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更新日付:2014年7月25日 

平成26年度病害虫発生予察情報注意報第2号をお知らせします。

内容

平成26年度病害虫発生予察情報注意報第2号

1 病 害 虫 名: いもち病(穂いもち)

2 作  物  名: 水稲

3発生地域:県内全域

4 発  生  量: 多   い

5 注意報発表の根拠
(1)7月中下旬の巡回調査における葉いもちの発生地点率は、津軽地域が66.7%(平年
 40.0%)、県南地域が39.4%(平年 15.9%)で平年より高かった。発病度は津軽地域
 が6.0(平年 2.2)、県南地域が2.4(平年 0.8)で平年より高かった(表1)。
(2)7月24日発表の1か月予報によると、向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時
 間は平年並か少ないと予報されている。7月26日~8月8日までは曇りや雨の日が多い
 見込みであり、いもち病の伝染に好適な天候が続くと予想される。

6 防除対策
(1)葉いもち対策
ア 水田をよく見て回り、葉いもちの発生を確認した場合には、直ちに茎葉散布によ
る防除を行う。特に上位葉(止葉や止葉次葉)の病斑は、穂いもちの伝染源となり
やすいので防除を徹底する。
イ 箱施用剤等の予防剤による防除を行った水田でも、効果が低下してくる時期なの
で注意する。葉いもちの発生がみられた場合は、直ちに薬剤を散布する。
(2)穂いもち対策
ア 穂いもちは出穂直後が最も感染しやすい時期であるので、出穂直前と穂揃期の
2回の茎葉散布を徹底する。また、散布間隔は7日程度とする。
イ 上位葉に葉いもちがみられた場合や抵抗性の弱い品種で葉いもちがみられた場合
には、穂揃5~7日後にも薬剤散布を行う。
ウ 耐性菌の発達を防ぐため、QoI剤(嵐剤、オリブライト剤、イモチミン剤、アミ
スター剤は同一剤とみなす)は年1回の使用にとどめる。

詳細は別添ファイルを参照してください。

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この記事についてのお問い合わせ

青森県病害虫防除所
山端技師
017-729-1717

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