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更新日付:公開日:2017年7月21日

平成29年産りんご着果状況調査及び黒星病発生状況調査結果を取りまとめました。

内容

平成29年産りんごの着果状況及び黒星病の発生状況を調査し、
高品質りんご生産のための指導に活用するために、平成29年7月12日及び13日に、
県内72地点で調査を行いました。

1調査結果
(1)着果状況
例年どおり、仕上げ摘果中の園地が多いものの、本年の着果率は平年比で、
すべての品種、前年比では、ふじを除く品種が上回っている状況にある。

(2)今後の対策
全体的に成らせ過ぎの傾向なので、着果状況を点検し、標準着果率になるま
で仕上げ摘果・見直し摘果を徹底する。

2黒星病の発生状況
(1)調査結果
県全体での「ふじ」の黒星病の被害果率は0.7%であり、
昨年の2.7%を大きく下回っている。
調査時の着果率(32.7%)から黒星病を含む障害果率(1.1%)を引いても
31.6%と、標準着果率(25%)を上回っており、平年並みの生産量を
確保できる見込みである。

(2)今後の対策(8月〜収穫後)
適期防除と適正散布量を遵守する。
被害果と被害葉の摘み取りの徹底及び適正な処分を行う。
黒星病の発生が見られる園地では、昨年と同様、9月15日頃にすす斑病・
すす点病の特別散布で使用される薬剤の中から、黒星病に効果の高い薬剤を
選択し、特別散布する。

3 その他
腐らん病がやや見受けられるので、薬剤処理等により適正に処置する。

日程

2017年07月21日

添付資料

お問い合わせ

りんご果樹課
生産振興グループ
小松総括主幹
017-734-9492

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