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更新日付:2014年4月4日 

稲作生産情報第2号を発行しました

内容

稲作生産情報第2号(要約)


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   苗代予定地の消雪・排水対策を進めよう。
  種籾の浸種は丁寧に、催芽は「ハト胸状態(芽の長さ1ミリ程度)」を必ず確認しよ
う。
   健苗育成と適正施肥で、良食味・高品質米を生産しよう。
───────────────────────────────── 

<育苗作業>
1 苗代や育苗ハウスの消雪作業を急ぐとともに、排水溝を設置するなどして、置床の乾
燥を早める。また、損傷した育苗ハウスは、早めに補修する。

2 浸種や催芽作業を丁寧に行い、ハト胸程度(芽の長さ0.5~1ミリ程度)に仕上げ
る。

3 中苗のは種量は、箱当たり、催芽籾で125g(乾籾で100g)を目安とする。

4 出芽期間の気温が低く、出芽遅れが懸念される場合は、育苗箱を育苗器で加温してか
ら置床に設置するなど、出芽の促進に努める。

5 生育時期に合わせた温度管理を徹底するとともに、降霜や低温が予想される場合は、
被覆資材などで保温に努める。

6 かん水は、箱土が乾いて苗の葉先が巻き始めたら、午前中のうちに、育苗箱の底まで
しみ込むよう十分に行い、毎日の機械的なかん水はしない。

7 田植え1週間前頃からは、霜や強風に注意しながら、夜間もハウスやトンネルを開放
し、外気に慣らして、丈夫な苗に仕上げる。

8 育苗跡地に他作物を栽培する場合は、無孔シートを敷くなどして、育苗箱に施用する
農薬が置床にこぼれ落ちたり、かん水とともに浸透しないようにする。

<本田作業>
1 低温時に深水管理できるよう畦畔のかさ上げや補強を行う。

2 堆肥等の有機物やケイカル、ようりん等の土づくり肥料は、低温や病害等の抵抗力を
高めるので、土壌診断を実施し適正に施用する。

3 水田ごとに適正な施肥設計を行い、多肥栽培を避ける。


※ アップルネット(http://www.applenet.jp/)に本文を掲載しています。

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この記事についてのお問い合わせ

農産園芸課
稲作振興グループ 竹澤
017-734-9480

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