしい」とのコメントがあり、受賞者の方々は1人ずつ、作品に込めた思いを知事の前で説明されていました。
  • 三村知事(右)と知事賞に輝いた松浦一級建築設計事務所の松浦代表(左)
  • 三村知事から受賞者へコメント
  • 記念撮影(前列右から、川島審査委員長、企業組合県木住佐藤代表、1952HINOKIYA一級建築士
    事務所椛澤代表、松浦一級建築設計事務所松浦代表、三村知事、有限会社大坊建設大坊取締役、
    有限会社日沢建設日沢専務、駒井実行委員会会長、後列右から、決め手くん、高谷農林水産部長、
    有限会社大坊建設施主様、有限会社日沢建設従業員、杉山林政課長)

受賞作品の紹介

<知事賞(最優秀賞)> 「下北の自然な家」 松浦一級建築設計事務所
  • 外観写真
  • 内観1
【講評】
 この作品は、下北の自然の中から生まれてきたような家をコンセプトに、外壁には無塗装の焼スギを使用し自然な風合いを醸し出すとともに、土間を設けることにより、家と自然豊かな周辺環境がスムーズに調和するように配慮しています。
 また、青森県の木であるヒバを柱、壁、フローリングにふんだんに使用し、壁紙は一切使わずに、室内の木部は無塗装にすることによって、ヒノキチオールの豊かな香りに包まれる室内空間を創出しています。
 さらに、デザイン面では、これまで、柾目で使用されていたヒバについて、あえて節ありで使用し、節を活かしたデザインを積極的に取り入れることによって、よりカジュアルな住宅となっています。
現代の高気密高断熱住宅の技術を保ちつつ、日本伝統の田の字形の間取りを現代風に仕上げた県産材住宅として評価され、最優秀賞に選ばれました。

<優秀賞> 「柏崎の家」 1952HINOKIYA一級建築士事務所
【講評】
 この作品は、多様な県産材を適材適所で使用し、使い勝手の良い平面プランが考慮された住宅です。
 住宅が多く立ち並ぶ地域であることから、視線の高さにはヒバの板張りを、2階以上は白系の左官仕上げを行うことで、柔らかな印象となるよう周辺に配慮しています。
 構造材について、土台にヒバ、柱にスギ、梁に南部アカマツを使用し、内装材では1階は主にヒバ、2階は主にスギを使用しているほか、大半の造作家具等が、端材の利用や木の色味等を考慮したデザインを取り入れた、地域の職人による手作りの建具となっています。和モダンな高性能住宅を多種多様な県産材を使用し、地域の建具職人も一緒になって作り出した今後のスタンダードモデルとなりえる県産材住宅として評価され、優秀賞に選ばれました。

<優秀賞> 「川をのぞむ家」 有限会社大坊建設
  • 外観
  • 内観1
  • 内観2
【講評】
 この作品は、築120年の古民家から譲り受けた古材を使用しており、1歩中に入ると古民家風な装いを持った住宅です。
 新田名部川沿いに面した閑静な住宅街であることから、日常の風景を望めるよう、居間には大きな窓が設けられ、外壁には県産スギを下見板張りしていることで周辺の風景に馴染むよう工夫されています。
 内装には県産スギなどをふんだんに使用して古材との調和を図っているほか、内装仕上げは施主が自ら行う事で、施主も一緒になって作った家となっています。地元で育った木を手刻みで加工し、古材との調和を図りつつ、現代風に仕上げた職人の力量が如実に現れている県産材住宅として評価され、優秀賞に選ばれました。

<新築賞> 「柴山の家」 大工舎
  • 外観
  • 内観1
【講評】
 この作品は、「古民家風で縁側があり懐かしい感じがする」、「吹き抜けにより見える梁が美しい」、「広々としてリラックスできそう」、「家に温かみがあり、家族楽しそうに暮らせそう」など、広々とした空間でありながら落ち着いた木の空間が県民から大変好評で、一般投票の結果、新築部門の住宅の中で住んでみたいという声が最も多く、新築賞に選ばれました。

<審査員特別賞> 「陽だまりの家」 有限会社日沢建設
  • 外観
  • 内観1
【講評】
 この作品は、ヒバやスギだけではなく県産の広葉樹も幅広く使い、職人の技術、知識、経験が一体となって作り上げられた住宅です。
 土台にはクリとカラマツ、柱はクリ、スギ、ケヤキを使用しており、また、内装にはヒバやアカマツを使用するなど、多様な樹種が適材適所で使用されています。
 特筆すべきなのは、通し柱に9寸角の手加工で仕上げたケヤキを使用し、3間物の手斧仕上げによるケヤキの梁をしっかりと受け止めているダイナミックスな佇まいです。地元の木が適材適所で使用され、職人の技術が詰め込まれている点において審査員からも一般県民からも評価が高く、審査員特別賞に選ばれました。
<リフォーム賞> 「家を引き継ぐ木の家リノベーション」 企業組合県木住
【講評】
 この作品は、「新築と変わらない素晴らしさがあるが、懐かしさも残っていて良い」、「薪ストーブを中心に家族が自然にあつまるような雰囲気が感じられる」、「以前の住宅の柱を見せ柱として再利用しているところに職人の心意気を感じる」、「木をふんだんに使っていて明るい雰囲気が良い」など、リフォーム住宅ならではの古材の再利用及び新築住宅と変わらない素晴らしい県産材住宅であるという点が県民から大変好評で、一般投票の結果、リフォーム部門の住宅の中で住んでみたいという声が最も多く、リフォーム賞に選ばれました。

過去の受賞作品等

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この記事についてのお問い合わせ

林政課林産振興グループ
電話:017-734-9517  FAX:017-734-8145

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